BL小説 - こゆるぎ探偵シリーズ作品一覧

  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ3 若旦那・危機一髪
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    第一話。“本業”の剣道より詩を好む加納(かのう)は、地元小田原(おだわら)の詩作会に出席、うさん臭げな若い詩人・荻原赤華(おぎわらせっか)に気に入られてしまう。生真面目(きまじめ)で善人そのものの加納を案じたのは楓(かえで)だ。調査では、赤華はかなり身持ちが悪いらしい。果たせるかな、加納が出奔(しゅっぽん)してしまう。愛すべき友の運命は…!? 第二話。楓が行方不明になってしまった。酒造会社の御曹司(おんぞうし)なので身代金(みのしろきん)目的の誘拐(ゆうかい)とも考えられたが、その手の脅(おど)しもない。笠生和尚(りゅうしょうおしょう)からヒントを得、“最強のお手伝い”小由留木(こゆるぎ)家のサトが突飛(とっぴ)な作戦で動き出した…!  登場人物の人間味が読む者の胸に響く、大好評大正ロマン! 第三弾!!

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ4 番外編 野原のロマンス
    3.0
    小田原(おだわら)中二年の廼原偲(のはらしのぶ)は物理部所属。ラジオ作りや通信技術に熱中する。そんな彼だが、文芸部部長・小由留木楓(こゆるぎかえで)先輩に憧(あこが)れてもいた。しかし箱根(はこね)にある実家の老舗(しにせ)旅館の危機を知り、休学を決心。跡取りの兄が出奔(しゅっぽん)し板前(いたまえ)が辞め、父が病(やまい)で倒れたのだ。別れる前、楓に想いを伝えたいと勇む偲だが……。 偲の実家・廼原楼(のはらろう)の新しい板前はすぐに見つかった。料亭で働いていたが、国見恭一(くにみきょういち)という男との浮気がバレ、料理への妥協(だきょう)を許せず板長(いたちょう)と喧嘩(けんか)ばかりして店を追い出された真田斗志(さなだとし)である。斗志と若旦那(わかだんな)・偲は惹(ひ)かれ合い、経営も軌道に乗りかけた頃、別れたはずの斗志の元恋人・恭一が現れ……!?

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ2 若旦那と愉快な仲間たち
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    第一話。桜の季節、依頼が持ち込まれた。大手茶問屋の茶葉が蔵から盗まれているらしい。疑われているのは店員で元極道(ごくどう)の坂谷安斎(さかたにあんさい)。善田(ぜんだ)は極道に含むところがあり、安斎が怪しいと主張。銭湯で腰の低い彼を見かけた加納(かのう)は安斎の無実を唱える…。 第二話。写真館の塙衛(はなえ)は、箱根(はこね)に行く某国(ぼうこく)大使に随行(ずいこう)するように依頼を受けるが、大使が愛犬を連れて行くと聞き、犬嫌いの彼は悩む。結局、欧州(おうしゅう)に留学する善田の壮行会も兼ねてメンバー六人が箱根に…。だが、大使の愛犬が行方(ゆくえ)不明となり、加納に嫌疑が…!? 大好評の、大正ロマン溢(あふ)れる『こゆるぎ探偵シリーズ』第二弾!!

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ1 若旦那・空を飛ぶ
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    大正時代、長男が家業を継ぐのが当たり前だった頃の、小田原(おだわら)でのお話。 大工の若棟梁(わかとうりょう)・一色祐太朗(いっしきゆうたろう)、酒造屋の小由留木楓(こゆるぎかえで)、荒物屋の善田太郎(ぜんだたろう)、写真館の設楽塙衛(したらはなえ)、鳥屋の邑居郁(むらいいく)、剣道の道場の加納斉彬(かのうなりあき)。楓と斉彬はまだ学生だが、六人とも長男。この大らかな若旦那衆が道楽半分で始めたのが『こゆるぎ探偵倶楽部(くらぶ)』である。 新春早々の以来は、小田原中(おだわらちゅう)の校長も務めたこともある人格者・伊原木(いばらぎ)教授の浮気疑惑! 相手は外国の御夫人? 後半では、郁が客に届けた鳥たちが籠(かご)ごと盗まれる事件が頻発(ひんぱつ)。だが話題は呉服屋の美貌(びぼう)の娘の方に脱線……。 巧手の新シリーズ、ここに開幕!!

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