TL小説 - いるかネットブックス作品一覧
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-【登場人物】主人公:佐々木(二十代)→総務課勤務。営業課の木村健太(前作登場)にほのかな恋心を抱いていた。根暗で地味で平凡な女の子。支社長:小田島(二十九歳)→フランクで単純。主人公を玩具扱いしている。その他の脇役→前作に登場した内田里奈と木村健太。主人公の同僚の杏奈(あんな)【作品紹介】「俺のものになったらいいのに」好きな人が恋に落ちる瞬間を目の当たりにした主人公に、そう言って甘く囁いたのは、上司でお坊ちゃまで支社長の、ホストにしか見えない、脱力系俺様男だった。「俺を拒絶するのはやめろ」支社長室に呼び出され、強引に奪われるうちに……。これってセフレ? それとも恋人?この関係(セックス)に愛はあるのか……。
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-【登場人物】内田→主人公 28歳 営業課勤務 男勝り 不倫中木村→主人公の後輩 23歳 営業課勤務 美形 主人公が好き課長→主人公の不倫相手【作品紹介】上司との不倫関係に悩む里奈は、ある日後輩の木村に、会議室へと呼び出される。「不倫してるって、本当?」弱みを握られてしまった里奈は、年下の美青年木村に、なすがままにされてしまう。会議室で下半身を弄ばれて、感じてしまう里奈。~今夜九時、またここで~というメモを渡されて、戸惑う。夜になり、不倫相手との約束が流れ、途方に暮れる里奈。そこへ木村がやってきて、甘く囁く。「俺にしたらいいのに……」そしてそのまま夜のオフィスで押し倒されて……。
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-私は好きだと思っていた男に抱かれていた。けれど、吐き気がして部屋を出てそのまま独りで酒を飲む。隣にいた無骨な男が笑いかける。泥のような酔いと寂しさで肌を重ねる。遊べると考えていた自分は何処かに消え失せて彼を自分を探し始める。彼の名前を知り、聞かされた会社へ行き彼と会おうとする度に彼はいなくなる。理解しようとする程に遠くなる人間や意味のそれぞれに私は苦しみ始める。彼との出来事を通じて私は説明する事や、説明出来る事の意味の無さを感じていく。そして言葉にする事をやめるごとに自由が増えて、他人に求める事をしなくなる度に私は自分の中心に向かっていく。自分を受け入れていく物語。
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-彼の部屋には白い壁があった。彼の白い壁には映画が映った。私たちはいつも壁に映る映画の前で愛し合った。壁に映る映画のラブシーンの前で、それよりもリアルに。だけど、今日は違う。別れ話をしにきたんだ。別れ話をしにきた、はずなのに……。思い出がつまった彼の部屋での別れ話。あくまでいつも通りに振舞おうとする彼。未練とか、そんなんじゃない、安いワインのせいでもない。もう、この部屋に来ることもない、そう誓ってきたのに、壁に映る映画が、私の理性をどんどん現実と関係ないものにさせていく。どこにでもいる恋人同士。どこにでもある別れ話。どこにでもある風景。でも、二人にとっては、そんなどこにでもある物語が、映画よりもドラマチック。周りからしたら平凡で小さな恋かもしれない。でもそんな小さな恋が大切で愛おしくてしょうがない大人たちに捧げる、リアルで切ないラブストーリー。
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-バリ島のあるビーチリゾートで、僕は日本人観光客のマユミと、彼女のボーイフレンドであるスカと知り合う。流暢な日本語を話すサーファーのスカに僕は恋をする。既婚者であるマユミは、今はスカのことを好きだが、それはこの島の中の話であり、日本に帰ってしまえば忘れるだろうと言った。さらに彼女は、人間はその人の世界の中でしか生きられないものであり、自分が死んだら自分にとっては世界が滅びることだと語った。マユミが島を去ってから、スカは僕のコテージで寝泊りし、夜になると彼は僕を抱いた。彼はマユミの代わりに僕を抱いているのだと思ったが、彼は単に自分の欲望に忠実であるだけだということに気づく。僕はスカに抱かれながら思った。マユミのようにスイッチをオフにすることなどできないと。たとえ僕が死んだとしても、時を止めることはできない。僕にとっては今日は昨日から続いており、そして明日に繋がっているのだ。
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-館林凛子はランジェリーを通信販売する会社の事務。同僚の容子は期待されているデザイナーだが、凛子は自分の仕事に不満はない。恋人の和也とは順調だし結婚したら専業主婦になるつもりだからだ。しかし凛子は自分が和也を含めて人生で三人の男としかセックスしていない事に気付き愕然となる。そして和也と付き合いながらも他の男とセックスしようとする。都内のバーをリストアップし、そこで男から声をかけられるのを待つ凛子。なかなかの美人でスタイルも良い凛子はすぐ声をかけられる。そしてラブホテルに…。凛子は一人、一回と決めていた。月火水木金と平日の会社帰りにさまざまなタイプの男とセックスをする凛子。そして土曜日は和也とのデート。日曜日だけが凛子にとって休息の日だった……。
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-派手な外見から誤解を受け、校舎裏で襲われる主人公。しかし、彼女がそういう見た目をしているのは、ある人の気を引きたいがためだった。 入学したての頃。杏の木の下で出会った白衣の先生。先生の気を引くため、杏の花言葉のように先生を「誘惑」しようと心に決めたが、寄ってくるのは違う人ばかり。 襲いくる手にすべてを諦めかけたそのとき、突如、彼女を避けるかのように今まで姿を見せなかった先生が現れる。ところが、助けてくれた先生はそっけなくその場を立ち去ってしまう。 誘惑して相手を捕えるのではなく、自分から動かなければならないことに気づいた彼女はその背を追う。 転びかけながらも先生を捕まえた彼女にもたらされたのは、不敵で恐ろしいほどの笑顔と、熱っぽい腕に強く捕らわれた感触だった。
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-【登場人物】王子エリカ/根暗でBL漫画好き。高身長。早瀬/「王子」とBLに興味があるクラスメイト男子。白石ネネ/エリカがひそかに憧れている小柄なクラスメイト女子。島田/萌え系アニメが大好きなクラスメイト男子【作品紹介】派手な名前と高身長にコンプレックスを持つ主人公・王子エリカ。BL漫画好きで根暗な彼女はクラスの中でも浮いた存在。175センチのエリカは、クラスメイトで145センチの白石ネネにひそかに憧れを抱いていた。BL漫画が好きなのに、小柄な女の子に興味を抱くなんておかしい?自分と同じような視線で彼女を見つめる島田に危機感を抱きながらも、廃屋教室で同じ時間を過ごすようになった、同じく「BL漫画に興味がある」早瀬君も気になりだしてー。BLとGLが絡まったような彼らの恋愛の最終的な結末はノーマルになるのか?
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-杉山 好子は学校を出てから、かつて自分が使っていた制服や下着を売ることで収入を得ていた。 学生の頃に大量に仕入れたブツを実際に着用し、時間を置いて売ることで、付加価値を増させていた好子だが、ショップ経営に関わる友人、星野 月乃から「偽JK」の良くない噂を聞かされる。 身分を偽ってのブツの売り出しから、自分から援交を仕掛けておいてホテルから抜け出す詐欺的なテクまで、あらゆる手法を使って荒稼ぎをしているのだという。その娘の人相に心当たりがある好子だったが、具体的に事を起こすことはなかった。 だが、街角で月乃の弟、優樹がとぼとぼ歩いているのを見つけ……
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