その他 - 月刊デジタルファクトリー作品一覧

  • UWAJIMA vol.1
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    両親が結婚する時、親戚一同が“海賊同士の結婚だ!”と言って笑っていたらしい。僕は愛媛で生まれてすぐ東京に来て育ち、夏休みに、毎年愛媛へ帰っていた記憶があります。時代は変わったけれど今帰っても、比較的、昔と変わらない風景で僕を迎えてくれます。そんな僕のルーツでもある、宇和島の西海を撮影したものです。
  • 熟咲
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    花の散り際、枯れゆく様を独特の色調でとらえてみました。全68カット
  • 女装の肖像 #3
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    「common hobby」 <同僚の男性の誕生日プレゼントは、女装させてくれることでした> ある日二人で私のスタジオにやってきた男女ペア、落ち着いた爽やかな男性のMさんと上品でよく笑う女性のSさん。二人は都内の落ち着いた会社の同僚。 SさんはMさんを女装させて、二人で写真を撮って写真集にしたいそう。聞くと、整った顔立ちのMさんをずっと女装させたいと言っていたら、自分の誕生日プレゼントに女装させる権利を貰った、とのこと。 スタジオにくるまでの間にメイクをしたり、一緒に買い物に行って洋服を選んだことをいきいきと話す二人は、まるでお人形遊びをしているようで女装にあるネガティブなイメージを払拭する爽やかさがありました。 ここに収めたのは、二人が初めて外へ出た日。 そして二人が付き合うようになって、初めて部屋の中でデートをする日。 友達から恋人へ移り変わる淡く面はゆい空気。女装が繋ぐ、男女の縁。そんなものもあるのです。
  • 女装の肖像 #2
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    山手線沿線の住宅街の一室でひっそりと営業するニューハーフヘルス。店長が住む部屋を待機部屋にして、様々な人が日々を送っています。そこにいるのは、ニューハーフ道を邁進する強烈な眼力の主・ユノ、まだ恋をしたことがないという人気ナンバーワンの19歳・チュリン、不細工だからとハードプレイを売りにして、マスクを被った接客・ヒミコカイザー。そしてひょんなことからお店に住んでいる職人のおじいさん。境遇も立ち位置も違う人たちが、「戸籍上は男」という共通点だけでそう広くない部屋に集い、それぞれの生活を送る様子を撮りました。オンナがひとたび集まれば、ファッションやメイクの話題に花が咲き、どう魅力的にボディラインを作り上げるかで盛り上がる。大変なことは多いけど、夢に向かって仲間と強く生きています。
  • 女装の肖像 #4
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    「accept you for who are you」 撮影の仕事を通して出会ったモデルの子から、実はパートナーがいるから紹介したいと言われた時、話を聞くに従って撮らなければならないとの思いを強くしました。 「男でいなくてはいけないというのが疲れる。 今のような姿が自分にとっての自然体」 と話すロングヘアのSさんは、戸籍上は男性。ショートカットの似合うMさんと入籍し、中部地方のメゾネットで仲睦まじく暮らしています。 二人の趣味で作ったかわいい部屋で二人で次に欲しいもののカタログを眺め、二人でどの服がいいかとっかえひっかえ。 その姿は姉妹や女友達のようにも見えるけど、そこには深い愛情があるのが柔らかい視線から感じられます。 セクシャリティを難しく考えすぎる人が多い中、自分自身をふわりと肯定し、パートナーと生きているその姿を見ていると涙が出るほど嬉しくて、この幸せのかたちの可能性に沢山の人が気づくようにと願ってやみません。 次は二度目の結婚写真を撮らせてもらいます。衣装はSさんがウェディングドレス、Mさんが男装タキシードで。そっちの方がしっくりくるんじゃない?と笑いながら、暖かくなるのを待っています。
  • 女装の肖像 #1
