サブカルチャー・雑学 - 伊藤龍平作品一覧

  • 江戸幻獣博物誌 妖怪と未確認動物のはざまで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山男、雷獣や雷鳥、石羊、蛇タコ、ウナギになる山芋、一足鶏、くらっこ鳥、遊歩する魚介、波に乗るタコブネ、大海蛇。奇妙な生き物に対する江戸期の人々の豊かな想像力と好奇のまなざしを本草書から読み解き、日本人の動物観・生命観を浮かび上がらせる。

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  • 何かが後をついてくる 妖怪と身体感覚
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 後ろに誰かいる気がする、何か音が聞こえる、誰もいないはずなのに気配を感じる……。 妖怪は水木しげるによって視覚化され、いまではキャラクターとしていろいろなメディアで流通している。他方、夜道で背後に覚える違和感のように、聴覚や触覚、嗅覚などの感覚に作用する妖怪はあまり注目されてこなかった。 日本や台湾の説話や伝承、口承文芸、「恐い話」をひもとき、耳や鼻、感触、気配などによって立ち現れる原初的で不定形な妖怪を浮き彫りにする。ビジュアル化される前の妖怪から闇への恐怖を思い出すことで、私たちの詩的想像力を取り戻す。
  • 現代台湾鬼譚 海を渡った「学校の怪談」
    3.7
    日本語の「幽霊」を意味する中国語「鬼」は、現代の台湾でどのように語られ、恐怖の対象になっているのか。海を渡って日本から台湾に広まって台湾流にアレンジされた怪談・怪異を実例=怖い話とともに紹介して、台湾のオカルト事情に迫る。

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  • ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「くねくね」、『探偵!ナイトスクープ』の「謎のビニールひも」、「八尺様」、鳥居みゆきと動画共有サイト、『あまちゃん』と奇人、「南極のニンゲン」――怪談や怪奇現象、妖怪、秘境、未確認生物などをめぐる説話は、ネット時代にどのように伝承されているのか。 ネット以前からネット黎明期、そして現在と、ウェブ発達の端境期を体験してきた著者が、「都市伝説」「オカルト」「噂話」などの奇妙な「ハナシ」がインターネット上で増殖していく仕組みを「2ちゃんねる」などの掲示板を中心に、SNSや動画共有サイトも視野に入れて明らかにする。 ダイヤルアップからADSL、光、そしていまの通信環境へとつながる技術的な発展とともに、「ハナシ」の内容と伝承のスタイルが変容するさまを描き出す。口承文化や文字文化などでの「ハナシ」の伝承を研究する著者が、ウェブ時代の「都市伝説的なもの」の流通・受容を解き明かす異色のネット研究書。
  • ツチノコの民俗学 妖怪から未確認動物へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸期には「妖怪」として畏怖されたツチノコは、1970年代に「幻のヘビ」として全国を騒がせ、「未確認動物」になってマンガや子ども向けの読み物で描かれて、いまも実在と不在の渦のなかで夢を与えつづけている。民間伝承では恐怖の存在だったツチノコがマンガや観光資源になり、海外でも受容されるようになるまでの足跡をたどる。

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