経営・企業 - PHP研究所作品一覧

  • プロ野球ビジネスのダイバーシティ戦略 改革は辺境から。地域化と多様化と独立リーグと
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    日本のプロ野球に立ちはだかる人材不足問題。社会人野球の企業チームの衰退などにより、トップ層の選手を育て上げる土壌が失われ、規格化された選手ばかりとなった日本プロ野球の未来に活路はあるのか――。東大卒プロ野球選手でありがならソフトバンク球団経営のブレーンであった著者が、アメリカのマイナーリーグの視察を行い、選手を育てる役割と地域との交流によってビジネス化を両立させている成功事例を数多く研究、取材。トップリーグを下支えする地域に密着したファームの充実と、健全な娯楽施設としてヒト・モノ・カネが動く地域のエコシステムの一翼を担うスポーツ興行の存在意義の重要性を提言する。現地取材と詳細なデータを駆使しながら、日本における独立リーグを基盤とした人材育成と地域活性化を可能にするスポーツビジネスモデルの可能性を「見える化」する!
  • サステナビリティ経営戦略(マグロウヒル・エデュケーション) 利益・環境・社会をつなぐ未来型マネジメント
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    現在の企業は、従来のシングル・ボトムライン(経済効率)ではなくトリプル・ボトムライン(企業の社会的責任、環境保護、経済効率)の統合的判断によって評価がくだされる。何世代にもわたる企業経営には、トリプル・ボトムラインの統合概念である持続可能性が必須である。企業戦略におけるサステナビリティの重要性を理論、歴史、ケーススタディをもとに実証し、実践するためのプランニングを提案。サステナビリティの意義、将来への展望とともに、経営者、戦略マネジャーなど職務ごとにすべきことなども取り上げた包括的な内容となっている。企業戦略決定は世界の経済ピラミッドの3つの構成要素、つまり先進国・開発途上国・未開発国の共進化市場で独自のサステナビリティのニーズを見つけることにより下される。ピラミッド型展望を構築することは、企業が自社の経済的成功の重要性を下げ、より高い目的意識を持つことにつながるというピラミッド型アプローチの重要性を説く。
  • 「企業2020」の世界(マグロウヒル・エデュケーション) 未来をつくるリーダーシップ
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    企業が今日のような存在になったのは、おもに1820年代初期から20世紀にかけてである。この間、企業の法人格と有限責任が確立され、企業は社会的責任を免れるようになった。本書では今日の企業を「企業1920」と呼ぶ。「企業1920」の成功とは、拡大、イノベーション、低コストによるものである。そのような成功は限定的なものにすぎず、GDPという概念は、社会がめざすものを達成するための評価基準ではない。しかし、現在の企業リーダーたちの考え方は1920年代のままである。 新しいリーダーは、2020年の世界経済を考えた企業を作らなければならない。2020年には、地球の資源の多くは境界に達する。本書では新しい企業を「企業2020」と呼ぶ。新しい企業のDNAは地球の環境を守り、社会の目標をともに達成するものでなければならない。新しい資本主義は、自然資本を中心とするものになるだろう。変化を起こすためには、企業の成功の定義を変えるだけでは不十分である。情報開示、透明性、新しい基準の採用に対するインセンティブも必須だろう。
  • 企業価値を高める事業戦略がわかる 戦略経営バイブル
    4.0
    「いま出版されている戦略に関する書籍は、ほとんどが入門レベルもしくは学術的であり、実務に使うにはかなり距離がある」、また、「コンサルタントの書いた本は、内容はもっともらしいが、ほとんどが本人の経験に基づくものであり、どれだけ汎用性があるか疑わしい」などの読者の声を踏まえ、事業戦略立案に用いるフレームワークやコンセプト、そして基礎知識について満遍なく網羅した、実際の実務に使える一冊だ。本書の大きな特徴は、アカウンティング、マーケティング、ファイナンス、経営戦略などの項目を統合した点にある。それぞれの専門書は多く出ているが、それを繋げ、体系的に解説した本はこれまでない。著者は、英国国立ウェールズ大学経営大学院MBAプログラム教授であるとともに、経営コンサルタントでもあることから、事業戦略の重要なポイントをとてもバランスの良い視点から網羅している。ありそうでなかった、事業責任者必携の一冊だ。

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  • 「失われた20年の勝ち組企業」100社の成功法則 「X(エックス)」経営の時代
    4.0
    「失われた20年」を経て、アベノミクスの途上にある日本経済はいま、「異次元の成長」への道と「停滞への逆戻り」の道の岐路(クロスロード)に立っている。20年のあいだに大成長を遂げた勝ち組企業100社をリストアップして、その成功の秘密を解き明かすもの。ユニ・チャーム、味の素、ダイキンからファーストリテイリングまで、注目の会社を徹底分析! オペレーション力、経営変革力、事業モデル構築力、市場開拓力といった観点から、それぞれの企業を「J」「W」「X」「Z」の4タイプで考察。日本企業にとって究極の次世代経営モデルを描く。

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  • なぜ企業はマーケティング戦略を誤るのか ビジネスを成功に導く11の理論
    -
    「成功企業のマーケティング手法を真似て、うまくいくのか?」「フリー価格、ステルスマーケティング……本当に使えるの?」企業及び、現場の責任者、担当者は常に「『マーケティング戦略』の立案」という問題に悩んでいます。ある担当者は、他社の成功例を自社に当てはめようとするかも知れません。また、他の担当者は「理論と実践は違う」と旧来の方法を踏襲する道を選ぶかもしれません。そのような難問に対して、本書で著者は「本当に実務に役立つ有用な理論を提示する」と果敢に挑戦しています。実際の企業の事例をふんだんに盛り込み、理論と実践とをつなぐ渾身の1冊。【本書で取り上げる11の理論】ブルーオーシャン/市場細分化/市場のダイナミズムと競争戦略/ラテラル・マーケティング/製品ライフサイクル/ロングテール/フリー価格/ティッピング・ポイント/ステルスマーケティング/不合理な経済行動/単品大量陳列効果

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  • 経営中毒 社長はつらい、だから楽しい
    4.0
    第4回 JAPAN PODCAST AWARDSベストナレッジ賞受賞 北野唯我氏、冨山和彦氏推薦! 裏切り、資金枯渇、孤独……この“ヒリヒリ”が組織を強くする――全企業人必読の「経営指南書」「メンバーが衝突しチームが分裂した」「業績が悪化し事業の撤退を余儀なくされた」「メンバーの横領がバレた」……さぁ、あなたならどうするか? 大企業からベンチャーまで1,000社以上の企業変革を支援してきたエッグフォワード代表の徳谷智史氏が、組織マネジメントで起こるトラブル・苦難を赤裸々に告白。経営者はもちろん、マネージャークラスでも直面し得る実例を盛り込み、著者がどう切り抜けたか、解決したかを生々しく再現する。トップの孤独と、会社員視点では得難い「やりがい」、表現しがたい「充実感」を明かし、「社長はつらい、だから楽しい」という中毒とも言える、経営の醍醐味を疑似体験できる一冊。本書の元になった徳谷氏がMCを務めた音声コンテンツは、起業直後の挫折や苦しみも隠さず飾らずに伝え、どんな悩みやストレスも吹き飛ばす「やりがい」という蜜の味について語ったトークに、スタートアップ業界人が大注目。配信初週のビジネスカテゴリで第1位となるほど反響は大きく、Podcastリスナーの知的好奇心を最も刺激したコンテンツに贈られる「第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞」を受賞した。
  • 人と組織による実践経営学
    -
    先行きが不透明で将来の予測が困難である環境下において、企業がサスティナブルであるために、経営者やリーダーに求められることは何だろうか。その求められる人材像、組織像について、理学部出身の著者が、実際にパナソニックという大組織での実践経験と経営理論を紐づけて、より実践に活用しうる方法論としてまとめた一冊。昨今までの、人を労働力として捉える「人の歯車化」が負の遺産として残る日本企業がまだ多い中、「人的資本の重要性」が見直されるなど、潮流は変化している。企業がサスティナブルであるためには、新たな潮流をつかみ、イノベーションの連打が求められる時代である。本書は、イノベーションを創出するための暗黙知的ノウハウを言語化、一般化し、様々な企業や組織において活用が可能となる、「イノベーションの創出活動を加速させる」指南書である。
  • 世界最高のリーダーシップ 「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術
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    全米ベストセラー、満を持して日本上陸。ウーバー、ライアットゲームズ、WeWorkなどを次々再生したハーバード・ビジネススクール教授による、古今東西の叡智を結集した「最高のリーダーシップ」。リーダーシップは簡単ではない。あきらめない強い心、勇気、ビジョンをはじめ、さまざまな資質が必要だ。厳しい状況でそれらの資質を発揮するのは難しい。リーダーや、リーダーを目指す人がアドバイスを求めると、たいてい「もっとがんばれ」、「もっと深堀りしろ」という答えが返ってくる。鏡に映る自分を見て、生まれながらの強みを生かし、そして足りない部分を補えばいい、と。フランシス・フライとアン・モリスは違う世界観を提供する。2人の主張によると、こういった一般的なリーダーシップ論では、リーダーにとってもっとも大切な仕事が隠されてしまうという。その仕事とは、他者(メンバー)を育てることだ。リーダーシップの主役はあなたではない。メンバーをどれだけ効果的にエンパワーできるかがリーダーシップの本質だ――そして、その影響力を、あなたがその場にいなくなってからも永続させなければならない。フライとモリスは、古代ローマから現代のシリコンバレーまで、古今東西の刺激的な物語を提示する。そこから見えてくるのは、偉大なリーダーシップの源泉だ。逆説的に聞こえるかもしれないが、偉大なリーダーシップに、リーダー自身の地位や出世は関係ない。大切なのは、メンバーの潜在能力に徹底的にフォーカスする姿勢だ。『Unleashed』は、現代のリーダーシップの実践に役立つ画期的なアドバイスを提供する。もっとも大胆で、もっとも効果的なリーダーに共通するのは、信頼、愛、帰属という特別な組み合わせを活用し、メンバーが最高の能力を発揮できる環境を整えていることだ。フライとモリスが伝授するツールは、すでに現場で試されて効果が証明されている。ウーバー、ライアットゲームズ、WeWorkといった企業と働いた経験から生まれたツールだ。そこに当事者へのインタビューや、著者たちの個人的な経験談も加わり、アイデアがより説得力を持って読者に迫ってくる。他者の中に眠る偉大さを解き放ちたいのなら、この本が欠かせないガイドになるだろう。そして究極的に、あなた自身の中に眠る偉大さも解き放たれることになる。(原著紹介文より)
  • 青いりんごの物語 ロック・フィールドのサラダ革命
    4.0
    RF1、神戸コロッケ、いとはん、ベジテリア……。デパ地下で馴染みのあるデリカテッセンは、どのようにつくられてきたのか? 日本の食卓を変え、デパートの地下の風景を一変させ、日本人の食文化をも変えてしまったのは、ロック・フィールドの創業者である岩田弘三である。現状に決して満足せず、次々と新しいことにチャレンジし続けてきたその哲学は、「成熟した赤いりんごになるのではなく、青いりんごのままであれ」というロック・フィールドの社風となっている。本書は、日本の食文化を変えたビジネスモデルの構築の歴史を、岩田弘三をはじめとした多くの関係者から深く聞き出し、詳しく分析して紹介する。経営者、ビジネスパーソンに多くのヒントをもたらす一冊である。
  • 人を大切にする経営学講義
    3.0
    累計70万部のベストセラーシリーズ『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者が、最も書きたかった本、“坂本流・経営理論”の集大成ともいえる事典的な大著です。 ◎経営のバトンタッチの仕方/◎求められる有効供給の経済学/◎やってはいけない競争、やるべき競争/◎非価格経営の創造/◎適正利益率とは/◎健全な赤字・不健全な黒字/◎働きがいを高める経営/◎制度より風土/◎問題とは「あるべき姿マイナス現状」/◎成果主義は危険/◎社員の家族を大切にする/◎人が育つ25の仕組み/◎逆ピラミッド型経営組織/◎生産性向上のための主要財務分析 などの切り口で構成され、どこからでも読める中身です。企業のマネージャーから経営者まで、人の上に立つ仕事を担う方々が、あらためて経営学の基本を勉強し直し、実践に活かすための考え方・ノウハウが満載されたものになっています。
  • [新版]MADE IN JAPAN わが体験的国際戦略
    3.7
    国内需要が減る一方の状況で、日本企業は海外市場の開拓を加速させている。とくにこれまで手付かずに近かったASEANや中東、ブラジルなどの新興国市場で、韓国、中国や欧米企業とのガチンコ勝負が熾烈を極めている。国際的な企業戦争を勝ち抜く上で、どのような営業活動を行なうべきか、戦略立案のヒントは何か。ソニー創業者である盛田昭夫氏は、かつて、「安かろう、悪かろう」と言われた日本製品を未開拓のアメリカ市場に売り込み、大成功を収めた。本書で綴られる、盛田氏自身の「一筋縄ではない新市場の開拓ものがたり」は、世界の最前線で闘う日本人ビジネスマンに、大きな勇気と知恵を授けてくれるだろう。戦後を代表する名経営者による唯一の「自伝的ビジネス戦略論」の書。

