経営・企業 - PHP研究所作品一覧

  • 経営中毒 社長はつらい、だから楽しい
    4.0
    第4回 JAPAN PODCAST AWARDSベストナレッジ賞受賞 北野唯我氏、冨山和彦氏推薦! 裏切り、資金枯渇、孤独……この“ヒリヒリ”が組織を強くする――全企業人必読の「経営指南書」「メンバーが衝突しチームが分裂した」「業績が悪化し事業の撤退を余儀なくされた」「メンバーの横領がバレた」……さぁ、あなたならどうするか? 大企業からベンチャーまで1,000社以上の企業変革を支援してきたエッグフォワード代表の徳谷智史氏が、組織マネジメントで起こるトラブル・苦難を赤裸々に告白。経営者はもちろん、マネージャークラスでも直面し得る実例を盛り込み、著者がどう切り抜けたか、解決したかを生々しく再現する。トップの孤独と、会社員視点では得難い「やりがい」、表現しがたい「充実感」を明かし、「社長はつらい、だから楽しい」という中毒とも言える、経営の醍醐味を疑似体験できる一冊。本書の元になった徳谷氏がMCを務めた音声コンテンツは、起業直後の挫折や苦しみも隠さず飾らずに伝え、どんな悩みやストレスも吹き飛ばす「やりがい」という蜜の味について語ったトークに、スタートアップ業界人が大注目。配信初週のビジネスカテゴリで第1位となるほど反響は大きく、Podcastリスナーの知的好奇心を最も刺激したコンテンツに贈られる「第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞」を受賞した。
  • 経営の言語化 社員と組織を成長させる言葉の力
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    経営やマネジメントをしていれば、悩みが尽きることはありません。一つ課題をクリアしても、新しいステージに到達したらそこでまた、新たな課題が出てくるからです。でも、安心してください。今、目の前にある悩みは、必ず解決できます。その答えは、本書のテーマ「経営の言語化」にあるのです。自分の経営に関する考え方や、これまでやってきたことの意味を言語化し、社員をはじめとする仕事に関わる人たちと共有すればいいだけです。経営の言語化とは、成功や失敗、物が売れた理由、人に感謝されたことといった、これまでに行ってきたことの結果を振り返ることが基本です。常に考えて、考えて、深掘りして言語化していくことで、これまでとは見えるものが変わるのです。取引先1社、社員8名の会社が売上10倍を達成した経験をもとに、言葉の力だけで今いる社員を成長させ、強い組織へと生まれ変わる方法を紹介。悩める中小企業経営者必読の一冊です。
  • アマゾン、ヨドバシ、アスクル…… 最先端の物流戦略
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    人手不足、EC市場の成長による宅配数の増加、トラックドライバーの労働時間規制、輸送費の高騰……。物流における「2024年問題」は、課題が山積している。この問題が2024年だけで終わればいいが、今後も物流を巡る環境は過酷さを増していくことが予想される。当然、その影響からは日本企業で働く我々も免れない。今後、物流は「企業格差」を広げる原因の一つとなるだろう。物流は、企業の生産性や収益性を大きく左右する。そのことにいち早く気づいた企業たちは、先手を打つ。アマゾン、ヨドバシ、アスクル……、独自の「物流戦略」をもとに圧倒的な競争力を生み出す企業は、どんな取り組みをしているのか? 本書では、物流の最新事情に精通する著者が、「物流最前線」を走る企業をピックアップ。優良企業の物流戦略と、それを可能にする仕組みを紹介する。物流の「今」と、高収益を生み出す企業のビジネスモデルがわかる! そこから「次の一手」が見えてくる!! あなたの会社を「物流で勝つ会社」にする選りすぐりのケーススタディをご覧いただきたい。
  • 日本人の賃金を上げる唯一の方法
    5.0
    賃金や1人当たり国内総生産(GDP)で見て、日本は先進国の最低レベルとなった。この状況に対して、賃金を上げ、成長するためには成長戦略や構造改革をすればよい、という議論が多い。だが、その中身は空っぽである。成長率を高める方法は、実はノーベル経済学賞学者にも分からない。賃金が上がらないのは、企業が利益をため込んで労働者に還元しないからだという人もいるかもしれない。しかし、すべての賃金とすべての利潤を合計したものであるGDPで見ても、日本の1人当たり実質GDPは他の国と比べてやはり伸びていない。では、どうすれば日本人の給料は上がるのか。生産性、為替、財政、あらゆる角度からエコノミストが難問に挑む。 〈目次より〉第1章 日本の賃金はなぜ上がらないのか 第2章 成長戦略は可能か 第3章 人手不足でなければ経済は効率化しない 第4章 財政赤字と経済成長
  • 静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと
    4.2
    バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代、さとり世代、Z世代……。たった1つの職場で、こんなにも多様な世代が働いている。育ってきた時代や環境が違えば、考え方や価値観は当然違う。そして、すれ違う。そうした「世代間ギャップ」「コミュニケーション・ギャップ」をどう埋めるのか? 解決策の1つとして、多くの企業では「1on1ミーティング」がなされている。しかし、効果的に実施できている企業は一握りだ。そして、若者が何も言わずに辞めていく。なぜ、うまくいかないのか? 今の職場の若者はいったい何を考えているのか? 本書は、1on1を核とした世代間コミュニケーションの問題を切り口に、職場の若者を多面的に分析。その過程で、退職代行サービスを使う若手社員、ブラック企業もホワイト企業も不安という若者たち、アメリカ発の静かな退職との比較、とにかく正解を教えてもらおうとする姿勢など、今どきの「職場の若者像」に迫る。今の「職場の若者」を理解したい経営者、若手社員とのコミュニケーションに苦慮する上司・先輩、若手社員の退職を防ぎたい採用担当の人事部職員、必読の1冊。「わかり合えない職場」の処方箋だ。
  • 起業時代 創刊号(freee出版)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 起業・開業するならこの一冊。起業・開業を検討している人が明日から始動するための段取りを、わかりやすく網羅的に解説する雑誌です。先輩起業家33名のインタビューにより等身大の起業を知ることができる他、税理士・経営コンサルタント監修のもと、正確な最新情報をお届けします。ふつうの人が、フツーに起業できる時代へ。起業時代、創刊です。《freee出版とは》クラウド会計ソフトを提供するfreeeが始めた出版レーベル「freee出版」。個人事業主や中小企業などスモールビジネスに携わる人が、より自由に、より自分らしく経営できるノウハウやヒントを、書籍というメディアでも広げていきます。
  • 人を育てるほめ方 叱り方 「やる気」を引き出す80の鉄則
    -
    「最近の若者はやる気がない」「厳しく注意するとすぐにやめてしまう」……といった不満や愚痴をこぼす指導者は意外に多い。しかし、ただ手をこまねいているのでは何も解決しない。また、部下に迎合したり黙視するようでは、リーダー失格である。そこで本書は、話し方研究の第一人者が、その豊富な経験をもとに、効果的なほめ方・叱り方の全ノウハウをもれなく公開。
  • 人的資本経営 まるわかり
    3.0
    企業価値を示す新たな指標であり、上場企業の開示義務が適用され話題沸騰の「人的資本経営」。ただ、言葉の意味を知っていても、「なぜ、やるのか?」「何から始めるのか?」まで語れる人は、そう多くはないのではないだろうか。「知っておくべき」と頭では理解している。でも分厚い専門書を開くのはちょっと気が引ける……。そんな人に向け、「これ1冊」で人的資本経営の全体像がわかる入門書をお届け。手軽に学べ、それでいて内容は以下のように充実している。 第1章 人的資本経営とは何か 第2章 世界で進む「人的資本開示」の動き 第3章 人的資本経営の落とし穴――表面的な理解では、逆効果にもなる 第4章 人的資本経営の実践――結局、何をすればいい? 第5章 人的資本経営の現状――海外企業と日本企業 人的資本経営のエッセンスを、日本における「人的資本経営の第一人者」が実務目線から徹底解説!
  • デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか
    4.2
    幸福度調査でトップ3常連国である「北欧の幸せな国」デンマークは、2022年・2023年と2年連続で「国際競争力1位」に選ばれた。千葉県よりも人口の少ない北欧の国が、なぜ世界と肩を並べるビジネス国に成長できたのか。デンマーク在住の著者がビジネスパーソンを取材してわかったのが、その生産性の高さ。DXを活用し、圧倒的スピードでプロジェクトをこなす一方で、午後4時に退社して家族との時間を過ごす。高い生産性とワークライフバランスを実現させる要因は、「ムリしない、させない」時間の使い方と職場の人間関係にあった。デンマーク人は職場や家庭で生じる人間関係のイライラ・モヤモヤを自然なかたちで排除している。本書は、国際競争力が2年連続1位でありながら、仕事への満足度も幸福度も高いデンマーク人の働き方・コミュニケーション方法・仕事やキャリアに対する考え方を明らかにし、日本人も使える楽しい「働き方」を提案する。現地のビジネスパーソンへの取材から働き方78のポイントを抽出、巻末には「デンマーク人から学ぶ『働き方のコツ』」リスト収録。
  • パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ
    3.0
    利益至上主義が行き詰まる今、企業が歩むべき道、ミドル社員が元気を取り戻す方法とは? この数十年間、利益だけを追求する資本主義が世界を覆ってきた。日本でも「市場原理」がもてはやされてきたが、「失われた30年」から脱することができず、日本企業も、そこで働くミドル社員も、閉塞感を抱き続けている。それを突破するものこそが、カネやモノではなく、「人を中心に据えた経営」であり、「パーパス(志)」だ。パーパスは、ミッションとは違い、自分たちの中から湧き出てくるもの。自分たちの思いと社会の思いが重なるところがパーパスになる。パーパスを仕事の中心に据えると、仕事そのものが「ワクワク」するようなものになり、利益も上がる。パーパスは、どう作れば効果的なのか? パーパスを、飾るだけの「額縁パーパス」にせず、浸透させて実践するには、どうすればいいのか? 具体的なノウハウを企業事例とともに解説する。 《本書の内容》序章 閉塞感を抱えるビジネスパーソンへ――今こそ見直される日本型経営の力 第1章 パーパスこそが、あなたと会社の閉塞感を突破する 第2章 パーパスは「巻き込みながら」作っていく 第3章 パーパスを「自分事」にしていくために 第4章 会社のパーパスを自部門に落とし込む方法 第5章 社員が自ら挑戦したくなる「パーパス浸透のコツ」とは? 第6章 「変わることが楽しい」。そんなリーダーになるために
  • 2桁成長を取り戻す デジタルリメイク経営 コンサル会社が実践したリアルDXストーリー
    -
    これまでのIT化の動きは、主に大企業を中心に展開されてきましたが、今回のDXは中小零細企業にとっても重要な取り組みとなります。デジタルテクノロジーの進化により、これまでのように数億円規模の投資が必要な話ではなく、中小零細企業でも小規模ながら効果的な取り組みを行うことで、大きな成果を上げることが可能となっています。しかしその一方で、「DXの必要性はわかってはいるけど、何から始めればよいのかわからない」とか、「とりあえず勧められたものに手を付けてみたけれども成果が感じられない」などといった、デジタル難民化した企業も増え続けています。しかし逆にいえば、「よくある課題」さえ克服できれば、2桁成長も高い確率で狙えます。そこで本書では、DXに取り組んで実際に成果を上げている中堅・中小零細企業の具体例を交えながら、経営者目線でDXの進め方とポイントをわかりやすく解説しました。(「おわりに」より)
  • イラストでわかる! DXで変わる100の景色(池田書店)
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 DXはよくデジタル化と混同されがちです。デジタル化はテクノロジーそのもののことですが、DXは社会全体にデジタル化が浸透したその先、私たちの生活や働き方が「変革」することを指します。そこで大事になってくるのが、目的から逆算してDXを推進することです。「自分たちの会社に、なぜこのIT機器やツールが必要なのか」をきちんと精査してから、ITツールなどを導入している企業はうまくいっています。一方、目的がはっきりしていない企業は、ITツールを導入すること自体が目的になり、システム会社にいわれるがまま、効果があるのかもわからないIT化を続けてしまうリスクがあります。本書では、各事例に「DXを推進した背景」と「DXの成果」の載せることで、何を「目的」としており、DX推進で何が「変革」されるのかを具体的に解説しています。
  • だから、会社が倒産する
    -
    利益を生み出すのはマーケティングとイノベーションしかない。それができる会社とは? 30年以上停滞を続ける日本経済。そこに襲いかかったコロナ禍が終わったかと思うと、今度は急激な物価高。中小企業をめぐる経営環境は厳しさを増している。それでも、いつの時代も変わらない経営の原理原則から外れなければ、生き残れるし、伸びていける。長年、数多くの企業の成功と失敗を見続けてきた経営コンサルタントが、その原理原則を解説。100年続く会社をつくるにはどうすればいいのか、自分が勤めている会社や気になるあの会社は大丈夫なのかが、これで分かる! 「当社の若いコンサルタントたちには、会社に行って何を見ればいいか分からなければ、とにかく『お客さま第一』の会社かどうか、外部志向かどうかだけを見てくるようにいっています。具体的に何を見るのかというと、2段階あります」――本書より 【本書の内容】●第1章 「品質・価格・サービス」をアップデートできない会社は潰れる ●第2章 必ずまた訪れる危機への備えはあるか ●第3章 社長が「生き方」の勉強をしているか ●第4章 事業承継の準備はできているか
  • できるリーダーは、「これ」しか言わない 76のすごい言葉
    -
    忙しすぎるリーダー必読! たったひと言で部下が自ら動き出す「魔法のフレーズ」。あなたは、こんなメンバーに悩んでいませんか? ●何をお願いしてもすぐに「無理です」と言って動こうとしない ●指示をすれば動いてくれるが、指示がないと何もしない ●ミスを指摘しても言い訳ばかりで改善しようとしない かといって、ここで強い言葉を使ったら「パワハラ」と言われてしまうのが、現在の上司の辛いところ。では、どうすればいいのか。「たったひと言」でその状況を打開できるのが、本書で紹介する「76の言葉」。たとえば、 ●すぐに「無理です」と諦めてしまう部下には「何があればできるかな」と問いかける。 ●人のせいにしがちな人には「われわれができることで考えない?」と促す。 ●何も決めようとしない人には「AとB、どちらが近い?」とやんわりと決断を迫る。 このようなフレーズで、やる気を削ぐことなく、自然と部下を前に向かせることができるのだ。その他にも、「気持ちよく引き受けてくれる頼み方」「刺さるほめ方」「嫌われない叱り方」「リスクをあぶり出す言葉」など、使えるフレーズが満載。 20万部ベストセラー著者が贈る、「今すぐ使えるフレーズ集」。
  • 図解 すごい立地戦略
    4.0
    なぜ、その店に人は吸い込まれるのか? いつも繁盛しているお店には、人間の認知機能・心理・クセを巧みに利用した「つい、人が動いてしまう」驚くべき仕掛けがある。秘密は、「立地戦略」にある。 ●高級住宅街に、激安コンビニを出店する理由 ●なぜ、コメダ珈琲店はロードサイドを中心に出店するのか ●飲食店に向かない立地とは? 意図や理由がわかると、「バカな!」「なるほど!」と驚いてしまう秘密が満載だ。本書は、カフェやそば屋、サロンなど、出店を考えている人はもちろん、企業の店舗開発担当者、店舗出資者を対象に、立地の基本が学べる「入門書」である。新型コロナウイルスの影響、値上げラッシュ、人口減少……こうした現状をふまえ、資本力に頼らなくても、立地戦略を駆使して生き残る方法を解説する。3万件の調査実績を持つプロが伝授する、貴重な資金を数カ月で溶かさないための「失敗しない出店戦略」とは?
