国内文学 - 笠間影印叢刊刊行会作品一覧

  • 和泉式部集(正集) 水府明徳会彰考館文庫蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和泉式部の源泉的家集として、歌人和泉式部の人と文学を知る上に、最も重要な歌集をハイライト版にて精密に影印。全歌に通し番号を付け、利用し易いように配慮。各冊末に付した解説では、底本と榊原本・松平本との異同を中心に綿密に検討、彰考館本の重要性を検証する。
  • 落窪物語(一) 斑山文庫旧蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高野辰之博士旧蔵の古写本全四冊を精密に影印。書写年代は近世最初期の慶長元和頃かと推される。古雅な書体にして能筆。部分、古態を保持する本文は研究上重要。また、本作品は独立した継子いじめ物語の現存最古のものとして中古物語の演習教材として好適。
  • 桂宮本宇津保物語 俊蔭巻 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵、桂宮本俊蔭巻(零本)を若干縮小した影印本。本書は前田家本系に属し、「まゝ前田家本系に共通する書入を本文中に混じてゐる」ことによって、前田家13行本と極めて密接な関係を有すことが証される。別冊解説では、底本の書誌他、14行本との異同一覧等を記載。
  • 桂宮本蜻蛉日記(上) 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 諸本中、最も古く、種々の点より最善本とされる書陵部蔵本を若干縮小し、精密に影印。該本は岩波文庫本や日本古典全書本の底本に使用され、広く世に紹介されたもの。巻末に書誌他、書名等について詳述した解説を付す。
  • 寛永版醒睡笑(中) 酔生書菴蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 醒睡笑の伝本には広本と狭本の二系統があるが、本書は狭本系の最善本とされる寛永版をハイライト版にて精密に影印。作者は策伝和尚。底本は、八巻三冊本、万治元年板との校異が朱を以て施されている点等、極めて貴重な書。解説には刊本成立事情を辿った秀逸な論考等を収載。
  • 享和元年成蕪村遺稿 明治三十三年復刊 国立国会図書館蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 底本は国立国会図書館蔵本。水落露石編。明治三十三年刊本を忠実に影印。さらに稿本、印ち原『蕪村遺稿』塩屋忠兵衛編輯、碧梧桐翻刻の全文を覆刻。「蕪村句集・蕪村遺稿全句一覧表」を附載。
  • 御物更級日記 藤原定家筆
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数百年にわたって京都御所内の御文庫に保管されている皇室御所蔵本を精密に影印。大正年間以後はじめて原本から直接撮影させていただいたものであり原本さながらの真姿と風韻を発揮している。錯簡の状態と編者による新発見事実等を説明した厳密なる解題を付した。
  • 黒川本紫日記 上 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最も古形をとどめ、現存諸伝本中、最善とされる黒川家旧蔵本「紫日記」(宮内庁書陵部蔵)上下二冊を精密に影印。該本は本文解釈上、画期的な前進をもたらした重要な書。別冊解説では邦高親王筆本から、松平文庫本、黒川本に至る伝本研究史を詳密に紹介。講読、演習に最適。
  • 鼇頭奥之細道(上・下) 酔生書菴蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 芭蕉の『おくのほそ道』に、蕪村『奥の細道画巻』から絵を模写して配し、本文上段に頭注欄を設けて語句を注記した、ユニークな板本を影印。著者・挿絵筆者は浪華の春星堂鶯宿。安政五年刊。解説(「本書と蕪村」『奥の細道画巻』との関係、「井筒屋本本文との異同一覧」)を附す。
  • 御所本伊勢物語 冷泉為和筆 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天福本の代表的善本である書陵部蔵、冷泉為和筆本を原寸大に影印。本書は定家自筆天福本の臨模本として本文の正確度は万全のものである。形態的には、学習院大学蔵実隆本よりもむしろ、天福本の原形を最もよく伝存する貴重な証本といえる。詳密な解説を付す。
  • 御所本うち拾遺物語(上) 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、上下二巻、二冊の写本を影印。『宇治拾遺物語』には特に異本とよぶほどの伝本はなく、万治板本などが流布してきたが古本系でもある該本には、板本にある脱文がなく、万治板のもとになったと推定される内容が具わっている。別冊解説付、講読、演習に好適。