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  • 倒産した時の話をしようか(freee出版) 8人の倒産社長に学ぶ「失敗」を「資産」に変える挑戦のヒント
    -
    ★連続起業家・投資家 家入一真氏、推薦!! ★「読むと勇気が出る」の声、続々!! 失敗しても、人生は終わりじゃない。コロナ禍や不況の時代にあっても、なかなか語られることのない、倒産した時の話。倒産したら、何が起きるのか? 破産したら、どうなってしまうのか? 本書では、多様な経歴や輝かしい業績を持つ8人の倒産社長たちに、起業から成功、そして倒産から現在に至るまでの詳細なインタビューを実施しました。赤裸々に語られるエピソードを通して、「失敗の原因」や「倒産・破産したらどうなるか」のみならず、「失敗・挫折を資産にし、再び立ち上がるためのヒント」を知ることができます。また、本書では家入一真氏をはじめとして、経済産業省近畿経済産業局の『再チャレンジ起業家ガイドブック』担当者、倒産案件を多く扱う弁護士など、様々な立場の専門家によるコラム・対談も多数掲載。全ての挑戦する人の背中を押し、不安と戦う人たちの大きな支えになる一冊です。
  • ウルトラニッチ(freee出版) 小さな発見から始まるモノづくりのヒント
    3.8
    「ウルトラニッチなモノづくり」で、未知の市場を拓くヒントを届ける! この書籍では、小さな発見を起点に、これまでにないアプローチで市場を拓く新時代のモノづくりのパイオニア10人をピックアップ。スプーン作家、動物専門の義肢装具師、部品まで手作りする独立時計士など自らのアイデアと努力でウルトラニッチな市場を生み出した10人の足跡を紹介。各自の想いやストーリーだけでなく、金銭面などの経営のリアルも描くことで、新しい生き方やスモールビジネス経営のヒントを提案する書籍です。各章ごとに一橋大学 楠木建教授の解説コンテンツも入ることで、「小さな発見」から、モノづくりやスモールビジネスを生み出すヒントを届けます。
  • 9割の社会問題はビジネスで解決できる
    4.5
    貧困、難民、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化……社会問題を解決するビジネス(ソーシャルビジネス)しかやらない会社、ボーダレスグループ。著者が2007年に創業した同社は、いまや世界15カ国で40の事業を展開し、従業員は約1500名、グループ年商は55億円を超える(2021年4月現在)。その大きな特徴は、「自分はこんな社会問題を解決したい」という志を持った起業家が集まる「社会起業家のプラットフォーム」であること。「40の事業」はそれぞれが独立した株式会社で、「40人の社長」がいる。こうして各社が独立経営を行いながらも、資金やノウハウをお互いに提供し合う、相互扶助の仕組み「恩送り経営」は、2019年にグッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)に選ばれ、2020年にはカンブリア宮殿でも紹介されるなど、各方面から注目を集めている。そこで第1章では、ソーシャルビジネスを次々と生み出す同社独自の仕組みを、第2章ではそれらがどういう試行錯誤の中で生まれてきたかを紹介。後半の第3章・第4章では、40の事業を立ち上げる中で培ってきた「社会問題をビジネスで解決するためのノウハウ」を一挙公開する。「日々忙しく働いているけれど、自分の仕事は本当に社会を良くしているんだろうか?」そんなモヤモヤを抱えながら日々仕事を頑張っている、全てのビジネスパーソン必読!
  • 実務でつかむ! ティール組織(大和出版) “成果も人も大切にする”次世代型組織へのアプローチ
    3.3
    日本組織での取り組みの背景を振り返ることで、次世代型組織への土台は、突然生まれるものではなく、様々な葛藤と向き合いながら、前に進むことでつくられるのを感じてもらえたらと思います。 吉原史郎 日本初Holacracy認定ファシリテーター Natural Organizations Lab代表取締役 2007年、リサ・パートナーズに入社し、大規模リゾートホテルの総支配人として事業再生業務に従事。企画、営業、現場運営、財務、人事、組織風土改革等に奮闘。2011年、三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社し、大企業向け調査プロジェクトやM&Aアドバイザリー業務、組織開発を通じて「成果の創出プロジェクト」などを経て、2017年より現職。経営の進化の実行支援を行っている。事業再生当事者としての“事業戦略・事業運営の原体験”と、外部コンサルタントとしての“再現性が高く、成果に繋がる取り組み”の経験を豊富に持つ。
  • 幾代もの繁栄を築く 後継社長の実務と戦略
    -
    団塊世代の創業経営者が70代にさしかかり、いっせいに引退の時期を迎えている昨今、「事業承継」に対する関心は非常に高い。日本経営合理化協会は、『社長業』などのベストセラーがある社長専門コンサルタントの牟田學氏が昭和40年に設立。以来、全国の中小企業の経営者を支援し続け、絶大なる信頼と地位を獲得。現在、その顧客数は16万社にも及ぶ。その専務理事を務める著者は、父・牟田學氏から事業経営の真髄と経営者の心得を叩き込まれた同協会の「後継者」。後継者でかつ経営コンサルタントでもあるという稀少な立場から、これまで2000社を超すオーナー社長や後継者の相談にのってきた。創業者や後継者が抱える様々な悩みや事業承継問題に、日本で最も精通する人物と言っても過言はない。本書では、主に会社を継いだばかりの後継社長に向け、絶対に身につけておくべき「経営の原理原則」を豊富な事例とともに解説。厳しくも愛情あふれる「新米後継社長のための教科書」。

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  • ヒト・モノ・コトを次代へつなぐ 事業承継の教科書
    -
    いよいよ2015年から相続税・贈与税が改正。“実質増税”とも言われるこの改正にどう対処するのが賢いのか。本書は企業経営者を対象に、上手な事業承継のノウハウを余すところなく解説した。事業承継というと、いまある多くの本はモノ(資産、株式)を中心に書かれているが、本書はヒト(後継者)やコト(経営理念、中長期計画、経営権)までを網羅し、より永続的な承継をサポートしている。実は継承の要はヒトとコトにあるのである。著者はコンサルタントとして、「100年企業」と言われる老舗を数多く手がけているだけあって、豊富な事例を持っている。本書では成功例とともに失敗例をも取り上げることで、読者が実践ですぐ役立てられるよう配慮している。税金対策、費用の節約術から保険や再編の活用法まで、実務に即した構成で、100年続く企業をつくるためのノウハウが一冊に詰まっている。経営者ならぜひ読んでおきたい一冊である。

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  • 会社をつぶせ(マグロウヒル・エデュケーション) 「ゾンビ組織」を「考える組織」に変えるイノベーション革命
    -
    「競合他社の視点から見たとき、どうやって我社をつぶすことができるか?」。挑発的な問いかけをもとにした、イノベーティブな組織を作るための実践テクニック。イノベーション関連の教育プログラムを提供するフューチャーシンク社が提供する「会社をつぶせ」エクササイズを取り入れ、服従型の「ゾンビ社員」を活性化し、「考える」社員に変貌させる。セス・ゴーディン、マーシャル・ゴールドスミス、トニー・シェイ(〈ザッポス〉)推薦。著者のリサ・ボデルが創立したフューチャーシンク社は、ニューヨークを拠点とし、フォーチュン500社を中心にイノベーション関連の教育、リサーチを提供する研修会社。40種類以上の研修コース、ウェブセミナー、Eラーニングを展開し、主要顧客は3M、P&G、ファイザー、シティグループなど。同社のプログラムは米国〈チーフ・ラーニング・オフィサー〉誌の「2011年優良コンテンツ ゴールドアワード」を受賞している。
  • 社長のいき方
    5.0
    著者は、中小企業を中心にきめ細かなコンサルティングを行い、絶大な信頼を得ている、日本経営合理化協会を率いる人物である。社長専門コンサルタントとして、11万社を超える指導実績を持ち、経営者を育ててきた、「伝説の人物」と言っても言い過ぎではない男である。本書は、日本経営合理化協会が毎月発行しているニューズレターに、毎回、著者が綴ってきた、巻頭エッセイのこの10年分から厳選し、経営マインドが凝縮された97編を収録したものである。社長が持つべき「哲学」とは、「情」のある人間でなければならない、幾代にもわたって繁栄を続けるためには……など、社長という立場にある人が大切にすべき視点が満載されており、読んで損することはないと言っていい。社長は、人の上に立っているのではない、戦いの先頭に立っているのである。常に、革新的人物であるための、骨太の経営哲学を学び取ることができる一冊である。
  • 松下幸之助 社員を夢中にさせる経営 「フロー理論」から最良の組織を考える
    -
    松下幸之助に率いられた松下電器(現パナソニック)の躍進の裏には、松下による「フロー・マネジメント」があった。人と組織のベスト・パフォーマンスを生み出したその発想と手法とは。松下は社員にこう話したことがあった。「仕事にはまりこみ、時間も忘れ、疲れも知らず熱中する。ただ働くことが愉快でたまらない。あたかも信仰の三昧境に似た状態で、仕事にわれを忘れてしまうという、いわば仕事三昧の境に入りうることは、まったく楽しいことである。私が皆さんに贈るべき最上の贈り物は、この仕事三昧にふけりうる状態を与えることである」。「物をつくる前に人をつくる」と言い、「時計のようなラジオ」を発想する。さらに「水道哲学」「事業部制」「社員稼業の提唱」等は、結果的に社員を夢中にさせ、高い成果を引き出す松下流の仕組みだったといえよう。松下の経営哲学と戦略をチクセントミハイ博士の行動心理学理論で読み解いた画期的な経営書。

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  • 松下幸之助 成功の金言365
    4.2
    成功するためには、成功するまで続けることである――超プラス発想で人生最後の瞬間まで生き抜いた松下幸之助は日々自問自答を繰り返し、あるべき姿を思い描いてその実現に邁進する“実践する哲学者”でした。人をみな師と思い素直な心で人の意見を取り入れ、衆知を集めることを大切にし、“自分の頭”で考え“自分の言葉”でものを語る人間でした。本書ではそうした側面、いわゆる“経営の神様”といわれる以外の、フィロソファーとしての側面が際立つ人生・仕事・経営の著述内容を中心に計365+1項、拾い上げています。膨大な著述のエッセンスを凝縮した「松下幸之助入門書」といえるものです。読まれる方々が、一日を終えて日々の自省・自問自答をされる際に役立つようにと、編集構成にも工夫を凝らしております。本書で提示する金言・至言は一年365+1日分ですが、それ以上のあなただけの「金言」が、本書の中から見つかることを心から願っています。

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  • 「ありがとう」すべては感動のために 「命の尊さ」を知る! 究極のサービス業・ティア流葬儀ビジネス
    3.0
    創業当時から私は、「すべてはお客様のために」を共有できる心豊かな人財を育てるための努力を発信し続けてきました。そのひとつが社内報『天真爛漫(てんしんらんまん)』に書き綴った、葬儀ビジネスに携わる者へのブレない想い(=ティアイズム)なのです。「ティアイズム」とは、葬儀ビジネスを究極のサービス業と位置づけ、命の尊さを理解した者こそが「死」を扱う葬儀というビジネスに関わっていくべきだと捉えた教えです。昨今のさまざまな事件……。親が子を殺し、子が親を殺す……。命の尊さや人の死が軽視され、死を重んじる人間本来の資質が崩れはじめています。そんな殺伐とした時代だからこそ、死を扱う葬儀に携わる者として、命の尊さをきちんと受け止められる人間教育を発信していかなければならないと考えます。そして、人生は「止まらない時間」であり、「限りある時間」です!「仕事と思うな人生(=人生の修行)と思え!」の言葉を胸に、すべてが自らの人生修行と捉え、正しいことを楽しく取り組んで生きていきたいと思っています。人がなんといおうがどう思おうが、自分自身の人生哲学と経営哲学をブレることなくもち続け、出し惜しみすることなく、たくさんの人に伝え続けたいと心から思います。……「感動葬儀」と各業界から絶賛されるティアの冨安社長が渾身のメッセージが詰まった一冊!

