ライトノベル - アマゾナイトノベルズ作品一覧

  • 虐げられ令嬢はいにしえの英雄に囲われる【完全版】
    完結
    3.8
    石像から蘇ったヤンデレ騎士。呪いを完全に解くためには、愛するものの体液が必要だと、心も身体も囲われ、舐られ、これでもかと騎士に執着される溺愛ストーリー! 家族から冷遇されて育った幼い伯爵令嬢のルルティアナは花を摘んで来いと言われ、雪の中に放り出されてしまう。寒くて心細い中、ふと雪原に辿り着いた。そこに立っていたのは、かつてこの国を黒龍から救った「英雄バルト」の石像だった。 それからというもの、ルルティアナは孤独を埋めるようにバルトの石像に会いに行き、話しかけ、汚れを拭い、敬った。 やがて十九歳を迎えたルルティアナは金のために売られるように婚約が決まった。望まない結婚で全てを奪われるのなら、せめて最初のキスだけはと……そう思ったルルティアナは屋敷を抜け出し、英雄バルトの石像に口付けた――。 すると突然石像は人間になりルルティアナを抱きしめた。そう、それは黒龍による石化の呪いが解けた本物の英雄バルトだったのだ。バルトの話に混乱していると、抜け出したルルティアナを連れ戻しに家族と婚約者が来てしまう。 「連れていってください。ここにいたくない」 ルルティアナはバルトとともに逃げることにしたが、しばらくして実はバルトの石化の呪いが完全に解かれていないことを知る。 呪いを解くためには、愛するものの体液が必要って――!? <作者より> 偶然呪いを解いたことで、突然溺愛され翻弄される女の子が書きたくて考えたお話しです。バルトが活きのいいヤンデレになってくれてとても楽しかったです。
  • 黄金の眠り姫は、白銀の騎士の口づけで甘く目覚める【完全版】
    完結
    -
    「何をするんですか! 私には夫がいるんですよ!」 「――それが?」 伯爵令嬢ルチル・クォーツは、魔術学校では落第間近の落ちこぼれ。なんとか卒業し、幼馴染との結婚式当日、謎の人物から禁呪具とは知らず受け取ったペンダントを身に着け、式中に大勢の前で魔力を暴走させて気を失ってしまう。 やがて甘く深い口づけの感覚で目を覚ましたルチル。ルチルに口づけていたのは、夫ではなく、この国の第二王子である聖騎士シュヴァルドだった!? ルチルは、目覚めたのが二年後であり、その間に父が亡くなっていることを知る。また、禁呪具の罪を問われていることや、シュヴァルドからのキスは呪いの解呪と、魔力と生命力の補給のためということを知り、受け入れるしかないルチル。 そんなルチルに追い打ちをかけるように、親友と夫が情事に及ぶ場面を見てしまう。 夫との離婚を決め、禁呪具を渡した男の行方を追うため、シュヴァルドと一緒に旅に出ることに。道中のただの魔力の補給のはずの口づけが、なぜかどんどん深くなるのにルチルは抗えない。 一方シュヴァルドの過去になにが……ルチルの閉ざされた記憶の中にある真実とは――!? <作者より> 幼馴染ばかり書いている作者が、ボーイミーツガールに挑んだ作品です。 かつて友情を失って心を閉ざしてしまったヒーローが、事件に巻き込んだために自身と同じ境遇に追い込んでしまったヒロインに希望を見出していく物語。壊れかけの友情と向き合い、自身の未熟さを受け入れながら、少女から大人になっていくヒロイン、過去に自身と似た境遇になった少女を通じて心を開いていくヒーローを書きたくて書いた作品でした。二人の恋の過程への応援を、どうぞよろしくお願いします。
  • 聖女付きメイドは憧れの騎士に溺愛される【完全版】1
    完結
    5.0
    「オレと婚約してくれないか」 「――――へ?」 聖女の専属メイドとなったカトレアは、仕えるべき主人がまだ眠っている部屋の前で、憧れの騎士――ゼノイスに婚約を申し込まれる。 平民出身であるカトレアにとって、同じく平民の出でありながらもその実力を認められ、爵位を授かり、第二皇子殿下の専属騎士となったゼノイスはまさに憧れの存在であった。 そんな彼からの突然の申し出に困惑しながらも、きっと何か事情があるのだろうと婚約を承諾したカトレア。 決して軽い気持ちで結んだ婚約ではなかったが、ただの平民メイドであったカトレアには想像もできないほどに運命が大きく動きだすことに――。 呪われた第二皇子に忠誠を誓った近衛騎士ゼノイスと、その皇子を癒せる聖女に仕えるメイドのカトレア。 どんなピンチでも互いに主人を優先しなければならない、強い心を持った二人の両片想い恋愛譚。 <作者より> 呪われた第二皇子と家族に虐げられてきた聖女のボーイミーツガール―-の、隣にいる騎士とメイドにスポットを当てたお話です。 どうか、楽しんでいただけますように。 『聖女付きメイドは憧れの騎士に溺愛される【完全版】1』には「序章 婚約破棄」~「二章 踊れないふたり」(前半)までを収録