  • 2023WBC侍ジャパンヘッドコーチが伝える 「心」の動かし方
    5.0
    2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンのヘッドコーチを務めた著者。栗山英樹監督からのたっての要請だった。著者は、日本ハムファイターズでの現役時代に、プレッシャーや緊張を克服するために「メンタル・コーチング」を学んでプレーに生かし、当時の守備無失策記録樹立やカムバック賞を受賞。引退後は、ニューヨーク・ヤンキースへの指導者研修留学。その後、日本ハムヘッドコーチとして「怒る、やらせる、教える」を排除する「メンタル・コーチング」を導入して、日本一に輝く2023WBCでも、栗山監督の「信じて、任せて、感謝する」を支えて、世界一に貢献した。本書では、選手の自主性を最大限に引き出して能力を開花させる指導理論から、コーチや指導者が具体的にどのようにチーム、組織をつくり、まとめ、選手や部下にどのように声がけをしていくべきか、現場の実例をもとに著す。また、WBCの裏話もふんだんに入り、いま改めてあの感動を味わいたい人にもお奨めの一冊である。どんなビジネス書よりも面白い、役に立つ。
  • 人と組織による実践経営学
    -
    先行きが不透明で将来の予測が困難である環境下において、企業がサスティナブルであるために、経営者やリーダーに求められることは何だろうか。その求められる人材像、組織像について、理学部出身の著者が、実際にパナソニックという大組織での実践経験と経営理論を紐づけて、より実践に活用しうる方法論としてまとめた一冊。昨今までの、人を労働力として捉える「人の歯車化」が負の遺産として残る日本企業がまだ多い中、「人的資本の重要性」が見直されるなど、潮流は変化している。企業がサスティナブルであるためには、新たな潮流をつかみ、イノベーションの連打が求められる時代である。本書は、イノベーションを創出するための暗黙知的ノウハウを言語化、一般化し、様々な企業や組織において活用が可能となる、「イノベーションの創出活動を加速させる」指南書である。
  • 家事から仕事まで使える がんばらない効率化
    4.7
    Q.皿を10枚洗うとき、どちらがより効率的? 【A】すべての皿を洗剤で洗い、終わったらすべての皿を水ですすぐ。 【B】1枚ずつ皿を洗剤で洗い、すすぐ。これを繰り返す。 ⇒【A】と答えた人は知らぬ間に時間をムダにしているかもしれません! 本書ではついやってしまいがちな非効率なやり方を例に、効率化の本質を分かりやすく解説していきます。著者によると、効率化に必要なポイントは「ためない」「まとめない」のたった2つ。その理論にのっとれば、皿洗いひとつとっても、作業手順を少し変えるだけで、これまで以上にスピーディーに仕事を完了させることができるのです。この理論をもとに独自に編み出したのが、本書のタイトルにもなっている「がんばらない効率化」です。皿洗い、ナスのヘタ取り、バケツリレーなど、全9つの無料動画も用意。文章と動画による解説で、読んで発見、見て納得の一冊となっています。
  • 管理職3年目までに「会社の数字」に強くなる! 会計思考トレーニング
    3.0
    管理職1年目の多くは、プレーヤー感覚から抜け切れないまま終わる。2年目は「会社の数字」を意識して動く。3年目は「会計思考」で戦略を練る! 管理職が意識すべき「会社の数字」とは、言うまでもなく会計上の数字。会計というと、多くの人は決算書やそれを作るための制度を思い浮かべるはずだが、それは「財務会計」と言われる分野であって、学んでも管理職の意思決定には役立たない。管理職に本当に必要なのは、マネジメントのための「管理会計」である。管理会計は、経営計画や財務管理などを行う際に指針となる社内向けの会計である。これらを通じ、メンバーの「努力の方向性」を示すことができる。本書では、これから管理職になる人、なったばかりの人が、会社の数字に強くなるためのクイズを出題する。ロジカルかつ定量的に意思決定をするために必要な「管理会計の思考法」とは何か。
  • 孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み
    -
    ミスによる手戻り、上層部からの横やり、経営陣のちゃぶ台返し――。プロジェクトの現場は、いつもモメ事だらけ! それでも、なんとか目標を達成しようとリーダーが鼓舞し、メンバーは定期的にデスマーチを繰り返す……。あまつさえ、脱落したメンバーの仕事をリーダー自ら巻き取る始末。私たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? 本書では、孤軍奮闘するリーダーが頑張らなくても、チーム仕事が高速で回り出す仕組みを解説する。 ・「仕事のやりやすさの9割」が決まる「立ち上げ」。 ・プロジェクトを最短ゴールへと導く「タスク出し」「スケジューリング」(プランニング) ・スムーズに進行するための「進捗管理」「会議のお作法」 ・想定外のトラブルを切り抜ける「いざ」という時のノウハウ。 これまでの負担が、ウソみたいに軽くなる! 自分の時間を作りたいリーダー必読の1冊。
  • 新・商人学教科書 変わらぬ原則・変えるべき着想
    -
    消費者は変われど、不況などなし。平成不況の後、ビジネスの世界は確実に変わった。しかし商売繁盛の鉄則は変わらない。「商売は公事である」「商売はロマンの追求である」など、新しい利益創造の世界を解き明かす。
  • 商人の知恵袋
    -
    日本型経営が脚光を浴びている。その原型を造った江戸期の商人たちは、何を考え、どのように行動したのか。合理と情の人事管理術とは、接客の基本、商取引のポイントとは何か? 彼らの残した家訓・商訓・商人心得書を今日的な視点で読み直し、現代のあらゆるビジネスに通ずる商売の知恵と原理原則を探る。
  • 商売秘訣集
    -
    江戸商人の商売上手ぶりには目を見張るものがあった。なかでも商売の原点をぴしゃりと押さえて、どんなに苦しい時代にも活力にみちた商売をしていたことは驚異ですらある。しかし、より高く評価されるべきことは、その商才・知恵の深さで、人間学の上に立ったその商売の実際には脱帽するほかない。どんな場合にも経済合理の上に立った迷いのない商売には教えられることが多く、どんな商売下手の人でも商売上手になれる秘訣が垣間見える。江戸商人の商売上手ぶりを通し、現代のビジネスマンが忘れている商売の基本と秘訣を学び直すことで、商売本来のおもしろさを再発見できるはずだ。
  • Zの精神 日本一のグルメバーガー店の最後までやり通す経営哲学
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    カレーハウスCoCo壱番屋創業者 宗次徳二氏推薦! グルメバーガー業界を牽引する創業者が、経営、教育、倫理、信念を語る。素材や手作りにこだわる「グルメバーガー」専門店として、2000年、日本橋人形町に創業したブラザーズ(BROZERS')。レストラン、テイクアウト、デリバリーの業態で多店舗展開し、周辺地域の掃除を通じた社会貢献活動を続けています。さらに、スタッフから30人以上の飲食店経営者を輩出。ブラザーズの成功の背景には、独自の経営ビジョンと徹底した倫理観がありました。本書は、経営上のターニングポイントとなった様々なエピソードを散りばめ、どのような考えのもとに営業や人材育成を行ってきたのかを明らかにします。カレーハウスCoCo壱番屋創業者の宗次徳二氏やイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏など、社会貢献活動に力を入れる経営者たちとの交流も紹介。起業・開業を目指している人や経営者を勇気づけ、成功するための考え方を示し、実践できる本です。
  • 決算書は、「ここ」しか読まない 企業の伸びしろを1分で見抜く「読み方のルール」
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    ●決算書を読むのに、煩雑な会計知識は一切不要! ●合格率No.1簿記講師が教える「重要項目」と「読む順番」 ●最短最速で企業分析できて、投資・ビジネスに役立つ1冊! 本書は、これまで決算書を読むことに苦手意識を抱えてきた人でも、「決算書を最短最速で読め、企業分析できるようになる1冊」である。現代ほど、会計の知識があらゆる人にとって必要な時代はない――簿記講師・税理士・民間企業の経理担当役員という3つの肩書を持つ著者は、こう語る。ただし、会計・経理担当者以外は、決算書の作り方まで学ぶ必要はないと言う。むしろ、決算書の作り方から学ぶことで、会計や決算書を嫌いになったり、苦手意識が芽生えてしまったりすれば、かえって逆効果だと語る。本書では、決算書のなかで読むべき項目や順番について、実務に関係の深い項目だけを取り上げ、効率よく読む方法を解説している。本書で紹介する「重要項目」と「読む順番」の知識が身につけば、1分でざっと決算書の勘所が分かるようになる。そうすれば、どんな会社の「伸びしろ」もたちどころに見抜けるようになる。明日から決算書を読むのが楽しくなる画期的一冊!
  • 一歩先の企業・株価分析ができる マンガでわかる 決算書ナゾトキトレーニング
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 早稲田大学ビジネススクール入山章栄氏、絶賛! 大人気『決算書ナゾトキトレーニング』がマンガになって帰ってきた!! 本書は会計やファイナンスの知識がなくても、「ナゾトキ」のように寝ながら楽しく決算書の読み方を学べる入門書。6つの実在する企業の決算書を例に、謎に迫っていく。第1章 「任天堂」が1.2兆円もキャッシュを持つ切実な理由 第2章 228億円の赤字でも絶好調な「メルカリ」の強さ 第3章 3兆円で買収された「スラック」のポテンシャル 第4章 GAFA売上高No.1「アマゾン」の決算書のカラクリ 第5章 世界初のESG経営「エーザイ」は、ここがスゴい! 第6章 日本一決算が複雑な企業「ソフトバンクグループ」の秘密 マンガを読み終えた頃には、これまで無味乾燥に見えていた決算書の数字が、きっとドラマチックに見えるはず。決算書のナゾトキという知的冒険を、ぜひ楽しんで!