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  • 静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと
    4.2
    バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代、さとり世代、Z世代……。たった1つの職場で、こんなにも多様な世代が働いている。育ってきた時代や環境が違えば、考え方や価値観は当然違う。そして、すれ違う。そうした「世代間ギャップ」「コミュニケーション・ギャップ」をどう埋めるのか? 解決策の1つとして、多くの企業では「1on1ミーティング」がなされている。しかし、効果的に実施できている企業は一握りだ。そして、若者が何も言わずに辞めていく。なぜ、うまくいかないのか? 今の職場の若者はいったい何を考えているのか? 本書は、1on1を核とした世代間コミュニケーションの問題を切り口に、職場の若者を多面的に分析。その過程で、退職代行サービスを使う若手社員、ブラック企業もホワイト企業も不安という若者たち、アメリカ発の静かな退職との比較、とにかく正解を教えてもらおうとする姿勢など、今どきの「職場の若者像」に迫る。今の「職場の若者」を理解したい経営者、若手社員とのコミュニケーションに苦慮する上司・先輩、若手社員の退職を防ぎたい採用担当の人事部職員、必読の1冊。「わかり合えない職場」の処方箋だ。
  • パナソニック、「イノベーション量産」企業に進化する!
    5.0
    *EVメーカーの雄・テスラ向け最先端の車載電池に莫大な投資を実行。一方、トヨタとの連携も深め、車載デバイス事業の世界トップ10を目指す。 *日本マイクロソフト元会長・樋口泰行氏が率いる社内分社「コネクティッドソリューションズ社」。コンビニのローソンと「レジロボ・無人店舗」の実証実験を行い、最先端のインフラビジネスへ挑戦。 *シリコンバレーを拠点に、「イノベーションの量産化技術」の開発を試みるビジネスイノベーション本部本部長の馬場渉氏。「大企業病」脱出の成功方程式を作れるか? 「津賀改革」でチャレンジ精神と“稼ぐ力”が甦ってきたパナソニック。破壊的イノベーションの時代の生き残りと成長に向け、ガチで本気の大改革、大変身を行う100年企業の「今と未来」を徹底分析! AI時代の「お困りごと」を探し出し、「お役立ち」を極める創意工夫の数々をレポート。自動車業界、電機業界の近未来を知りたい人、必見の書。
  • 粗利を2倍にする価格決定論
    4.0
    売上げよりも利益が重視される今日の会社経営において、多くの中小企業経営者が見逃しているのが、根拠なく価格を引き下げすぎることである。たとえば、(1)競合他社に仕事を奪われたくないため、相手の価格に合わせてしまう、(2)仕事を減らされたくないため、お客様のコストダウン要請のいいなりになる、などだ。こうした病気を放置していると、いつまでたっても利益は生まれない。確固たる原価情報や期待利益が網羅された価格体系がなければ、いくらよい製品をつくって、現場のコストダウンを図っても経営的には労多くして功少なしである。「経営の8割は価格で決まる!」といっても過言ではないほど、価格体系は会社経営にとってきわめて重要な要素である。これまで意外と無視されてきた価格決定の重要性にスポットを当てたのが本書である。新人会社員から経営者まで幅広い層に読んでもらうことを念頭に、わかりやすく解説した。目からウロコの内容である。
  • 新鉄客商売 本気になって何が悪い
    3.9
    そんなことできるわけがない。誰もがそう思っていたことを、JR九州は“やってのけた”。それも一度のみならず、二度三度と、だ。会社発足当時、JR九州には東京や京阪神のような稠密な都市圏もなければ新幹線もなかった。あったのは国鉄時代以来の大赤字、他の輸送機関との競争激化、人口減少、頻発する自然災害……。それから30年、JR九州はユニークな列車や国際航路、新幹駅の開業、駅を中心としたまちづくり、レストラン事業と次々に新しいことにチャレンジし、ついに世界一の列車「ななつ星」をつくりあげ、株式上場を果たした。その勢いはとどまるところを知らない。なぜできたのか。「本気」になったからだと著者は言う。「本気になって何が悪い。夢をみて何が悪い。そう思いながらここまでやってきた」と。本書は、逆境と屈辱をバネにして、社員一丸「本気」になった集団の軌跡である。

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  • 日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業
    4.0
    本書はマッキンゼーで企業変革を実践し、いま一橋大学で国際企業戦略を教える著者の特別講義を編んだものである。授業内容はずばり「日本企業を世界の勝ち組に」。日本企業はグローバルプレーヤーになれない、というのは幻想である。「日本にも、円高をはじめとする『六重苦』をものともせずに、未来に向けて力強く成長している企業が少なくありません。たとえば最近、倒産したコダックを尻目に、化学・医薬品プレーヤーとして大きく変身しつつある富士フイルム。成熟産業という烙印を押されて久しい繊維産業の中で、炭素繊維などの新素材開発を梃子に、一人気を吐く東レ。その東レの協力のもと、『ジャパンテック』を看板に世界に飛躍するファーストリテイリング。いずれも、『失われた二十年間』を勝ち抜いてきた企業です。これらの『勝ち組』に共通している特質は何でしょうか?」(本書「はじめに」より) 「高品質+低価格」戦略が開く、ジャパン勝利への道。

