社会・政治 - KADOKAWA - 角川書店単行本作品一覧

  • 帝国のカーブ 「超限戦」時代に見るアメリカの「金融戦」の本質
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    アメリカは帝国だろうか?  そうだと答える人もいれば、そうではないと答える人もいるだろう。アメリカは以前のいかなる帝国とも異なり、海外に植民地を一つも持っていないし、戦争を通して占領した国から公然と資源や財産を略奪せず、また占領地の人を奴隷のように酷使していない。これらの点を見れば、アメリカはまったく帝国には見えない。 しかし、これによってアメリカは帝国ではないと判断すれば、アメリカはなぜ覇権を執拗に追い求め、そしてこの覇権を確実に手に入れたのだろうか? 現在までの40年余りにわたり、アメリカは米ドルを用いて金融システムを構築し、全世界を人類史上類を見ない金融文明へと導き、全世界から利益を獲得してきたのだ。 それでは、アメリカはいかにして有史以来最も強大な新興帝国になったのであろうか。 【目次】 日本語版への序文 序文 「帝国」が時代遅れの話題になろうとしている時 前書き 「9・11」はアメリカが衰退へと向かう転換点となった 帝国の歴史 古い欧州の没落とアメリカの勃興 金融植民 貨幣の歴史的ロジックとその軌跡 金融という魔法の杖 砲煙の背後 アメリカは何のために戦ったのか 世紀の問いかけ 金融戦と陰謀論 復興かそれとも衰退か アメリカは戦略の転換によって弱体化を避けられるか 台頭するのは誰か アメリカが自分を倒した時に中国はなにをすべきか
  • 池上彰とホセ・ムヒカが語り合った ほんとうの豊かさって何ですか?
    3.7
    ホセ・ムヒカ氏と池上彰氏からのメッセージ! 日本人はほんとうに幸せですか?  2016年4月に初来日したホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領。池上彰氏との対談が実現し、 「豊かさとは何か」を語り合った。対談はテレビでも放送され大きな話題を呼んだ。 本書ではその対談を完全収録。世界で格差と貧困の問題が深刻になる中、 私たちはどうすればいいのか? 「世界でいちばん貧しい大統領」の呼び名をもつ ムヒカ氏からの日本人へのメッセージを、池上彰がわかりやすく解説する。 ◆主な内容 ●対談 池上彰とホセ・ムヒカが語り合った 「日本人はほんとうに幸せですか?」  人生で大事なのは勝利することではなく、「歩き続ける」ことです 池上解説 1 中南米に広がった反米主義、反新自由主義 2 どうして格差は広がったのか? 3 日本でも学生が立ち上がった時代があった 4 なぜ政治への参加が必要か? Column 1 ~大麻合法化~ 2 ~キューバとアメリカの仲介~ 3 ~ノーベル平和賞~  4 ~オバマとムヒカ~  5 池上教授の大学講義試験から「幸せ」を考える
  • 黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ
    5.0
    デフレ不況、東日本大震災で痛手を負った日本経済だが、復興需要でデフレギャップは解消され、黄金の時代が待っているはずだ。しかし、それを阻むものがある。その正体はなにか。この国の病巣を暴く!
  • 訣別 橋下維新を破った男
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    '09年堺市長選挙で橋下徹の支持を受けて当選した竹山修身は、'13年の選挙では維新の会と対立。圧倒的に不利な状況の中、再選を果たす。なぜ彼は橋下徹と袂を分かったのか?当事者のみが知る赤裸々な真実!
  • 財務省解体論
    3.0
    日本の主権を現実的に握っているのは霞ヶ関の官僚たち、それも財務省の人間である。首相をさえ手玉に取る腐敗した構造を暴き出し、改革のための処方箋を提示する!
  • 図解 先送りできない日本 日本の課題40
    2.9
    ベストセラーとなった「先送りできない日本」をベースに、いまの日本が猶予なしで解決を迫られている政治や経済などにおける40の課題を厳選し、直観的に理解できる豊富な図解入りでわかりやすく解説します。
  • 政権崩壊 民主党政権とはなんだったのか
    4.0
    戦後初の大型政権交代といわれながら、わずか3年3か月で崩壊した民主党政権。その首謀者は誰か。なぜ検察、マスコミは執拗に民主党を攻撃したのか。小沢一郎、長妻昭のインタビューも交え、徹底分析する。
  • 何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成
    値引きあり
    3.5
    カネにも、人間関係にも、国家にも、 縛られない。強制の理屈を破戒する。 あらゆる支配を打ち破れ! 『村に火をつけ、白痴になれ』で旋風を巻き起こしたアナキズム研究者が放つ、【無強制】の政治学!! アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。 “自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか? 息苦しくなるほどに、束縛を感じてしまうのはなぜか?  この不快な状況を打破する鍵がアナキズムだ。これは「支配されない状態」を目指す考えである。 【無強制の政治学】という視点から、過去の思想と実践をわかりやすく振り返りつつ、現代社会の支配のルールを破戒する! カネに、人間関係に、社会に、国家に縛られない!! 社会契約をクーリングオフせよ。 ゼロ憲法を宣言せよ! 「神を突破せよ、この世界を罷免してやれ。さけべ、アナーキー!」 ○一番たちが悪いのは、民主主義の名のもとに憲法制定権力をたちあげることだ。 ○契約も交換も自明のことなんかじゃないんだ。 ○なんどでも、権力の脱構成をやってやろう。etc.
  • ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法
    3.9
    人口減少、低成長、高齢化……山積する課題を解決し、新しい時代を構想するためには、今の日本を規定する「近代」を見つめ、機能不全の構造をアップデートする必要がある。実践者二人による社会を変えるヒント。
  • わがまち再生プロジェクト
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    個性あるまちは、そのまちをふるさととする人々の手作り感を実感できるものでなければならない。本書は、哲学の手法を取り入れた「わがまち再生プロジェクト」の方法論だ。著者が関わった9つの実践例も紹介する。

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