  • 奇跡を呼び込む力
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    企業は営利活動なしには成り立たない。しかし、それのみに邁進すればよいかといえば、そんなはずはない。ここに業績が赤字の時でも社会貢献活動に邁進する企業がある。京都市に本社を置く株式会社カスタネットだ。事務用品や防災用品をネット販売する事業を営む。著者の植木力さんは創業社長である。2001年に創業した当時、数千万円の赤字を計上し、たちまち倒産の文字が頭をよぎる中、植木さんは何とカンボジアに小学校校舎を寄贈する。困っている人や地域を見ると、いてもたってもいられなくなる質なのだ。「手を差し伸べてほしいのはあなただろう」と、周りはその“暴挙”に呆れたが、予期せぬことが起きた。小学校校舎寄贈のニュースがテレビで報じられると、事務用品のネット注文が殺到した。「どうせ同じものを買うなら、社会を良くする企業から買いたい」世の中の風はそんな社会貢献企業を応援する向きに変わっていた。どん底で見返りを求めず放った一本の矢が、世論の後押しという的に命中したのだ。丹後由良の村で育った植木さんは、両親が貧しい人たちを家に泊め、食事の世話をするのを見て育った。決して裕福ではない家に人は集まった。子どもながらになぜうちはそんなことをするのかと不思議だった。そんなとき、両親は、「人には優しく、周りには感謝するものだよ」と笑った。植木さんは会社を興してから、ますます両親から受け継いだ社会奉仕の心を発揮し始めた。災害に見舞われた被災地はもとより、社会福祉やボランティア活動に積極的に取り組んでいる。CSRやSDGsという言葉が生まれるずっと前から、率先して社会を良くする活動を行なってきた。本書はその歩みを丁寧に紹介しながら、起業の営利活動と社会貢献活動のあり方を問い、どん底で奇跡を呼ぶ力の源泉についても読者のあなたとともに考える一冊である。
  • 数字と人情 成果主義の落とし穴
    -
    売上高、経常利益、成長率など、企業の力は数字に投影される。「スピード」「効率化」が至上の価値となり、「格付け」に一喜一憂する経営者たち。いつしか社員は、「働きぶり」よりも個人の「業績」(数字)ばかりを追うようになった。その結果、職場はどうなっただろうか。成果主義の時代に人情の復権を――。外資系企業の経営者が切に唱える。後輩の面倒を親身になってみると、自分の成果が怪しくなるからそういう迂遠なことはしなくなる。落ちているゴミを拾う時間が惜しい。電話に出ると道草を食って損をするから、なるべく出ない。いつ頃から、成果主義のような「水気のないパサパサした思想」がはびこりだしたのか。上に立つ人の人間観、社会観が痩せてきたのだ、と著者は指摘する。では、人情味ある経営とは何か。本書では、現代人が忘れていた諺、落語、歌舞伎など古典の智恵に耳を傾ける。競争原理だけでは人は動かないのだ。上司のあなたへ、人心掌握の要諦を説く。
  • 売上が劇的にアップする! メンバーが自ら動き出す「究極の自動化」(大和出版)
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    ズバリ、こんな人に効果があります――! □常に忙しすぎる現状から抜け出したい □組織の全員が同じ方向を向いて進める理念をつくりたい □ムリせずに実践できる集客の方法を知りたい □どんなときも信じて任せられる「優秀な右腕」がほしい □売上や業績をもっと伸ばしたい □メンバーが自ら動き出す組織にしたい □自分・メンバー・組織・家族のすべてを幸せにしたい 序章 「究極の自動化」で、組織の結束力と業績が驚くほどアップ! 第1章 仕組みさえわかれば、だれもが「究極の自動化」を実現できます! 第2章 まずは、メンバーが自ら動き出す“理念”を浸透させましょう 第3章 “マニュアル化”と“ブランディング”で効率をアップさせましょう 第4章 あなたが心から信頼できる“優秀な右腕”を育成しましょう 第5章 うまくいかないときこそメンバーの“心のケア”に努めましょう 終章 「包容力」と「威厳」のあるオンリーワンのリーダーになりましょう
  • 世界最高のリーダーシップ 「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術
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    全米ベストセラー、満を持して日本上陸。ウーバー、ライアットゲームズ、WeWorkなどを次々再生したハーバード・ビジネススクール教授による、古今東西の叡智を結集した「最高のリーダーシップ」。リーダーシップは簡単ではない。あきらめない強い心、勇気、ビジョンをはじめ、さまざまな資質が必要だ。厳しい状況でそれらの資質を発揮するのは難しい。リーダーや、リーダーを目指す人がアドバイスを求めると、たいてい「もっとがんばれ」、「もっと深堀りしろ」という答えが返ってくる。鏡に映る自分を見て、生まれながらの強みを生かし、そして足りない部分を補えばいい、と。フランシス・フライとアン・モリスは違う世界観を提供する。2人の主張によると、こういった一般的なリーダーシップ論では、リーダーにとってもっとも大切な仕事が隠されてしまうという。その仕事とは、他者(メンバー)を育てることだ。リーダーシップの主役はあなたではない。メンバーをどれだけ効果的にエンパワーできるかがリーダーシップの本質だ――そして、その影響力を、あなたがその場にいなくなってからも永続させなければならない。フライとモリスは、古代ローマから現代のシリコンバレーまで、古今東西の刺激的な物語を提示する。そこから見えてくるのは、偉大なリーダーシップの源泉だ。逆説的に聞こえるかもしれないが、偉大なリーダーシップに、リーダー自身の地位や出世は関係ない。大切なのは、メンバーの潜在能力に徹底的にフォーカスする姿勢だ。『Unleashed』は、現代のリーダーシップの実践に役立つ画期的なアドバイスを提供する。もっとも大胆で、もっとも効果的なリーダーに共通するのは、信頼、愛、帰属という特別な組み合わせを活用し、メンバーが最高の能力を発揮できる環境を整えていることだ。フライとモリスが伝授するツールは、すでに現場で試されて効果が証明されている。ウーバー、ライアットゲームズ、WeWorkといった企業と働いた経験から生まれたツールだ。そこに当事者へのインタビューや、著者たちの個人的な経験談も加わり、アイデアがより説得力を持って読者に迫ってくる。他者の中に眠る偉大さを解き放ちたいのなら、この本が欠かせないガイドになるだろう。そして究極的に、あなた自身の中に眠る偉大さも解き放たれることになる。(原著紹介文より)
  • 7日間で社会人の成功切符を手に入れる 会計センスの強化書
    -
    会計は、経理担当者や経営者だけがわかっていれば良いものではない。会計の基礎知識を身につければ、自社や取引先の業績を把握し、自身の業務を円滑に行うことができ、経済ニュースもより深く理解できるようになる。総じてそれらは、社会人としてのスキルアップにつながる。つまり会計の知識は、現代社会人としての必須の教養であると言える。本書は、膨大な会計の知識や実務のなかから最低限知っておくべき情報をピックアップし、7日間で学べる構造とした。「ビジネスの基本」「販売管理」「購買管理」「在庫管理と費用計上」「費用計上と資産計上」「投資と業績管理」「会計システム」に関する知識をできるだけコンパクトに説明し、図表を多用することで、視覚的にも理解しやすくしている。「センス」とは、「言葉で明快に説明はできなくても、感覚的にわかる」状態のこと。会計センスに磨きをかけ、社会人の成功切符を手に入れるための必読書。
  • 企業変革(CX)のリアル・ノウハウ 修羅場の経営改革ストーリー
    3.0
    「変わらなくてはならないと思いつつ、なかなか変われない旧来型大企業」「迷走しつつあるワンマン企業」の2つのストーリーを軸に、企業変革のノウハウを展開するのが本書。単なる「改革」ではなく、会社そのものを作り替える「コーポレートトランスフォーメーション(CX)」の具体的手法を、リアルなストーリーを楽しみながら身につけることができる。多くの企業の経営改革に携わってきた著者だけに、極めてリアルな「あるある」が満載の1冊。「会社を変えたい」と思うすべてのビジネスパーソンに贈る。
  • 2男3女のシンママ社長、水産女子の先駆けとなる 100年後の天草と未来の子どもたちへ
    -
    熊本県・天草出身の漁業従事者であり、2男3女のシングルマザーでもある深川沙央里さん。男性社会がゆえに一度はあきらめた水産業で生きていくことを決意し、起業。持ち前の明るさとバイタリティーで、さまざまな荒波を乗り越え、今では天草で輝いている女性経営者のお一人です。本書は、生い立ち、企業家・母親としての顔、天草の未来に寄せる想いなどが、赤裸々に、飾らない言葉で綴られた初の著書です。ぜひ、多くの方に深川さんの等身大の魅力・生き方にふれていただけたらうれしいです。
  • うまくいくリーダーだけが知っていること(きずな出版)
    4.0
    カリスマ経営者、初出版! 10代で起業、イベント事業、不動産事業、ロボティクス事業など様々な分野で活躍。現在は投資家として活動する、実業家・投資家の嶋村吉洋が語る「リーダーの極意」。チームとは、自分を育て、己を磨く。自身をコントロールできる集団が高みを目指して行ける。リーダーとは、そのような人材が高みを目指せる「場」を作ることが最大の役割となる。チームを一丸とする方法は? チームの成長を加速させる方法とは? チームビルディング・コラボレートを通じて様々な事業の立ち上げ、サポートに携わってきた嶋村氏の新しい時代のビジネス理論を1冊に凝縮。 〈目次〉はじめに――ここからの時代、うまくいくリーダーの条件 第1章 信頼し合える組織のつくり方 第2章 力を引き出すコミュニケーション 第3章 チームを盛り上げる言葉の力 第4章 成果を上げる仕事量と時間の法則 第5章 個性を活かす組織マネジメント 第6章 プレッシャーを力に変える目標達成の極意 第7章 やってはいけないリーダーシップの常識 第8章 強いチームをつくるリーダーの基本 第9章 チームを壊さない人間関係のコツ おわりに――ゼロから1を起ち上げる力
  • 指導者(リーダー)の不条理 組織に潜む「黒い空気」の正体
    4.0