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  • パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ
    3.0
    利益至上主義が行き詰まる今、企業が歩むべき道、ミドル社員が元気を取り戻す方法とは? この数十年間、利益だけを追求する資本主義が世界を覆ってきた。日本でも「市場原理」がもてはやされてきたが、「失われた30年」から脱することができず、日本企業も、そこで働くミドル社員も、閉塞感を抱き続けている。それを突破するものこそが、カネやモノではなく、「人を中心に据えた経営」であり、「パーパス(志)」だ。パーパスは、ミッションとは違い、自分たちの中から湧き出てくるもの。自分たちの思いと社会の思いが重なるところがパーパスになる。パーパスを仕事の中心に据えると、仕事そのものが「ワクワク」するようなものになり、利益も上がる。パーパスは、どう作れば効果的なのか? パーパスを、飾るだけの「額縁パーパス」にせず、浸透させて実践するには、どうすればいいのか? 具体的なノウハウを企業事例とともに解説する。 《本書の内容》序章 閉塞感を抱えるビジネスパーソンへ――今こそ見直される日本型経営の力 第1章 パーパスこそが、あなたと会社の閉塞感を突破する 第2章 パーパスは「巻き込みながら」作っていく 第3章 パーパスを「自分事」にしていくために 第4章 会社のパーパスを自部門に落とし込む方法 第5章 社員が自ら挑戦したくなる「パーパス浸透のコツ」とは? 第6章 「変わることが楽しい」。そんなリーダーになるために
  • イラストでわかる! DXで変わる100の景色(池田書店)
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 DXはよくデジタル化と混同されがちです。デジタル化はテクノロジーそのもののことですが、DXは社会全体にデジタル化が浸透したその先、私たちの生活や働き方が「変革」することを指します。そこで大事になってくるのが、目的から逆算してDXを推進することです。「自分たちの会社に、なぜこのIT機器やツールが必要なのか」をきちんと精査してから、ITツールなどを導入している企業はうまくいっています。一方、目的がはっきりしていない企業は、ITツールを導入すること自体が目的になり、システム会社にいわれるがまま、効果があるのかもわからないIT化を続けてしまうリスクがあります。本書では、各事例に「DXを推進した背景」と「DXの成果」の載せることで、何を「目的」としており、DX推進で何が「変革」されるのかを具体的に解説しています。
  • 売上が劇的にアップする! メンバーが自ら動き出す「究極の自動化」(大和出版)
    -
    ズバリ、こんな人に効果があります――! □常に忙しすぎる現状から抜け出したい □組織の全員が同じ方向を向いて進める理念をつくりたい □ムリせずに実践できる集客の方法を知りたい □どんなときも信じて任せられる「優秀な右腕」がほしい □売上や業績をもっと伸ばしたい □メンバーが自ら動き出す組織にしたい □自分・メンバー・組織・家族のすべてを幸せにしたい 序章 「究極の自動化」で、組織の結束力と業績が驚くほどアップ! 第1章 仕組みさえわかれば、だれもが「究極の自動化」を実現できます! 第2章 まずは、メンバーが自ら動き出す“理念”を浸透させましょう 第3章 “マニュアル化”と“ブランディング”で効率をアップさせましょう 第4章 あなたが心から信頼できる“優秀な右腕”を育成しましょう 第5章 うまくいかないときこそメンバーの“心のケア”に努めましょう 終章 「包容力」と「威厳」のあるオンリーワンのリーダーになりましょう
  • 見えないものを見る力 経営者に求められる「ネガティブ・ケイパビリティ」
    3.0
    新しいことを成し遂げた人に共通するもの、それは成果に至るまでの苦しい道のりを乗り越えていることです。企業経営の場合、経営者の努力と思索は、その人の内側に徐々に時間をかけて熟成され、そしてある日突然、成果に結びつく具体的なアイデアとして結実することがあります。アイデアや着想が湧いて出ることを、通常「発見」と呼び、科学の世界では「科学的発見」と呼んでいます。その苦しい道筋に、「ネガティブ・ケイパビリティ」というキーワードを設け、共通言語とすることによって、通常外側からは見ることが難しい「続ける力」や「成功へのひらめき」を経営学者が分析します。新しい視点の経営成功法則になります。
  • 経営が必ずうまくいく考え方
    -
    25年以上にわたって経営コンサルタントとして活躍し続け、1997年の金融危機も、現在のコロナ禍も見てきた著者は、一代で東証一部上場会社を作った経営者とも、会社を潰した経営者とも、数多く接してきた。その経験を通して確信しているのは、「原理原則」にのっとった経営をしていれば成功するほかないし、「原理原則」を踏み外せば失敗するということだ。本書では、著者自身が出会ってきた成功した経営者、失敗した経営者のエピソードを紹介しながら、経営の原理原則とは何かを綴る。経営者として、仕事をする者として、心得ておくべきこと、学ぶべきことについても説く。ベストセラー多数の著者による、初の経営エッセー。
  • 勝てるチームは会議でつくれ! チーミングリーダー入門
    3.0
    どうも、一般的に、会議は人々から嫌われているようです。会議に関して多くの人々が持っている印象といえば、「多すぎる」「長すぎる」「一方通行」「何も決まらない」「皆の前で怒られてストレス」「自分が参加する意味がない」などでしょう。しかし、まったく会議なしで会社を経営し、組織を運営するなんてことは、あり得ません。だから、仕方なく会議に参加している。そんな方が多いのではないでしょうか。確かに、無駄な会議はなくすべきです。しかし、会議自体が無駄なものというわけでは、決してありません。本書で紹介する方法で運営すれば、会議は意味のあるものとなり、人や組織を成長させる場となります。――本書「はじめに」より 数多くの組織で、単なる「グループ」を、成果を上げる「チーム」に変革してきた著者が、「GROWモデル」「POSERSEモデル」「メタポジション・プロセス・モデル」など、会議を「人や組織が育つ場」に変える「型」を紹介。
  • サステナブルビジネス 「持続可能性」で判断し、行動する社会へ
    4.3
    サステナブルビジネスとは何か。ユーグレナの創業社長である出雲充氏は、「それは儲かるのか」という判断基準だけでなく、「それは持続可能なのか」と問い、自らビジネスを進めていると述べます。そして2025年には、「儲かるのか」を突き詰める金融資本主義から、「持続可能なのか」をまず考えるSustainability First(サステナビリティ・ファースト)へと、価値観が180度変わると主張します。このような哲学で経営する出雲氏。第1部では、創業の原点であるバングラデシュでの自身の経験と、そこで出会ったムハマド・ユヌス氏や、ユヌス氏が先駆けて始め世界中に広まっているソーシャルビジネスを紹介します。第2部では、ユーグレナ社が現在取り組んでいるサステナビリティ・ファーストな事業を説明します。ユーグレナ社の考え方や実践事例などを紹介することで、これからサステナブルビジネスに取り組もうとする人たち、現在取り組んでいる人たちにヒントを提供するためです。第3部では、「2000年以後に成人したミレニアル世代が時代の主役となることで、サステナブル社会へと大きく舵を切り、未来は明るい方向に向かって進む」という、著者・出雲氏の考えを表明しています。さらに、新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、社会がどう変わるのか、についても私見を述べています。持続可能な社会の実現に向けて、1人でも多くの人たちの価値観の転換を促し、明るい未来に向かって元気よく歩み始めるための一助となる書です。
  • 逃げない。 リーダーに伝えたい70の講義
    5.0
    ――リーダー学を学ぶ一番手っ取り早い方法は、リーダーの体験を数多くすることです――その言葉どおり、高校・大学の部活動のキャプテンに始まり、日本中の鉄道会社に影響を与えた観光列車の開発、外食事業の躍進、悲願の新幹線開通、世界一の豪華列車の実現とさまざまなシーンでリーダーを務めてきた、“リーダーのベテラン”たる著者が満を持して書き下ろした70篇。「孫子」などの歴史的な名書から得た視点に始まり、著者が愛してやまない勝海舟論に松下幸之助論、古今東西の経済・経営界の偉人たちの教え、さらには豪華列車ブームの火付け役となった「ななつ星in九州」誕生秘話において発揮、さらに育まれることとなった自身のリーダー哲学がライブ感豊かにしるされています。JR九州と同社グループ42社で働くリーダー的立場にある社員たちの顔を浮かべながら執筆に取り組んだというこの一冊は、今あなたの目の前にある迷いや悩みに対して明快かつ朗らかに解答をくれるものとなるかもしれません。
  • できるリーダーは、こう話す
    4.0
    結局、チームを成長させるものは、リーダーの言葉しかない! 本書は、著者がリーダーとして「泥だらけ」「汗まみれ」になりながら、メンターや先人たちに学び、さらに実体験で知り得た、「やる気」「自信」を生み出し、必ず目標達成させる話し方について、その神髄をお伝えする1冊。 ●「チーム員の心をつかむ、リーダーの話し方」 ●「やる気を引き出す、リーダーの話し方」 ●「自信を持たせる、リーダーの話し方」 ●「チームをまとめ、成長させる、リーダーの話し方」 ●「目標を達成させる、リーダーの話し方」など、チームが必ず変化する具体的な方法が満載。チーム員を「あなた色」に染める絵の具は、「あなたの言葉」。どうかこの本で、「リーダーとしての言葉づかい」を学び、チームを、素晴らしい「あなた色」に染めていってください。
  • 接客・サービス業のリーダーにとって一番大切なこと お客様からもメンバーからも熱愛される「ホスピタリティチーム」の作り方
    3.0
    ホテル・医療・介護・保育・冠婚葬祭・美容・飲食・小売り・旅行・不動産……日本のGDPの75%はサービス産業であり、接客・サービスを中心とした仕事が日本の経済を支えている。しかし、その多くの職場では、現場のチームリーダーやマネージャーが、「バラバラで疲弊したチーム」に頭を悩ませているという。また、このコロナ禍の影響を受けている業種では、さらに状況は悪化している。では、そんな現場を「みんなが輝くチーム」に変えるカギは何か? 接客・サービス業の現場リーダーに数多くの講演・研修を行っている著者は、それは「部下に対するホスピタリティ」だという。ホスピタリティというと、お客様へのおもてなしや厚遇といったイメージがあり、「なぜ部下に?」と思うかもしれないが、社内の人間関係や職場環境が悪ければ、お客様に心からの笑顔やホスピタリティは提供されるはずもない。本書では、お客様からもメンバーからも熱愛される「ホスピタリティチーム」の作り方を伝授する。
  • From Zero to Kyocera A Company Philosophy to Grow People and Organizations
    -
    The eye-opening business philosophy and life wisdom of one of Japan’s most influential entrepreneurs. This book is not merely a business how-to but a guide to personal growth. Kazuo Inamori is a global entrepreneur who founded Kyocera and KDDI and lifted Japan Airlines out of bankruptcy to solid profitability as its chairman. Inamori also established the non-profit Inamori Foundation and the Kyoto Prize to honor researchers and artists all over the world. He has received the title of Honorary Knight Commander of the Most Excellent Order of the British Empire for his outstanding contributions to society. Along the way, he has published over 60 books in Japanese which have sold over 19 million copies in 21 different languages. This book focuses on the often-dramatic ups and downs of his life and reveals how he arrived at his guiding principle, “Respect the Divine and Love People.” In the book’s introduction, he makes a promise to the reader: If you adopt the management philosophy and lifestyle laid out in this book, you are certain to succeed both in business and in life. ※『ゼロからの挑戦』を英訳し、電子書籍として配信いたします。
  • ポストコロナを生き抜く術! [実践]強い会社の「人を大切にする経営」
    -
    「弊社への新規受注が殺到していますが、対応しきれないので、すべて断っています」「大手さんより安心、安全で信頼できるからとおっしゃっていただき、お客様からのご依頼が以前より増えました」「計画では対前期130%UPを見込んでいましたが、この影響で対前期110%UPでした」。これらは、すべて新型コロナの影響下における「人を大切にする経営」を実践する会社の生の声です。新型コロナ禍の中でもしっかりと大切な取り組みを続ける企業は、外部環境はどこ吹く風と、事業を見つめなおす機会と捉え、来るべき新しい時代に備え、社員の教育を強化し、ビジネスモデル転換を図っているのです。本書ではこのような、「人を大切にする経営」を実践して強く生き抜く、36社の事例やエピソードを織り込み、ポストコロナの経営論を展開していきます。1章ではポストコロナにおける経営のあり方について述べ、その後の各章で、人材教育、DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応とマーケティング、商品サービス創りとビジネスモデル、M&Aや金融、資本政策、そして最後に社会資本としての中小企業について述べていきます。「社員の命を守り、安全と安心を重視する」経営の大切さを説きつつ、新たな変革の波に機敏に反応し、生き残るためのノウハウ、実務的なスキルについても述べており、“新時代の実践”に役立つ経営の教科書です。
  • Amazonで12年間働いた僕が学んだ未来の仕事術
    5.0
    ●「アマゾンという素晴らしい企業で学んだことを、読者に伝えたい」 スタートアップ企業の一つから、世界1位の企業へと成長する過程を間近で経験。世界各国の天才たちがひしめく中で、開発部門からマーケティング部門まで、8部署で働いた著者は、社員だけが知りうる、アマゾンの成功と成長のノウハウを身につけた。 ●本書の内容は以下の通り。1~2章では、アマゾンの内部とユニークな企業文化について語り、3~5章には著者が学び体験した、アマゾンの成長に隠された原理を盛り込んだ。6章にはアマゾンの効率的な方法論を、7章はアマゾンで働きながら体得した仕事のノウハウを、そして最後の8章には著者自身の独立の過程を掲載。アマゾンの驚異的な成長を可能にした人材、仕組み、仕事の進め方を明かした書!
  • リーダー必読!「ほめ達」の極意 やる気を引き出す「心の報酬」
    4.0
    これからのリーダー・上司の重要な役割の一つは、「働きがいの創造」です。会社や組織から与えられる給与や昇進、福利厚生などの目に見える報酬とは別に、「心の報酬」を用意して、周りに手渡すことが必要なのです。ますます機械化が進む時代だからこそ、人間だけができる創造的な仕事の価値が上がります。そのような創造的な仕事を実現するために、部下、そして組織全体のやる気を引き出し、活性化する能力が、リーダーには求められるのです。その具体的な実践法が、「心の報酬」を渡すということです。例えば、「小さな頼みごとをして感謝を伝える」「挨拶に一言加えたり、名前を呼ぶ機会を増やす」。あるいは、つい当たり前だと思っている、部下の行動やその貢献に気付き、「ねぎらう」。これらの「心の報酬」は、見渡してみると、すぐそばの身近なところに溢れています。誰もが見つけられて、渡すことができて、それでいて、誰もが十分に受け取っていないもの。これが「心の報酬」。誰もが心の底で渇望しながら、流通量が圧倒的に少ない。その希少さゆえに価値が非常に高いのです。そして、「心の報酬」を、まるで手品のように身近なところから取り出し、渡せる人は、周りから見て、非常に魅力的な人物となります。人としての魅力が上がるのです。人としての器量が上がり、器が大きくなるのです。本書では、NTTグループや自治体、大手生命保険会社、二年連続定時運航率ナンバーワンを実現したスカイマーク、さらには全国チェーンの飲食店などで導入されて成果を上げ続けている「心の報酬」の渡し方、その方法を公開していきます。理論、理屈ではなく、すべて、すぐに実践できる内容です。また、効果が実証されているものばかりです。やがてこの「心の報酬」が、自分自身に帰ってくることを楽しみに、小さなところから、ぜひ実践してみてください。
  • 企業存続のために知っておいてほしいこと
    5.0
    ひとつの事業は永遠ではない――ビジネスというものは、必ず右肩下がりになる宿命を持っている。企業は倒産に向かって進んでいるといえよう。それを防ぎ、発展させるためには、いったい何が必要なのか。たったひとりで起業し、FANCLをトップブランドに育て上げた著者。彼は倒産を免れるために、どのような手を打ち続けてきたのか。また、彼が経営の第一線を退いてから業績が悪化、10年後に執行役員として経営に復帰し、見事にV字回復を果たす。彼はFANCLを立て直すために、何を社員へ語り、何を行ってきたのか。「この本には、業績が悪化し出したころからV字回復を成し遂げるまで、私が日々感じて社員へ贈ったメッセージが詰まっています。その意味では、『V字回復の軌跡』といえるかもしれません」すべてのビジネスパーソンに贈る、ファウンダーからの珠玉のメッセージ!
  • Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。
    5.0
    「カンブリア宮殿」(テレビ東京系、木曜22時放送)で大反響! 村上龍氏推薦! 「社員を信頼し、まかせる勇気を持つ、そして会社は強くなる。」創業1805年「くず餅屋」なのに、新卒1万7000人が殺到! ●「総選挙」で役員選出 ●経営計画は「ビジュアル」重視 ●ツイッタードラマ配信 etc. 10年で経常利益6倍! 人手不足の企業、若手育成に効果大! ミレニアル世代の超活性術。東京・亀戸に200年以上も構える船橋屋。元銀行マンの八代目当主が、パンチパーマの社員ばかりの職場をどのように改革したか。「あるべき姿」を追うのではなく、「今、ここに」集中して見えてきた「くず餅で関わる人を『幸せ』にする」という理念とビジョン。さらに、職人の評価制度や若手の抜擢、イノベーションを介した新商品開発、SNS戦略など、「ここで働きたい」若者が急増するに至った背景を体系的に綴る。令和時代に求められる新しいリーダー像を提示する「組織活性の教科書」。
  • インパクトカンパニー 成熟企業を再成長させる、シンプルな処方箋
    4.0
    日本の企業の大半を占める「中小企業」。しかも、今後の成長が望めない「成熟業種」、あるいは「衰退業種」と呼ばれる業界に身を置く企業であっても、「驚くほどの好業績を上げ、世界すら狙える」方法論が存在する。それが、「経済的に成長しながら、事業を通じて社会問題の解決を目指す中小企業」――インパクトカンパニーへの進化だ。一見、ベンチャーや社会的起業のようだが、大きな違いは「既存事業をベースに」新しい事業を生み出すというプロセスだ。既存事業をある方法論を元に進化させることで、未来から求められる企業へと生まれ変わり、好業績を上げ続け、さらには世界進出すら現実になってくるのだ。 ●世界的プラットフォームを築き上げたリサイクル企業 ●国内外から美容師が学びに来る美容室 ●億を超える資金を短期間で集める飲食店……本書にはそんな事例が多数、掲載されている。神田昌典が20年を経てたどり着いた究極の企業論!
  • 天あり、命あり 百年先が見えた経営者 大原總一郎伝
    3.3
    松下幸之助に「美しい経済人」と呼ばれた経営者・大原總一郎――。日本初の合成繊維の事業化をめざし、国交回復前の中国へのプラント輸出に挑戦。激動の昭和をひたむきに生き、数々の分野でシェアNo.1を誇る企業=現在のクラレを作り上げた男の生涯を描いたノンフィクションノベル。 『世界的メーカーに、日本のメーカーが勝てるか否かの戦いです。負けるわけにはいかない』私は、現在の日本の経営者の多くが目先の企業利益追求に汲々とする余り、かえってグローバル化の時代に取り残されているのではないかと懸念している。そんな彼らに「大原總一郎を見よ!」と言いたい。一企業の利益ではなく、社会全体の利益を追求するのが経営者の使命なのだと大原總一郎は教えてくれる。――「あとがき」より

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  • 実践MQ会計 目からウロコの経営術
    -
    損益分岐点は4つある! 簿記がわからなくとも、この4つの損益分岐点から、経営の要諦が見えてくる。マネジメント・ゲームの結果を決算書として各人が集計するために編み出された「MQ会計」。会計を、P=販売価格、V=仕入価格、M=限界利益、Q=販売数量、F=固定費、G=利益の6つのアルファベットでとらえ、この要素を組立あるいは分析することにより、経営の実態に迫ろうとするものだ。この6つの要素を把握すれば中小企業の経営者も経営がわかりやすくみえてくるので、要素別の改善点を一つ一つ実践することにより、財務改善を図り、赤字会社も黒字化することが可能となる。簿記の素人でもわかる実践で使える会計本の決定版。

