ノンフィクション - ブックウォーカー作品一覧

  • お座敷、夜遊び、祇園祭 湯山玲子の世界快楽遺産・京都編
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    「京都の『一見さんお断り』は、家族や友達のような親密空間を確保するシステム、ということがダイレクトに理解できました」と、奥座敷から体験することになった京都。「お茶屋バー」「会員制老舗バー」「太夫遊びと儀式」「旦那遊び」「美しい舞妓ちゃん」「肉の快楽、ステーキ」「喫茶店とコーヒー」「こんちきちんのビート」など、お寺や神社がまったく登場しない京都案内。日本が誇る大人遊びの快楽遺産は、京都にあったのです。【読了時間 約15分】
  • 俺、隠岐に立つ。 ~30歳からの島暮らし。好きなことをして生きてもいいんだ~
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    30歳を迎えたとき、言い様のない恐れを感じました。 このままじゃ、笑って死ねない。 やりたいこと一杯あるのに、一個もやっていない。 これはいったい誰の人生だ? (中略)  そんなわけで、移住準備真っ最中です――本文より 都会で生まれ育ち、出版社で仕事をしていた著者は30歳になって考えた。 それなりに結果も出してきた。でも、このままでいいのか? キーワードは「海」。転職サイトでヒットしたのは「海士町漁協」。 面接から2カ月後、妻と一緒に移住した。2010年9月のことだった。 朝7時過ぎに漁港に向かう。水揚げされた魚をチェックし、出荷の手続きをする。 魚の捌き方を学び、日本の漁業の未来を考える。 庭のハンモックで昼寝をし、最近はシーカヤックにハマっている。 海の近くで丁寧に暮らす――必要だったのは「決心」だった。 「島の旨いもの歳時記」は必読!【読了時間 約50分】 <目次> 私たちが島へ渡った理由 島暮らしのある一日/島へ渡った理由/シンプルな社会/小さな組織とスキル 決心 海士町を知ったきっかけ/初上陸/キーワードは海/会社辞めます/親に伝えます/引っ越します 海士町ってこんなところ 島の概要/島という組織/仲間たち/島の漁業 丁寧に暮らす 島の旨いもの歳時記/おすそわけの文化/休みの日の遊び方/一番おいしい食事 島の漁業に未来はあるのか 漁業の課題3点セット/漁業者の高齢化と後継者不足/燃油の高騰/魚価の低迷/旨い魚が食べられなくなる 藤澤裕介■1979年生まれ。出版社勤務を経て、2010年9月より海士町で島暮らしを始める。島根県隠岐郡海士町漁業協同組合勤務。
  • 危険ドラッグはなぜ「危険」なのか ~その怖ろしさと回復のヒント~
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    国立精神・神経医療研究センター勤務、薬物依存症治療を専門とする松本先生の外来には、この2、3年、危険ドラッグを使って精神状態がおかしくなったり、やめられなくなったりした依存症患者が殺到しているという。危険ドラッグはけいれん発作や意識障害など急激な反応が起こりやすく、「薬物」というよりむしろ「毒物」。脱法・安価・ネット販売など入手しやすい現状から、使用経験者は少なくとも40万人とも言われる。また、依存症患者の多くは「生きづらさ」を抱えていたりもする。危険ドラッグ使用者による交通事故があるたびに、「取り締まり強化」や「厳罰化」が叫ばれるが、それだけでは解決できない。「危険ドラッグ」と隣り合わせで生活する私たち。本書はその怖ろしさと、依存症に陥った場合の回復の具体的なヒントを収録した。構成・河野アミ【読了時間 約55分】 <目次> 危険ドラッグの現状 ~規制の本当の難しさとは? ・ほかの薬物と、どう違う? ・所持しているだけで違法? ・使用者が抱える「生きづらさ」 危険ドラッグの正体 ~薬物というより「毒物」だ ・ネットやショップで気軽に買える ・「いい気持ち」は長く続かない ・依存性と毒性は大麻の40倍 ・なぜやめるのが難しいか? ・危険ドラッグの売人は容赦がない ハマる前に、あるいはハマってしまったら? ・使用後の急性症状はどうしたらいい? ・危険ドラッグをやめたい場合は? ・家族や友人がハマっていたら? 危険ドラッグの使用に関する相談窓口、支援機関 松本俊彦◆国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 診断治療開発研究室長/自殺予防総合対策センター 副センター長
  • クリエーティブ・テクノロジスト
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    東日本大震災直後の通行実績データを可視化したConnectingLifelines(2011)。AppStoreランキングで無料アプリ総合1位を獲得した動画アプリRoadMovies(2012)。1989年のアイルトン・セナの走りを、鈴鹿サーキット上で音と光で再現したSound of Honda(2013)。フェンシングの高速の軌跡を可視化したオリンピック招致用映像(2013)。これらは全て菅野薫が関わっているプロジェクトだ。今、クライアントが広告に期待しているのはデジタル技術を活かした新しい表現。それを生み出し続けるクリエーティブ・テクノロジストとは何者なのか? その肩書きに込められた想いとは? 【想定読了時間30分】
  • 子どもたちは電子羊の夢を見るか?(1) 0歳からはじまるデジタル教育
