社会・政治 - ポプラ新書作品一覧

  • いじめをやめられない大人たち
    3.3
    大人のいじめについて、被害者や加害者、傍観者を取材、ならびに専門家にも意見を聞いたNHKの担当デイレクターが、大人のいじめの実態を伝えるとともに、いじめにあった時にどうすればいいのかなどの対処法も取り上げる。
  • 今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。 貧困の連鎖を断ち切る「教育とお金」の話
    4.2
    奨学金を借りる大学生の割合は5割を超え、延滞者も約20万人と増え続けている。一方、メディアでは奨学金タタキの言説が目立つ。給付型奨学金もいよいよはじまるが、その欠点は各所で指摘されている通りだ。しかし、奨学金はサラ金より悪質で、本当に若者を救っていないのだろうか?叩くだけでは何も解決しない。本書では、奨学金のみで東大に合格、ハーバードに通った著者が問題の本質を分析し、改革のための9つの提言を行う。
  • 医療経済の嘘
    4.0
    財政破綻後の夕張に医師として赴任した筆者は、夕張市民が笑顔で生活していたことに驚く。その後、夕張および全国のデータさらに医療経済学的知見から見えてきたのは、医療経済の拡大が必ずしも健康と比例しない現実であった。医学的・経済学的な見地から、医療や地域の問題を鮮やかに描き出し、日本の明るい未来への処方箋を提示する希望の書。
  • 格付けしあう女たち 「女子カースト」の実態
    3.4
    「八千円のランチに行けるか、行けないか」で「ママカースト」が決まる!? 女性の間に生まれる「カースト」の苦しみは、社会的な成功だけでなく「女としての幸せ」というダブルスタンダードで計られることにある。 「恋愛・婚活カースト」や「女子大生カースト」、「オフィスカースト」などの「女子カースト」の実態と対処法を探ると共に、そこから見える旧態依然とした会社組織や貧困、シングルマザーなどの日本の課題点に迫る。
  • 後悔しない「産む」×「働く」
    5.0
    女性の身体・キャリア・産むと働くの両立が、これ1冊で見えてくる! 「結婚は?」「子供は?」「仕事は?」選択は自由と言われても、その方法は学校でも家庭でも教わらなかった――。 女性とそのパートナーのための仕事・結婚・出産への不安に対して、医療とキャリアの視点から多数のデータやアンケートとともに応える。 これから産みたい人、産んで働きたい人、娘を持つ親にも必携の1冊。
  • コロナ時代の経済危機 世界恐慌、リーマン・ショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方
    3.8
    コロナショックで、世界恐慌、リーマン・ショック以来の経済危機に!? 歴史に学ぶ、「危機の乗り越え方」とは。 新型コロナウイルス拡大で、社会活動が低下し、消費が落ち込み、先の見えない事態となっている。私たちの暮らしは、どうなってしまうのか。1929年の「世界恐慌」、2008年の「リーマン・ショック」など、歴史的な経済危機に執られた政策や、リーダーたちの振る舞い、その言葉から復興へのヒントを探る。
  • コンピュータは私たちをどう進化させるのか 必要な情報技術がわかる8つの授業
    3.8
    今いちばん知りたいビジネス教養! 人工知能(AI)、仮想現実(VR)、ビッグデータ、IoT、人型ロボット、ディープラーニング、スーパーコンピュータ、ハイブリッド・クラウド……。 気になる最新ITキーワードを、日本で最も先端テクノロジーに詳しい8人のプロフェッショナルがわかりやすく解説。 今後数十年のITを活用したビジネス予測もあり、“1億総IT社会”において必須の今いちばん知りたいビジネス教養!