    「黒い空気」を知らない人は合理的行動で失敗する。 佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦! 人と組織は合理的に失敗する。とくに日本の組織において表面化するこの「不条理」のメカニズムの解明に長年挑んできた著者。その積年の研究を発展させ、経営学者、組織論の研究者としての「不条理」研究の集大成として書き下ろしたのが本書である。失敗する組織内では、指導者たちの合理的な判断によって、「やましき沈黙」が生じる。そして、どこかに潜んでいた「黒い空気」が、いつのまにか組織全体を覆ってしまうと著者はいう。日本の「空気」の研究においては、これまで故・山本七平氏の論が多くの読者に支持を得てきたが、グローバル化にのみこまれ、変質し続ける日本社会において、その論を超える社会・組織の分析が必要とされているなか、著者は自らの幅広い学問知識を援用してこの難題に挑戦した。日本近代の戦史から現代の企業経営史まで、絶えることのない「不条理」現象に着眼し、最新経済学やダイナミック・ケイパビリティ論などの経営学、さらにはカント哲学を援用して、組織を汚染し、破滅に至らせる病への処方箋を、現代を生きるリーダーに向けて提示する。悲劇の戦史からの学びを、自らの仕事・経営に生かすことを願うリーダーたちに贈る著者渾身の書き下ろし! 【本書の構成】●序章 日本の戦史にみる失敗の真因――指導者は不条理な「黒い空気」に覆われて失敗する ●第1章 「不条理」への経済学的挑戦――戦史にみる「黒い空気」発生のメカニズムと最新経済学 ●第2章 「不条理」への経営学的挑戦――ダイナミック・ケイパビリティ論とドラッカー経営論の援用 ●第3章 「不条理」への哲学的挑戦――哲学者カントの「理論理性」と「実践理性」の援用 ●結章 不条理な「黒い空気」に支配されないための処方箋――「理論理性」と「実践理性」の重層的なマネジメントが鍵となる
  • 人が輝く森林経営 創業200年を見据えて
    -
    慈雨をたたえた森では様々な木や草が生え、虫や動物もいて、お互いが生かし合い、全体として調和しながら生成発展していきます。共存共栄の理想像がまさに森です。経営や会社組織においても、様々な個性を持った人が集まり、個人を生かし調和しつつ栄える森のような企業こそ理想です。株式会社桶庄の佐藤寛之社長は40歳にして、“採養”と“共育”を合言葉に人の特質を掴み、個性の異なる森の木として育て上げています。桶庄は名古屋の木桶屋からスタートし、今やリノベーション事業、不動産事業を幅広く展開し、2022年に創業150年を迎えます。本書は佐藤社長の経営観、人生観を余すことなく伝え、ヒト、モノを徹底的に生かす経営の極意を紹介します。
  • 最強の組織をつくる 人間を見極めるための「韓非子」と「孫子」
    -
    組織を構成する人間の本質を見極め、賞と罰を駆使しながら一つの目的に邁進させる、状況が変じた場合には臨機応変に形を変える、そんな組織をつくるヒントは中国古典の「韓非子」と「孫子」にあると著者は分析している。人の心の脆弱さすら活かし、意のままに動かす組織はどのようにつくるのか。権力をもつリーダーの役割や、リーダーが決して手放してはいけないものとは何か。さらには信用できる部下とできない部下の見分け方などを具体的に紹介する。経営者や経営幹部、リーダーが読み解くべき「韓非子」と「孫子」の本質がわかる一冊である。
  • バックオフィス・トランスフォーメーション 売上ゼロ円の間接部門を稼ぐ組織に変える方法
    -
    「事務スタッフ」だけで、年間60億円稼ぐ――。一見不可能のような偉業を成し遂げているのが、船井総研グループ唯一の「売上ゼロ部門」だった船井総研コーポレートリレーションズ(現・船井総研デジタル)だ。元々船井総研の間接部門だった同社。ある時、突如分社化が決定し、間接部門だけで稼ぐ組織への大転換を求められることになる。設立当初の従業員は、その8割弱がパートや契約社員など、いわゆる非正規雇用の女性スタッフ。間接部門としての仕事だけでは、売上も利益も生まれず、毎年のように赤字が膨らんでいくばかり。崖っぷちからの大逆転が始まった。いかにして、事務スタッフだけで年間60億円稼ぐ組織へと成長できたのか。当時、経営者として現場の最前線で陣頭指揮を執っていた著者が、実際に起きた出来事を振り返りながら、総務・財務・経理・採用・人事・労務……等の間接部門をプロフィットセンターに変える方法を徹底解説する。
  • できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編] メンバーが自ら動き出す「30の質問」
    3.5
    忙しすぎるリーダー必読! 「聞き方」を少し変えるだけで、メンバーが自主的に動き出す。あなたの仕事もグッとラクになる! 2019年に発刊された『できるリーダーは、「これ」しかやらない』は、「忙しすぎるリーダー」「仕事を抱え込んでしまう上司」の絶大な支持を受け、16万部のベストセラーとなった。本書はその内容をベースに、「聞き方・話し方」について深掘りし、1冊にまとめたもの。豊富な会話例を元に、指示・命令から雑談まで、あらゆる場面でのコミュニケーション術を説く。本書の最大の特徴は「聞くだけで問題が解決する」という「パワークエスチョン」を豊富に取り上げていること。上司はどうしても「具体的な指示をしなくては」と考えがちだが、それが間違いの元。「ひたすら聞く」ことで、部下は自主的に動き出し、問題もスムースに解決するのだ。部下とのコミュニケーションに悩むすべての上司に読んでほしい1冊。
  • 人生をひらく 困難に打ち勝つための原理原則50
    4.0
    日本電産を世界一の総合モーターメーカーへと育て上げた経営のカリスマが、最高の生き方と最強の働き方の原理原則を熱く語る決定版。たった4人で立ち上げた日本電産を、「情熱・熱意・執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の経営理念によってモーター分野で世界一の総合メーカーへと育て上げた永守重信氏。まさに「カリスマ」と呼ぶべき経営者といえる。そんな永守氏は、「人生は8勝7敗でいい」「人間には欠点があったほうがいい」など、生き方においても独自の人生観を持ち、指針としてきた。本書で、それら人生と経営についての原理原則を50項目にまとめ、夢と志を実現するための秘訣を語る。 〈目次〉●前章 「夢の実現」 ●第1章 「理念と目標設定の原理原則」 ●第2章 「人を動かす原理原則」 ●第3章 「働き方の原理原則」 ●第4章 「組織運営の原理原則」 ●第5章 「リーダーシップの原理原則」 ●第6章 「決断と選択の原理原則」
  • 危機管理のノウハウ・Part1 信頼されるリーダーの条件
    -
    1~3巻1,100円 (税込)
    連合赤軍「あさま山荘事件」の解決に当たった著者が説く、究極のリーダー論! 本書は、危機の予測、防止、対処、再発防止に至る四段階のノウハウから、組織管理に必要な交渉力、統率力、情報分析まで網羅した、異色のリーダーシップ論である。
  • 人生を輝かせる「親孝行」の心得 一流を育てる二十箇条
    5.0
    独自の「丁稚制度」で家具職人を育てている秋山木工。その人材育成の大本である「親孝行」の教えと、一流となるための心得を説く。横浜市で注文家具をつくる秋山木工は、富裕層から企業、政府にも顧客を持ち、本物の家具をつくり続けている。そんな秋山木工の秋山社長が人材育成の大本としているのが「親孝行」である。これは、親ばかりではなく、師匠や目上の人やお客さまを敬い、仕事に対する姿勢や生き方を真剣に学ぶことで、一流の職人に成長するという考え方から実践されているものである。また、秋山社長は「親孝行心得二十箇条」を定めており、「親孝行している人ほど、謙虚になれます」「親孝行している人ほど、運がよくなります」「親孝行している人ほど、お客さまに可愛がられます」など、具体的な親孝行の実践方法を説いている。本書で、「親孝行ができれば、技術は後からついてくる。誰でも必ず一流になれる」という人材育成の要諦を明らかにする。
  • 倒産した時の話をしようか(freee出版) 8人の倒産社長に学ぶ「失敗」を「資産」に変える挑戦のヒント
    -
    ★連続起業家・投資家 家入一真氏、推薦!! ★「読むと勇気が出る」の声、続々!! 失敗しても、人生は終わりじゃない。コロナ禍や不況の時代にあっても、なかなか語られることのない、倒産した時の話。倒産したら、何が起きるのか? 破産したら、どうなってしまうのか? 本書では、多様な経歴や輝かしい業績を持つ8人の倒産社長たちに、起業から成功、そして倒産から現在に至るまでの詳細なインタビューを実施しました。赤裸々に語られるエピソードを通して、「失敗の原因」や「倒産・破産したらどうなるか」のみならず、「失敗・挫折を資産にし、再び立ち上がるためのヒント」を知ることができます。また、本書では家入一真氏をはじめとして、経済産業省近畿経済産業局の『再チャレンジ起業家ガイドブック』担当者、倒産案件を多く扱う弁護士など、様々な立場の専門家によるコラム・対談も多数掲載。全ての挑戦する人の背中を押し、不安と戦う人たちの大きな支えになる一冊です。
  • 見えないものを見る力 経営者に求められる「ネガティブ・ケイパビリティ」
    3.0
    新しいことを成し遂げた人に共通するもの、それは成果に至るまでの苦しい道のりを乗り越えていることです。企業経営の場合、経営者の努力と思索は、その人の内側に徐々に時間をかけて熟成され、そしてある日突然、成果に結びつく具体的なアイデアとして結実することがあります。アイデアや着想が湧いて出ることを、通常「発見」と呼び、科学の世界では「科学的発見」と呼んでいます。その苦しい道筋に、「ネガティブ・ケイパビリティ」というキーワードを設け、共通言語とすることによって、通常外側からは見ることが難しい「続ける力」や「成功へのひらめき」を経営学者が分析します。新しい視点の経営成功法則になります。
  • 若者が3年で辞めない会社の法則
    3.8
    入社3年以内で3人に1人が会社に三行半を突きつける「いまどきの若者」。彼らは身勝手で根気のない“シュガー社員”なのか? 給料を上げれば万事うまくいくのか? 否! 離職者が相次ぐ会社のパターンを調べてみると、最大の問題は「いまどきの上司」にあった。優秀な若者ほど、あなたのダメっぷりを観察し値踏みしているのだ。大化けするかもしれない逸材を見抜き、やる気を高め、絶対に辞めたくないと思わせる職場をいかにつくるか。「ウチの上司はなっちょらん!」とあきれられないためのリテンション戦略を伝授。 ●若者が逃げる会社のパターン 入ってみたら「毎日が残業デー」/仕切っているのは「レンタル社員」/制度はそろっているのに「機能不全」/みんなそろって「見ザル聞かザル」/仲間で足を引っ張り合う「PK合戦」/パーテーションのなかは「孤独地獄」/法令順守を唱える陰で「法令違反」/高給幹部を若年層が支える「年金方式」etc.
