BL小説 - 幻冬舎コミックス - 幻冬舎ルチル文庫作品一覧
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4.5外交官だった父の死後、叔父家族に屋敷の権利と財産を奪われてしまった薫人。 使用人のように扱われる日々を送っていたが、亡き父の友人・葛城が持ち込んだ縁談によりその環境は一変する。 縁談のお相手は、幼いころに訪れた国であるプロレシアの英雄と呼ばれるオオカミ獣人のランバートだった。 国同士の懸け橋となるための政略結婚だと自分に言い聞かせながら、覚悟をもってプロレシアを訪れた薫人。 しかし、ランバートは小型犬の獣人である薫人を丁重に迎え、とても優しくしてくれて――。 思いがけない幸福にためらいながらも懸命に務めを果たそうとする薫人。 だがランバートにはある秘密があり、薫人を本当の意味では伴侶にしないままで!?
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4.67歳になる直前、この世界が前世で読んだBL小説の世界だと思い出したフィン。しかも自分は主人公リルをいじめて最後は破滅してしまう悪役令息だった。前世の記憶を総動員して真面目に生きることにしたフィンは避暑に訪れた村で当て馬キャラ・ユエンと偶然出会う。自分の恋情を脇に置いて主人公カップルを結び付けるユエンを前世のフィンは応援するほど好きだった。彼を側に置いて9年、寡黙でどこか陰のある美丈夫に成長したユエンはフィンにとってなくてはならない存在だったが、どうせユエンはリルに恋をして自分の元を去っていくのだからと切なく思うフィンは――!?
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3.9【イラスト付き】スープが自慢のカフェ“灯心亭”を営む森宮光春は、幼なじみのイケメン3人組、通称“三銃士”に見守られながら平穏な毎日を送っていた。昔から何事にも心を動かされず生きてきたのに、店に来た客――高校時代の先輩・九条庸介の姿を数年ぶりに見た途端、心がさざなみ立った。ミモザの中庭で過ごしたひととき、九条に会うと揺れる気持ちを何といえばいいのか分からなかった高校時代。「ミモザの花言葉は『友情』もしくは『秘密の恋』。みつは、どっちだと思う?」九条の甘い問いかけに、今度は何て答える――!?電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.0【イラスト付き】山奥の尼寺育ちの少年・宮は江戸にある大名家の下屋敷に奉公に行くことに。そこには文武両道で役者顔負けの男ぶりである一式家次男・惟光が住んでいた。公にしていないが彼は将軍のご落胤だという。惟光の屋敷で客人のようにもてなされる宮は、手伝いに来たはずなのにと不満に思うけれど、何でも出来て自分に優しくしてくれる惟光に淡い気持ちを抱くようになる。屋敷に集まる個性的な友人たち、江戸の楽しい街並み。尼寺では感じられなかったさまざまな体験をして宮はずっとこんな風に過ごせたら、ずっと惟光といられたらと思うようになるけれど宮には誰にも告げてない秘密があってーー。電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.6元刑事の高沢裕之は、関東一の勢力を持つ菱沼組組長・櫻内玲二のボディガードだったが、櫻内への愛を自覚しつつあり、『姐さん』としての決意を固めている。『チーム高沢』を率いる峰はエス(警察のスパイ)では? と疑いを抱く高沢は、櫻内に相談すべきだろうと思っていたとき、三室逝去の知らせが入る。葬儀へ参列した高沢は、「周囲に気を配れ」という三室の伝言を聞く。おそらく峰のことだろうと考えた高沢は櫻内に伝えるが、櫻内は、すべて想定内で、そのうえで峰に寝返らせて逆スパイにするつもりだという。しばらくは気付かないふりをすることになった高沢に対し、櫻内は、奥多摩の射撃訓練場で、『姐さん』としてのお披露目を行う、と告げ……!?
