国内小説 - 祥伝社作品一覧
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3.7大人になって忘れてしまったかもしれない 他人を思いやる物語 書店員さん本読みのプロから感動の声が続々! 生きていくうえでの強さを知る術を教えてくれる作品。(伊吉書院 盛岡南サンサ店 土屋静香さん) 神への畏れ、自然との共生、思いやりの心……。いまいちばん拡散したい一冊だ! (ブックジャーナリスト 内田剛さん) 誰かのためを想い、行動することで、一生忘れられない絆が生まれる。読んで一緒に成長できる奇蹟の物語。 (うさぎや 矢板店 山田恵理子さん) 大人の私たちにこそ、いま何が必要かを導いてくれる力がある。(ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん) 極限状態のなかで結んだ友情。そして学んだ“自分で考えて生きる”という力。 新中学生の長谷部幸男は憂鬱だった。自分の集落が都市開発の余波で、地元派とニュータウン派とに 分かれてしまったのだ。新興地の子は洋式便所を自慢し、地元の子は鍵っ子という存在を訝った。 夏休みになると幸男ら両派の男女九人は林間学校に参加した。その晩、突然の土砂崩れが宿舎を 飲み込み大人は全員死亡してしまう。集落には神の山と、天災が絶えない禁忌の山が並ぶのだが、 開発派は戒めを無視してそこに建てた。呆然とする九人は必死に神の山を目指す。闇に怯え 難所を超えるなか、お互いを理解し始め……。
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-東欧キエフで仕掛けた罠は北方領土を動かすか!? ウクライナ=ロシア=日本=アメリカ、四つ巴の謀略戦! ソ連崩壊で販路を失ったウクライナのミサイル技術を、北朝鮮が狙っている――。 2016年春、大使館書記官の芦沢行人は、防衛駐在官瀬良義男一等海佐とともに軍需企業を内偵。ロシアが流出技術者そのものを北朝鮮に提供している疑惑をつかむ。 やがて、ウクライナ海軍初の女性大佐カリナ・マリャールらと共に仕掛けた罠は、日米露を巻き込む四つ巴の諜報戦へと拡大した―― 著者新境地の国際諜報サスペンス! 【『北方領土秘録 外交という名の戦場』改題作品】
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3.6《この世界で、たしかに生きていると信じたい――》そこらへんに落ちている石ころのように人畜無害で、存在感のない人間、鈴木伊織。彼女がこんな存在に成長したのは、生きるためだった。鈴木伊織のことを認識できるのは、友人の春日部さやか、ひとりだけ。そんな不思議な力を持つ彼女は、春日部の話をきっかけに、上条先輩のことを知る。かっこいい先輩は、バスケ部で主力選手として大活躍。気になった鈴木伊織は“体質”を活かして、こっそり彼のストーキングを始めたが……(「私は存在が空気」より)普通じゃない私を、受け入れてくれるのは誰? どこかおかしくて、ちょっぴり切ない【超能力者×恋物語】。
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