  • 王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした(1)
    完結
    -
    「少しでも私のことを女と思うのなら、私の処女を奪ってほしい」 侯爵令嬢のヴィクトリアは、王女付きの騎士になることを夢見ているが、父から「学園の騎士クラスを首席で卒業」という条件を出されていた。 しかし、どんなに努力しても三年間ずっと二位……首席は平民出身のジークだった。そして、最終試験もジークと戦い、ヴィクトリアは負けてしまった。王女の騎士にもなれず父の選んだ男性に嫁がなければならなくなり、絶望するヴィクトリア。おそらく婚約者候補は、やたらヴィクトリアにちょっかいをかけてくる、大嫌いな第三王子。 それだけは絶対に避けたいヴィクトリアは、「王族は処女しか結婚できない」という決まりを破って結婚できなくなればいいのだ、と考える。 ヴィクトリアは、切磋琢磨した学友でありライバルのジークに断られるのを覚悟で処女を奪ってほしいと頼むが「もっと自分を大事にしろ」「見合いには必ず行くように」とジークに強く言われてしまった。 目論見がはずれて、しぶしぶ挑んだ見合い当日、そこにいたのはジーク……。ジークが侯爵令息ってどういうこと!? 首席を維持していたのはすべてヴィクトリアを手に入れるためだったことも、ジークがこんなに絶倫だったなんてことも聞いてない! 男勝りで恋愛音痴なヒロインと、甘々でどこか腹黒い絶倫ヒーローのキュートでエッチなラブロマンス! <作者より> 首席を争う男女、恋愛音痴のヒロイン、ハイスペックだけどヒロインからの好意に弱いヒーロー等好きな要素を詰め込みました。どうぞよろしくお願いします。 『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした(1)』には「第一話 婚約 ~彼女と彼の事情~」~「第二話 卒業 ~彼女と彼の小夜事変~」までを収録
  • 聖女付きメイドは憧れの騎士に溺愛される(1)
    完結
    5.0
    「オレと婚約してくれないか」 「――――へ?」 聖女の専属メイドとなったカトレアは、仕えるべき主人がまだ眠っている部屋の前で、憧れの騎士――ゼノイスに婚約を申し込まれる。 平民出身であるカトレアにとって、同じく平民の出でありながらもその実力を認められ、爵位を授かり、第二皇子殿下の専属騎士となったゼノイスはまさに憧れの存在であった。 そんな彼からの突然の申し出に困惑しながらも、きっと何か事情があるのだろうと婚約を承諾したカトレア。 決して軽い気持ちで結んだ婚約ではなかったが、ただの平民メイドであったカトレアには想像もできないほどに運命が大きく動きだすことに――。 呪われた第二皇子に忠誠を誓った近衛騎士ゼノイスと、その皇子を癒せる聖女に仕えるメイドのカトレア。 どんなピンチでも互いに主人を優先しなければならない、強い心を持った二人の両片想い恋愛譚。 <作者より> 呪われた第二皇子と家族に虐げられてきた聖女のボーイミーツガール―-の、隣にいる騎士とメイドにスポットを当てたお話です。 どうか、楽しんでいただけますように。 『聖女付きメイドは憧れの騎士に溺愛される(1)』には「序章 婚約破棄」(前半)を収録
  • 王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした【完全版】
    完結
    3.7