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  • 講話 歴史が語る「日本の経営」 その進化と試練
    -
    江戸時代から現代にいたるまで、日本の経営は常にイノベーションを起こしてきた。その歴史をたどれば、日本企業が持つ“強み”が浮かび上がってくる。三井高利、石田梅岩、渋沢栄一、安田善次郎、中上川彦次郎、石橋正二郎、松下幸之助……。時代を代表する著名な経営者から、知る人ぞ知るキーマンまで。逆境に挑んだ企業家たちの姿を丹念に描き出すことで、日本の経営の神髄に迫る。経営史研究の大家が人物エピソードを交えて解説するビジネス教養講話。 【主な内容】三井越後屋にみる革新と存続/「長者教」から「石門心学」へ/天保生まれの前衛的企業家たち/一人一業の専門経営者/不運な昭和期の財界人/気概を持っていた通産省の課長たち/トヨタ伝統の生産システムの誕生/日本の経営と現代の諸問題
  • 事業投資と資金調達のための 「事業戦略計画」のつくり方 成長戦略・新規事業開発を成功させるスキルと勘所
    -
    ビジネスは留まっていては拡大も発展もない。競争社会において、常にチャレンジし、創造していくしか生き残れる道はない。そのため、新規事業は企業存続のためには必要不可欠であろう。それにはアイデアやコンセプトを「事業戦略計画」という現実的なかたちにまとめるスキルが欠かせない。本書は、「事業投資」と「資金調達」という視点を柱に、事業戦略計画づくりのノウハウを詳しく解説する。「コンセプト」「戦略」「計数」の三段階で取り組めるように構成され、とくに「顧客分析」や「競合分析」「SWOT分析」「事業ドメイン戦略」など、現実のビジネスで不可欠な知識習得にもページを割いている。また、本文中のコラムでは、実際の企業の事例を参考に、事業ヒントを考える。本書一冊あれば、企業現場のビジネスパーソンだけでなく、ベンチャー起業などの創業時の計画立案にも重宝するだろう。事業成功のためには欠かせないスキルを網羅している。
  • Corporate Core Competencyで考える「企業成長戦略」と「企業の期待価値向上」
    -
    企業の成長戦略の根幹を成すものはC.C.C.(Corporate Core Competency)にありと説く、まったく新しい経営の教科書。C.C.C.を著者は「我が社が我が社であり続けられる企業存立の理由」と訳している。つまり、真の企業価値とは、昨今の風潮である「投資価値」は一つの要素に過ぎず、「稼ぐ力」「成長する力」「継承する力」をもつ企業の「存在価値」と「期待価値」こそ重要であると説く。では、真の企業価値を継続的に高めるためにどうすべきか。三鍋氏は一部上場企業の前社長という立場から、竹内氏は企業法務に精通した弁護士の立場から、実践的な成長戦略論を語る。「内部統制システムのあり方」「中長期経営戦略の立て方」「効果的な社外活用法」「経営責任と権限の明確化」「対話と情報開示」「株主対策」「事業継承」など、現代の経営者も10年後の経営者も身につけるべき知識が網羅された本。

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  • イノベーションは「3+7の物語」で成功する 松下幸之助から学んだ経営のコツ
    4.0
    資本金416億円、売上げは346億円の大会社。けれども利益はマイナス200億円、創業2年間の累積赤字は776億円。そんな会社の経営再建を命じられたら、あなたはどうするだろうか? まぎれもない、それが創業初期のWOWOWの姿であった。そこに、業界とも無縁の人物が運命のいたずらで社長に着任、そして見事に3年で再建を成し遂げるのだ。本書はその壮大な経営のイノベーションを成し遂げた経営者当人が、さまざまな障害を乗り越え、赤字を克服した奇跡の日々を綴った経営ノンフィクションである。成功のポイントは著者がパナソニック創業者・松下幸之助の直弟子であり、師匠譲りの虎の巻「3+7」(3つの心構えと7つの決め手)を持っていたということだ。著者の破格の行動力が為しえた経営の醍醐味。その過程を著者は、「3+7の物語」と称して世に伝えている。本書はこの最高のケーススタディとともに学ぶ、組織改革を担うリーダーには必読の書である!

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  • LFP 企業が「並外れた敏捷性」を手に入れる10の原則

    LFP

    5.0
    ローランドベルガーグローバルCEO シャレドア・ブエ氏と、同日本法人会長 遠藤功氏、初の共著作。予測不能なグローバル経済を生き抜くための秘策を解説する。その秘策とはずばり、“速さ”だ。LFPが意味する「ライト・フットプリント」とは、「足跡が残らないほどの速さ」を意味するアメリカの軍事用語である。このLFPこそが、めまぐるしく変わり続ける経営環境に適合するためのキーワードであり、「足跡が残らないほど敏捷で、変化に柔軟な経営」を身につけた企業だけが、今後の乱気流時代を生き延びることができる。大企業病に陥ったままでは、待つのは死のみ――。シュナイダーエレクトリック、ZARA、BMW、東レ、セブン&アイ、トヨタという欧州と日本を代表する企業の実践事例の他に、グーグルやウーバーといった「LFPネイティブ」といわれる「生まれながらに“速い”企業」の事例も取り上げ、世界のスピード感を体感できる内容となっている。

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  • 人を惹きつける新しいリーダーの条件
    4.0
    「なぜ日本のリーダーは小粒になったのか?」。十数年にわたって、日本は経済ばかりでなく、政治も社会も閉塞感から脱しきれないでいる。官僚機構をはじめとした制度疲労が叫ばれて久しいが、何も変わらない状態が続いている。この根本的な原因は、卓越したリーダーの不在にあるのではないか。かつては決断力があり、覚悟を持ったリーダーたちがいた。しかし、今はそういうリーダーは、ほとんどいなくなってしまっている。本書では、吉田茂、松下幸之助、小泉純一郎、柳井正、カルロス・ゴーンなど、戦後から現在に至るまでの傑出したリーダー、注目すべきリーダーを取り上げ、著者独自の視点で、その実像に迫る。そして、危機的な状況におかれている日本には、どんなリーダーが必要なのか、新しいリーダー像を考察する。
  • (英文版)経営のものさし The Heart of Management
    -
    How did Konosuke Matsushita concretely deal with the full range of functional areas and concepts of corporate management, including basic management principles, organization, product development, production, sales, accounting, and personnel? This volume attempts to answer those questions by presenting a compendium of good management. It is a carefully considered selection of Matsushita’s thought on these issues, designed to provide a reliable compass for negotiating the route to management success even in the most difficult of business.(『経営のものさし』の英文版。経営理念・経営者・責入者・組織・体制・商品開発・製造・販売・営業など職能的分野における考え方をすべて開陳)

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  • あなたも「リーダー」になりなさい
    -
    組織の「リーダー」になるということは、各個人にとってもう絵空事ではなくなった。会社という、これまで日本社会を活性化しつづけた組織は、現在完全に崩壊し、時代は小さくて機動力のあるチーム的な組織・企業を求めるようになってきた。そして、サラリーマンとして大きな企業のもとで生きていくことが格上であり、安定した生活を得られるという発想は通用しなくなり、その需要も確実に減りつづけている。それでは、今後需要が増える仕事とは何か。それが、小さなチームを動かす「リーダー」という仕事である。本書は、これまで政治・経済を動かしてきた歴史的リーダーの存在に目を向け、その変遷の分析から、時代が求める現代日本のリーダー像について言及、一方で、現代の社会構造分析により、その需要と供給にアンバランスがみられ、サラリーマンのこれからの生き方として、もっとも需要が増える生き方こそ「リーダー」になることであるという提示をする。

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  • 松下幸之助に学ぶ人生論 「経営の神様」が語る人生・天命・宇宙
    4.3
    「経営の神様」といわれた松下幸之助はいかなる人間観を持って経営を成功させたのか。総計170万部のベストセラー「生きがい論」シリーズの著者であり、人事管理を専門とする経営学者が、『松下幸之助発言集』全45巻を読破して松下幸之助の人生哲学の神髄に迫る。松下幸之助は「宇宙(神様、仏様)と自分のつながり」「自分とソウルメイト(縁ある人々)とのつながり」「会社と世の中(お客様を含む)とのつながり」「経営者と社員とのつながり」「社員どうしのつながり」そして「自分の奥にある本当の自分(魂)とのつながり」など、さまざまな「つながり感」を構築し尊重していくことが、あらゆる存在の幸福の追求に結びつくという真理を得た。宗教家ではない松下幸之助はそれをあらゆる機会に、人々に伝わりやすい言葉に置き換えながら表現してきたのだと著者は言う。一代で大企業を立ち上げた松下幸之助に新しい学問「スピリチュアル経営学」で迫った革命的な書。

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  • 考える脳 偶然を幸福に変えるヒント150
    -
    毎日を考え抜くことから、ひらめきは生まれる……50万人のフォロワーをうならせた連続ツイート(2010.8.4~2011.3.10)から、選び抜かれた150作品を書籍化!著者は3年前からほぼ毎日「連続ツイート」と称して総文字数1000字程度の小論を書き綴ってきた。その日のニュースに触発され、世の中の動きについて考える。あるいは、胸中で熟成してきた問題について、腑に落ちたことを書く。「即興で書く」というルールを課すことで、みずからの無意識と向きあい、文章には臨場感が生まれる。結果として、月日が経って読み返しても決して色あせることのない、とびっきりの「スナップショット」ができあがる。脳と占い、持久走から学んだもの、心が通じ合う瞬間、なぜ人は嫉妬するのか、『赤毛のアン』が教えてくれたこと……偶然を幸福に変える(=セレンディピティ)ヒントが満載の1冊。

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  • 韓非子―強者の人間学
    4.0
    諸葛孔明が座右に置いた帝王学の書『韓非子』。それは人間の実態を冷徹に見据え、権力や組織のあり方を説く。性善説で生きるか、性悪説で生きるか。リーダーはもちろん競争社会を生きる上で必読の叡智をわかりやすく解説。【主な内容】韓非とその思想(人間不信の哲学/強者の組織管理/韓非の生涯)/第一章 なぜ政治は乱れているのか(へつらい者が幅をきかせている)/第二章 どう政治を立て直すのか(「公」と「私」のケジメをつけよ)/第三章 リーダー学の要諦(臣下を使いこなすコツ/トップの心すべきこと)/第四章 「術」による統治法(トップは七つの「術」を心得よ)/第五章 組織管理のポイント(六つの「微」とは何か)/第六章 トップが自滅する原因(トップが身を滅ぼす十の過ち)/第七章 仕える側の論理(仕える者の心くばり/仕える者の苦心と論理)/第八章 現実を生きる人間学(人間学の機微/人間関係の現実/現実に対処する知恵)

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  • 相続税は「不動産」で減らせ! 専門家がそっと教える賢い節税法のすべて
    3.5
    相続の際にいちばん問題となるのが不動産の存在だ。不動産があると、財産評価が難しかったり、遺産分割でもめたりするからだ。親兄弟が骨肉の争いを繰り広げるのも不動産が原因であることが多い。逆にいえば、不動産の知識に詳しければ、もめる要因をうまく解決し、しっかり節税できるのだ。そこで本書は、不動産の種類によって生じる相続の問題点を明らかにしつつ、「配偶者の特例」「小規模宅地の特例」「広大地評価の適用」「土地評価の減額法」「鑑定評価の適用」「共有相続のメリット」など、知らないと損をする節税テクニックを具体的事例をもとに紹介。実際、これらのテクニックを駆使して、億単位の節税に成功した人がたくさんいるというから驚きだ。では、誰に相談すれば、税金を払いすぎずにすむのか。貴重な財産を未来に残せるのか。それは「不動産に強い」税理士や専門家を選ぶに限る! いざというときのための相続ガイドブック。
  • 日本でいちばん「ありがとう」といわれる葬儀社 名古屋発・ティア成功の秘密
    -
    多くのマスコミから「感動葬儀」として取り上げられているティアには3つの企業目標がある。1つ目は『人財』。「人材」は企業の「財(たから)」だから「人財」。人財が成長することが企業の成長だ。企業の方針、経営理念を理解し、プロとしての知識・技術を掘り下げることである。2つ目は『商品』。究極のサービス業である葬儀。それは顧客の満足度の追求、さらに顧客の感銘度の追求がわれわれの目指す「商品」でもある。常に顧客の立場から時代を先読みし、ニーズをとらえた新たな葬儀スタイルを目指す。最後は『財務』。ティアの売りでもある「価値あるリーズナブルな料金」。その骨格にあるのは、仕入れのコストダウンにほかならない。常に収益高・収益率に目を向け、全スタッフが経営者感覚で仕事をとらえることが企業の母体を支える。この目標を掲げるティアとはどのような会社なのか。社長自らが会社設立のエピソードから現在までの成長と将来戦略を語る。