  • 青いりんごの物語 ロック・フィールドのサラダ革命
    4.0
    RF1、神戸コロッケ、いとはん、ベジテリア……。デパ地下で馴染みのあるデリカテッセンは、どのようにつくられてきたのか? 日本の食卓を変え、デパートの地下の風景を一変させ、日本人の食文化をも変えてしまったのは、ロック・フィールドの創業者である岩田弘三である。現状に決して満足せず、次々と新しいことにチャレンジし続けてきたその哲学は、「成熟した赤いりんごになるのではなく、青いりんごのままであれ」というロック・フィールドの社風となっている。本書は、日本の食文化を変えたビジネスモデルの構築の歴史を、岩田弘三をはじめとした多くの関係者から深く聞き出し、詳しく分析して紹介する。経営者、ビジネスパーソンに多くのヒントをもたらす一冊である。
  • イライラ・モヤモヤする 今どきの若手社員のトリセツ
    4.5
    若手社員に対して、こんなイライラ・モヤモヤ、感じていませんか? ●何度注意しても直らないのはなぜ? ●ホント、言われたことしかやらないんだよなぁ ●一から十まで説明しなきゃダメか…… ●すぐに病みそうで、キツく怒れない ●生産性とかコスパとか、そんなに無駄が嫌いですか? ●え? 君が在宅で、こっちが出社って…… ●メールじゃなくて、ちょっと電話しちゃダメかな etc. いつの世も「今どきの若者」はオトナにはよくわからないものだが、近年、そのギャップは広がるばかり。そのため職場では、若手社員にイライラ・モヤモヤ(イラモヤ)させられている人も多いはず。かといって、パワハラとなったら困るし、説教して古臭いオジサン(オバサン)と思われるのも……。そこで、若者の働き方研究家が、彼らの「脳内=ホンネ」を翻訳するとともに、職場で発生しがちなイラモヤ場面を具体的に取り上げ、その解消法を指南する。
  • 小林製薬 アイデアをヒットさせる経営 絶えざる創造と革新の追求
    3.3
    小林製薬はなぜ、20期以上も連続増益・増配ができているのか。なぜ、長年愛されるヒット商品を創出し続けることができるのか。なぜ、人を惹きつけるネーミング、キャッチコピーを生み出すことができるのか――。アンメルツ、ブルーレット、消臭元など、衛生日用品のニッチマーケットで勝ち続けてきた小林製薬。この成長企業を率いてきた根っからのマーケッターが、初めてその経営の秘訣を語り明かす。同族経営が成長・飛躍し、社会の役に立つ企業であり続けるための実例がここにある。 〈目次より〉●創造は「よいものの模倣」から始まる ●ブランドを育てるとともに「らしさ」を追求する ●「少しつくって、少し売り、さらにもう少しつくる」という考え方 ●会社にも人間にも成長過程がある ●「失敗は堂々と語る」文化を大切にする ●強いボールを投げ続ける ●現場を知れば、最悪の事態もイメージできる ●「実績を上げる」ことが先決だ ●「あと一日考える」ことの大事さ 他
  • なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか[新版] 人間の出会いが生み出す「最高のアート」
    4.0
    マネジメントの道を歩むかぎり、必ず深く学ぶべきことがある。人間の出会いとは何か。仕事の苦労や困難とは何か。人間の成長とは何か。深い人間観とは何か。いかにして部下の成長を支えるか。部下の心に響く言葉とは何か。本書は、40年の歳月、様々な企業や組織で、マネジャー、経営陣、経営者、経営参謀、さらには、政府の内閣官房参与まで務めた著者が語った、渾身の体験的マネジメント論。国内外から7000名を超える経営者やリーダーが学ぶ「田坂塾」。本書では、その思想の神髄が開示される。その根底にある深く温かな人間観と人生観に、多くの読者が胸を熱くした一冊が、待望の新版として登場。 (目次より)●なぜ、あなたは、自ら「重荷」を背負うのか ●経営者やマネジャーが背負う「重荷」とは何か ●マネジャーが身につけるべき「人間観」とは何か ●仕事における「苦労や困難」とは何か ●マネジャーが巡り会う「奇跡」とは何か
  • 経営が必ずうまくいく考え方
    -
    25年以上にわたって経営コンサルタントとして活躍し続け、1997年の金融危機も、現在のコロナ禍も見てきた著者は、一代で東証一部上場会社を作った経営者とも、会社を潰した経営者とも、数多く接してきた。その経験を通して確信しているのは、「原理原則」にのっとった経営をしていれば成功するほかないし、「原理原則」を踏み外せば失敗するということだ。本書では、著者自身が出会ってきた成功した経営者、失敗した経営者のエピソードを紹介しながら、経営の原理原則とは何かを綴る。経営者として、仕事をする者として、心得ておくべきこと、学ぶべきことについても説く。ベストセラー多数の著者による、初の経営エッセー。
  • 経営のこころ 会社を伸ばすリーダーシップ
    -
    闘うリーダーの「リアル」がここにある! 47の「ど真剣」な講話に、魂が震える。述者の稲盛和夫氏は、本書についてこう語る。「半世紀以上にわたり経営の最前線に立ち、私は『企業とはいかにあるべきか』『経営とはいかに行うべきか』を日々問い続けてきた。そして自ら実践し、確信したことだけを、求めに応じ発信してきた。そのような私の口述記録から生まれた書籍だけに、本書は経営における私の『信念』を著した書籍ともいえよう」。至高の経営者により発せられた信念のメッセージが、あなたの行く道を照らしてくれる。 〈目次〉●心の通う、心で結ばれた集団をつくる ●人の心理をよく理解し、人を動かす ●成果主義ではなく実力主義でいく ●部下をどこまで見ているか ●正しい判断をする思考プロセス ●お客様に信頼され、尊敬される ●「思い」を伝える場を大切にする ●合理性と人間性を兼ね備える ●嘘を本当にする ●知的なバーバリアンであり続ける など。
  • 決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門
    4.1
    企業の本音に数字で迫る! 新「決算書ミステリー」爆誕!! 決算書の裏に隠された企業の戦略や真の狙い、儲けのカラクリに、あなたはいくつ気づけるだろうか? 「メルカリ」228億円の赤字でも絶好調の理由 日本一複雑な「ソフトバンクG」の決算書を読み解く 3兆円で買収された「Slack」のポテンシャルとは? ……こうした謎の真相には、ニュースだけを見ていても辿り着けない。では、何を手掛かりにすべきか? もしかして、会計の知識だけを頼りに、読み解こうとしているのでは? そう考えた人ほど、ドツボにはまってしまうかもしれない。なぜなら、決算書のナゾトキとは「知の総合格闘技」だから。すなわち、あらゆるビジネス知識を総動員して真相に迫る壮大なエンターテインメント! 対話形式で決算書からビジネスモデルを解き明かす「7つの物語」。とくと、ご覧あれ。
  • 日本型ワークシェアリング
    4.0
    日本社会にワークシェアリングは根づくのか。今日、「時短」や「出向」といった旧来の回避策ではもはや通用せず、雇用維持の新たな仕組みづくりが不可避の緊急課題となっている。人材確保を重視する企業は、職場や働き方そのものを見直し、早くも新たなモデルを導入し始めた。いかに生産性を維持し、雇用を増やすことができるのか。さらに単なる欧米型ではなく、日本モデルを創出できるのか。本書は、ワークシェアリングを「緊急避難型」「中高年対策型」「雇用創出型」「多様就業促進型」の4つのタイプに分け、最新の企業実例やアンケート調査などから日本が目指すべきワークシェアリングのモデルを探る。さらに「ファミリーフレンドリー」という、自分と家族の生活を配慮した、多様な働き方を実現する職場作りを提案。キャリアパスの構築、人材を保持する分担方式と順送り方式、そして「短時間正社員」など、これからの低成長時代に適した働き方を展望する。
  • 企業遺伝子 「最強の経営」をいかに実現するか
    3.0
    環境が変化しても勝ち続け、生き残る企業はどこが違うのか? 本書では、企業文化・倫理を構成し、企業の命運を握る情報単位――企業遺伝子のマネジメントに迫る。いかにすれば、理念と経営戦略を統合し、現場活動に浸透させることができるか。また、現場の問題意識を全社で共有できるのか。トヨタの「緊張!」・ホンダの「夢!」・GEの「恒常的革新」という遺伝子はどのように育ち、何をもたらしているのか。一方、大企業病を引き起こす遺伝子はどのようにして増大していくのか。そしてベンチャースピリッツを持った遺伝子はどのような環境で発現するのか。具体的なケースから企業遺伝子の性質と構造を浮き彫りにする。リ・ドメイン&リ・モデル、戦略マップの活用、コーポレート・ウェイの確立、コンピテンシーの分析、コンセプト思考、ナレッジマネジメントの効果的運用など、企業内の情報を価値に結実し、体質を変革する「最強の経営」の実践法を伝授する。
  • 大工のすすめ 楽しく働き続ける、それが人生の成功者
    -
    なぜ、優秀な若者が大工を目指すのか? 東京大学・京都大学・大学院卒の高学歴者が大工を目指して入社を希望する建設会社がある。静岡県沼津市に本社を構える平成建設だ。創業以来、業界で不可能といわれた建設業の内製化、大工の養成を続けて増収増益で成長している。大工を育てているだけでなく、部員が部長を選挙で決める「チーフリーダー制度」、人事評価を他部署や部下を含めた複数で査定する「360度評価制度」、社長を全社員が査定する制度まである。日本で一番注目されている建設会社・平成建設の経営を紹介するとともに、なぜ大工になりたがる若者が多いのか、その理由を解き明かす。経営者、リーダーだけでなく、これからどう働き生きるべきなのかを真剣に考えている若い人にぜひ読んでほしい一冊。
  • 流通戦略の新発想
    3.3
    IT技術の導入、外資系企業の参入、顧客ニーズの多様化、大手小売業の破綻……大再編が進む流通業界。成功し続ける企業は何が違うのか。本書では、デベロッパー、大型総合スーパー、専門店チェーン、百貨店から外食産業、伝統産業、問屋まで、日本の流通業を盛り上げる10の企業の経営者を取材。「効率化の徹底」と「付加価値の形成」を実現する各企業の戦略を鋭く分析する。 【目次】1.森ビルの戦略 2.イトーヨーカ堂の消費心理学 3.イオンが挑戦する「グローバル10」 4.「しまむら」の物流管理システムは日本一 5.伊勢丹のブランド価値を高める方法 6.丸井は若者を飽きさせない 7.地域の食卓をまかなうヤオコー 8.吉野家のワンブランド展開 9.地方の大企業、赤福 10.情報機能で“新しい問屋”となった菱食 変化対応型の産業である流通業の動きをみれば、日本経済の大きな流れがわかる! 最先端の現場が示す、日本経済・未来の図式。
  • 日本の雇用をどう守るか 日本型職能システムの行方
    3.0
    年俸制や業績給、専門職制や契約雇用制等の導入により、日本型雇用システムは「市場指向型」「流動型」へと本当に変化していくのか。著者は、アメリカ、ドイツのモデルとの比較を通して、日本独自の能力主義である職能システムを核とする日本型システムは、情報・金融産業が経済の主導権を握る現在においても、その優位性を失っていないことを論証する。本書の構成は以下の通り。 〈主な内容〉●序章「『雇用危機』の正体」 ●第1章「雇用システムの構造と機能」 ●第2章「『市場型』システムとは何か」 ●第3章「日本型能力主義──職能資格制度」 ●第4章「日本型システムの高パフォーマンス」 ●第5章「機能低下はなぜ起こったのか」 ●第6章「内部労働市場と職業別労働市場」 ●第7章「日本の雇用はどこへ向かうのか」 戦後最悪の失業率という危機的状況の背後にひそむ問題の本質を見抜き、雇用を守るために真に必要な「漸進的」改革と選択を問う。
  • カジノが日本にできるとき 「大人社会」の経済学
    -
    娯楽なき「大人の社会」はありえない。ギャンブル後進国日本も、もはや禁止するのではなく、自己責任のもとにそれを認めるべきではないか。20世紀以降に誕生した都市で唯一百万人都市になったラスベガス。何も観光資源のない貧しかった小さな街、チュニカの大成功……。本書では、カジノ合法化がもたらすプラスとマイナスの影響を、アメリカの先例をもとに客観的に分析。日本で懸念されている「青少年への悪影響」「勤労精神の減退」「闇社会への資金流出」などは心配なく、逆に「失業率の低下」「地域振興」「税収の確保」などの経済的・社会的効果の方がはるかに大きいことを指摘する。 〈主な内容〉◎「カジノ」という不思議な空間 ◎カジノにはどんなタイプがあるか ◎パチンコはカジノか ◎カジノの経済効果と社会的コスト ◎カジノ経営 ◎娯楽産業(楽しませる産業)の哲学 生産と娯楽の両方に価値を見出す「大人の社会」への脱皮を提言した、異色の社会経済論。
  • ウルトラニッチ(freee出版) 小さな発見から始まるモノづくりのヒント
    3.8
    「ウルトラニッチなモノづくり」で、未知の市場を拓くヒントを届ける! この書籍では、小さな発見を起点に、これまでにないアプローチで市場を拓く新時代のモノづくりのパイオニア10人をピックアップ。スプーン作家、動物専門の義肢装具師、部品まで手作りする独立時計士など自らのアイデアと努力でウルトラニッチな市場を生み出した10人の足跡を紹介。各自の想いやストーリーだけでなく、金銭面などの経営のリアルも描くことで、新しい生き方やスモールビジネス経営のヒントを提案する書籍です。各章ごとに一橋大学 楠木建教授の解説コンテンツも入ることで、「小さな発見」から、モノづくりやスモールビジネスを生み出すヒントを届けます。
  • 起業大国をつくる イノベーション創出のための起業家と日本の取り組み
    -
    起業家が、起業しようとするときに、最初に直面するのは資金の問題です。新しい事業に取り組むので銀行の融資は受けづらく、事業が成功する可能性を信じて、ベンチャーキャピタルの投資がなされればそれにこしたことはありませんが、最初は、なかなかそうはいかない状況です。しかし、起業家を応援するコミュニティやネットワークがあれば、事態は変わってきます。志のある人がスタートアップに取り組む、またスタートアップを応援する上で、役に立つよう、現在の日本のスタートアップ・エコシステムがどのような状況にあり、どこに向かっているのかを、政策の第一人者が解き明かす一冊です。起業を志す人、サポートする人、必読です。