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    この10年でデジタルデータは300倍にも膨れ上がっているという。これからの情報社会を生きぬくデジタルネイティブの子どもたちは【創る力】【課題を解決していく力】【他を尊重して協調する力】【未知のことに柔軟に対応していく力】【情報を処理する力】が求められている。現時点の教育はそれに対応しているとは言えない。東大工学部、MITラボを経て、主体的で協働的で創造的な学びの場【CANVAS】(NPO法人)を立ち上げた石戸奈々子さんは、10年間に全国各地で2000回ものワークショップを実施し、子どもたちの【自ら学ぶ力】を目の当たりにしてきた。デジタルは、それらサポートしてくれる【魔法の杖】になるのか? おすすめデジタルえほん13点も収録【読了時間 約45分】
  • 世界快楽遺産100 イビサ編認定(9)
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    気が遠くなるほど美しい夕陽。上等のDJプレイ。世界一うまいパエリャ。島に点在する個性的なクラブ。39歳の時、突如「クラブカルチャー」にハマり、雑誌を立ち上げ、世界のクラブ巡りを強行。さらには『クラブカルチャー!』という濃い本まで書き下ろし、濃密なクラブライフを経た著者といえば、『快楽上等!』『ベルばら手帖』『女装する女』等の著作で絶好調の湯山玲子。旅の快楽はハイテンションとリラックスの寄せては返す波のごとし。下北沢並みに土地勘のあるイビサの快楽を一挙公開。【読了時間 約16分】
  • 世界快楽遺産100 ウィーン編認定(12)
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    旅に出かけたとき、観光スポットはもちろん一見の価値がありますが、レストランや一息つくカフェ、居心地のいいバーや刺激的なクラブ、ちょっとしたお土産、リラクゼーションは、地元の人が普段行っているところに行きたい。なぜなら、そこが本当のヘビロテスポットだからです。快楽アンテナをピンと立てた著者がウィーンの友人と出かけた超おススメスポット&バカンスの楽しみ方、約30アイテムをご紹介。パリ編、イビサ編も配信中! ぜひ、一歩踏み込んだ旅をお楽しみくださいね。【読了時間 約24分】
  • 東京タヌキ探検隊!ガイドブック 都会でタヌキに出会ったら
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    犬みたいなんだけれど何か違う…タヌキ? 胴長で顔の真ん中には白い線…ハクビシン? 尾にシマ模様があるあれは…アライグマ? 実は東京都23区のタヌキの目撃情報(2009~2013年末現在)は1147件もありました。ハクビシンは約2000頭が生息しているといいます。ニコニコ学会β第5回シンポジウムで「研究してみたマッドネス」に登壇した「東京タヌキ探検隊!」の発表は、それらの情報を集めたものでした。本書はタヌキ、ハクビシン、アライグマの特徴や生活を知り、共生できる未来をみなさんと考えるためものです。冒頭にはビデオカメラをのぞくタヌキのツヤツヤの鼻がお待ちしています!【読了時間 約40分】
  • フィギュアスケート男子 最強日本の軌跡 ~ロミオ☆火の鳥☆イン・マイ・ライフ~
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    10年前、野辺山の夏合宿でノリノリで踊っていた高橋大輔。3年前、仙台のリンクで被災し、スケートをやる意味を考えた羽生結弦。今シーズン、「町田語録」なるものが注目された町田樹。「へたれ」と言われていた日本フィギュアスケート男子は、心折れやすく仲良しで、しかし、ケガにもルール改正に負けず、世界ジュニア優勝者4人を輩出するまでに至る。2014年、「最高の演技」を目指して戦った3人は、世界中の憧れでもある。絶好調の時もどん底の時も見守ってきた著者が10年のインタビューを振りかえる渾身の「読むフィギュアスケート」。フィギュアスケートに、失われた時間は一秒もなかった。【読了時間 約58分】
  • フィギュアスケート男子3 最強日本、若き獅子たちの台頭
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    「いい演技をしたら、勝てる」表現者、アスリートとして成長する宇野昌磨。「僕は負けず嫌いなので」ライバルと切磋琢磨する山本草太。「とにかくいろいろ、変えたかった。」全てを捨て、武器を手に入れた田中刑事。「今年はとにかく、僕らの番」他の選手を研究しながら努力を重ねる日野龍樹。「楽しく滑ること」が目標、ポジティブなエンターテイナー本田太一。栄光を目指し、若き獅子たちは挑み続ける。読むフィギュアスケート、大増量の第3弾。 ◆シニアの大海原へ 宇野昌磨  手ごたえと焦燥  降りた……!新たな4回転ジャンパーの出現。  世界歴代最高得点での優勝  「いい演技をしたら、勝てる。」  一日も無駄にしない。 ◆「ライバル」と「大躍進」 山本草太  大躍進の、その前に  ライバル、宇野昌磨  才能があり、努力もすれば最強の人になれる ◆すべてを手放したあとに 田中刑事  「全部変えたい!」  ふたつの武器を手に入れて  失敗を糧にして、アクシデントを乗り越えて ◆研究・覚醒・進化 日野龍樹  後輩選手たちをレコメンド  長久保先生の存在  「意思」を持つスケート  憧れの選手、挑まねばならぬ選手 ◆華を抱くエンターテイナー 本田太一  武器は「華」  ホッケーと、フィギュアと、スピードスケートと。  運命の濱田先生と出会い  ポジティブさでは負けない!  「大きなふたり」に追いつく 青嶋ひろの・あおしまひろの 静岡県浜松市出身。早稲田大学卒。フリーライター。2002-03年シーズンからフィギュアスケートの取材を始め、フィギュアスケート関連の著作・企画本多数。