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4.4冬人は、周囲から品がいいとか貴公子とか言われる恵まれた容姿を持ち、35歳にして社長業をこなすまさにスパダリ。そんな冬人が半年前から同居するのは、同じ年の恋人・馨だ。彼は世界的に有名な彫刻家で、誰もが目を惹く容姿だけでなく、強烈なカリスマで傍にいる者を虜にしてしまう、こちらもスパダリだった。自分と違って恋愛に奔放な馨を長く引き止めておくには一途に馨を思う本心を打ち明けてはいけない、そう思い、初めて抱かれた嬉しさも押し隠し「お前に抱かれるのは好きだよ」と冬人は遊びなれた風に振る舞うけれど!? 電子限定書き下ろしSSを収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0【イラスト付き】自分が小説に書いたことが現実に起こるようになった。自分はどうかしてしまったのではないか──そう悩む官能小説家・貴島靖彦は、救いを求め、神野才のもとを訪れる。『現実になる』のは女性主人公に降りかかる性的な状況を自分が体験することだという。それが現実なのか、それとも願望や思い込みにしかすぎず実際にはそんな目にはあっていないのか、それさえもわからないという貴島。その後、貴島は、中学からの友人であり担当編集である城崎と打ち合わせに。貴島は、城崎の「自分を主人公に投影して書いてみたら」というアドバイスで官能小説が書けるようになったのだ。そしてある日、小説に書いた通りの状況で男に押し倒され、小説通りのセリフを言われた貴島は再び才のもとを訪れ……!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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3.8【イラスト付き】最低条件は日に一度のハグ。それ以外は呼び名も、髪や目の色、仕草に至るまで雇用契約を結んだ「ご主人さま」の指示に従う家政婦兼「ペット」の羽柴香。今回のご主人さま・有田は気難しい雰囲気の美丈夫で、自分をペットだと言い放つ香が気に食わないようだ。家政婦としての仕事をこなしてもハグももらえず冷たくされ雇用の継続は厳しいのではと諦観していたが、とある出来事をきっかけに、香は有田から少しずつ「自分でなにかを選ぶこと」を教えられていく。それはご主人さまに言われるがままだった香にとっては難しいことで、けれども確実に変化していく心がむずがゆく、どこか嬉しくて――。電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.0【イラスト付き】フリーデザイナーとして生計を立てている人狼一族の青年・郷は、一族の中でも特に鋭い嗅覚を持っている。ある日、それが原因で体調を崩してしまったところを印象的な瞳を持つ男性に助けられる。彼の甘い匂いに、郷は不思議と気分が落ち着くのを感じていた。ろくなお礼も言えず別れたその男性・ルーカスは、実は北欧の家具メーカー・モーアンのオーナーで、日本での出店に際し郷に仕事を依頼、なんと友達にもなってほしいのだという。誰かの匂いが落ち着くという経験が初めてなうえ、スキンシップの多いルーカスに戸惑いつつもその温かな人柄に惹かれていく郷だったが、彼の匂いを思い出すとなぜか身体が甘い熱を持って……? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.5【イラスト付き】大学生の透里は完全紹介制、不特定多数の男女と一晩を過ごすという添い寝のバイトをしていた。そこにはHなことはなく、彼らに眠りを与え、その見返りにいくらかのお金をもらうだけ。今晩現れた30代くらいの上質なスーツを着た男・甲斐谷は半信半疑だったが、透里のおまじないであっという間に夢の世界へ。その時透里には甲斐谷から可愛らしい子パンダの姿が見え、その愛くるしさに甲斐谷は特別な客になる。一方甲斐谷は純粋で不思議な透里のことをもっと知りたくてお客として通い続け、お土産にスイーツをあげたりお茶の準備をしたり。透里も誘われるままにデートみたいなこともして、やがて優しい甲斐谷にどんどんなついていくけれどーー。電子限定書き下ろしSSを収録!!
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3.0貧乏大学院生の木澤一二三は、住んでいたアパートが全焼。途方に暮れていると昵懇にしていた富豪の上野翁から自身の所有するシェアハウスへの入居を勧められる。そこにはカリスマ美容師・全、リノベーションデザイナー・旭、料理研究家・凪と個性あふれるイケメンばかりが住んでいた。彼らは自分の得意分野で、新参者の一二三の世話を焼き甘やかしてくれていた。だが一人だけ、整形外科医の睦月だけは不器用に接してきて温厚な一二三を戸惑わせるばかり。ハーレムのようなシェアハウスで、一二三が恋に落ちるのは……? 電子限定SSを収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.2【イラスト付き】大学病院勤務の若きエリート外科医だった柏木龍也は、手術中のミスで患者を死なせそうになったことで、メスを握ることに躊躇いを覚えるようになっていたところ、教授の勧めで緩和ケア病棟に異動となった。ある日、龍也は、女性患者と明るい笑顔で楽しげに会話する「こうちゃん」と呼ばれている息子であろう少年に目を引かれる。後日、帰宅しようとした龍也は、雨の中泣いている「こうちゃん」に気づき手を差し伸べる。翌日、「こうちゃん」の母・幸子の担当医になった龍也は、幸子から息子の名が「恒星」だと聞が、前担当医・三森によると少年の名は「恒星」ではなく「陽大」だという。陽大と対面した龍也は、なぜ幸子が陽大を「恒星」と呼ぶのか、その理由を聞き、健気に母と接する陽大が気にかかり……。
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4.0詐欺がばれ、逃げようとしたところ、車に轢かれそうな黒猫を助けようとして死んでしまったシン。目が覚めるとその黒猫を抱いた黒髪・黒い瞳の死神(?)ルキーシュに「最後に自分にかかわりないか弱きものを救おうとしたおまえに地獄行きを回避するチャンスを与える」と告げられる。ルキーシュは、不幸な死に方をした魂を回帰させたいのだが、そうした魂は善人すぎて復讐を果たしたくても失敗する確率が高いため、シンがかわりに転生し、哀れな魂がすっきりした気持ちで次の人生へと向かっていけるようにしてほしい、と。そして不幸な魂を千人分救えば、シンも転生させてくれるという。いろいろな魂の代わりに異世界に転生したシンに、ルキーシュは!?
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