伝統・芸能・美術 - 学術研究出版作品一覧

  • 月を掴み太陽も掴もう サン画廊キム・チャンシルの人生と芸術に捧げる愛
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 韓国の文化発展のために尽くした女性画廊主キム・チャンシル。彼女が美術誌に発表した様々な記事を収録した本が韓国で出版された。本書はその日本語訳である。朝鮮動乱で九死に一生を得る経験を何度もして、生き残った命。自分と向き合いながらまっすぐに生きた彼女が残した言葉の数々は、私たちが生きる意味を模索する中で、これからの人生にとってかけがえのない指針となるでしょう。
  • Two-Way Street in Art Education: Cross-Cultural Research
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    Diverse influences from abroad provide a prime field of cross-cultural research in art education. This book portrays the process of cross-cultural interpretation as a way of making sense of one’s world in relation to those of others. Cross-cultural research in art education is regarded as “a two-way street.” Chapters 1-4 provide information about art teacher training systems of Japan in 1990s, consider the introduction of European modernism into Japanese school art practice in 1920s, trace the influence of American art education literature on the historical development of Japanese art education in more than a century, and describe the story of incorporating contemporary U. S. art in Japanese school art practice in 1990s. Chapters 5-12 discuss obvious examples what Japanese art educators have learned from Europeans and Americans and provide detailed instances of what American art educators have learned from the Japanese. The cases of Akira Shirahama (1866-1927), Kanae Yamamoto (1882-1946), Seishi Shimoda (1890-1973), Arthur Dow (1857-1922), and Kenneth Beittel (1922-2003) are interesting because they illustrate the gap between what was learned from others and what was realized in modernist art education. A pilgrimage to others makes the living journeying itself that which is invaluable. Surely, “a two-way street” was needed between the American and Japanese art education to enrich each of us achieve cross-cultural understanding in art education. Without diverse influences, no country has its inherent cultural values as pearls in an oyster. Thus the two-way street between cultures in art and art education will be wide open.
  • 透視図と透視図法の構造 遠近法の図法を探る
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵画の遠近法の本は水平な平行線が地平線上の一点に集束する図を示し、図法や建築パースの本は作図法やそれによる精緻な製図を示してくれますが、それは「こうすれば描ける」という結論の様なものです。好奇心の旺盛な方は、「何故そうすれば描けるか」その背景の系統だった説明が欲しいと思うでしょう。本書はその答えを求めて書いたものです。現象だけでなくその本質が分かれば透視図を見る視野も大きく開けます。 本書の内容はおおよそ次のようなものです。透視図と透視図法の定義、線形要素の透視図に関する基本的な規則(透視図を描くためのいわば定理)、その規則を利用した各種の図形の透視図の描き方、諸図法に共通の技法であり図法に融通性を与える測点法の詳細、遠近感を生ずる距離の縮尺の直感的な把握、作図の設定と透視図の変化および透視図の持つ特性、介線法と介線の分析、集大成としての三消点透視図、透視図と視覚像の齟齬とその幾何学的な構造(平面に写実画は描けない理由!?)、絵画制作の場で遠近法として透視図法を利用する手段・・・・・・等々。 透視図と透視図法の世界を深く知るとそれは大変豊かな内容と面白さを持ったものであることが分かります。その世界を存分にお楽しみ下さい。 本書は、数年前に出版した「透視図法入門 アマチュア画家のメモ 遠近法の図法を理解しよう」の新装増補版に相当しますが、改めて考察を加えて理解を深め、内容を増補し、章節の構成を変え、文章を推敲して書の完成度を高めました。かつ、その内容が誤解なく読者に伝わるように題名を改めたものです。