  • 勝てるチームは会議でつくれ! チーミングリーダー入門
    3.0
    どうも、一般的に、会議は人々から嫌われているようです。会議に関して多くの人々が持っている印象といえば、「多すぎる」「長すぎる」「一方通行」「何も決まらない」「皆の前で怒られてストレス」「自分が参加する意味がない」などでしょう。しかし、まったく会議なしで会社を経営し、組織を運営するなんてことは、あり得ません。だから、仕方なく会議に参加している。そんな方が多いのではないでしょうか。確かに、無駄な会議はなくすべきです。しかし、会議自体が無駄なものというわけでは、決してありません。本書で紹介する方法で運営すれば、会議は意味のあるものとなり、人や組織を成長させる場となります。――本書「はじめに」より 数多くの組織で、単なる「グループ」を、成果を上げる「チーム」に変革してきた著者が、「GROWモデル」「POSERSEモデル」「メタポジション・プロセス・モデル」など、会議を「人や組織が育つ場」に変える「型」を紹介。
  • 今すぐ本業を捨てなさい アフターコロナを生き抜く「多面体経営」
    -
    経営の柱が一本というリスクがあります。会社を死に至らしめかねないリスクです。100年続く老舗旅館が閉館し、江戸時代から操業している漬物店が閉店しているという現実。一つの市場にこだわり、その業種を長く続けることの危うさが今、如実になっています。「一つの市場しか見ていないので視野が狭くなる」「急激な時代の変化に対応しきれない」「成熟しきった既存市場では新機軸を打ち出しにくい」「バランスの取れた経営をしにくい」「ほかの市場についてのノウハウを持っていないので企業が突然死することがある」……。このような危機を避けるために中小企業だからこそできる方法を、いま注目されている経営者が紹介します。
  • 2030年に勝ち残る日本企業
    3.1
    GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)をはじめとする米国のテクノロジー企業や、いずれGAFAのような巨大企業に成長する可能性を秘めたベンチャー企業には、共通する特徴があります。次の三つのメガトレンドに準じたビジネスを展開していることです。 (1)データを制するものが未来を制す (2)業界の壁を越える(コングロマリット化) (3)ハード/ソフトではなく体験が軸になる そして、この三つのメガトレンドは、これから5年、10年と続くトレンドでもあります。(中略) 本書では、日本の主要な業界における三つのメガトレンドの影響を深掘りし、具体的に、「どのような企業が、どんなサービスを手がけているのか」「これから先、日本企業が生き残るためには、どのような対応や施策を行なえばよいのか」について、お話ししていきます。できる限り、日本企業の取り組みや事例も紹介しています。単に危機感を煽るような未来予測ではなく、グローバルなトレンドに乗って事業を成長させるための方策も示すことを目的としています。――本書「はじめに」より
  • 強くてうまい! ローカル飲食チェーン
    4.0
    地域に根差し堅調に営業を続けるローカル飲食チェーン。豚まんやカレー、おにぎり……メニュー自体の魅力に加え、創意工夫を積み重ねたサービスで、地元の期待に応える。コロナや震災、全国チェーン台頭などの逆境もハートとアイデアで乗り越えてきた。本書では、東北ローカルフードの代表格である福田パン(岩手)や、出張者も地元民も愛する551HORAI(大阪)など、「ローカルで繁盛している」「すごいビジネスの工夫がある」の2条件を満たすローカルチェーン7店を紹介する。かつて「秘密のケンミンSHOW」でリサーチャーとして全国各地のネタを集めた著者が現地で徹底取材。地元発だからできるローカライズ戦略、看板メニューを磨くワザ、店の稼ぎ頭(何で稼いでいるのか)など「売れ続ける理由」を探る。「おいしい!」と「すごい!」を同時に味わえるビジネス×ローカル・グルメ本。
  • リーダーが優秀なら、組織も悪くない チームの成果を最大にするミドルの力
    -
    優秀なリーダーとは部下の成長の触媒となる人間である。そうあるための振る舞いはいかにすればよいか。本書ではケーススタディを掲げながら、わかりやすくその具体例を示す。人はルールに縛られるのは嫌いである。だから誰にとっても組織は窮屈なものだ。しかし反面、ルールに従える環境なら、組織の一員として生きる方が安全で楽だ。太古の集団での狩猟時代以降、人はそういうアンビバレントな状況の中で生きてきた。そして、それを解消してくれる優秀なリーダーを求めてきたのである。本書の著者は、優秀なリーダーの特性を、部下を納得させる力とする。組織の中に生きれば不本意な役割を担うことも多い。そのような時、リーダーがその人を納得させられるか否かが最重要だというわけである。常日頃からの姿勢、いざという時の構え、いかなる言動が部下の信頼を集めるか。大学生の就活指導30年余の実体験から、若者が求めてやまないリーダー像を描き出す。
  • 「人が集まる」組織のしくみ 究極の野球指導を通した人材育成のヒント
    -
    甲子園球場のすぐ近くに、野球関係者が注目する野球スクール「関メディベースボール学院」がある。小学生、中学生のクラスから、プロ選手を目指す「野球選手科」などを擁し、高校や大学の強豪校や、社会人野球にも選手を多数輩出している。現在、日本の野球人口は減少を続け、各層での選手集めが難しくなっているが、そんな中でも関メディベースボール学院は、他の関西地区からも応募者が殺到。井戸伸年総監督は、「勝たなくても人が集まるチーム」を目標に掲げ、例えばバントや守備などのマニュアルを作成して指導者と生徒が共有し、生徒が自律・自立してプレーができる指導体制を確立。また、職業としての社会人野球を目指すための人間性教育などにも力を入れる。野球の最高レベルの指導理論と実践に基づく「人が集まる」組織のつくり方を紹介するとともに、ビジネスにも役立つ人材の集め方、組織運営やモチベーションアップなどのノウハウも公開する。
  • Day 1〈デイ・ワン〉 毎日がはじまりの日
    -
    世界で躍進を続けるAmazon。その日本法人アマゾンジャパンのトップであるジャスパー・チャン社長が、これまでの成長の軌跡と、目指している企業としてのあり方を余すところなく語る一冊。Amazonの事業が急速に成長・発展する中で、創業者のジェフ・ベゾスが社員に対して示した言葉が「Day 1(デイ・ワン)」だ。日本語では「毎日がはじまりの日」といった意味合いを持ち、Amazonの掲げるミッションである「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」を実現するために大切にしている姿勢ともいえるものだ。本書で、「Day 1」であるために社員がどのような考え方で仕事に取り組んでいるかについてと、すべてをお客様を起点として発想・思考する企業文化、そして全員がリーダーであるという考え方のもとで行動指針としてまとめられた「リーダーシップ・プリンシプル」についてなど、チャン社長がアマゾンジャパンの経営の要諦を初めて公開する。
  • IGPI流 DXのリアル・ノウハウ
    3.3
    昨今話題の「DX」(デジタルトランスフォーメーション)。しかし、「具体的に何をやったらいいのかわからない」「IT化と何が違うの?」と、いまだ十分に理解できていない人が多いのが現実だ。しかし、そうした認識のままでいるのは極めて危険だ。DXとは企業のビジネスモデルの変革まで視野に入れた極めて大きな取り組みであり、これに本気で取り組むことができるかどうかで企業の未来が決まってしまうと言っても過言ではないのだ。本書は数々の企業のDXを推進してきた現場を知り尽くしたプロが、「DXとは何か」という基本から、改革を進めるための具体的なポイントや人・組織の動かし方を説くもの。今までの類書にはなかった「リアルすぎる」実践ノウハウを惜しげもなく提供する。単なる事例集ではない「本当に使えるDX本」がついに誕生。
  • 起業の着眼点
    3.6
    戦後日本経済を支えた年功序列賃金や終身雇用制が陰をひそめ、転職や脱サラをしたり、あるいは退職金を元手に起業を試みる人が増えている。だが、起業は非常にむずかしく失敗例も数多いのが実情だ。本書は、創業・起業を何十と繰り返してきた著者が、起業を試みる人たちに贈る50のアドバイス。起業を成功させるには、努力することも必要だが、それ以上に、お金の儲かる仕事を見つけることが大切なポイント。時代が変わると儲かる商売も変わる。起業とは社会の変化を見きわめて、新しい「お金の通り路」を発見することなのである。 第一章「サラリーをもらって金持ちにはなれない」/第二章「最初の一歩は資本づくり」/第三章「小さな魚が大きな魚を食い潰す」/第四章「雨の日は銀行に傘を借りるな」/第五章「周囲に反対されることをやれ」
  • 経営者格差 会社がワーキングプアを助長する
    3.5
    バブル崩壊以降、かつて時代の寵児と脚光を浴びた名門企業が没落し、多数の社員がリストラの悲劇にみまわれた。なぜなのか? 企業が輝かしく成長するのも、惨憺たる敗北企業になるのも、じつは経営者の力量ひとつである。「権力は知らないところで腐る」「花道を飾るのが粉飾の始まり」「クビをリストラと言うな」「負けた時より勝った時に格差は開く」「“全部やれ”は指示ではない」「答えを持たずに指示を出すな」「上司ほど会社の金を使うな」「楽な道はたいてい下り坂である」「手の前に耳を働かせろ」「企業は誰のためにあるのか」「なぜ小粒な社長が増えているのか」「理想のボス像を再構築する」――人間的魅力、行動力、判断力、倫理観、清潔さ等々、会社を統率し社員の運命を左右する人間に成長するためのスキルを鋭く考察した注目作。
  • 修羅場のケーススタディ 令和を生き抜く中間管理職のための30問
    4.0
    「失敗の責任をすべて押しつけられた」「とうてい達成不可能な、とんでもない目標を課された」「不祥事を隠蔽するよう迫られた」etc……。仕事をしていると誰もが直面する「本当にヤバい場面」。本書はそうした「修羅場」の事例を元に、その解決策を探っていくという「紙上ケーススタディ」集。中間管理職ならではの「上と下との板挟み」のケースから、「社内で不正が発覚」「リストラで現場が大混乱」といったより深刻なケース、そして「家庭と仕事との両立」「病気によって休職を余儀なくされる」といったキャリアに関する問題まで、極めてリアルな30のケースをもとに、どのように危機に対処すべきかを説いていく。著者はベストセラー『ダークサイド・スキル』の木村尚敬氏。時には正攻法で、時には「禁じ手」を使ってでも危機を乗り越えていくためのリアルな方策を伝授する。
  • 日本人が知らない世界標準の働き方
    4.1
    「働き方」にこれほど悩むのは日本人だけ!? 日本、イギリス、アメリカ、イタリアの現地組織での就労経験を持つ著者が、海外の働き方の事例やデータをもとに、これからの働き方を提言します。内容を一部紹介すると、●日本人は向上心がありすぎるから悩んでしまう ●実は仕事が大嫌いな日本人 ●年功序列賃金は役所でさえ廃止されている ●貧富の差の「3つの要因」と働き方の激変 ●誰もが「自分商店」にならざるを得ない時代 ●「職種の需給予測」を参考にせよ ●コロナ禍での仕事のリスク ●リモートワークの成功法則 ●投資と節税の勉強に時間を費やす など、激変する新時代を生き抜くために、そして、自分の人生を本当に豊かにするために、どのように働くべきかを考えるためのヒントが満載。好評ロングセラー、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』を大幅に加筆してアップデート!
  • 一流の人は知っている ハラスメントの壁(KKロングセラーズ)
    4.0
    【読者のみなさまへ 著者:吉田幸弘からのメッセージ】新たな法律の制定によりハラスメントに厳しい時代が到来しました。「叱ってはいけない」などと不要にハラスメントを恐れてしまっている人もいるかもしれません。そんな困っているリーダーの方々の参考になるように、正しくハラスメントの意味を理解しておけば何も恐れる必要はないということをお伝えしたく、本書を書きました。本書は裁判例や法律の観点からではなく、3万人以上のリーダーと接してきた著者が現場の視点から解説をしたので、実践的な一冊になったと自負しております。読みやすいように事例も豊富に織り交ぜました。本書をお読みいただくことで、「ハラスメントに対する不安」は何もなくなるかと思います。ぜひお手にとってみてください。〔吉田幸弘〕
  • 9割の社会問題はビジネスで解決できる
    4.5
    貧困、難民、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化……社会問題を解決するビジネス(ソーシャルビジネス)しかやらない会社、ボーダレスグループ。著者が2007年に創業した同社は、いまや世界15カ国で40の事業を展開し、従業員は約1500名、グループ年商は55億円を超える(2021年4月現在)。その大きな特徴は、「自分はこんな社会問題を解決したい」という志を持った起業家が集まる「社会起業家のプラットフォーム」であること。「40の事業」はそれぞれが独立した株式会社で、「40人の社長」がいる。こうして各社が独立経営を行いながらも、資金やノウハウをお互いに提供し合う、相互扶助の仕組み「恩送り経営」は、2019年にグッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)に選ばれ、2020年にはカンブリア宮殿でも紹介されるなど、各方面から注目を集めている。そこで第1章では、ソーシャルビジネスを次々と生み出す同社独自の仕組みを、第2章ではそれらがどういう試行錯誤の中で生まれてきたかを紹介。後半の第3章・第4章では、40の事業を立ち上げる中で培ってきた「社会問題をビジネスで解決するためのノウハウ」を一挙公開する。「日々忙しく働いているけれど、自分の仕事は本当に社会を良くしているんだろうか?」そんなモヤモヤを抱えながら日々仕事を頑張っている、全てのビジネスパーソン必読!