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    女装への罪悪感と25年以上にわたって葛藤を続けた末、ありのままの自分を受け入れることにしたという40代の男性。会社では優秀なリーダーとして篤い信頼を集め、趣味ではスポーツを愛し、筋トレを欠かしません。そんな男らしさの一方で、とても女性らしい感性を持ち合わせています。誰も家に入れたことがないという1Kのマンション。入り口の茶色のカーテンを引くと、一面ピンク色の世界。質感や色調を揃えた手作りのインテリア、自分のサイズに手直しした洋服の細かい仕事、その感性はまぎれもなく女性以上に女性的なものでした。「サーフィンや車と同じように、自分が打ち込んできた誇れることの一つなんだと思えるようになった」。女装はともすれば気持ち悪いと思われてしまいがちですが長い道のりを経て自分の心に向き合った彼の生き方は私にとって、尊いものに思われるのです。
  • 野川イサムの旅の風景 vol.01
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    女を撮りながら世界を旅して、心に焼きついた思い出の風景。
  • 野川イサムのロケの合間に見た花 vol.01
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    世界中をロケしてきた写真家が、束の間、美しさを感じた花たち。
  • ハリドワール
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    【齋門富士男 撮影記】 バラナシに2週間近く滞在していたら、飽きてきたのでハリドワールというところに行ってみた。デリーまで汽車に13時間あまり乗り、その後ギュウギュウ詰めのバスで6、7時間。遠い!ハリドワールについては、ガンジス河の源流であり、神々の住む山地への入口と観光ガイドブックの乏しい知識だけ。ものぐさというのもあるが、先入観なしの方がストレートに感じることができる気がして、あまり下調べなどはしないのが、いつもです。後でなにかの媒体などで、「へえ、こんなところがあったんだ、残念だなぁ」と少し思う時もあるが、それもまた出会った場所や人が、その旅の縁と思っている。ハリドワールのガートは着いた途端、なにか得体のしれないムンムンとした熱気が迫ってきた。「ここは撮りたいことがあるに違いない」。そういう、ピンとくる場所に出会うと、心が踊り、歩くのも速くなる。広く大きな河を大勢のインド人が取り囲んでいる。そして祈っている。その中に入り込み、人々の顔つきを見ると、街の匂いのするバラナシやデリー、ジャイプールなどで出会った人と違い、土着的な色が濃く、荒々しいパワーを放っている気がした。一番先に見に飛び込んできたのは岸辺に一列にならんでいる、手や足のない、物乞いの男たちや子供。そして、もの売りの女性、サドゥ、寝転がっているおじさん。着飾った女性。インドはどこもかしこも、やっぱり人だらけだなぁ。歩きざまに、ガンガン写真を撮りまくりたいところだけれど、突然、カメラを向けて拒否をされると、周りの人もNOだ。知らない森に迷い込んだ動物のように、慎重にとソロリソロリ進むのが肝心。撮りたい人のそばに座り込み、少し話をしたりして打ち解けたら、両腕に抱きかかえていたカメラをゆっくりと向け、「いいよ」というサインを待つ。やがて、誰か一人が写真を撮ることを受け入れてくれると、みんながOKサインを出してくれるようになったりする。まずは準備運動さながらに、人ごみをふらふら歩きながら、パシャ、パシャとシャッターを切ってみる。それから真っ先に気になった、赤いシャツを着た少年にゆっくり近づいた。片足がひざの下から無い。レンズの向こうには、まっすぐにこちらを見つめる瞳があった。気負いも曇りもなく、そこで物乞いをすることへの卑屈さも感じられなかった。彼らを撮ることの後ろめたさも、その少年を撮った瞬間に、吹っ飛んだ。「彼らも、現実のインドだ」それからは朝から晩まで、彼らと一緒にしゃがみこんでは、撮り続けた。撮りたいと思った対象を撮ることが出来て、なんか幸せになった。というか、彼らにもらった。乾ききった喉が癒やされていく。3日目にはガートでお祈りをするサドゥ達の集まる小屋に招かれ、写真を撮ることができ、チャイをごちそうになった。ハリドワールにいたのは、わずか3日。もっと滞在したかったが宿がとれず、リシュケシュに移動した。カメラをかかえている、一人旅のオジサンに、野宿は禁物!