  • 御所本ささめごと(上) 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、伝心敬筆本、上下二冊をハイライト版にて精密に影印。底本は改編本諸本中、書写が最も古く、誤脱が少ない最善本。巻末解説では、草案本の成立と伝本、改編本の成立、底本の書誌他、底本と同系統の国会図書館本との異同等を示す。講読、演習に好適。
  • 御所本四条宮下野集 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵本を、原本通りに影印。伝本としては他に冷泉家蔵本が知られるが、事実上本書が孤本的な存在である。短歌202首、連歌20句を収める自撰家集。作品としての評価はもとより、四条宮文芸サロンを内側から記録した資料としても貴重。別冊解題付。
  • 御所本十訓抄(上) 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、上中下三巻三冊をハイライト版にて精密に影印。本文は漢字、片仮名交りで表記。いわゆる妙覚寺本系統の第二類に属する善本で、三巻揃った片仮名本としては唯一の貴重な完本である。巻末に、朱書一覧並びに諸本の系統を詳述した解説を付す。演習等に好適。
  • 御所本大斎院御集 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵の孤本を原寸大に影印。内容は大斎院、即ち、村上天皇皇女選子内親王を中心に中務他の贈答歌を集めた大斎院家の歌集。119首の和歌、2組の和歌と連句の贈答、13組の連歌で構成。純粋の題詠、独詠の類がない事が特徴といえる。別冊解題付。
  • 御所本百人一首抄 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、応永十三年写、藤原満基奥書本を影印。満基抄とも称される本書は、宗祇抄に先行する古注釈として、また、祖本「古抄」の存在を推定する時、古抄の後稿本、既ち決定稿の内容を伝える善本として意義深いものである。別冊解説では底本の位置づけ等を詳述。
  • 御所本百人秀歌 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵本を影印。藤原定家撰。全102首。後鳥羽院・順徳院の歌を欠く。伝本は他に一本を確認するのみ。百人一首に先行する書として、その資料的価値は極めて高い。別冊解説にて百人一首との相関が詳密に解説され、百人一首成立の問題が解明されてゆく。
  • 御所本和漢兼作集 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵本を影印。鎌倉時代中期に成立した私撰詩歌集で、漢詩・和歌の両方を能くする人々の作品を編纂した書。日本漢文学史及び和歌史の資料として極めて注目されるべき内容をもつ。完本は全二十巻と推定されるが、本書は十巻を備える零本であり、孤本である。付解題。
  • 堺本枕草子(上) 編者蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はいわゆる雑纂形態に類別される堺本の善本を影印したものである。編者蔵、上下二冊本。堺本は本文研究上、第一義的なものとはいえないが、諸本研究、語彙語法研究、並びに枕草子の成立論研究に欠かせない高い価値をもつものである。講読・演習に好適。付、別冊解説。
  • 榊原本和泉式部日記
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 榊原家旧蔵本の影印。寛永・寛文頃、松平文庫本を榊原忠次氏が書写。題箇簽は「和泉式部物語」、内題はない。応永本系統中の無識語本に属し、島原本と親子関係にある。別冊解説にて四系統(三条西・寛元・応永・混成本)の差異を類別、一覧とし、底本の位置づけ等を検証する。
  • 桜宮十五番歌合 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新古今時代の典型的歌合三種、四本を影印。『水無瀬恋十五首歌合』(親長自筆本=日大図書館蔵、異本=編者蔵)建仁九月十三日、後鳥羽院が水無瀬殿に於て催され、俊成判とされている。『若宮撰哥合』(編者蔵本)「恋十五首歌合」より更に撰歌したもので、後鳥羽院の御自判、建仁二年九月二六日に成る。『桜宮十五番歌合』(書陵部蔵本)「恋十五首歌合」からの撰歌によるもので、俊成が追判して建仁二年九月は、新古今集撰修の最中であり、「十五首歌合」からは新古今集に十五首も入集されている。また、新古今歌風の頂点に立つ問題作が含まれている点でも注目される書。