    「少しでも私のことを女と思うのなら、私の処女を奪ってほしい」 侯爵令嬢のヴィクトリアは、王女付きの騎士になることを夢見ているが、父から「学園の騎士クラスを首席で卒業」という条件を出されていた。 しかし、どんなに努力しても三年間ずっと二位……首席は平民出身のジークだった。そして、最終試験もジークと戦い、ヴィクトリアは負けてしまった。王女の騎士にもなれず父の選んだ男性に嫁がなければならなくなり、絶望するヴィクトリア。おそらく婚約者候補は、やたらヴィクトリアにちょっかいをかけてくる、大嫌いな第三王子。 それだけは絶対に避けたいヴィクトリアは、「王族は処女しか結婚できない」という決まりを破って結婚できなくなればいいのだ、と考える。 ヴィクトリアは、切磋琢磨した学友でありライバルのジークに断られるのを覚悟で処女を奪ってほしいと頼むが「もっと自分を大事にしろ」「見合いには必ず行くように」とジークに強く言われてしまった。 目論見がはずれて、しぶしぶ挑んだ見合い当日、そこにいたのはジーク……。ジークが侯爵令息ってどういうこと!? 首席を維持していたのはすべてヴィクトリアを手に入れるためだったことも、ジークがこんなに絶倫だったなんてことも聞いてない! 男勝りで恋愛音痴なヒロインと、甘々でどこか腹黒い絶倫ヒーローのキュートでエッチなラブロマンス! <作者より> 首席を争う男女、恋愛音痴のヒロイン、ハイスペックだけどヒロインからの好意に弱いヒーロー等好きな要素を詰め込みました。どうぞよろしくお願いします。
  • 悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)
    完結
    -
    難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)』には「プロローグ」~「魔術院監察官長の閑話」までを収録
  • 侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません(1)
    完結
    -
    「何もここまで徹底的にバカップルを演じなくても……」 家を継ぐため婚約破棄したい侯爵令嬢 VS 天邪鬼で意地悪な幼馴染殿下の攻防戦! 代々国王の臣下を務めてきたカストロフ侯爵家だが両親が事故死し、当主となるはずだった兄は国王陛下の婚約者候補と駆け落ちした。 そのため、侯爵令嬢のレミリアは侯爵家の当主となるつもりだったが、国王から王弟であり幼馴染のラヴィルと婚約関係にあると聞かされた。 身に覚えのない婚約話だがまったく笑えない……なぜなら、カストロフ家が先祖代々守ってきた制約の一つは、当主は王家の人間と婚姻関係を結んではならないというもの。つまり、ラヴィルと婚約破棄しなければ、レミリアがカストロフ侯爵家を継ぐことはできないのだ。 ラヴィル殿下との婚約破棄したいのであれば、遠い領地に引きこもったラヴィル本人を王都へ連れ戻せと王命を受けたレミリアだが……。 (私があの悪魔を?) 何を隠そう、レミリアはラヴィル殿下のことが大の苦手なのだ――。 しぶしぶラヴィルのもとへやってきたが、頑なに王都へ戻る気がないラヴィルと、頑として引かないレミリア。 最初こそ対立していたが、ある日、客人がやってくることになり、なぜか仲睦まじい恋人同士のふりをしろと提案される!? (――どうして、こうなったの……?) 悪魔の笑みでバカップルを求められても困ります! はやく婚約破棄してください――! <作者より> じれじれ、もだもだ。時々切ない両片思い。先祖が結んだ誓約、〈エメラルドの誓約〉により結ばれるわけにはいかない小動物令嬢と幼馴染の素直じゃない殿下のあれこれです。 ネット掲載版を大幅改稿。書き下ろしも含め、二人のその後を書いた番外編三編も収録。 『侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません(1)』には「プロローグ」~「第三話 猟奇の城の猟奇殿下」までを収録
  • 悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~【完全版】1
    完結
    -
    難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~【完全版】1』には「プロローグ」~「遅ればせのプロポーズ」までを収録
  • 侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません【完全版】1
    完結
    2.0