  • コーヒーで読み解くSDGs
    -
    あなたの知らないコーヒーとSDGsの世界。コーヒー、経済、開発援助の専門家3名がいざなうコーヒーで地球の未来を変える旅。コーヒーには、SDGsのアイデアがあふれている! SDGsは、環境、経済、社会に関わる17の目標を掲げていますが、それらの目標は、コーヒー業界がSDGs以前から取り組んできた課題の縮図でもあります。コーヒーを通してSDGsの理解を深められるこれまでにない一冊。 本書は、2021年3月に刊行された「コーヒーで読み解くSDGs」に、最新情報を加え大幅に加筆修正し、新書化したものです。
  • 18歳選挙世代は日本を変えるか
    3.5
    2016年7月の参議院選挙から、18歳の投票が始まる。 中国の雨傘革命や台湾の総統選挙、アメリカの大統領選党員集会でのサンダースの躍進など、近年若者によって国政が動いている。 若者研究の第一人者である著者が18歳のリアルから、日本の未来を大胆予測。 「変化点」がどこなのかをあぶりだす。
  • 歴史と宗教がわかる! 世界の歩き方
    4.4
    世界と日本を理解するためにいま知るべき8か国――「日本の新しい隣人」ベトナム、日本人が出稼!?にいくシンガポール、3つの宗教の聖地があるイスラエル、ヨーロッパとアジアの間にあるトルコ、EU経済のカギを握るドイツ、ロシア抜きには語れない歴史を持つフィンランド、ブレグジットを経験したイギリス、多様な価値観がうずまくアメリカ――各国の世界遺産、教会やモスク、おすすめグルメとともに、歴史と宗教を解説!
  • 「専業主夫」になりたい男たち
    3.5
    女性の管理職を3割増やすなら、男性の家庭進出も3割増やすべし! 今や11万人ともいわれる「主夫」。 キャリア女性の裏には家事・育児を担う男性の姿があった。 圧倒的な年収差や健康上の理由、妻の転勤などで、労働戦線を離れざるを得ない人も多い。 主夫は個人の選択ではなく、家族のサバイバル戦略として考えなければならない。 リアル主夫とその妻の取材をもとに描き出す、現代夫婦の新しい肖像。
  • 専業主婦になりたい女たち
    3.9
    安倍首相の掲げる、「女性が輝く日本」の実態とは――? 若い女性の中に“隠れ専業主婦願望”が広がっているという。 好転しない経済状態、幸せで豊かな自身の母親への憧れ・・・、理由はさまざまだが、夫の収入だけで生活していくことが難しいと知りながら、彼女たちはキャリアを捨て家庭に何を望むのか? 女性の社会進出が叫ばれる今、専業主婦のリアルから見えてくる、“フツウの幸せ”の大きな代償とは何かに迫る。
  • 「選択的」夫婦別姓 IT経営者が裁判を起こし、考えたこと
    4.5
    夫婦別姓問題を知り、考えるための入門書。サイボウズ社長の青野慶久氏が、夫婦別姓を求め訴訟を起こした! 各界ビジネスリーダーたちは賛同、各紙誌の調査では賛成多数にも関わらず、なぜ「選択的夫婦別姓」は達成されない? 大きな話題となった青野社長の裁判、活動を通して、夫婦別姓を基礎から知ることができる。「子どもがかわいそう」「家族の絆がこわれるのでは?」といった疑問や不安についても応えます。
  • 秩序なき時代の知性
    3.7
    格差が拡大し、自分と異なるものに向かう憎しみが強まる時代、かつてのギリシャの哲学思想がヒントになる――。 このように、哲学、法律、歴史、原発、労働などの観点から、各分野の現場から学識、経験をもって時代をリードする若手知識人と、“知の怪物”佐藤優氏の対話を通して、生き難い時代を考える。 対談相手:開沼博・國分功一郎・木暮太一・水野祐・與那覇潤
  • 超少子化 異次元の処方箋
    4.0
    【電子書籍化に伴い加筆あり】 日本では、出生率「1.5」を下回る「超少子化」と呼ばれる状態が20年以上も続いている。問題は、人口減少そのものではない。高齢者が多く、働く世代が極端に少ない人口のアンバランスだ。このままでは、私たちが当たり前と思っている安全で便利な暮らしは維持できなくなってゆく。「超少子化」はどうすれば打開できるのか? 深刻な少子化から脱却した成功例を紐解きながら、具体的、かつ異次元の処方箋を提案する。
  • 徹底解説! アメリカ 波乱続きの大統領選挙
    3.7
    2016年のアメリカ大統領選挙は、史上最大の混戦。 格差にあえぐ人々が政府に不信感を強めている。 一見暴言に見えるトランプの発言も、今や幻想と化した「強いアメリカ」に疑問を感じる人々の心に響く。 大統領選挙を切り口に、国際社会に背を向け、内に向かう新時代のアメリカを徹底解説!