  • バラナシ河岸
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    2011年4月、写真家・齋門富士男は30年ぶりにインド、バラナシのガンガー(ガンジス川)河岸を訪れた。インド中から死を待つ人々が集まるこのヒンドゥー教徒の「死出の地」で、写真家は何も考えずにひたすら写真を撮る日々を過ごし、バラナシの本当の姿を知った。 【齋門富士男 撮影記】 ガンガー河に沿って連なるガートには毎日、夜明けから夜中まで、数えきれない人が群がっている。河に向かい、お祈りをする大勢の人。地べたで眠っていたり、食べている人もいる。ノラ犬も牛も鳥もたくさんいる。ガートの端の方では死者を火葬したり、荼毘に付さず、水葬していたりする。そして、その河の水を浴び、飲み、持ち帰る。ガンガーの水がすべての罪を浄め、よりよい再生を叶えてくれるといわれ、崇められている聖なる河のほとりに佇んで、その空気を吸い、匂いを嗅ぎ、目で見て、浮かぶ言葉といえば「このグチャグチャな感じはやっぱり、すごいなあ」という平凡な感嘆と「インドでワシも考えた」という椎名誠さんの本の題名。さて、ここで、また写真に没頭するエネルギーが湧くのか? 2011年、4月。30年ぶりのバラナシの河岸で、すこしくたびれたオッサンはなんとも心もとない気分で、とりあえずシャッターを押すんです。毎日、毎日、ガートに出かけては写真を撮るんだけど、なんとなくピンとこないというか、集中しないというか、力がこもらないというか...ともかくダラシナイんです。それでも、30年も写真を撮っているから、「ちょっといいな!」という瞬間は見逃しません。ガートの外の迷路のような路地も、なんども行ったり来たりして、夜になるとビールを飲んで、カレーを食べて、眠って朝になる。そしてまたガートにでかけ、その日、目にしたことを撮る。ほとんど頭がからっぽで、あまりなにも考えなくなっていました。そんな写真もアリか? そんなことを2週間ばかり繰り返し、飽きて来たので、ハリドワールとリシュケシュに1週間ばかり出かけました。その写真は、また次にでも。 バラナシに戻って、小舟の船頭と知り合い、ガートの反対側の河岸に渡ることにしました。通称「対岸」と呼ばれる場所です。ガートでの賑わいが嘘のような、静寂の砂漠。そんな印象です。そこで見たものは河底が干上がり、 あらわになった人間の屍や牛の骨。それに食らいつく犬たちです。時々、対岸にある小さな村に住む人々にも会いました。不浄の地と呼ばれる対岸。バラナシの深い深い奥を覗き込んだようで、心が震えました。 滞在していた残りの10日間、取り憑かれたように対岸へと向かい、写真を撮りまくりました。その光景を撮るということの罪悪感と、撮りたいと思ってしまう欲求とを行ったり来たりで、毎日、グッタリして、人や動物がいて、食べ物やゴミの匂いのする路地があるガート側へと戻りました。たくさんの人の渦にまぎれ込むと安心感に満たされ、肩の力が抜けてくるのがわかりました。 小舟でわずか10分程度の距離にあるガートの河岸と対岸。30年前には知らなかったバラナシのほんとうの凄まじさをかいま見た旅でした。 今回の写真はバラナシ滞在のとりとめのない記録ですが、言葉では表せないなにかを写真で感じてもらえたらと思っています。
  • FUCK YEAH
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    国内外のスケートボーダーを中心にスケートトリック、スナップ、ポートレイト、ランドスケープで構成。撮影地は東京、沖縄、ニューヨーク、メキシコ、アムステルダム、バルセロナ。スケートボードを通して、僕の見てきた世界旅の一部分。彼らのスケートボードに対する思いは、カルチャーが始まり、アートを生み、カンパニーが設立され、ビジネスが成立する。だがそこに有るのは、お金でも、名声でもなく、自分らしく居られる事。ただの板にウィールが付いた乗り物が世界で多発的にムーブメントを起こし、国境を越えて繋がり逢える。言葉、人種の壁を越えてスケートボードには自由がある。
  • ふたり。vol.2
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    「今」大切な人はいますか? 「今」の自分にとって大事な人、愛する人、必要な人。 「今」のふたりの関係、その空気を写真に写します。
  • ふたり。vol.1
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    「今」大切な人はいますか? 「今」の自分にとって大事な人、愛する人、必要な人。 「今」のふたりの関係、その空気を写真に写します。