  • 指導力 才能を伸ばす「伝え方」「接し方」
    -
    「スポーツにおいて勝利は、それまでのどんな困難をもかき消してくれる何物にも代えがたい最大の目的、目標です。しかし、その勝利を欲しいがために、選手がアンフェアな手段を選んだり、過剰なトレーニングを続けて自分自身を追い込んだり、負傷、故障を抱えて我慢した結果、取り返しのつかないことになっては、本末転倒です――」スポーツに限らず、職場や家庭においても指導のあり方が問われている。こちらの思いや意図を正確に目の前の相手に伝えるには、「人間力」に頼らず、しっかりとした理論に基づく知識が不可欠である。モチベーションが上がる声掛けとは? チームが一つになる環境作りとは? 2019年「WBSC U-12ワールドカップ」において、侍ジャパン監督としてU-12(12歳以下)を「世界2位」に導き、現在、横浜DeNAベイスターズファーム監督を務める著者による「指導者のための教科書」。
  • できる店長は、「これ」しかやらない すべての悩みは「仕組み」が解決する
    -
    ●ベストセラー「これしかやらない」シリーズ ●自己主張が苦手な人も、細かいことを気にしすぎる人も、仕組みで「できる店長」になれる! ●人の育て方から売上の上げ方、利益の出し方までを1冊で解説 「人がどんどん辞めてしまう…」「頑張っているのに利益が出ない…」店長の悩みは、コロナ禍でますます深まっている。それに対して著者は、「個々の能力に頼っていては、一部の特別に能力の高い人しか活躍できない。能力ではなく『勤勉』に集中した仕組みを作れば、誰でも活躍できる」と断言。著者は、人に仕事を任せられない「できない店長」だったにもかかわらず、仕組み化の重要性に気づいたことで変わり、上場企業から個人店まで、年間4000人、延べ5万人以上の店長の悩みに答えてきた。飲食・小売・サービス業など、店舗ビジネスに精通する人物である。本書では、スタッフの定着率アップ・育成法から、お店のファンの作り方、利益の出し方、「人」「物」「金」のリスクからお店を守る方法までを徹底指南。「自分は店長に向いていない…」と思っている人、必読!
  • 人生で大切なことはすべてソニーから学んだ Back to the basics yet again.
    3.7
    ソニーのものづくりの根幹業務を担当し、数々のヒット商品を世に送り出してきた著者は、ソニーを卒業したあとも、一部上場企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業の社外取締役や顧問を務めている。各社が著者に求めているのは、ソニーで培ったものづくりの精神やマネジメントで、どの企業も業績が好調だという。ソニーの黄金期をつくったのは、井深大、盛田昭夫、大賀典雄という名経営者であり、彼らから直接薫陶を受けた著者が、ソニーのDNAを解き明かしたのが本書である。「世界初」にこだわるエンジニア、肩書ではなく「さん」で呼び合う気さくな社風、発売の時期を決めてからスタートする独特の商品開発、徹底した品質管理、他社とのユニークなプロジェクト、世界に点在する拠点でのビジネス等々、著者の体験をあますところなく語っている。夢や志をカタチに変えて世の中に貢献しようとするソニーのDNAこそ、コロナ禍を乗り越えるヒントともいえよう。
  • 積極精神に生きる 創業の人・石橋信夫の心とともに
    5.0
    2021年は大和ハウス工業の創業者・石橋信夫氏の生誕100周年のメモリアルイヤーである。本書は、石橋創業者が遺した金言を、後継者であり愛弟子ともいえる樋口武男最高顧問が厳選し、自ら解説文を付した書である。石橋信夫氏は、第二次世界大戦での大怪我やシベリア抑留を乗り越えて帰国。荒廃した国土を見て「木材の代わりに、強い鉄パイプで家をつくろう」と決意し、「建築の工業化」の理念をもってパイプハウスを発売。また、我が国のプレハブ住宅の原点であるミゼットハウスを開発するなど、建築業界に革命を起こした。その石橋氏に経営を託され、2001年の社長就任時に1兆円だった売り上げを4兆円超にまで急成長させた樋口武男最高顧問は、石橋氏の教えと創業者精神を自身の経営哲学の礎とし、その志を受け継いできた。本書は、樋口最高顧問と石橋創業者のまさに「同行二人」の書であり、人生が躍動し、仕事・経営に役立つ金言集である。
  • 「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」
    3.8
    「いい人」を脱却し、権力を自在に使いこなせ。挫折を糧に、打たれ強いマインドを手に入れよ。ポストコロナを生き抜く、「リアルすぎる」リーダー論が登場! コロナショックによって訪れた「不連続な変化の時代」。これからのリーダーに求められる能力も当然、変わってくる。具体的には、「調整型リーダー」は通用しなくなり、今後は「トップダウン型の打たれ強いリーダー」こそが求められる。カギとなるのは、「失敗」「挫折」体験。これらをどう生かし、「強いリーダー」になるかの方策を説くのが本書だ。「抵抗勢力との戦い方」「権力の上手な使い方」「撤退戦のコツ」「敵対者の説得法」など、著者の実体験から得られた「リアルすぎる」リーダーのノウハウを余すところなく語り下ろす。NHKやワールドビジネスサテライトなどメディア出演多数。ポストコロナ論の第一人者として知られる著者が語る「リーダー論の決定版」。
  • 働かないおじさんが御社をダメにする ミドル人材活躍のための処方箋
    4.1
    ●成果を出せなくなった人を、あの企業はどう変えた? ●「ミドル活躍で伸びる会社」の共通点を徹底解説! 長年、企業を悩ませている「働かないおじさん=成果を出せないミドル社員」問題。テレワークが進んだ昨今は、成果を出せる社員とそうでない社員に二極化し、企業側も、年功序列でパフォーマンス以上に高い給与をもらっている彼らにどう対応すべきか、判断を迫られている。しかし、政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、働かないおじさんの本質は「“変化に対応できないこと”にある」と言う。そのため、企業が変化に強い社員・風土を育てられなければ、今いる働かないおじさんをリストラしても、第二第三の「働かないおじさん」が生まれ続けるだけだと言う。そこで本書では、ミドルシニア層を活用しながら、働き方改革や業務改善に成功している各種企業の事例を解説。読めば「ミドル活躍で伸びるすごい会社」の共通点が見えてくる!
  • 週休3日でも年収を3倍にした仕事術
    5.0
    ●元マイクロソフト役員で、16万人の働き方改革を支援した著者が自ら実践! ●AI・ITツールをフル活用し、世界中のギグワーカーとともに最短距離で成果を出す「まったく新しい働き方・稼ぎ方」! ●著者が実際に使っている最新ツール・サービスも多数紹介! 「デジタル技術による変革=デジタル・トランスフォーメーション=DX」が一気に加速する──。コロナ禍で日本企業の遅れが明らかになった今、盛んにそう言われている。しかし「そう言われるけど、自分のまわりではDXなんてまったく起きてない」「自分はどうすればいいの? プログラミングでも学べばいいの?」といった声も少なくない。著者は、マイクロソフトの執行役員時代、数多くの日本企業でIT導入による業務変革・生産性向上を実現してきた人物。独立後は、週休3日(週30時間労働)を4年以上継続しつつ、年収を3倍にしてきた。そんなことが実現できているのは、デジタル技術を駆使する「個人版DX=DX仕事術」の賜物だという。本書では、著者が実践するDX仕事術を伝授する。
  • サステナブルビジネス 「持続可能性」で判断し、行動する社会へ
    4.3
    サステナブルビジネスとは何か。ユーグレナの創業社長である出雲充氏は、「それは儲かるのか」という判断基準だけでなく、「それは持続可能なのか」と問い、自らビジネスを進めていると述べます。そして2025年には、「儲かるのか」を突き詰める金融資本主義から、「持続可能なのか」をまず考えるSustainability First(サステナビリティ・ファースト)へと、価値観が180度変わると主張します。このような哲学で経営する出雲氏。第1部では、創業の原点であるバングラデシュでの自身の経験と、そこで出会ったムハマド・ユヌス氏や、ユヌス氏が先駆けて始め世界中に広まっているソーシャルビジネスを紹介します。第2部では、ユーグレナ社が現在取り組んでいるサステナビリティ・ファーストな事業を説明します。ユーグレナ社の考え方や実践事例などを紹介することで、これからサステナブルビジネスに取り組もうとする人たち、現在取り組んでいる人たちにヒントを提供するためです。第3部では、「2000年以後に成人したミレニアル世代が時代の主役となることで、サステナブル社会へと大きく舵を切り、未来は明るい方向に向かって進む」という、著者・出雲氏の考えを表明しています。さらに、新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、社会がどう変わるのか、についても私見を述べています。持続可能な社会の実現に向けて、1人でも多くの人たちの価値観の転換を促し、明るい未来に向かって元気よく歩み始めるための一助となる書です。
  • 逃げない。 リーダーに伝えたい70の講義
    5.0
    ――リーダー学を学ぶ一番手っ取り早い方法は、リーダーの体験を数多くすることです――その言葉どおり、高校・大学の部活動のキャプテンに始まり、日本中の鉄道会社に影響を与えた観光列車の開発、外食事業の躍進、悲願の新幹線開通、世界一の豪華列車の実現とさまざまなシーンでリーダーを務めてきた、“リーダーのベテラン”たる著者が満を持して書き下ろした70篇。「孫子」などの歴史的な名書から得た視点に始まり、著者が愛してやまない勝海舟論に松下幸之助論、古今東西の経済・経営界の偉人たちの教え、さらには豪華列車ブームの火付け役となった「ななつ星in九州」誕生秘話において発揮、さらに育まれることとなった自身のリーダー哲学がライブ感豊かにしるされています。JR九州と同社グループ42社で働くリーダー的立場にある社員たちの顔を浮かべながら執筆に取り組んだというこの一冊は、今あなたの目の前にある迷いや悩みに対して明快かつ朗らかに解答をくれるものとなるかもしれません。
  • 松下幸之助に学んだ実践経営学 自主責任経営の真髄とは
    -
    「君、しっかり給料払うんやで」――昭和40年(1965年)、松下電器産業(現・パナソニック)が当時開発途上の新製品だった電子レンジを掲げて独立組織を発足させた時、その責任者になった著者に“経営の神様”松下幸之助が手向けた言葉である。この短くてユーモラスな言葉にこそ、「自主責任経営」の真髄が秘められているという。本書は、松下経営哲学の実践者で「権限を委譲し、能力を最大限に引き出す」経営に努めた著者が、その要諦を体系的にまとめた渾身の書。「序章 経営の樹」「第1章 経営理念について」「第2章 自主責任経営論」「第3章 部門経営論」「第4章 健全経営論」「第5章 経営の場における情報論」「第6章 経営の場におけるリーダーシップ論」「第7章 事業計画論」「終章 松下幸之助の経営理念とその実践」1992年刊・PHP文庫『実践経営学』を改題し、経営学者・加護野忠男氏の解説および巻末資料が新たに加わった名著の新版を電子書籍化。
  • できるリーダーは、こう話す
    4.0
    結局、チームを成長させるものは、リーダーの言葉しかない! 本書は、著者がリーダーとして「泥だらけ」「汗まみれ」になりながら、メンターや先人たちに学び、さらに実体験で知り得た、「やる気」「自信」を生み出し、必ず目標達成させる話し方について、その神髄をお伝えする1冊。 ●「チーム員の心をつかむ、リーダーの話し方」 ●「やる気を引き出す、リーダーの話し方」 ●「自信を持たせる、リーダーの話し方」 ●「チームをまとめ、成長させる、リーダーの話し方」 ●「目標を達成させる、リーダーの話し方」など、チームが必ず変化する具体的な方法が満載。チーム員を「あなた色」に染める絵の具は、「あなたの言葉」。どうかこの本で、「リーダーとしての言葉づかい」を学び、チームを、素晴らしい「あなた色」に染めていってください。
  • マネジメントの悩みがスッキリ解消 「理系リーダー」の教科書(大和出版)
    3.8
    「自分はリーダーに向いていない」と思っているあなたへ――一度は自らリーダー職を辞したエンジニアが、試行錯誤の末につかんだ「チームをまとめ、しっかり成果を出す方法」を初公開。大丈夫、理系には理系ならではのやり方があるんです――◎まずは「理系人間特有の傾向」を押さえておこう ◎理系リーダーは「相手視点」をもつことがとくに大切 ◎ズバリ、理系リーダーは「ペースメーカー」が向いている ◎やっていい効率化、やってはいけない効率化 ◎メンバーから敬遠されるリーダーには理由がある ◎理系リーダーがつい口にしてしまうNGワード ◎分析力をメンバーの「強み」「弱み」の発見に活かそう ◎「メンバーのモチベーション」を高める9つのキーワード ◎周囲は理系リーダーに「調子のいい振る舞い」など求めてはいない ◎理系リーダーが「周囲」を巻き込む究極のアイテム ◎リーダーの経験で苦労したことは一生ものの財産になる 他、全54項。
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略
    4.0
    「ビジネスの戦略は生物の戦略と似ている」――私たちの目の前にいる植物や生き物たちは、すべて38億年の進化の歴史の中で勝ち残ってきた勝者たちである。成功事例を学ぶことが、成功の秘訣であるとすれば、「生物の戦略」からビジネス戦略を学ぶことに、何の躊躇があるだろう。そこには進化の答えがあるのである。サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長・新浪剛史氏推薦の書。
  • ネクスト・リーダーシップ
    -
    コロナ禍でビジネス環境は一変し、問題が顕在化した。問題が顕在化したことで、やるべきことが明確になったとも言える。これはチャンスだ。企業も、組織も、マネジメントも変わらざるを得ない。これからのリーダーに求められる資質とは何か。大切なのは、「脱スペック向上思考」「ハードからソフトへの転換」「情実から成果へ」「ファクトベース」「コミュニケーション」「責任感」。大きく変化するビジネス環境で生き抜くための6つのヒント。この本を武器に、みずから活躍するためのフロンティアを見出そう。ビジネスパーソン・リーダー層のあらたなバイブルとなる一冊。