  • フィギュアスケート男子2 最強日本の見る夢 町田樹・羽生結弦・小塚崇彦
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    「のどから手がでるほど、メダルは欲しかった」と町田樹。「僕はスケートと、本気で向き合いたい。スケートは、人ではないし、モノでもない」2013-2014シーズン3冠の羽生結弦。「これで終わるのもいやだな」と現役続行を決めた小塚崇彦。自らの「位置」を確認し、目の前の試合を一つ一つ越えていく彼ら。最強日本フィギュアスケート男子が次に見る夢は何か?「読むフィギュアスケート」第2弾! 【読了時間 約55分】 目次 進化する男――町田樹 今年の影のMVPは町田君 スケートアメリカで完成された「強い樹」 すべてはソチオリンピックのために のどから手がでるほど欲しかったメダル 虎視眈々と狙った世界選手権 最もチャンピオンに近い銀メダル 継続は力。新たなスタート 走り続けるチャンピオン――羽生結弦 オリンピックチャンピオンとして 大切なのは競技者であること フィギアスケートの種を蒔く ユヅルはまだまだダイアモンドの原石 本気でスケートと向き合うこと 自信以上に大きなものはすべての経験 正統派を継ぐもの――小塚崇彦 間に合った日本選手権 フィギュアスケートの伝統そのもの 佐藤家のコーチたちと温室の中のスランプ 「力が抜ける滑り」と「力が入る滑り」 アイムホーム! ただいま! 末っ子のタカちゃんの今後 「これで終わるのもいやだな」 青嶋ひろの・あおしまひろの 静岡県浜松市出身。早稲田大学卒。フリーライター。2002-03年シーズンからフィギュアスケートの取材を始め、フィギュアスケート関連の著作・企画本多数。
  • 別冊カドカワremix KREVA×後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)特別拡張対談
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    1976年、植村直己が北極圏単独犬そり走破に成功し、東京・後楽園球場に日本初の人工芝が登場、アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦が日本武道館で行われたこの年、KREVAと後藤正文は生まれる。ジャンルこそ違うけれど、表現者として伝えたいことを抱え、音楽シーンの最前線で闘ってきた二人。出会いから、お互いの作品について、そして現在の音楽シーンと今後のあり方について語り合った「別冊カドカワ 総力特集KREVA」特別対談の拡張バージョン。音楽を作る。音楽を届ける。音楽を楽しむ。音楽を耕す。音楽が大好きなすべての人々のために。語句解説つき。【読了時間 約30分】
  • Honda、もうひとつのテクノロジー 01 ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ それはメッカコンパスから始まった
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    「Hondaは東北地方太平洋沖地震で被害の大きな地域の方々への移動支援情報として、Hondaインターナビ会員の車両から情報のあげられた通行実績情報を、通行可能な道路の参考情報として、Google Earth上に公開し毎日更新します」 ホンダは東日本大震災発生から19時間44分後に「通行実績マップ」を発表した。のちに「震災ビッグデータ」と呼ばれ、復旧支援に大きな影響を与えた通行実績は、そもそも渋滞予測のために集められた。復興に向けてつながっていく20日間の道の記憶「CONNECTING LIFELINES」はカンヌをはじめ世界各国で数々の広告賞を受賞。世界で初めて「カーナビ」を作ったホンダで、その開発に携わってきた今井武さん。本書は、カーナビという「車が目的地に着くための機能」がメッカコンパスから始まり、「ライフライン」に変化していく道のりを追ったものである。【読了時間 約28分】 【目次】 サーバーは動いていた。しかし…… 通行実績マップをやらなきゃいけない 世界初のカーナビはホンダから カーナビの始まりは「メッカコンパス」 1983年の東京モーターショー 世に出なかったナビゲーションシステムとデジタルマップ マップマッチングという罠 10年間の空白  車の自動運転を目指して 最速で準備された震災ビッグデータ 【いしたにまさき】 2011年アルファブロガー・アワード受賞。 Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。著書に『ツイッター 140文字が世界を変える』『クチコミの技術』『あたらしい書斎』など多数。他に、内閣広報室・IT広報アドバイザー、Evernoteアンバサダーなども務める。

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