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  • 経営の言語化 社員と組織を成長させる言葉の力
    -
    経営やマネジメントをしていれば、悩みが尽きることはありません。一つ課題をクリアしても、新しいステージに到達したらそこでまた、新たな課題が出てくるからです。でも、安心してください。今、目の前にある悩みは、必ず解決できます。その答えは、本書のテーマ「経営の言語化」にあるのです。自分の経営に関する考え方や、これまでやってきたことの意味を言語化し、社員をはじめとする仕事に関わる人たちと共有すればいいだけです。経営の言語化とは、成功や失敗、物が売れた理由、人に感謝されたことといった、これまでに行ってきたことの結果を振り返ることが基本です。常に考えて、考えて、深掘りして言語化していくことで、これまでとは見えるものが変わるのです。取引先1社、社員8名の会社が売上10倍を達成した経験をもとに、言葉の力だけで今いる社員を成長させ、強い組織へと生まれ変わる方法を紹介。悩める中小企業経営者必読の一冊です。
  • できるリーダーは、「これ」しか言わない 76のすごい言葉
    -
    忙しすぎるリーダー必読! たったひと言で部下が自ら動き出す「魔法のフレーズ」。あなたは、こんなメンバーに悩んでいませんか? ●何をお願いしてもすぐに「無理です」と言って動こうとしない ●指示をすれば動いてくれるが、指示がないと何もしない ●ミスを指摘しても言い訳ばかりで改善しようとしない かといって、ここで強い言葉を使ったら「パワハラ」と言われてしまうのが、現在の上司の辛いところ。では、どうすればいいのか。「たったひと言」でその状況を打開できるのが、本書で紹介する「76の言葉」。たとえば、 ●すぐに「無理です」と諦めてしまう部下には「何があればできるかな」と問いかける。 ●人のせいにしがちな人には「われわれができることで考えない?」と促す。 ●何も決めようとしない人には「AとB、どちらが近い?」とやんわりと決断を迫る。 このようなフレーズで、やる気を削ぐことなく、自然と部下を前に向かせることができるのだ。その他にも、「気持ちよく引き受けてくれる頼み方」「刺さるほめ方」「嫌われない叱り方」「リスクをあぶり出す言葉」など、使えるフレーズが満載。 20万部ベストセラー著者が贈る、「今すぐ使えるフレーズ集」。
  • 図解 すごい立地戦略
    4.0
    なぜ、その店に人は吸い込まれるのか? いつも繁盛しているお店には、人間の認知機能・心理・クセを巧みに利用した「つい、人が動いてしまう」驚くべき仕掛けがある。秘密は、「立地戦略」にある。 ●高級住宅街に、激安コンビニを出店する理由 ●なぜ、コメダ珈琲店はロードサイドを中心に出店するのか ●飲食店に向かない立地とは? 意図や理由がわかると、「バカな!」「なるほど!」と驚いてしまう秘密が満載だ。本書は、カフェやそば屋、サロンなど、出店を考えている人はもちろん、企業の店舗開発担当者、店舗出資者を対象に、立地の基本が学べる「入門書」である。新型コロナウイルスの影響、値上げラッシュ、人口減少……こうした現状をふまえ、資本力に頼らなくても、立地戦略を駆使して生き残る方法を解説する。3万件の調査実績を持つプロが伝授する、貴重な資金を数カ月で溶かさないための「失敗しない出店戦略」とは?
  • 決算書は、「ここ」しか読まない 企業の伸びしろを1分で見抜く「読み方のルール」
    -
    ●決算書を読むのに、煩雑な会計知識は一切不要! ●合格率No.1簿記講師が教える「重要項目」と「読む順番」 ●最短最速で企業分析できて、投資・ビジネスに役立つ1冊! 本書は、これまで決算書を読むことに苦手意識を抱えてきた人でも、「決算書を最短最速で読め、企業分析できるようになる1冊」である。現代ほど、会計の知識があらゆる人にとって必要な時代はない――簿記講師・税理士・民間企業の経理担当役員という3つの肩書を持つ著者は、こう語る。ただし、会計・経理担当者以外は、決算書の作り方まで学ぶ必要はないと言う。むしろ、決算書の作り方から学ぶことで、会計や決算書を嫌いになったり、苦手意識が芽生えてしまったりすれば、かえって逆効果だと語る。本書では、決算書のなかで読むべき項目や順番について、実務に関係の深い項目だけを取り上げ、効率よく読む方法を解説している。本書で紹介する「重要項目」と「読む順番」の知識が身につけば、1分でざっと決算書の勘所が分かるようになる。そうすれば、どんな会社の「伸びしろ」もたちどころに見抜けるようになる。明日から決算書を読むのが楽しくなる画期的一冊!
  • 2男3女のシンママ社長、水産女子の先駆けとなる 100年後の天草と未来の子どもたちへ
    -
    熊本県・天草出身の漁業従事者であり、2男3女のシングルマザーでもある深川沙央里さん。男性社会がゆえに一度はあきらめた水産業で生きていくことを決意し、起業。持ち前の明るさとバイタリティーで、さまざまな荒波を乗り越え、今では天草で輝いている女性経営者のお一人です。本書は、生い立ち、企業家・母親としての顔、天草の未来に寄せる想いなどが、赤裸々に、飾らない言葉で綴られた初の著書です。ぜひ、多くの方に深川さんの等身大の魅力・生き方にふれていただけたらうれしいです。
  • うまくいくリーダーだけが知っていること(きずな出版)
    4.0
    カリスマ経営者、初出版! 10代で起業、イベント事業、不動産事業、ロボティクス事業など様々な分野で活躍。現在は投資家として活動する、実業家・投資家の嶋村吉洋が語る「リーダーの極意」。チームとは、自分を育て、己を磨く。自身をコントロールできる集団が高みを目指して行ける。リーダーとは、そのような人材が高みを目指せる「場」を作ることが最大の役割となる。チームを一丸とする方法は? チームの成長を加速させる方法とは? チームビルディング・コラボレートを通じて様々な事業の立ち上げ、サポートに携わってきた嶋村氏の新しい時代のビジネス理論を1冊に凝縮。 〈目次〉はじめに――ここからの時代、うまくいくリーダーの条件 第1章 信頼し合える組織のつくり方 第2章 力を引き出すコミュニケーション 第3章 チームを盛り上げる言葉の力 第4章 成果を上げる仕事量と時間の法則 第5章 個性を活かす組織マネジメント 第6章 プレッシャーを力に変える目標達成の極意 第7章 やってはいけないリーダーシップの常識 第8章 強いチームをつくるリーダーの基本 第9章 チームを壊さない人間関係のコツ おわりに――ゼロから1を起ち上げる力
  • 人が輝く森林経営 創業200年を見据えて
    -
    慈雨をたたえた森では様々な木や草が生え、虫や動物もいて、お互いが生かし合い、全体として調和しながら生成発展していきます。共存共栄の理想像がまさに森です。経営や会社組織においても、様々な個性を持った人が集まり、個人を生かし調和しつつ栄える森のような企業こそ理想です。株式会社桶庄の佐藤寛之社長は40歳にして、“採養”と“共育”を合言葉に人の特質を掴み、個性の異なる森の木として育て上げています。桶庄は名古屋の木桶屋からスタートし、今やリノベーション事業、不動産事業を幅広く展開し、2022年に創業150年を迎えます。本書は佐藤社長の経営観、人生観を余すことなく伝え、ヒト、モノを徹底的に生かす経営の極意を紹介します。
  • 最強の組織をつくる 人間を見極めるための「韓非子」と「孫子」
    -
    組織を構成する人間の本質を見極め、賞と罰を駆使しながら一つの目的に邁進させる、状況が変じた場合には臨機応変に形を変える、そんな組織をつくるヒントは中国古典の「韓非子」と「孫子」にあると著者は分析している。人の心の脆弱さすら活かし、意のままに動かす組織はどのようにつくるのか。権力をもつリーダーの役割や、リーダーが決して手放してはいけないものとは何か。さらには信用できる部下とできない部下の見分け方などを具体的に紹介する。経営者や経営幹部、リーダーが読み解くべき「韓非子」と「孫子」の本質がわかる一冊である。
  • できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編] メンバーが自ら動き出す「30の質問」
    3.5
    忙しすぎるリーダー必読! 「聞き方」を少し変えるだけで、メンバーが自主的に動き出す。あなたの仕事もグッとラクになる! 2019年に発刊された『できるリーダーは、「これ」しかやらない』は、「忙しすぎるリーダー」「仕事を抱え込んでしまう上司」の絶大な支持を受け、16万部のベストセラーとなった。本書はその内容をベースに、「聞き方・話し方」について深掘りし、1冊にまとめたもの。豊富な会話例を元に、指示・命令から雑談まで、あらゆる場面でのコミュニケーション術を説く。本書の最大の特徴は「聞くだけで問題が解決する」という「パワークエスチョン」を豊富に取り上げていること。上司はどうしても「具体的な指示をしなくては」と考えがちだが、それが間違いの元。「ひたすら聞く」ことで、部下は自主的に動き出し、問題もスムースに解決するのだ。部下とのコミュニケーションに悩むすべての上司に読んでほしい1冊。
  • 人生をひらく 困難に打ち勝つための原理原則50
    4.0
    日本電産を世界一の総合モーターメーカーへと育て上げた経営のカリスマが、最高の生き方と最強の働き方の原理原則を熱く語る決定版。たった4人で立ち上げた日本電産を、「情熱・熱意・執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の経営理念によってモーター分野で世界一の総合メーカーへと育て上げた永守重信氏。まさに「カリスマ」と呼ぶべき経営者といえる。そんな永守氏は、「人生は8勝7敗でいい」「人間には欠点があったほうがいい」など、生き方においても独自の人生観を持ち、指針としてきた。本書で、それら人生と経営についての原理原則を50項目にまとめ、夢と志を実現するための秘訣を語る。 〈目次〉●前章 「夢の実現」 ●第1章 「理念と目標設定の原理原則」 ●第2章 「人を動かす原理原則」 ●第3章 「働き方の原理原則」 ●第4章 「組織運営の原理原則」 ●第5章 「リーダーシップの原理原則」 ●第6章 「決断と選択の原理原則」
  • 人生を輝かせる「親孝行」の心得 一流を育てる二十箇条
    5.0
    独自の「丁稚制度」で家具職人を育てている秋山木工。その人材育成の大本である「親孝行」の教えと、一流となるための心得を説く。横浜市で注文家具をつくる秋山木工は、富裕層から企業、政府にも顧客を持ち、本物の家具をつくり続けている。そんな秋山木工の秋山社長が人材育成の大本としているのが「親孝行」である。これは、親ばかりではなく、師匠や目上の人やお客さまを敬い、仕事に対する姿勢や生き方を真剣に学ぶことで、一流の職人に成長するという考え方から実践されているものである。また、秋山社長は「親孝行心得二十箇条」を定めており、「親孝行している人ほど、謙虚になれます」「親孝行している人ほど、運がよくなります」「親孝行している人ほど、お客さまに可愛がられます」など、具体的な親孝行の実践方法を説いている。本書で、「親孝行ができれば、技術は後からついてくる。誰でも必ず一流になれる」という人材育成の要諦を明らかにする。
  • 小林製薬 アイデアをヒットさせる経営 絶えざる創造と革新の追求
    3.3
    小林製薬はなぜ、20期以上も連続増益・増配ができているのか。なぜ、長年愛されるヒット商品を創出し続けることができるのか。なぜ、人を惹きつけるネーミング、キャッチコピーを生み出すことができるのか――。アンメルツ、ブルーレット、消臭元など、衛生日用品のニッチマーケットで勝ち続けてきた小林製薬。この成長企業を率いてきた根っからのマーケッターが、初めてその経営の秘訣を語り明かす。同族経営が成長・飛躍し、社会の役に立つ企業であり続けるための実例がここにある。 〈目次より〉●創造は「よいものの模倣」から始まる ●ブランドを育てるとともに「らしさ」を追求する ●「少しつくって、少し売り、さらにもう少しつくる」という考え方 ●会社にも人間にも成長過程がある ●「失敗は堂々と語る」文化を大切にする ●強いボールを投げ続ける ●現場を知れば、最悪の事態もイメージできる ●「実績を上げる」ことが先決だ ●「あと一日考える」ことの大事さ 他
  • 大工のすすめ 楽しく働き続ける、それが人生の成功者
    -
    なぜ、優秀な若者が大工を目指すのか? 東京大学・京都大学・大学院卒の高学歴者が大工を目指して入社を希望する建設会社がある。静岡県沼津市に本社を構える平成建設だ。創業以来、業界で不可能といわれた建設業の内製化、大工の養成を続けて増収増益で成長している。大工を育てているだけでなく、部員が部長を選挙で決める「チーフリーダー制度」、人事評価を他部署や部下を含めた複数で査定する「360度評価制度」、社長を全社員が査定する制度まである。日本で一番注目されている建設会社・平成建設の経営を紹介するとともに、なぜ大工になりたがる若者が多いのか、その理由を解き明かす。経営者、リーダーだけでなく、これからどう働き生きるべきなのかを真剣に考えている若い人にぜひ読んでほしい一冊。
  • リーダーが優秀なら、組織も悪くない チームの成果を最大にするミドルの力
    -
    優秀なリーダーとは部下の成長の触媒となる人間である。そうあるための振る舞いはいかにすればよいか。本書ではケーススタディを掲げながら、わかりやすくその具体例を示す。人はルールに縛られるのは嫌いである。だから誰にとっても組織は窮屈なものだ。しかし反面、ルールに従える環境なら、組織の一員として生きる方が安全で楽だ。太古の集団での狩猟時代以降、人はそういうアンビバレントな状況の中で生きてきた。そして、それを解消してくれる優秀なリーダーを求めてきたのである。本書の著者は、優秀なリーダーの特性を、部下を納得させる力とする。組織の中に生きれば不本意な役割を担うことも多い。そのような時、リーダーがその人を納得させられるか否かが最重要だというわけである。常日頃からの姿勢、いざという時の構え、いかなる言動が部下の信頼を集めるか。大学生の就活指導30年余の実体験から、若者が求めてやまないリーダー像を描き出す。
