紀行 - 集英社 - 集英社文庫作品一覧

  • アイランド・ホッパー 2泊3日旅ごはん島じかん
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    2泊3日で日本の島、10島に行ってきました! 礼文島ではカメラのシャッター光にさえ敏感な希少ランを愛で、桜島では自作の溶岩竈で焼いた手作りピザに舌鼓し、奄美大島では三線の音色に酔いしれ乱舞したり──。島で出会った人たちとの温かな交流にじんわりし、島にまつわる歴史や文化の奥深さに驚嘆する。もちろん、ご当地料理もたっぷり堪能! 島めぐり、満喫満腹エッセイ。
  • 【電子特別版】夫婦で行くイスラムの国々
    3.6
    1~6巻555~726円 (税込)
    巨大なモスク、そびえるミナレット(塔)、野菜が中心で美味な料理、所構わず大声でケンカするが親しみやすい人々。初めて訪ねたトルコでイスラム世界にどっぷりはまった著者夫婦は、イスラムの国々をとことん見ることを決意する。有名なエジプトやモロッコはもちろん、イラン、ウズベキスタン、そしてイエメンまで。宗教の陰に隠れた、人々の本当の暮らしとは!? 中高年夫婦で行く旅のコツも満載。電子オリジナル特典として、文庫未収録写真を多数掲載。
  • 終りの旅
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    「恋が旅に似ているように、人生も旅に似ている」。雪の根室へ、夏の津和野へ、マルセイユへ、トレドへ……。愛し、苦しみながら、なお未知なるものを求めてつづく旅。人生は死への孤独な旅であるとみる著者が、単なる旅情をこえた〈旅〉のなかで綴る人生の洞察と人間へのいとしさ。
  • 涯しない旅
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    はるかな昔、大和の神々が歩いた古道を歩き、万葉歌人の詠んだ山を仰ぎみながら、追想のなかに古の人々のドラマを見る旅。また一方、現代の名匠の手になる西陣の織物、萩の陶器、丹波立杭などを訪ねて芸術の新しい息吹にふれる旅。懐かしい人間に出会い、新鮮で未知なる驚きに出会う旅をとおし、人生という涯しない旅へ誘うエッセイ集。
  • 未来国家ブータン
    3.6
    「雪男(イエティ)がいるんですよ」。現地研究者の言葉で迷わず著者はブータンへ飛んだ。政府公認のもと、生物資源探査と称して未確認生命体の取材をするうちに見えてきたのは、伝統的な知恵や信仰と最先端の環境・人権優先主義がミックスされた未来国家だった。世界でいちばん幸福と言われる国の秘密とは何か。そして目撃情報が多数寄せられる雪男の正体とはいったい――!? 驚きと発見に満ちた辺境記。
  • ものがたり風土記
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    古代からの伝説、民話、童話、近・現代の小説まで……日本各地に「ものがたり」の舞台を訪ねてパワフルに“現場検証”。歴史に埋もれたそれらの「ものがたり」の成立の謎や、作家の思い、登場人物の実像に思いを馳せる。滋賀、鹿児島、新潟、東京――旅するうちに、思索は海外の文学にも及び、『ギリシャ神話』や『グリム童話』、ミステリーの名作なども登場。知的興奮と発見に満ちた、極上の紀行エッセイ。
  • 一休を歩く
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    600年前の動乱の時代を生きた禅僧、一休。後小松帝の側室の子としてわずか6歳で出家。無欲清貧、風食水宿、自己見性につとめる純粋禅僧に師事するが師と死別。やがて失意の青年僧一休は酒肆淫坊に出入りし、女犯をなす破戒三昧な生活の中で、人間的な自由禅を志向していく。放浪無頼な風狂の人、一休宗純和尚の由縁の地、京都嵯峨野、堅田、堺、住吉、田辺を水上勉が訪れ歩くほろつき文学紀行。
  • 純情漂流
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    「ナイフ!」ぼくは叫んだ。濁流が隊員を呑む。ザイルを切らねば…。かつて玄奘三蔵が辿った遙か天竺への旅路、あの天山越えに著者は挑んだ。――天安門事件、ベルリンの壁崩壊と歴史は転換期を迎え、著者は各地をさすらう。壁を殴りにドイツへ、河を下りにアラスカへ。そして鶴を見にヒマラヤへ。カラー写真多数を交えて綴る名作『神々の山嶺』の原風景。物語をつむぐ旅人の心温まる漂泊の軌跡。
  • シベリア追跡
    4.3
    江戸中期、千石船で伊勢を出て、漂流しアムチトカ、オホーツク、ヤクーツク、イルクーツク、モスクワ、ペテルブルクと“おろしや”を横断。望郷の念ひとすじに日本に帰りついた大黒屋光太夫の漂流漂泊10年、4万キロの旅。200年前の船乗りたちの苛酷で壮大な運命の旅を追う。冒険家シーナの未知とオドロキ。極寒の地で出会う人間たちのオモシロ真剣シベリア大紀行。
  • 「世界」とはいやなものである――東アジア現代史の旅
    4.3
    東アジアは日本をより深く知るための反射板になる――。韓国、北朝鮮、極東ロシア、ベトナム、そして巨大で多様な中国。職業的観察者たる著者が歩き、見つめた二十世紀末から二十一世紀にかけての東アジアの大地。そこに息づく社会と人々、そして積み重なる歴史。冷戦は終結し、ソ連は消滅し、9・11があり、いまも世界は変わり続けている。明晰な視点でわれらの時代を語る、傑作紀行文集。
  • だいたい四国八十八ヶ所
    4.0
    特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。
  • 【電子特別版】オーパ!
    4.1
    【オリジナル写真満載!】何かの事情があって野外へ出られない人、海外へいけない人、鳥獣虫魚の話の好きな人、人間や議論に絶望した人、雨の日の釣師……すべて書斎にいるときの私に似た人たちのために。──開高健は本書巻頭にそう書いた。南米の大河アマゾンの釣魚・冒険・文明論ノンフィクション。稀代の文章家の猛烈な表現力で記されたこの伝説の旅は、その驚き(オーパ!)の豊かさ、深さ、面白さで、また、その文明論の射程で、いまだ他の追随を許さない。追うのは巨大魚ピラルクー、肉食魚ピラニア、黄金のドラド、名魚トクナレ……。旅程はアマゾン河口の街・ベレン、冒険の基地・サンタレン、大湿原の入口・クイヤバ、砂漠の人工都市・ブラジリア……。その美、その食、その壮大。心躍る紀行文学の古典がオリジナル写真満載の電子特別版で登場。

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