  • 毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ
    3.7
    毒親そだちのあなたと毒親になりたくないあなたに贈ります。 ●親を憎んでしまうのは、自分のせい? ●なぜ、子どもを束縛したくなる? ●こんなに愛しているのに、なぜ憎くなる? 家族についての悩みはあなたのせいではない!気鋭の脳科学者が、ついに「パンドラの箱を」開ける!「毒親」の正体とその向き合い方を分かりやすく説きます。
  • なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち
    4.0
    小中高校で認知されたいじめの件数、過去最多(2022年度)。心身に重大な被害が生じるなどの疑いが認定された「いじめの重大事態」の件数、過去最多(同)。 我が子を守るために、いま大人が知るべき実態と予防策。 いじめの原因は、スマホ依存、ブラック部活、教員のブラック勤務、偏る食事習慣……だった? “いじめが始まる前に防ぐ方法”を、20年以上にわたりいじめ問題を取材し続けるTBS記者が徹底ルポ。
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?
    3.6
    あり得ないことだらけ! ニュースのプロは世界をどう見ているのか? 世界に「昔はよかった」という流れが生まれている一方で、くい止めようとする力も働いている。 イギリスのEU離脱やトランプ政権の混乱が続く中、仏大統領選では極右政党の代表が選ばれなかった。 先が読めない時代を私たちはどのように見ていけばよいのか。 現場取材をしながら独自の視点でニュースを解説する池上彰と増田ユリヤが、複雑化する世界を読み解く。
  • 難民鎖国ニッポンのゆくえ 日本で生きる難民と支える人々の姿を追って
    4.0
    日本はなぜ難民を受け入れないのか――? 難民問題を考える入門書的な一冊! 「東京・四谷の雑居ビルの六階にあるNPO法人・難民支援協会のドアを開けると、たちまち「日本の中の別世界」に引き込まれます。」 難民問題が世界的に注目されるなか、世界第三位の経済大国・ニッポンはなぜ難民を受け入れないのか? ふくれあがる難民申請者とそれでも日本の片隅でたくましく生きる人々、そして難民を支えようとする日本の企業や草の根の活動から、難民問題について多角的に考える。 私たちの意識を変える現場からの提言。
  • ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア
    -
    働きながら、親の介護と幼い子どもの育児……全部、ひとりでできますか? 少子化と高齢化が加速する日本の大問題!40歳以上の約半数にとって身近なダブルケアは、気づかないうちに始まり、仕事、家庭に大きな影響を及ぼす。ダブルケア家庭の実態を中心に、今まで光を当てられてこなかった「ケア労働」のリアルをあきらかにし、官民の制度、試みなどから、救援策を考える希望に満ちた1冊。
  • ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論
    3.2
    「都市」から「地方」、その先の「地域」へ。 経済優先、成長主義とは異なる軸で「地方」をとらえ、クリエイティブな暮らしやコミュニティ、幸せのカタチを模索する若者たちが増えている。 若きローカルヒーローたちのユニークな活動、彼らの新しい価値観を通して、地方再生の手がかりを語る一冊。 行政も注目する15の事例を紹介します。
  • 家賃滞納という貧困
    4.0
    家賃滞納2200件のリアルな現場から身近にしのびよる貧困が見えてくる! 異色の司法書士が18の家賃滞納の実例とともにその驚愕の実態を明かす。

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