  • Day 1〈デイ・ワン〉 毎日がはじまりの日
    -
    世界で躍進を続けるAmazon。その日本法人アマゾンジャパンのトップであるジャスパー・チャン社長が、これまでの成長の軌跡と、目指している企業としてのあり方を余すところなく語る一冊。Amazonの事業が急速に成長・発展する中で、創業者のジェフ・ベゾスが社員に対して示した言葉が「Day 1(デイ・ワン)」だ。日本語では「毎日がはじまりの日」といった意味合いを持ち、Amazonの掲げるミッションである「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」を実現するために大切にしている姿勢ともいえるものだ。本書で、「Day 1」であるために社員がどのような考え方で仕事に取り組んでいるかについてと、すべてをお客様を起点として発想・思考する企業文化、そして全員がリーダーであるという考え方のもとで行動指針としてまとめられた「リーダーシップ・プリンシプル」についてなど、チャン社長がアマゾンジャパンの経営の要諦を初めて公開する。
  • できる店長は、「これ」しかやらない すべての悩みは「仕組み」が解決する
    -
    ●ベストセラー「これしかやらない」シリーズ ●自己主張が苦手な人も、細かいことを気にしすぎる人も、仕組みで「できる店長」になれる! ●人の育て方から売上の上げ方、利益の出し方までを1冊で解説 「人がどんどん辞めてしまう…」「頑張っているのに利益が出ない…」店長の悩みは、コロナ禍でますます深まっている。それに対して著者は、「個々の能力に頼っていては、一部の特別に能力の高い人しか活躍できない。能力ではなく『勤勉』に集中した仕組みを作れば、誰でも活躍できる」と断言。著者は、人に仕事を任せられない「できない店長」だったにもかかわらず、仕組み化の重要性に気づいたことで変わり、上場企業から個人店まで、年間4000人、延べ5万人以上の店長の悩みに答えてきた。飲食・小売・サービス業など、店舗ビジネスに精通する人物である。本書では、スタッフの定着率アップ・育成法から、お店のファンの作り方、利益の出し方、「人」「物」「金」のリスクからお店を守る方法までを徹底指南。「自分は店長に向いていない…」と思っている人、必読!
  • 人生で大切なことはすべてソニーから学んだ Back to the basics yet again.
    3.7
    ソニーのものづくりの根幹業務を担当し、数々のヒット商品を世に送り出してきた著者は、ソニーを卒業したあとも、一部上場企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業の社外取締役や顧問を務めている。各社が著者に求めているのは、ソニーで培ったものづくりの精神やマネジメントで、どの企業も業績が好調だという。ソニーの黄金期をつくったのは、井深大、盛田昭夫、大賀典雄という名経営者であり、彼らから直接薫陶を受けた著者が、ソニーのDNAを解き明かしたのが本書である。「世界初」にこだわるエンジニア、肩書ではなく「さん」で呼び合う気さくな社風、発売の時期を決めてからスタートする独特の商品開発、徹底した品質管理、他社とのユニークなプロジェクト、世界に点在する拠点でのビジネス等々、著者の体験をあますところなく語っている。夢や志をカタチに変えて世の中に貢献しようとするソニーのDNAこそ、コロナ禍を乗り越えるヒントともいえよう。
  • 「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」
    3.8
    「いい人」を脱却し、権力を自在に使いこなせ。挫折を糧に、打たれ強いマインドを手に入れよ。ポストコロナを生き抜く、「リアルすぎる」リーダー論が登場! コロナショックによって訪れた「不連続な変化の時代」。これからのリーダーに求められる能力も当然、変わってくる。具体的には、「調整型リーダー」は通用しなくなり、今後は「トップダウン型の打たれ強いリーダー」こそが求められる。カギとなるのは、「失敗」「挫折」体験。これらをどう生かし、「強いリーダー」になるかの方策を説くのが本書だ。「抵抗勢力との戦い方」「権力の上手な使い方」「撤退戦のコツ」「敵対者の説得法」など、著者の実体験から得られた「リアルすぎる」リーダーのノウハウを余すところなく語り下ろす。NHKやワールドビジネスサテライトなどメディア出演多数。ポストコロナ論の第一人者として知られる著者が語る「リーダー論の決定版」。
  • 週休3日でも年収を3倍にした仕事術
    5.0
    ●元マイクロソフト役員で、16万人の働き方改革を支援した著者が自ら実践! ●AI・ITツールをフル活用し、世界中のギグワーカーとともに最短距離で成果を出す「まったく新しい働き方・稼ぎ方」! ●著者が実際に使っている最新ツール・サービスも多数紹介! 「デジタル技術による変革=デジタル・トランスフォーメーション=DX」が一気に加速する──。コロナ禍で日本企業の遅れが明らかになった今、盛んにそう言われている。しかし「そう言われるけど、自分のまわりではDXなんてまったく起きてない」「自分はどうすればいいの? プログラミングでも学べばいいの?」といった声も少なくない。著者は、マイクロソフトの執行役員時代、数多くの日本企業でIT導入による業務変革・生産性向上を実現してきた人物。独立後は、週休3日(週30時間労働)を4年以上継続しつつ、年収を3倍にしてきた。そんなことが実現できているのは、デジタル技術を駆使する「個人版DX=DX仕事術」の賜物だという。本書では、著者が実践するDX仕事術を伝授する。
  • マネジメントの悩みがスッキリ解消 「理系リーダー」の教科書(大和出版)
    3.8
    「自分はリーダーに向いていない」と思っているあなたへ――一度は自らリーダー職を辞したエンジニアが、試行錯誤の末につかんだ「チームをまとめ、しっかり成果を出す方法」を初公開。大丈夫、理系には理系ならではのやり方があるんです――◎まずは「理系人間特有の傾向」を押さえておこう ◎理系リーダーは「相手視点」をもつことがとくに大切 ◎ズバリ、理系リーダーは「ペースメーカー」が向いている ◎やっていい効率化、やってはいけない効率化 ◎メンバーから敬遠されるリーダーには理由がある ◎理系リーダーがつい口にしてしまうNGワード ◎分析力をメンバーの「強み」「弱み」の発見に活かそう ◎「メンバーのモチベーション」を高める9つのキーワード ◎周囲は理系リーダーに「調子のいい振る舞い」など求めてはいない ◎理系リーダーが「周囲」を巻き込む究極のアイテム ◎リーダーの経験で苦労したことは一生ものの財産になる 他、全54項。
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略
    4.0
    「ビジネスの戦略は生物の戦略と似ている」――私たちの目の前にいる植物や生き物たちは、すべて38億年の進化の歴史の中で勝ち残ってきた勝者たちである。成功事例を学ぶことが、成功の秘訣であるとすれば、「生物の戦略」からビジネス戦略を学ぶことに、何の躊躇があるだろう。そこには進化の答えがあるのである。サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長・新浪剛史氏推薦の書。
  • ネクスト・リーダーシップ
    -
    コロナ禍でビジネス環境は一変し、問題が顕在化した。問題が顕在化したことで、やるべきことが明確になったとも言える。これはチャンスだ。企業も、組織も、マネジメントも変わらざるを得ない。これからのリーダーに求められる資質とは何か。大切なのは、「脱スペック向上思考」「ハードからソフトへの転換」「情実から成果へ」「ファクトベース」「コミュニケーション」「責任感」。大きく変化するビジネス環境で生き抜くための6つのヒント。この本を武器に、みずから活躍するためのフロンティアを見出そう。ビジネスパーソン・リーダー層のあらたなバイブルとなる一冊。
  • 本物の「上司力」(大和出版) 「役割」に徹すればマネジメントはうまくいく
    5.0
    部下から信頼されない・チームがまとまらない・思うような成果が出せない・リモートワーク対応・パワハラ問題 etc. このまま、「平凡な上司」に甘んじるか、それとも、「新たな自分」で進んでいくか――。これまで400社以上を支援! 現場を預かるリーダー達から圧倒的支持の「上司力」提唱の第一人者が、この時代だからこそ必要な新しいマネジメント手法を説く。「あなたは、知っていただろうか。部下はあなたが思っている以上に、上司の言葉に一喜一憂し、ときには深く傷ついていることを――」本文では、本物の「上司力」を身につけるために必要な5ステップを全公開。1.相互理解、2.仕事の任せ方、3.協働意識、4.改善・改革が進む組織、5.評価、等、やる気が広がり組織が自走し始める「戦略と仕組み」を詳細かつ具体的に解説する。いかなる状況でも、部下の「管理者」ではなく「支援者」であれ! 負けるな上司!
  • できる社長は、「これ」しかやらない 伸びる会社をつくる「リーダーの条件」
    -
    経営には「これだけは社長がやらなければいけないこと」があります。世の中には、そのことを理解しないまま、「本当にやるべき仕事」に集中できていない社長が、意外に多い。例えば、目についた仕事や、社内外から次々に求められる仕事の山の中に埋没し、経営の最も大事な部分に注力できなくなってしまっている状況がよく見受けられます。本書を手に取られたあなたはどうでしょうか。情熱を持って頑張っていても、それが正しい努力の仕方でなければ、結果につながらず、「残念な社長」になってしまいます。だからこそ、限られた時間のなかで、「社長にしかできない仕事」に集中し、正しい頑張りをすることこそが、「できる社長」に求められていることなのです。トップとして、これだけは社長自身が絶対にやらなくてはいけないことは何か。本書では、経営の本質に集中できるようにする考え方やコツをご紹介していきます。
  • ビジネスの「神髄」が身につく! 経営学 無敵のメソッド70(池田書店)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経営学の基本メソッドを、一気に70通り紹介! 近年、経営学の用語が日常的なビジネスの会話のなかで氾濫しています。「このSDGsが重視される社会において、ABC分析をしたところ、わが社のKPIとしてダイバーシティの……」。この本は、話し手としても聞き手としても、「わからない」をなくし、仕事のなかでの議論をより有効なものにするための武器を身につけ、確実に戦えるようになるための本です。また、この本で紹介するメソッド、さまざまなフレームワークや言葉は、日常においても使うことができるフレームワークや言葉です。私たちが目にする社会は市場社会であり、平和に見える街並みの後ろ側で凄まじい知恵の戦いが行われています。そのバックヤードを少しだけでも理解することによって、日常が違って見えることになり、少しだけ賢く生活をすることが可能になるはずです。ビジネスで戦うため、そして日常で賢く生活するための、経営学の網羅的な基本書です。
  • 「志」の経営
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    本書に登場する6人の企業経営者は、松下幸之助の教えを経営に活かし、独自の取り組みで会社を成長・発展させている。その経営哲学と事業戦略の要諦を語る。登場する気鋭の経営者は……様々な報奨制度で社員のモチベーションをアップしている吉寿屋(大阪)の神吉一寿社長。「善循環」を企業理念にお客様に貢献する事業を展開する桶庄(愛知)の佐藤寛之社長。TOCという独自理論によって業績を向上させる独自のコンサルティングを実践するHONKI(滋賀)の石川朋之社長。従来の出版物流事業にとどまらず、プリントオンデマンドなどの新事業を展開しているニューブック(埼玉)の豊川竜也社長。「想いをのせてつなぐ」を社是に、インバウンド対象のサービスなどで業容を拡大する丸和運輸(大阪)の藤本智治社長。住み替え前提の家づくりで成長を続けるタクミホーム(青森)の木村昌義社長。松下幸之助イズムをどう経営に活かすかがわかる実践の書。
  • 世界のトップコンサルが使う 秒速で人が動く数字活用術
    -
    働き方改革、そして新型コロナウイルス。リモートで上司、部下と相談し、直接面談せず得意先と折衝するための新時代のビジネススキルが求められている。そのキーとなるのは、「心に響く数字、データ」をいかに示すかだ。本書では、企業再建のプロとして、日本にいながら世界中の企業のM&Aを成功させてきた著者が、数字の伝え方、グラフの見せ方ひとつで、相手が納得して瞬時に自らの意思で動き出す方法をまとめた。内容例を挙げると ◎「正しく数字を理解できる」だけではビジネスパーソンとしては失格 ◎グラフでは基準値との「差分」を示して、危機感を煽れ ◎「グルーピング」でデータの傾向を強調させなさい ◎データを要素分解して示し、相手が動く道筋を示せ ◎間違いだらけの「MECE」の使い方 ◎「フェルミ推定」は、企業の入社試験のためにではなく、現場で使ってこそ効力がある 等々 会計、ファイナンスの知識は不要! 誰でもすぐに使いこなせるスキルを紹介!
