ハーレクイン・ロマンス小説 - 松村和紀子 - ハーレクイン - シルエット・ロマンス作品一覧

  • 嘘つきな御曹子
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    住み慣れた町を出て都会でデザイナーを目指す。工場に勤めるケイトリンの望みはそれだけだった。恋をする時間などない――ましてクレイのような流れ者のプレイボーイなら特に。だが、ケイトリンは彼の強烈な魅力にあらがえなかった。かわいらしい事務の職員がいるとはラッキーだ。クレイは心の中でほくそえんだ。工場の横領疑惑を調査するため、彼は身分を隠してこの町へ来た。ケイトリンなら有益な情報源になるうえに、別の楽しみも味わえるに違いない。とっておきの笑みを浮かべ、彼はケイトリンを見つめた。
  • 運命のウエディング 危険な花婿たち III
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    完璧すぎる婚約者との結婚に不安を感じていたステイシーは、店で買い物をしていたところを謎の男たちに襲われ、誘拐された。偶然現場に居合わせた青年ニックの機転でなんとか逃れるが、命懸けでステイシーを救おうとする真摯な彼の姿に、ステイシーは今までにない胸の高鳴りを覚えてしまう。
  • 想いが届く日
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    ●『ボスにお手上げ』(レイ・モーガン著)シャイラの上司マットは、ハンサムでやり手の実業家だが、人間味には欠けている。そんな彼が、ひょんなことから赤ん坊を引き取ることに。世話係をシャイラに押しつけると、マットは平然と言い放った。「あとは、妻を人材紹介所から探してきてくれ」 ●『一夜の奇跡』(アネット・ブロードリック著)テスは早朝のしつこい呼び鈴で起こされた。玄関先には、二年は戻らないと言ってチベットに発った幼なじみのクレイグが立っていた。なぜ、二カ月もしないうちに帰ってきたのかしら?ふとテスは彼が旅立つ前の、あの一夜の出来事を思い出した。
  • 降ってきたロマンス
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    アリーは、家のドアを開けて愕然とした。部屋中が水浸し。ベッドはもはや水を吸った巨大スポンジ同然だ。いったい、どうなってるの? 水が天井から漏れ出してるわ!彼女はすぐさま、階上の住人の部屋へ駆けあがった。父さんだ。また父さんが何かやらかしたに決まっている。沼地と化したキッチンのシンクの下を調べながら、ネイサンは毒づいた。この2年、不器用な父のいらぬお節介でどれほど迷惑してきたことか。だが、部屋に入ってきた女性をひと目見るなり、彼は父親のことなどすっかり忘れ去った。

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  • ボスの受難
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    “暴君”“地獄から来たボス”――それが、ブライアント開発の社長タイにつけられたニックネームだ。マデリンは、彼のイメージを刷新するために臨時の広報担当として雇われた。だが、前途は多難。プランは白紙のままだ。この人は、誰かに愛されたことなんてあるのかしら?頭を抱えるマデリンの前に、赤ん坊を連れた弁護士が現れた。不慮の事故で他界した、タイのいとこ夫婦が、子供の後見人としてタイを指名している。そう告げて、弁護士は強引に赤ん坊を置いて出て行った。唖然としてマデリンがタイを見ると、意外にも彼は穏やかに赤ん坊を見つめていた。★“暴君”タイの広報担当として雇われたはずのマデリンは、初日からベビーシッター役を押しつけられて……。S・メイアーの軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください。★

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