    「何もここまで徹底的にバカップルを演じなくても……」 家を継ぐため婚約破棄したい侯爵令嬢 VS 天邪鬼で意地悪な幼馴染殿下の攻防戦! 代々国王の臣下を務めてきたカストロフ侯爵家だが両親が事故死し、当主となるはずだった兄は国王陛下の婚約者候補と駆け落ちした。 そのため、侯爵令嬢のレミリアは侯爵家の当主となるつもりだったが、国王から王弟であり幼馴染のラヴィルと婚約関係にあると聞かされた。 身に覚えのない婚約話だがまったく笑えない……なぜなら、カストロフ家が先祖代々守ってきた制約の一つは、当主は王家の人間と婚姻関係を結んではならないというもの。つまり、ラヴィルと婚約破棄しなければ、レミリアがカストロフ侯爵家を継ぐことはできないのだ。 ラヴィル殿下との婚約破棄したいのであれば、遠い領地に引きこもったラヴィル本人を王都へ連れ戻せと王命を受けたレミリアだが……。 (私があの悪魔を?) 何を隠そう、レミリアはラヴィル殿下のことが大の苦手なのだ――。 しぶしぶラヴィルのもとへやってきたが、頑なに王都へ戻る気がないラヴィルと、頑として引かないレミリア。 最初こそ対立していたが、ある日、客人がやってくることになり、なぜか仲睦まじい恋人同士のふりをしろと提案される!? (――どうして、こうなったの……?) 悪魔の笑みでバカップルを求められても困ります! はやく婚約破棄してください――! <作者より> じれじれ、もだもだ。時々切ない両片思い。先祖が結んだ誓約、〈エメラルドの誓約〉により結ばれるわけにはいかない小動物令嬢と幼馴染の素直じゃない殿下のあれこれです。 ネット掲載版を大幅改稿。書き下ろしも含め、二人のその後を書いた番外編三編も収録。 『侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません【完全版】1』には「プロローグ」~「第九話 夜の来訪」(前半)までを収録
  • 義妹に火傷を負わされ色欲魔に嫁がされるようです(1)
    完結
    -
    義妹と遊んでいた幼い頃、顔面に酷い火傷を負ったアマーリエは、常に傷跡を隠すために仮面を被っていた。 ある日、火傷のせいで父親に婚約者を義妹に交替させられ、義妹と出席した仮面舞踏会でその元婚約者が「彼女を抱けない」と言うのを聞いてしまった。 失意の悲しみに明け暮れる暇もなく、ある日突然、アマーリエは王命で、元王太子で公爵のオスカーと婚約をすることになった。 オスカーは絶世の美男でありながら『好色猿殿下』『淫蕩王太子』など呼ばれるほどの色狂いだと噂されていた。 だが実はそれは国王が悪魔と契約した代償に、女と見れば襲い掛かる奇病に侵されているからだという。 その悪魔曰く、アマーリエがオスカーの運命の相手で、二人が結ばれれば奇病が治るらしい。 王命ならば仕方ないと嫁いだその日に、オスカーの発作によりアマーリエは無理やり抱かれ、処女を散らした。 何が番よ。ばかばかしい。運命の赤い糸なんて嘘だわ。 そう思っていたアマーリエだったが、オスカーの発作はみるみる収まってきた。しかも発作状態でないオスカーはなんだか誠実そうで……!? 虐げられてきた仮面女子が幸せを掴むまでのお話――。 <作者より> 「仮面女など愛せるわけがない!」失言公爵が落ちるさまをごらんください♪ 『義妹に火傷を負わされ色欲魔に嫁がされるようです(1)』には「ある男の記憶」~「実家を出る」までを収録
  • 地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する(1)
    完結
    -
    貧民街で、花売りや針仕事でなんとか生活しているクリスティーナ。 ある日、前住居者宛てに届いた1冊の本ーーその悪魔についての魔術書に書かれていた方法で興味本位に悪魔召喚を試してしまう。 「――――この小汚い小屋に私を喚び出したのはお前ですか?」 目の前には漆黒の燕尾服にマント、シルクハットを深くかぶった絶世の美男子が紅玉の瞳を煌めかせていた。 それは、欲情を司る序列十二番の地獄の偉大なる君主である悪魔シトリーだった。 クリスティーナは叶えてほしい願いがなにもないと追い返そうとしたが、悪魔の沽券にかかわるからと願い事を言うように迫られた。 考える時間をもらったクリスティーナは、翌日、夜道で狼男に襲われそうになり、咄嗟に願いを言ってしまう。 「私を永遠に護ってください!」 「了解しました。それでは契約のキスを」 願いと引き換えに身体と魂を……と、契約は交わされ、シトリーが手配した人間界の貴族・リンジー伯爵家の当主夫婦としての生活が始まる。 意地悪だけど必ず護ってくれるシトリーに心も体も甘く手懐けられ、クリスティーナは完全に悪魔の手の中――。 20世紀初頭のロンドンを舞台に巻き起こるゴシックロマンス! <作者より> 皮肉屋で意地悪な悪魔シトリーと、巻き込まれ体質のクリスティーナ。 さまざまな事件を乗り越えながら深まるふたりの関係と絆を楽しんでいただけたらうれしいです。 『地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する(1)』には「一 不穏な影」~「七 血塗られた歌姫」までを収録