  • エッジソン・マネジメント 尖った優秀な若者をどう採用し、いかに育てるか
    5.0
    日本を、世界で最も若者が育つ社会にする。リーダー、組織を変革できる人財は、「目的」「志」を高くもっている。また、その目的を実現するための能力基盤である「智」「仁」「勇」「礼」「義」に優れた能力が不可欠である。目的に尖っている「エッジソン」という人財をいかに育てるか。それは、大学の4年間と入社後の3年間の計7年間がとても大切になってくる。著者はそれを「ゴールデンセブン」と呼び、大学と企業が協力して若者の育成に力を入れることが必要と説く。人財を「青田買い」するのではなく、人財を育成する「青田づくり」が、課題先進国である日本において、人こそが最大最強の資源である日本において急務なのだ。
  • 儲かりたければ社員を愛しなさい 「超」ホワイト経営の新常識
    -
    かつて、大卒社員は2人のみで、中卒や元暴走族などの社員が多数、残業時間が青天井だった超ブラック企業を、従業員数800人超え、16年連続増収の会社に生まれ変わらせた社長が、驚きの経営の仕組みを公開する。株式会社武蔵野の小山昇社長は、「お金」「休み」「楽しみ」を社員に与えることが、会社を成長させると説く。そのために、「残業したら賞与を減らす」「禁煙手当を支給」「上司や社長との飲み会を教育の場に」「掃除などの環境整備は給料を払って強制的にやらせる」など、独自の手法で会社の経営方針・制度を変革してきた。その成果として、以前は社員一人当たり平均76時間あった残業時間は10時間に短縮、社員はいきいきと働くようになり、会社も増収を続けている。また、同社の経営の仕組みを紹介する「経営サポート事業」の会員企業は、半数以上の会社が過去最高益をたたき出している。これら武蔵野流「社員の愛し方」の要諦を解説する書。
  • 「名経営者」はどこで間違ったのか ゴーンと日産、20年の光と影
    3.0
    元日産自動車北米副社長。BMWジャパン、クライスラージャパンのトップ。そして早稲田大学ビジネススクール教授。そんな経歴を持つ著者だからこそ書ける「ゴーン改革の真実」とは? 約20年に及んだ「カルロス・ゴーンの日産」は、ゴーン氏の突然の逮捕によって幕を閉じた。あれから1年、いまだ日産が混乱を続けている理由は「ゴーン氏の負の遺産」にあると著者は指摘する。それは一体どういうことなのか? 本書は、20年にわたるゴーン氏の経営を総括し、その「真の評価」を明らかにするもの。「ゴーン氏以前」の日産の諸問題から、「日産リバイバルプラン」の真の成功要因、そして、その後の「転落劇」の要因はどこにあったのかを解き明かす。成功と失敗のすべてが詰め込まれた最強のケーススタディ。
  • テクノベートMBA 基本キーワード70
    3.5
    ビッグデータ、ブロックチェーン、サブスクリプション、RPA、MaaS……人気ビジネススクールで学べる「AI時代の必修教養」が、この1冊ですっきりわかる。テクノベート(Technovate)とは、テクノロジー(Technology)とイノベーション(Innovation)を組み合わせた言葉で、主にITに代表されるテクノロジーによって進化、あるいは変化していく新しい経営の在り方を指す言葉です。テクノロジーがビジネスの在り方を変える時代に、それと深く関連する重要キーワード70個を厳選し、図版も交えてコンパクトに解説したのが本書になります。読めば、最先端の技術をビジネスの現場で使いこなすための知識とスキルが、すぐに身につく! 【本書の内容】●Chapter1 データ/AI の基本 ●Chapter2 新技術 ●Chapter3 経営戦略 ●Chapter4 マーケティング ●Chapter5 ヒト/働き方 ●Chapter6 創造と変革 ●Chapter7 コンピュータ/インターネットの基本
  • もういちど、本屋へようこそ
    4.2
    時代は変わった。本屋も変わった。だからこそ、面白い! 地域ごとの「書店大賞」、「走る本屋さん」の挑戦、そして、店舗の外での読者と本をつなぐ試み……。新たな取り組みや工夫を知れば、あなたも行って確かめたくなるはず。全国の「あきらめの悪い書店員たち」が語る、読書と書店の面白さとは――。本屋と本の新たな魅力が見えてくる一冊。 【目次より】●第一章 「本屋」って、何だろう? ●第二章 書店だけが「本屋」じゃない。本と読者を繋ぐ人々 ●第三章 あのまち、このまちでも……本屋はワイワイやってます ●第四章 本屋が考える「読書」と「本との出会い」の楽しみ ●第五章 「これまでの本屋」と「これからの本屋」
  • 数字で話せ 文系人間がAI時代を生き抜くための「伝える技術」
    3.5
    優れた経営者やビジネスマンほど「会話の中に数字がスラスラと出てくる」。本書は、その技術を「数字が苦手な文系人間」向けに明かすもの。著者の斎藤氏は文系出身ながら独学で数字を操る技術や統計学を習得し、コンサルタントやマーケティングディレクターとして活躍している。そんな氏が「ビジネスのコアスキル」と明言するのがこの「数字で話す」能力だ。自身もかつて、数字が苦手であったからこそ、誰でも使える技術へと落とし込んでいる。たとえば、「@変換で自分事にして伝える」「偏差値で意見を通す」「ファネルで営業を効率化する」「確率で戦略を語る」「コンサルタントが使う2ケタ×2ケタの暗算」など、まさに現場に即した内容となっている。さらに、AI活用やビッグデータ解析など、最新の「数字で話す」技術についても解説。数字やデジタルに対するコンプレックスが解消される!
  • コミュニティをつくって、自由に生きるという提案(きずな出版)
    4.0
    いま、クラウドファンディングや、オンラインサロンといった、人と人とが繋がることで大きな事業を動かすコミュニティ活動が、ずいぶんと身近になっています。大きなコミュニティをつくることができれば、自分がなにもしなくてもメンバーの拡散力でどんどん物が売れていく。新しい企画にもあっという間に支援者が集まり、やりたいことが超スピードで実現されていく……コミュニティによって、より生産性の高い、自由な生き方が可能になるのです。「コミュニティに興味はあるけれど、人と接するのが苦手な自分にできるわけがない……」「コミュニティを大きくしたいけれど、なかなか人が増えない……」大丈夫。少しの工夫で、魅力的でつながりの強いコミュニティが、あなたにも作れます! 人付き合いの苦手な著者が、なぜ5000人のコミュニティを育て運営することができたのか。いままで体系化されていなかったそのノウハウを、ついに公開します! ●コミュニティは「弱いつながり」から ●相手の悩みがコミュニティづくりのヒントになる ●「何かをしてもらう」という考え方は捨てよう ●コミュニティのデータベース「ご縁帳」をつくろう ●コミュニティづくりに必要な4つのリソースとは? ●オンラインで関わりを深めていくには? ●会に1回参加したら、今度は自分が2回主催する ●コミュニティをビジネスにつなげる3ステップ ●コミュニティが強まる5つの運営のコツ ●「アンケート」でインタラクティブな関係性をつくる ●プレゼントとストーリーで「コミュニティメンバーの声」を集めよう ●「依存型」ではなく「自立型」のコミュニティを構築しよう ●コミュニティの規模が100人を超えたら、自分だけが中心にいてはいけない ●コミュニティに価値を提供できれば、何でも商品になる ●コミュニティに入れていい人、入れてはいけない人……etc.
  • 社員に任せるから会社は進化する 日本版「ティール組織」で黒字になる経営の仕組み
    3.0
    今、組織論が注目を集めている。そのきっかけが、ベストセラーとなっている『ティール組織』(フレデリック・ラルー著、英治出版)である。ティール組織とは、「階層に頼らず、仲間との関係性で動く自主経営」「各メンバーが個人として全人格で仕事に向き合う全体性」「組織それ自体が生命と方向性を持っている存在目的」が特徴とされ、「進化型組織」と呼ばれる。本書は、まさにティール組織を実現したといえる(株)日本レーザーの近藤宣之氏が、自社の組織運営を通して得た真に社員の自主性・当事者意識・モチベーションを高める経営手法を開陳する書である。近藤氏は、債務超過に陥り、倒産寸前だった同社を一年で黒字化させ、二十五年間連続黒字を実現した。その根底には、「社員ファースト、お客様セカンド」「社員の上下関係なし」「営業ノルマなし」といった徹底的に社員を大切にする経営があった。その具体的な手法を公開し、次世代型組織の要諦を解説する。
  • 武器としてのビジネススキル 一生食べていくために身につける6つのこと
    3.6
    どんな会社でも一生安泰ということはありえない。自立し、どんな時代でも生き残れる知識とスキルを身につけよ! サラリーマンとして成功したとしてもたかだか年収1,000万円。しかもそれはこれからの時代、砂上の楼閣である可能性が高い。それなら、好きなことをして1億円を目指してみないか。「お金」「集客」「セールス」「決断」……、成功するための視点・解釈・ステップをわかりやすく紹介。これからやってくる働き方改革の新時代を生きるビジネスパーソン必読の書です。
  • 会社を殺さないための「事業承継」の教科書(きずな出版) 最高の2代目は、いかにして完成するのか
    -
    127万社に後継者がいないという現代。「会社を残したくても、後継者がみつからない」「後継者候補はいても、なかなか引き継げない」「後を継いだけれど、経営がうまくいかない」そうして廃業してしまう会社が後をたちません。このままでは、日本の技術が失われてしまう……そこで、実際に溶接会社を継ぎ、業績をV字回復させた著者が、具体的な引き継ぎ方と、会社の改革テクニックを公開! 後継者の選び方、引き継ぎの流れ、後継者が引き継ぐうえでやるべきこと、離職率0%を維持する、従業員が働きやすい環境づくり……など、会社を引き継ぐ側も、受け継ぐ側も必読の1冊! ・アトツギが避けられない5つの障害 ・4つしかない引継ぎプラン ・「会社が安泰」は単なる幻想 ・ゆとり社員が活躍できる会社づくりが急務 ・こんなタイプには継がせるな! ・アトツギになるのは得? 損? ・アトツギがいないときは? ・やる気がある後継者を空回りさせる思い込み ・後継者育成度がわかる評価テンプレート ・後継者に必須の5つの力 ・この5人を味方にする前に、会社を継ぐべからず……etc.
  • 会社を売りたくなったら読む本
    -
    M&A市場が過去最高の活況を呈している。そして、圧倒的な売り手市場である。まさに今こそは、会社売却の「好機」と言える! 会社の売却を考えた場合、売り手が不利にならないように、どのような仲介業者を選べばよいのか、自社の値段はいくらになるのか、少しでも高く売るためにはどうすればよいのか。本書では、多くの場合に売り手となる中小企業経営者の立場になって指南する。現在は売却を考えていなくても、将来はその可能性がある、あるいは自社の値段を知りたいという経営者には必読の書である。 ●売却に引け目を感じる必要はない ●自力での交渉は不利になる ●M&A業界の手数料 ●売却条件とその優先順位を検討する ●トップインタビューでの回答の仕方 ●企業価値を下げる理由 ●売却のタイミングと売却先候補 etc.
  • 「思い」の経営 「オオクシ」未来への挑戦
    -
    千葉県を中心に、低価格ながらお客様満足度の高いカットサロンや美容室を48店舗展開、15年連続で売上2ケタ成長を続ける株式会社オオクシ。社長の大串哲史氏は、稲盛和夫京セラ名誉会長に盛和塾で経営を学び、平成二十五年には稲盛経営者賞を受賞するなど注目を集めている。オオクシに入社した美容師には、『フィロソフィー』という分厚い2冊の冊子が渡される。そこには、大串社長の経営に対する考え方や、古今東西の先人が遺した人生哲学や成功哲学が記されている。社員たちは、あらゆる機会にこのオオクシ・フィロソフィーに触れ、社員として、そして一人の人間として成長できるよう日々邁進している。またオオクシでは、POSシステムをはじめとしたITを駆使して「経営の見える化」を推し進め、日本トップクラスのお客様再来店率を実現した。社会、お客様、社員に幸せをもたらしたいという「思い」を実現するための経営哲学を公開する一冊。
  • 斎藤一人 大商人の教え 仕事がイヤになるたびにお金と知恵が増えていく
    -
    「仕事がイヤだ……」「今日はもう行きたくない……」「でも、お金や知恵を得て成功し、幸せになりたい」誰しも働いていると、人間関係、将来への不安、モチベーションの低下など、様々な原因で仕事がイヤになった経験があると思います。本書は、仕事がイヤになり、経営する会社もどん底に陥った著者を救った、生涯納税額日本一の大商人・斎藤一人氏からの言葉を紹介します。著者が引きこもり生活を経て、兄の店のノウハウを吸収しながら経営し始めた居酒屋は赤字続き。このままでは破産してしまう状況まで追い込まれてしまいます。そんな時、たまたま手に取った大商人・斎藤一人氏の本に書かれた考え方を実践し始めると短期間で、超繁盛店に変わりました。そのことが話題となり、著者は実際に斎藤一人氏と面会し、直接教えを受けるようになり、さらにお店は発展を遂げていったのです。本書で紹介する著者が受けた教えの数々は、驚くほど働くあなたの心に突き刺さるはずです。本書を読めば、あなたは絶対に大丈夫です。仕事がイヤだと思う自分を責めるだけでは何も変わりません。「仕事がイヤになったとき」が絶好のチャンスに変わる一冊です。 【目次】●第1章 困難を解決に導く大商人の言葉 ●第2章 イヤなことが心から消える大商人の言葉 ●第3章 豊かさを引き寄せる大商人の言葉 ●第4章 明日起こる出来事が変わる大商人の言葉

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