  • 接客・サービス業のリーダーにとって一番大切なこと お客様からもメンバーからも熱愛される「ホスピタリティチーム」の作り方
    3.0
    ホテル・医療・介護・保育・冠婚葬祭・美容・飲食・小売り・旅行・不動産……日本のGDPの75%はサービス産業であり、接客・サービスを中心とした仕事が日本の経済を支えている。しかし、その多くの職場では、現場のチームリーダーやマネージャーが、「バラバラで疲弊したチーム」に頭を悩ませているという。また、このコロナ禍の影響を受けている業種では、さらに状況は悪化している。では、そんな現場を「みんなが輝くチーム」に変えるカギは何か? 接客・サービス業の現場リーダーに数多くの講演・研修を行っている著者は、それは「部下に対するホスピタリティ」だという。ホスピタリティというと、お客様へのおもてなしや厚遇といったイメージがあり、「なぜ部下に?」と思うかもしれないが、社内の人間関係や職場環境が悪ければ、お客様に心からの笑顔やホスピタリティは提供されるはずもない。本書では、お客様からもメンバーからも熱愛される「ホスピタリティチーム」の作り方を伝授する。
  • From Zero to Kyocera A Company Philosophy to Grow People and Organizations
    -
    The eye-opening business philosophy and life wisdom of one of Japan’s most influential entrepreneurs. This book is not merely a business how-to but a guide to personal growth. Kazuo Inamori is a global entrepreneur who founded Kyocera and KDDI and lifted Japan Airlines out of bankruptcy to solid profitability as its chairman. Inamori also established the non-profit Inamori Foundation and the Kyoto Prize to honor researchers and artists all over the world. He has received the title of Honorary Knight Commander of the Most Excellent Order of the British Empire for his outstanding contributions to society. Along the way, he has published over 60 books in Japanese which have sold over 19 million copies in 21 different languages. This book focuses on the often-dramatic ups and downs of his life and reveals how he arrived at his guiding principle, “Respect the Divine and Love People.” In the book’s introduction, he makes a promise to the reader: If you adopt the management philosophy and lifestyle laid out in this book, you are certain to succeed both in business and in life. ※『ゼロからの挑戦』を英訳し、電子書籍として配信いたします。
  • 本物の「上司力」(大和出版) 「役割」に徹すればマネジメントはうまくいく
    5.0
    部下から信頼されない・チームがまとまらない・思うような成果が出せない・リモートワーク対応・パワハラ問題 etc. このまま、「平凡な上司」に甘んじるか、それとも、「新たな自分」で進んでいくか――。これまで400社以上を支援! 現場を預かるリーダー達から圧倒的支持の「上司力」提唱の第一人者が、この時代だからこそ必要な新しいマネジメント手法を説く。「あなたは、知っていただろうか。部下はあなたが思っている以上に、上司の言葉に一喜一憂し、ときには深く傷ついていることを――」本文では、本物の「上司力」を身につけるために必要な5ステップを全公開。1.相互理解、2.仕事の任せ方、3.協働意識、4.改善・改革が進む組織、5.評価、等、やる気が広がり組織が自走し始める「戦略と仕組み」を詳細かつ具体的に解説する。いかなる状況でも、部下の「管理者」ではなく「支援者」であれ! 負けるな上司!
  • できる社長は、「これ」しかやらない 伸びる会社をつくる「リーダーの条件」
    -
    経営には「これだけは社長がやらなければいけないこと」があります。世の中には、そのことを理解しないまま、「本当にやるべき仕事」に集中できていない社長が、意外に多い。例えば、目についた仕事や、社内外から次々に求められる仕事の山の中に埋没し、経営の最も大事な部分に注力できなくなってしまっている状況がよく見受けられます。本書を手に取られたあなたはどうでしょうか。情熱を持って頑張っていても、それが正しい努力の仕方でなければ、結果につながらず、「残念な社長」になってしまいます。だからこそ、限られた時間のなかで、「社長にしかできない仕事」に集中し、正しい頑張りをすることこそが、「できる社長」に求められていることなのです。トップとして、これだけは社長自身が絶対にやらなくてはいけないことは何か。本書では、経営の本質に集中できるようにする考え方やコツをご紹介していきます。
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか
    4.5
    業績低迷する企業。硬直化した官僚機構。戦後の未曾有の繁栄をもたらした日本的組織を、今、何が蝕んでいるのか? 本書では豊臣家、帝国陸海軍等の巨大組織のケース・スタディーから、「成功体験への埋没」「機能体の共同体化」「環境への過剰適応」という、三つの「死に至る病」を検証。時代の大転換期を生き抜く、新しい組織のあり方を提唱する。著者二十年の組織論研究を集大成した現代の名著。
  • 決算書は3項目だけ読めばいい
    3.0
    決算書を読み解くのは、実は驚くほど簡単です。「売上」「利益」「現金・預金」さえきちんと見て行けば、その企業の決算書はだいたい読めるのです。これは税務署流の決算書の読み方です。税務署の調査官は、日本で最も決算書を見ている人種です。彼らは大量の決算書をチェックして、瞬時に企業の実態を見抜かなければなりません。そのためのノウハウを、元国税調査官である著者が明かします。さらに、実際にソフトバンクやトヨタ、楽天、朝日新聞社の決算書を読み、意外な特徴や問題視すべき点を浮き彫りにします。 ●過干渉ママの「二重チェック」と決算書の仕組みは同じ/●「現金・預金」は嘘をつきにくい勘定科目/●売上も利益も横ばいなのに現金が減っている会社は要注意/●決算書は簡単に操作できる/●なぜ楽天はたびたび赤字になるのか?/●朝日新聞は社員天国?/●ソフトバンクの財政状況は大丈夫か?/●給料を上げなかったトヨタ etc.
  • ビジネスの「神髄」が身につく! 経営学 無敵のメソッド70(池田書店)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経営学の基本メソッドを、一気に70通り紹介! 近年、経営学の用語が日常的なビジネスの会話のなかで氾濫しています。「このSDGsが重視される社会において、ABC分析をしたところ、わが社のKPIとしてダイバーシティの……」。この本は、話し手としても聞き手としても、「わからない」をなくし、仕事のなかでの議論をより有効なものにするための武器を身につけ、確実に戦えるようになるための本です。また、この本で紹介するメソッド、さまざまなフレームワークや言葉は、日常においても使うことができるフレームワークや言葉です。私たちが目にする社会は市場社会であり、平和に見える街並みの後ろ側で凄まじい知恵の戦いが行われています。そのバックヤードを少しだけでも理解することによって、日常が違って見えることになり、少しだけ賢く生活をすることが可能になるはずです。ビジネスで戦うため、そして日常で賢く生活するための、経営学の網羅的な基本書です。
  • 「志」の経営
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    本書に登場する6人の企業経営者は、松下幸之助の教えを経営に活かし、独自の取り組みで会社を成長・発展させている。その経営哲学と事業戦略の要諦を語る。登場する気鋭の経営者は……様々な報奨制度で社員のモチベーションをアップしている吉寿屋(大阪)の神吉一寿社長。「善循環」を企業理念にお客様に貢献する事業を展開する桶庄(愛知)の佐藤寛之社長。TOCという独自理論によって業績を向上させる独自のコンサルティングを実践するHONKI(滋賀)の石川朋之社長。従来の出版物流事業にとどまらず、プリントオンデマンドなどの新事業を展開しているニューブック(埼玉)の豊川竜也社長。「想いをのせてつなぐ」を社是に、インバウンド対象のサービスなどで業容を拡大する丸和運輸(大阪)の藤本智治社長。住み替え前提の家づくりで成長を続けるタクミホーム(青森)の木村昌義社長。松下幸之助イズムをどう経営に活かすかがわかる実践の書。
  • 世界のトップコンサルが使う 秒速で人が動く数字活用術
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    働き方改革、そして新型コロナウイルス。リモートで上司、部下と相談し、直接面談せず得意先と折衝するための新時代のビジネススキルが求められている。そのキーとなるのは、「心に響く数字、データ」をいかに示すかだ。本書では、企業再建のプロとして、日本にいながら世界中の企業のM&Aを成功させてきた著者が、数字の伝え方、グラフの見せ方ひとつで、相手が納得して瞬時に自らの意思で動き出す方法をまとめた。内容例を挙げると ◎「正しく数字を理解できる」だけではビジネスパーソンとしては失格 ◎グラフでは基準値との「差分」を示して、危機感を煽れ ◎「グルーピング」でデータの傾向を強調させなさい ◎データを要素分解して示し、相手が動く道筋を示せ ◎間違いだらけの「MECE」の使い方 ◎「フェルミ推定」は、企業の入社試験のためにではなく、現場で使ってこそ効力がある 等々 会計、ファイナンスの知識は不要! 誰でもすぐに使いこなせるスキルを紹介!
  • エッジソン・マネジメント 尖った優秀な若者をどう採用し、いかに育てるか
    5.0
    日本を、世界で最も若者が育つ社会にする。リーダー、組織を変革できる人財は、「目的」「志」を高くもっている。また、その目的を実現するための能力基盤である「智」「仁」「勇」「礼」「義」に優れた能力が不可欠である。目的に尖っている「エッジソン」という人財をいかに育てるか。それは、大学の4年間と入社後の3年間の計7年間がとても大切になってくる。著者はそれを「ゴールデンセブン」と呼び、大学と企業が協力して若者の育成に力を入れることが必要と説く。人財を「青田買い」するのではなく、人財を育成する「青田づくり」が、課題先進国である日本において、人こそが最大最強の資源である日本において急務なのだ。
  • ポストコロナを生き抜く術! [実践]強い会社の「人を大切にする経営」
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    「弊社への新規受注が殺到していますが、対応しきれないので、すべて断っています」「大手さんより安心、安全で信頼できるからとおっしゃっていただき、お客様からのご依頼が以前より増えました」「計画では対前期130%UPを見込んでいましたが、この影響で対前期110%UPでした」。これらは、すべて新型コロナの影響下における「人を大切にする経営」を実践する会社の生の声です。新型コロナ禍の中でもしっかりと大切な取り組みを続ける企業は、外部環境はどこ吹く風と、事業を見つめなおす機会と捉え、来るべき新しい時代に備え、社員の教育を強化し、ビジネスモデル転換を図っているのです。本書ではこのような、「人を大切にする経営」を実践して強く生き抜く、36社の事例やエピソードを織り込み、ポストコロナの経営論を展開していきます。1章ではポストコロナにおける経営のあり方について述べ、その後の各章で、人材教育、DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応とマーケティング、商品サービス創りとビジネスモデル、M&Aや金融、資本政策、そして最後に社会資本としての中小企業について述べていきます。「社員の命を守り、安全と安心を重視する」経営の大切さを説きつつ、新たな変革の波に機敏に反応し、生き残るためのノウハウ、実務的なスキルについても述べており、“新時代の実践”に役立つ経営の教科書です。
  • Amazonで12年間働いた僕が学んだ未来の仕事術
    5.0
    ●「アマゾンという素晴らしい企業で学んだことを、読者に伝えたい」 スタートアップ企業の一つから、世界1位の企業へと成長する過程を間近で経験。世界各国の天才たちがひしめく中で、開発部門からマーケティング部門まで、8部署で働いた著者は、社員だけが知りうる、アマゾンの成功と成長のノウハウを身につけた。 ●本書の内容は以下の通り。1~2章では、アマゾンの内部とユニークな企業文化について語り、3~5章には著者が学び体験した、アマゾンの成長に隠された原理を盛り込んだ。6章にはアマゾンの効率的な方法論を、7章はアマゾンで働きながら体得した仕事のノウハウを、そして最後の8章には著者自身の独立の過程を掲載。アマゾンの驚異的な成長を可能にした人材、仕組み、仕事の進め方を明かした書!

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