  • ひだまりの歌
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一日一日を丁寧に生きる著者の、いのちの断片。絵日記画集。車いすの色鉛筆画家 いうちちひろの世界。彼女の絵は、繊細さを力とする。折れやすい骨が雄弁な物語を紡いで、さまざまな光に彩るのだ。この画集は、見る人すべてに、愛と生きる力を喚起するだろう(作家 安積遊歩)。厳しくて優しい「ちこちゃん」を体感できる一冊(Eテレ『バリバラ』ご意見番 玉木幸則)。 著者紹介: いうち ちひろ 1964年東京に生まれ、兵庫県で育つ。西宮市在住。6歳の時、先天性骨形成不全症と診断される。1983年、日本福祉大学に入学。二十歳から念願の一人暮らし。1987年、TRYの活動(大阪→東京を歩く野宿の旅)に参加。1989年、メインストリーム協会(自立生活センター)を仲間とともに設立。翌1990年、アメリカにて自立生活運動を学ぶ。障害をもつ当事者として、仲間の自立生活をサポートする傍ら、1996年、自己流で色鉛筆画・絵日記を描き始める。2016年、初の個展開催。現在、一日22時間の介助を受け、小さな庭のある部屋で自然の移ろいを感じながら、好きな絵を描く日々を送る。
  • 美術教育学叢書1 美術教育学の現在から
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    本書は美術科教育学会から創刊された美術教育学叢書の最初の巻である。美術教育の理論研究の現在を、その研究の最前線に探り、1970年代以降の美術教育学の成果と到達した地平を示すために本書は編まれている。美術教育学という理論研究がおかれている歴史的位置-現在を研究に関わる者が共有し、美術教育の現在から理論を生み出し、美術教育の現在へと過去の研究成果を還していくために、本書は七つの文脈にそれぞれ二つの論を配した14の章で構成されている。
  • 美術教育学叢書2 美術教育学の歴史から
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    美術教育史研究の現在地点を知る必読の書 本書は、美術科教育学会創立40周年を記念する事業として企画された『美術教育学叢書』の第2弾であり、これまで美術教育史研究を先導し牽引してきた金子一夫氏の責任編集による「美術教育史の歴史」をテーマとする論文集である。 本書には序章を含め17編の論稿が収録されている。いずれも優れた知見と知的刺激に満ちており、美術教育史研究の重要性を再認識させられるとともに、未開拓の研究領域の広大さを実感させられる。 美術教育史研究が到達し得た現在地点を確かめ、残された課題を知るための必読の書である。
  • 仏教の流れを辿り 仏像に親しもう
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仏教は誕生の地インドから、インド亜大陸北西部へと伝播し、アレキサンダー大王の影響を受け仏像を生み、更にシルクロードを通じて中央アジアに広がり、そうした中で大乗仏教という、大衆的でより哲学的な宗教へと発展し、更に東へと伝播して、中国に広まり、やがて我が国へともたらされる。我が国では仏教は、当初朝廷で、次には貴族たちに信じられたが、平安末期には新しい教義解釈が起こり、新興の武士階級や一般民衆へと広まっていく。 戦国期の浄土宗の闘争を経て江戸期の幕府の利用や国学等との対立などを経て、明治当初の廃仏毀釈による打撃を受けながらも、フェノロサ等による仏像等の芸術性の発見となり、近代の知識人達による仏教美術の高評価となった。 本書は、仏教が広まり行く過程で様々な種類の仏達を生んだ経緯を紹介し、色々な素材や造像方法について説明。さらに、やがて木材による像仏が盛んになり、定朝や慶派等の素晴らしい仏師たちが平安中期から鎌倉時代にかけて活躍するようになるが、こうした仏教の展開を背景に、像仏及び仏閣建立に至る経緯や事情など多くの歴史的事象やエピソードを交えながら、個々の仏像や仏閣を紹介している。 先ず、我が国最初の仏教受け入れの地奈良県からで、見逃せない大寺院が目白押しでもちろん仏像についても各時代を代表する素晴らしい仏像の宝庫ともいえます。次は長らく都が置かれた京都で、天皇や貴族、高僧などにより造立された大寺院や多く仏像も見どころ満載です。次は奈良、京都以外の近畿地区、そして東日本地区・西日本地区と素晴らしい仏像を紹介してまいります。 また中で特徴ある珍しい仏像も幾つか取り上げ、一章を設けて紹介し、最後に季節ごとに象徴的に思い起こされる仏像についても紹介する一章を設けている。
  • モリノコ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一貫して時間をテーマに創作活動を行ってきた木彫作家 丸尾康弘氏。彼が3.11を機に“自然と人間との共生”を見据え、生まれた作品にモリノコシリーズがある。今回、そのうちの1体のモリノコをモチーフに人形写真家 黒瀬麻美氏がモリノコワールドを作り上げた。 ロケーション・光・構成・構図の変化でモリノコに命が宿り、モリノコの森へと誘う。時の狭間に迷い込む様な不思議な感覚の写真集。 第24回日本自費出版文化賞グラフィック部門特別賞受賞作品

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