  • フランシス・ベーコンへの旅
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    1巻880円 (税込)
    写真家・加納典明が、写真を超える新たなビジュアル表現に取り組む作品世界を紹介!写真を超えようという加納典明の試みを如実に映し出す作品。フランシス・ベーコンがその絵画作品において、人間の顔を激しくデフォルメすることで人間存在の根本にある不安に迫ったように、加納典明も写真に極端なデジタル加工を施すことで、人のカオの内奥にあるイメージをビジュアル化しようとしている。加納典明の新たな境地を告げる記念碑的作品。
  • 道ばたポートレイト
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    【齋門富士男 撮影記】 どこを旅しても、気がつくと人を撮っている。すれ違いざまに撮ったり、遠くに見える全体の雰囲気にピンとくると、走って追いかける。どこの誰?何してる人?年齢は?そんなことは、関係ない。とにかく撮って、その後、話すこともあるし、お礼だけ言って通りすぎることもある。フレーミングへの思い込みや、して欲しいポーズも、無い。その人の魅力に服装が含まれる場合は全身を撮るし、顔そのものや目に魅力を感じた時は、寄りまくる。ひとつだけ、近かろうと遠かろうと、相手の目をレンズ越しにとらえたいという思いだけがある。 目は言葉より、おしゃべりだ。その人のいろいろな思いが見えてくる気がするから、こだわる。もちろん、旅で人を撮るというのは、ほとんど一瞬の出来事だから、心の奥底まで写すことは、むずかしい。でも、レンズ越しでの表情の移り変わりや目の中に、その人の弱さや強さや、優しさ。何かと戦っている心、時には邪気や狂気を感じたりすることもある。また、自分の調子がのらない時もあって、なんにも写ってないなぁ、という写真もいっぱいある。そんな写真には、自分のその時の弱さやあやふやさが見えてきて、それもよし、です。いわゆるポートレートといわれる写真とは外れるのかもしれないが、すべての決まり事ナシ。出会った瞬間に感じたまま撮る。それが自分流のポートレート。旅がそれを教えてくれました。今回は、インドのオジサン。デリー、ジャイプール、ジョードブル、バラナシ、リシュケーシュなど、あてもなく一人旅して撮った写真です。インドではやたら「オジサン」が目につく。立派な髭と大きくて深い色の瞳、そして顔に刻まれたシワに引きつけられることが多かった。道を歩いていたり、岸辺に座っていたり、祈っていたり。それだけなのに、なんかカッコイイ。ガンッと自分を持って生きているような感じ。ヒンドゥという宗教が内面の柱になっているのだろうか?50才を過ぎても、フラフラと定まらないことも多い自分とはえらい違いです。そんなカッコイイ、インドのオジサンの人生の一瞬に出会えたこちに感謝して、写真を選んでみた。それ違い、二度と会うこともないだろうオジサンの一枚の写真に、その人のストーリーを空想しながら。
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.6
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    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.3
    -
    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.7
    -
    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.2
    5.0
    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.5
    -
    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.4
    -
    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!
  • ユキとアユミのめっちゃ夏休み!32歳!Vol.1
    -
    1巻880円 (税込)
    親友同士のユキとアユミ。めちゃくちゃ遊ぶユキ、撮りまくるアユミ。四万十川の夏休み満喫!

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