  • 地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する【完全版】1
    完結
    5.0
    貧民街で、花売りや針仕事でなんとか生活しているクリスティーナ。 ある日、前住居者宛てに届いた1冊の本ーーその悪魔についての魔術書に書かれていた方法で興味本位に悪魔召喚を試してしまう。 「――――この小汚い小屋に私を喚び出したのはお前ですか?」 目の前には漆黒の燕尾服にマント、シルクハットを深くかぶった絶世の美男子が紅玉の瞳を煌めかせていた。 それは、欲情を司る序列十二番の地獄の偉大なる君主である悪魔シトリーだった。 クリスティーナは叶えてほしい願いがなにもないと追い返そうとしたが、悪魔の沽券にかかわるからと願い事を言うように迫られた。 考える時間をもらったクリスティーナは、翌日、夜道で狼男に襲われそうになり、咄嗟に願いを言ってしまう。 「私を永遠に護ってください!」 「了解しました。それでは契約のキスを」 願いと引き換えに身体と魂を……と、契約は交わされ、シトリーが手配した人間界の貴族・リンジー伯爵家の当主夫婦としての生活が始まる。 意地悪だけど必ず護ってくれるシトリーに心も体も甘く手懐けられ、クリスティーナは完全に悪魔の手の中――。 20世紀初頭のロンドンを舞台に巻き起こるゴシックロマンス! <作者より> 皮肉屋で意地悪な悪魔シトリーと、巻き込まれ体質のクリスティーナ。 さまざまな事件を乗り越えながら深まるふたりの関係と絆を楽しんでいただけたらうれしいです。 『地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する【完全版】1』には「一 不穏な影」~「二十 時計に誘われて」までを収録
  • 義妹に火傷を負わされ色欲魔に嫁がされるようです【完全版】
    完結
    4.5
    義妹と遊んでいた幼い頃、顔面に酷い火傷を負ったアマーリエは、常に傷跡を隠すために仮面を被っていた。 ある日、火傷のせいで父親に婚約者を義妹に交替させられ、義妹と出席した仮面舞踏会でその元婚約者が「彼女を抱けない」と言うのを聞いてしまった。 失意の悲しみに明け暮れる暇もなく、ある日突然、アマーリエは王命で、元王太子で公爵のオスカーと婚約をすることになった。 オスカーは絶世の美男でありながら『好色猿殿下』『淫蕩王太子』など呼ばれるほどの色狂いだと噂されていた。 だが実はそれは国王が悪魔と契約した代償に、女と見れば襲い掛かる奇病に侵されているからだという。 その悪魔曰く、アマーリエがオスカーの運命の相手で、二人が結ばれれば奇病が治るらしい。 王命ならば仕方ないと嫁いだその日に、オスカーの発作によりアマーリエは無理やり抱かれ、処女を散らした。 何が番よ。ばかばかしい。運命の赤い糸なんて嘘だわ。 そう思っていたアマーリエだったが、オスカーの発作はみるみる収まってきた。しかも発作状態でないオスカーはなんだか誠実そうで……!? 虐げられてきた仮面女子が幸せを掴むまでのお話――。 <作者より> 「仮面女など愛せるわけがない!」失言公爵が落ちるさまをごらんください♪
  • くたびれ侍は人質姫を寵愛する(1)
    完結
    1.0
