BL小説 - 真式マキ作品一覧

  • やさしい龍は歌を知る 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
    5.0
    父の影響で声楽家を志す音大生の望月智基は突然、目標としていた尊敬する父を事故で亡くしてしまう。次のコンクールに向けた練習で壁にぶつかっていた智基は、それ以来スランプに陥ってしまった。 ある日智基は気分転換にと、父に連れていってもらった宮神山の志乃川渓流を訪れる。幼い頃に二人で溺れかけて以来足を運ぶことはなくなっていたが、父と共に過ごし、声楽を好きになった思い出のある場所だ。そこで父がくれた歌を口ずさんでいた智基だが、突如「志乃川を司る神だ」と名乗る龍に出会う。自然と共に生きてきたその龍は、人間がどのような生き物か、共に生きていく価値があるかを知りたいと、溺れた幼い智基の命を救った対価に同居生活を申し込む。 “志乃”と名を付けた、世間知らずな龍神様に最初のうちは振り回されてばかりいたが、次第に志乃の純粋で真摯な姿に智基の心は奪われていき…?
  • 【電子限定おまけ付き】 運命の騎士と約束の王子 【イラスト付き】
    4.0
    【イラスト付き】 新人小説家の有樹は、デビュー作の反響がよく、次回作に「ラガリア物語」という幼い頃から大切に書いている小説を上下巻で出せることに。しかし、編集部が大手出版社に吸収合併されるため合併先では上下巻で刊行できず、書き終わっていた上巻部分のみで急遽完結させた。徹夜続きで作業を終わらせ眠りについた有樹は、夢の中で自分と同じ姿をして、自らを「ラガリア物語」主人公の王子・ユリアスだと名乗る青年に出会う。彼は、世界の創造主である有樹に無理矢理完結させられて不安定になった「ラガリア物語」を、正しく完結に導いてほしいと言う。ユリアスとして物語の中に入った有樹が目覚めると、そこにはかつて憧れた人に寄せたラガリア王国騎士・アルヴィアが、本文には描写のない優しい眼差しで王子である有樹に接していた。物語を進めていくうちに、有樹はアルヴィアが王子に向ける優しさに惹かれていき――。電子限定書き下ろしSSを収録!!
  • 【電子限定おまけ付き】 共鳴
    4.8
    天涯孤独の駆け出し画家・伊万里友馬は、自分を拾い育てた師に日々身体を開かされ、心を蝕まれながらも、健気に絵を描き続けていた。そんなある日、友馬は初めて開いた個展で、優美さと風格を纏った若い画商・神月葵と出会う。絵に惹かれたと言われ、素直に嬉しく思う友馬だったが、同時に、自分の内にある穢れや陰鬱さを見透かすような彼の言動と表情に、内心で激しく動揺していた。しかし葵を忘れられずにいた友馬は、数週間後、彼の営む画廊を訪ねる。そこで目にした一枚の絵に強く感銘を受ける友馬。その絵は、葵が肩入れし邸に囲って援助している画家・都地の作品だった。ギリギリの均衡を保っていた友馬の心は、それをきっかけに激しく乱されていき――。電子限定SSを収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 【電子限定おまけ付き】 愛を言祝ぐ神主と大神様の契り 【イラスト付き】
    3.0
    【イラスト付き】神社の息子ながら、神などの非科学的で曖昧な存在を信じず数式で示せるはっきりしたものを愛してきた九条春日は、父の命により神職のいない田舎町で新しい神主として暮らすことになった。これから自分が管理することになる神社を見回っていると、境内には真っ白な装束を身に纏った美しい青年の姿があった。彼は自分を狛犬のように対に祀られた狼の片割れ・ハクだと名乗る。神の眷属である大神様・ハクによって、清らかで静謐な空気に満ちた異世界のような場所にある神社へと導かれた春日。二人はその異空間で、逢瀬を重ねることになるが――。 《神の眷属である白狼×理系な新人神主が紡ぐ、異種族純愛譚》電子限定書き下ろしSSを収録!!
  • 【電子限定おまけ付き】 青き王子は孤独な蒼玉と愛を知る 【イラスト付き】
    完結
    4.0
    【イラスト付き】天涯孤独の和以は恋人に裏切られ失意の底にいたある日、何かに呼ばれるように立ち入った山の中で異世界・ルトナークへと足を踏み込んでしまう。気を失い、目覚めた先で『グラヴィ』と呼ばれ、「国を強大にする」という身に覚えのない力を与えろと高慢な王・オズウェルドに強要されていたところを、レイシュアという反逆者の青年に救われる。自らの感情が乏しく他人の気持ちに鈍感だが、それゆえ飾らないレイシュアの言葉に心の傷が癒されていくのを感じた和以は、彼に自分の持つ『グラヴィ』の力をどうにか与えたいと考え始めて――。電子限定書き下ろしSSを収録!!
  • 【電子限定おまけ付き】 タッグ 不器用刑事は探偵に恋をする 【イラスト付き】
    3.0
    【イラスト付き】刑事になって二年目。学生時代の友人の死をきっかけに刑事を目指していた若手警察官の都築一也は、ある不可解な事件に遭遇する。内容は何の変哲もない自殺だが、現場の酷似した事件が過去にも二件発生していた。ただの自殺として処理されたことにどうしても納得のいかない一也は、見かねた刑事課長から一人の探偵を紹介される。鏡深雪――警視庁・元捜査一課のエリートであり、一年前に発生した事件の解決後突然辞職した、一也の憧れの人だ。彼の驚くべき推理力で、無関係だった三件の事件が少しずつ明らかになっていく。さらに、鏡の側で一緒の時間を過ごしていくうち、憧れだったはずの一也の気持ちが次第に変わってきていて…? 電子限定書き下ろしSSを収録!!

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