  • 正徹筆 静嘉堂文庫蔵徒然草(上)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 静嘉堂文庫蔵の正徹自筆本「つれづれ種」上下二冊を影印。該本は、昭和六年、川瀬一馬博士によって発見せられたもので「徒然草」写本中、最古のもの。書誌他、二十六項目にわたる様々な分析から、失われた親本の全容を類推する詳密なる解説を別冊とした。講読等に絶好。
  • 新古今略注 幽斎筆 永青文庫蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 永青文庫蔵。伝細川幽斎筆、東常縁者。一冊本を影印。常縁が著わし、幽斎が増補した「新古今集聞書」は新古今集の最古の注釈書として後世に多大な影響を与えたが、該本は、幽斎が増補する以前の「原撰聞書」、即ち「常縁原撰本」の原態を忠実に伝える重要な書。付・解題。
  • 水府明徳会彰考館蔵無名草子
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建久物語の書名をもつ善本、水府明徳会彰考館蔵本を精密に影印。小山田与清による朱の書入、識語も原色そのままに復元した。内容は、現在最古の物語評論として意義深いもの。別冊解説に無名草子の概観、成立年代と作者、内容組織、諸本、底本を詳述。講読、演習に絶好。
  • 清少納言集 流布本・異本 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 流布本の31首(連歌を2首に扱う)、異本の42首、いずれも宮内庁書陵部蔵の影印。両本の差違は流布派生の間に生じたものとみられる。清少納言晩年の心象が垣間見える。
  • 千載和歌集(上) 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書陵部蔵、枡型本二帖を原寸にて影印。底本は乙類型に属し、同類中の竜門文庫本と相並んで、貴重な古写本である。該本の欠落は活字にて補う。100頁に及ぶ付載解説では、撰進の院宣が発せられた時点から奏覧までの背景を跡付ける論考他、諸伝本の分類と書誌を詳述。
  • 曽禰好忠集 伝冷泉為相筆 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 異本系の代表本文である伝冷泉為相筆、宮内庁書陵部蔵、一巻一冊本を原寸大に影印。別冊解説では、為相筆本と流布本系の代表本文尚書禅門本(伝為氏筆本)との相違を綿密に比較検討し、両者の優劣はつけがたいと結論づける。他、「成立」「参考文献」「初句索引」を付載。
  • 高野本平家物語(一) 東大国語研究室蔵
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    1~12巻1,430~1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京大学国語研究室蔵(高野辰之氏旧蔵)覚一本の写本を若干縮小して影印したもの。十二巻、十二冊より成り、第十二巻は灌頂巻を有する。覚一本は江戸時代に刊行されたいわゆる流布本の祖にして、研究上もっとも重要なテキストであるが、特にこの高野本は他の諸伝本に欠けている「祇王」「小宰相」を含む点で貴重。また、本文には章段の初めに朱の丸、その行の肩には章段名、その他朱の句読点、漢字の読みが片仮名で付されており、読み方を考える上で参考となる。加えて、校異・補正が試みられ、異文や補入が注記されている点も貴重。大学・短大の演習・講読テキストとしての待望の書。付・解説。
  • 大斎院前の御集 日本大学図書館蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本大学図書館蔵本を影印。上下巻の区別は内容から推せるが、装幀は一冊本。和歌380首、連歌14組より成る。定家を中心に書写された内容は、大斎院御集における前期斎院時点の大斎院選子の家の集。昭32年迄その伝存さえ知られていなかった孤本。別冊解題付。
  • 伊達本古今和歌集 藤原定家筆
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国宝である定家自筆、伊達本の全容を影印した貴重なもの。古来、古今集の影響力は甚大であると称され、日本人の自然観、人生観にまで及んでいる。本書の講読は文学理解に止まらず、国語、風土理解他、多角的な意義を合せもつ。
  • 天明四年版蕪村句集(上) 加賀文庫蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 底本は都立中央図書館加賀文庫蔵本。几董編とされ、「蕪村句集前編」にあたる全文を影印。解説では「蕪村句集の成立」についての編者の新見を披瀝。又、「句集」「稿本」「刊本」「自筆句帳」の相違点、異同が一望できる「蕪村句集・蕪村遺稿全句一覧表」を附し、至便の書とした。
