BL小説 - 小椋ムク - 新書館作品一覧

  • シュガーギルド
    4.2
    八年のイギリス駐在を経て日本に戻って来た達生(たつお)は、帰国したその足でオフィスに向かい、海外赴任中に入社したり異動してきた社員たちと初めて顔を合わせることに。しかし、達生の存在に気づいていないのか、ひとり黙々と仕事を続ける男がいた。その男――和(なぎ)は、渡英直前に旅先で一夜を共にし、置き去りにしてきた相手だった……。大人のためのビタースウィート・ロマンス
  • 溺愛モラトリアム
    4.4
    大学進学が決まった満希は、十歳上の幼なじみで初恋のひと・啓吾の家で期間限定のルームシェアをさせてもらうことになる。十年ぶりに再会した啓吾は相変わらず格好よくてやさしくて、満希はすぐに再びの恋心を自覚する。せっかくのルームシェアが気まずくならないように気持ちを隠したい満希だが、時に不自然な態度をとってしまう。しかし鷹揚な啓吾は「可愛い」ですませてくれて、毎日が楽しかったけれど……?
  • ランチの王子様
    4.3
    料理人の真尋は、小さな自分の店『ごはん屋 MORI』を開店したばかり。安定しない客足を心配しながらも前向きに頑張っていたある日、以前働いていた店のお客だった大沢がたまたま訪れ、真尋の料理をおいしそうに食べてくれる。以来常連になった大沢はネットを使った店の宣伝まで手伝ってくれ、やがて休みの日にも一緒に食べ歩きに行くように。真尋は世話焼きでやさしい大沢のことが気になりはじめるが……? オール書き下ろしスウィート・スウィート・デリシャス・ラブ!!
  • 恋を半分、もう半分
    4.0
    大学に入学したばかりの卓人は、ひとつ年上の元宮の熱心な勧誘に逢い、全く興味のなかった落語研究会、通称・落研に入部する。素直なのが取り柄で趣味も特技もなく生きてきた卓人にとって「落語向き」の声と容貌と言われたのは新鮮だった。元宮は男前な上にやたらと面倒見がよく、卓人は落語にも彼にもどんどんのめり込んでいき……? 卓人のブラコン全開の兄が登場する書き下ろしも収録。春色キャンパスラブ!!
  • 恋する臆病者
    4.0
    出版社営業の玲は、俳優・椎名貴博の大ファン。その椎名がエッセイ集を出し、サイン会の仕事に玲も立ち会った。 テンパるばかりの玲を椎名がなぜか気に入り、「付き合ってほしい」と夢のような言葉を告げられる。 けれど、嬉しさよりも当惑が勝る玲。というのも、過去に付き合った相手から玲は『淫乱』と罵られていた。それがバレたら、きっと椎名にも嫌われる! 玲は椎名好みのタイプを目指すべく、一人奮闘するが……? 年下イケメン俳優×真面目系出版社営業のスイート・ロマンス!!
  • 甘い夜伽 愛の織り姫
    4.4
    京都の織元の御曹司・未紘(みひろ)は天才的な才能を持つ職人・頼人(よりと)に恋をしていた。淡い初恋は成就し、初めてを頼人に捧げた未紘。けれど幸せの絶頂の夜、火事で頼人は職人としての未来を断たれ、未紘の前から姿を消してしまう。そして五年。織元を継いだものの莫大な借金を抱えた未紘を金で買いたいという男が現れた。それは、あの失ったはずの頼人で!? 以前以上に激しく求める頼人に未紘は……。
  • 嫌よ嫌よも好きのうち?
    4.4
    貧しくても幸せに暮らしていたクラフト作家の裕貴(ゆうき)。ところが、幼馴染で天敵の大介が、東京からこの街へと戻ってきてしまった。しかも裕貴が住む借家が取り壊されることとなり、なぜか大介と同居する羽目に陥る。いやいや居候を始めたものの、大介とそして新たに加わった子猫のメイとの毎日は予想外に楽しかった。けれど、この生活がずっと続くわけがないことに裕貴は思い至り……?大人のスイート・ロマンス。
  • 幼馴染みやめました
    4.0
    子供の頃から仲が良かった奏と広務。けれど高校に入って二年間も没交渉なのは、奏はヴァイオリン、広務はホルン奏者として弦楽吹奏楽(オーケストラ)部に所属したためだった。弦楽パートと吹奏楽パートは代々伝統的に仲が悪かったのだ。現在は先輩たちが引退し、年に一度の『第九』演奏に向けて合同練習を始める時期が来ていた。そこで広務が「ここのオケの雰囲気、おかしいと思ってないの?」と皆に聞いたことから、ぎくしゃくしつつも交流は再開。そんななか、奏は以前から広務が好きだったことに気づいてしまう。けれど広務には好きな子がいて、「第九が終わったら告白すると決めてる」と言ったことから……? 弦楽パートvs吹奏楽パート、オーケストラ部を舞台にしたアオハル・ラブ!
  • 恋にいちばん近い島
    4.3
    全財産を騙し取られた翠が、人生をリセットするために選んだのは南の島の寮監兼料理人という仕事だった。なのに赴任した先で、大好きだった初めて彼・ムギと再会。過去に失敗した相手だけど相変わらずかっこよくて優しいムギに、まだ翠の心に残る恋の導火線に火がついてしまう。そんななか、島の固有種の密売事件が起き……? 動物たちがかわいくて、空と海が綺麗な癒しの場所で育まれる、アイランドロマンス。
  • 何度でもリフレイン
    4.5
    ずっと忘れられずにいた大学時代の恋人・佳史と、仕事先で再会した真下。 十年経ち、彼は大企業の役員となっていた。 別れの前後の記憶が辛すぎて、必要以上の関わりを避けたい真下に対し、佳史は昔と変わらぬ情熱を向けてくる。 世間知らずで甘えたがりだった佳史も、今やすっかり仕事のできる大人の男。それを眩しく思うと同時に気後れを感じる真下は「友達でよければ」と佳史との付き合いを受け入れるけれど……?
  • 毎日カノン、日日カノン《小説版》
    4.3
    「君が好きだ。僕と一緒に来てくれないか?」住み込み先の御曹司・澄一にそう言われ、屋敷を出て一緒に暮らし始めた可音。幼い頃から大好きだった澄一のお世話をできることが幸せで、可音は毎日夢見心地だった。けれど“お手伝いさん”のつもりでいた可音とは違い、澄一は可音のことを“お嫁さん”だと思っていた。認識のズレから、バラ色の生活にも少しずつほころびが生まれ始め…? 甘々すれ違い主従ロマンス。

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