哲学・宗教・心理 - アートヴィレッジ作品一覧

  • 鬱は希望へのジャンプ台
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    ……鬱は病気ではありません。  鬱は病気ではないのです。鬱は希望への健全なジャンプ台なのです。  自分が鬱だと思った時に病院やカウンセラーの施設に行く前に、一歩踏みとどまって読んでみて下さい。  それから自分で判断しても遅くはないと思います。本を読む気になるということは救いの兆しがまだ残っているということです。鬱は、重い軽いは別にして、誰もが一生のうちで何度も体験する健全な心の節目であると考えられます。だから、鬱病だと思い込んでいても鬱であることが理解できれば、とりあえず、自己が鬱の状態であるとしておいて、そこから出発して心の状態を整理してみることも、鬱に立ち向かうための一つの方法ではないでしょうか。
  • 機能不全家族 心が折れそうな人たちへ……
    3.4
    著者はすでに自閉症、学習障害など様々な心の病について著作も多い。本書では、まず偉人と称される人たちを例に取り上げ、彼らも心の病を抱えていたと紹介。その次に、学校へ通いだしてから老人になるまで、どのような転機に心の病になりやすくなるかを解説。特に近年増加している存在感の薄い父親と子供に干渉しすぎる母親が作り出す「機能不全家族」がいかに多くの心の病を生み出すかを指摘する。

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  • 現代人の有りようを説く「歎異抄」 親鸞、思索の軌跡
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    ……昔から比喩や心境でもって信仰が語られていたことはあるが、信仰そのものや信仰に至る技術を語った人は親鸞一人ではなかったかと思われる。親鸞は自身の信仰を語るだけではなく、人をして信仰へ至らしめるための留意点をさまざまな角度から親切過ぎるほど丁寧に語っている。この技術は決して妄信や迷信の類ではなく、実に哲学的であったと思われる。(本文より)
  • 心がもっと軽くなる 心療内科医と話そう
    4.0
    著者は、現在兵庫県で内科心療内科医院を1983年から開業している医師。長年に渡り多くの様々な症状の心の病を抱えた患者と対話、治療してきた経験をもとに本書は書かれている。単に心の病の解説本ではなく、ひとりの心療内科医が現場ではどのようなことを考え、感じ患者と接しているのかが伝わってくる。

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  • これから和 賢哲に学べ
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    筆者は昭和8年に生まれ、戦前、戦後を通して東大、慶応大、一橋大学などの様々な教授に師事し、独学で日本倫理思想史、経済思想史を学んだ。その経験をもって、国際大学の創設に携わった経験がある。本書では、日本が長く育んできた「和」を教育、企業経営、政治などすべてに活かす大切さを説く。

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  • 現代人の有りようを説く 正法眼蔵~道元、思索の軌跡
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    著者は工学博士であり長年技術者として活躍しながら、独自に道元の研究をしてきた。本書ではまず「正法眼蔵」の概要を説明し、その後、現成公案・仏性・行仏威儀・有時・山水経・洗面の点から読み解いていく。そして最後に「正法眼蔵」の今日的意義をハイデガーの哲学と絡めて述べていく。

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  • それでも僕は生きてゆく 正常な人ほど自殺を考える
    4.0
    著者は日本の大学を卒業したあと、アメリカで哲学の博士号を取得。現在もニューヨークに住み、諸大学で哲学を教えている。本書では特定の哲学を説くのではなく、なぜ生きるのか? というどの哲学にも通じる疑問を、小説形式で思考していく。いわば、哲学入門の小説である。

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