  • 天和二年刊荒砥屋版好色一代男(一・二) 赤木文庫本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 底本は最善本とされる天和二年・大坂思案橋荒砥屋・孫兵衛句心板、赤木文庫本(極初印本)。原本の八巻八冊を二冊ずつ合綴し、四冊の影印とした。挿絵は西鶴画、本文板下西吟筆。巻末解説では学界周知の事実は省略し、内容について、編者の精緻にして秀抜なる新見を披瀝。
  • とはずがたり(一)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝存する唯一の孤本、宮内庁書陵部蔵本、五巻五冊を写真版にて精密に影印。本書は江戸初期、公卿たちの手によって写されたもので、外題は霊元天皇の宸筆。内容は鎌倉中期、後深草院に仕えた二条の赤裸々な回想自伝。中世の複雑な人間関係が生々しく描写されている。
  • 能因本枕草子 上
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    1~2巻1,980~2,349円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 枕草子の本文四系統(三巻本・能因本・前田本・堺本)のうちの一つ、江戸期以後、一番流布された善本、能因本の現存唯一の書。三条西伯爵家に古くから伝えられた由緒正しい本で、昭和二十四年に学習院大学へゆずられた。
  • 浜松中納言物語(一) 国会図書館蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現存伝本中、屈指の善本である国立国会図書館蔵榊原家旧蔵本(甲類)〔巻一~四〕と近年世に知られた善本、広島市立浅野図書館蔵本(乙類第一種)〔巻五〕を影印。別冊解説では底本の書誌他、諸伝本の脱行箇所に基づく視座から立つ、編者独自の書写系統、五種の分類を論証。
  • 百人一首 堯孝筆 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、文安二年冬堯孝法印筆を影印。本書は書写年時の明確な百人一首伝本中、最古の写本。詠謌之大概、百人一首とから成る。別冊解題では、書誌、成立の事情、百人秀歌との関係、位置付け他、別本並びに古注各数本との異同等を掲げる。附載=各初句索引。
  • 本院侍従集 甲本 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 甲本・乙本ともに書陵部蔵本を原寸にて影印したもの。殊に甲本は諸本伝わる中、独自のものとして、また原形を最も良く具える伝本とし重要。正確な校本を掲げたに依って、本書の周辺までが窺える。講読、演習に好適。
  • 水無瀬恋十五首歌合 〔親長本〕日大図書館蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新古今時代の典型的歌合三種、四本を影印。『水無瀬恋十五首歌合』(親長自筆本=日大図書館蔵、異本=編者蔵)建仁九月十三日、後鳥羽院が水無瀬殿に於て催され、俊成判とされている。『若宮撰哥合』(編者蔵本)「恋十五首歌合」より更に撰歌したもので、後鳥羽院の御自判、建仁二年九月二六日に成る。『桜宮十五番歌合』(書陵部蔵本)「恋十五首歌合」からの撰歌によるもので、俊成が追判して建仁二年九月は、新古今集撰修の最中であり、「十五首歌合」からは新古今集に十五首も入集されている。また、新古今歌風の頂点に立つ問題作が含まれている点でも注目される書。付・別冊解説。
  • 和歌秘伝抄 細川幽斎奥書 編者蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 編者蔵、細川幽斎奥書本を影印。和歌六部抄とも称される本書は中世歌論の代表的著述、六種(近代秀歌/正風躰抄/毎月抄/八雲口伝/夜の鶴/近来風躰抄)を収める。中世歌論の真髄を知るための恰好の集書として、また、享受史展望の好資料として絶好。付・別冊解説。
  • 若宮撰哥合 編者蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新古今時代の典型的歌合三種、四本を影印。『水無瀬恋十五首歌合』(親長自筆本=日大図書館蔵、異本=編者蔵)建仁九月十三日、後鳥羽院が水無瀬殿に於て催され、俊成判とされている。『若宮撰哥合』(編者蔵本)「恋十五首歌合」より更に撰歌したもので、後鳥羽院の御自判、建仁二年九月二六日に成る。『桜宮十五番歌合』(書陵部蔵本)「恋十五首歌合」からの撰歌によるもので、俊成が追判して建仁二年九月は、新古今集撰修の最中であり、「十五首歌合」からは新古今集に十五首も入集されている。また、新古今歌風の頂点に立つ問題作が含まれている点でも注目される書。

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