ビジネス・経済 - 緒方かのん作品一覧

  • エンディングノートの綴り方 残された家族へ。これまでの自分と未来の自分へ。エンディングノートの書き方と心を残す方法。10分で読めるシリーズ
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    まえがき 「エンディングノート」をご存じだろうか。 自分の亡くなった後、残された家族が様々な手続きや、遺品などの処分の仕方に困らないように、自分の遺志を尊重してもらえるように書き残しておくノートだ。 故人の遺志で遺言と同様に扱われることもある。 しかし、実際のところは残された家族へのメッセージのような、もっと気軽で簡単なもの。 そんなイメージだ。 エンディングノートに関する話題は、最近メディアでも取り上げられ始め、その存在は知る人ぞ知る、という形になった。 ネット上でもその書き方をわかりやすく書いたサイトが存在し、本屋でも専門書が並ぶようになった。 この本を手に取るあなたは、「自分のいなくなった後」にほんの少し興味がある。 もしくは、「自分のいなくなった後」について新しく家族を迎えるなど、何らかの形で真剣に考える機会があった方だろう。 人は誰しも、いつか、目覚めない朝を迎える。 それは生まれた時から決まっていたことだ。 若ければ若いほど、とても遠い話だと全く想像がつかないかもしれない。 健康であることが当たり前の毎日だから、自分が年老いていくことさえ想像がつかないかもしれない。 年齢に関係なく、エンディングノートについては誰もが記すと良い。 どんなに若くても、明日のことは誰にもわからない。 エンディングノートには実はもう一つ役割がある。 自分の未来への希望を書き記すことだ。 自分の未来。 「死ぬまでにやりたいこと」 そう言葉にするとわかりやすい。 もしもの時には、残された家族は、自分がどんな夢があって、どう生きてきたかを知るだろう。 エンディングノートを書き直すときは、自分の考えを自分で評価しながら、自分の人生を適宜修正するチャンスになる。

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