    「もう二度と、大切なものは作りたくない」 軻皇国の第二皇子ゴドーは、鍛え抜かれた剣技を持ち軻皇国最強の特別部隊率いていたが、十年前にぱったりと表舞台から姿を消していた。そう、彼はかつて戦場で鬼人と呼ばれ、諸外国から恐れられた男だったのだ。 軻皇国に敗戦したレイジス王国の王女エリシアは、人質同然としてかなり年上のそのゴドーのもとに嫁ぐことになった。 とはいえ、第二皇子への輿入れのはずが、連れていかれたのは山奥の一軒のあばら屋前。ひとり置き去りにされてしまったエリシアが、意を決してそのあばら屋に足を踏み入れようとした瞬間、暗殺者と勘違いされ背後から刀を突き付けられてしまう……! この山奥でひっそりと暮らしているゴドーは、まるで皇子とは思えないくたびれた侍風情の容姿だった。しかしエリシアは、自分に向けられたその静かな殺気と剣技に、なぜか一瞬で心を奪われ恋に落ちてしまう。 ゴドーはこの結婚を迷惑だと言いエリシアを追い出そうとするが、雪が積もり始めた山から降りることはできず、春まで期間限定の共同生活をはじめることに。 不器用だけど優しいゴドーと王女なのに不便な生活を楽しんで過ごすエリシア。 彼の過去と傷ついた心にゆっくりと寄り添ってくれていたエリシアが、ある日刺客に襲われ毒を受け――。 <作者より> 明るくて朗らかなヒロインが、心に深い傷を負って全てを諦めてしまったヒーローの心を癒やすことで、彼がまた前を向いて歩けるようになるまでの物語です。 和洋折衷、まったく文化の異なるふたりが相互理解を深めていくさまや、雪山でのしっとりとしたふたりきりの生活をお楽しみください。 『くたびれ侍は人質姫を寵愛する(1)』には「一 嫁入」~「二 契約」までを収録
  • 悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~(1)
    完結
    -
    「キアラ、今夜も始めようか」 幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。 せっかく憧れの魔法の世界に生まれ変わったんだから、幸せに生きていきたい。誰にも嫌われず、邪魔しないようにしよう、そう思っていたのに、2年前、魔王退治のために召喚された聖女から『キアラは悪役令嬢で、いずれ魔王に加担してこの国を滅ぼすことになる。だからその前に始末してほしい』と言われ何もしていないのに投獄された。 なんとか処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。 キアラの身に宿る膨大な魔力を魔王に利用されないため、ユーリに房中術を使って吸収してもらい、その魔力を国防に活用する。 そのためにこの2年間、キアラとユーリは10日毎に体を重ねていた。 しかし一向に解決しない魔王問題に、不安や不満を募らせるキアラ。そんなキアラの気を紛らわせるため、ユーリが一つだけ魔法を教えてくれることに。 ふたりでこっそりと魔法の練習をするうちに、軟禁生活でこじれてしまった関係が良くなっていく。 ところがキアラはある日、実はとっくに魔王は討伐されていたことを知ってしまう…… <作者より> Web投稿R18作品として掲載していたものです。設定や内容など加筆修正しています。 本編だけではなく、ユーリとキアラ過去編ではユーリがキアラと出会ったシーンや、初めての儀式、決意などユーリ視点での物語を、人魚の楽園編は本編終了後の二人のお話が追加となっています。 『悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~(1)』には「第一話 悪役令嬢は返事をしない」~「第五話 ユーリの魔術披露」までを収録
  • 公爵令嬢はなにもしない(1)
    完結
    -
    王家からの打診を受け、ひとつ年上の第二王子殿下・スヴェンとの婚約者となった公爵令嬢ルシア。 しかしスヴェンには、幼馴染のレミリアという想い合う相手がおり、見目麗しく愛らしいふたりの恋愛は、王宮内で微笑ましく見守られていた。 そのため、ふたりの仲を裂いたと周囲の者から疎まれており、軽微なものとはいえ王子妃教育のために王宮に召されてから、王宮の侍女からのルシアに対する嫌がらせを受ける日々が続いていた。 王宮に来た日に挨拶を交わしたきりで一度も会いに来ていないスヴェンが、ある日突然お茶に誘ってきた。しかもそれは、レミリアから婚約者の責務をちゃんとしろと諭されてのものだった。 「殿下は私になにをお求めですか?」 いまさらルシアとの関係を構築しようと訪ねて来られても、ルシアにその気などまったくない。 仲を引き裂かれて被害者気取りのスヴェンに対して「巻き込まれたのは私だ。ほかの誰かを想っている相手との婚約……ましてやお二人がルシアのために、と別れられても不愉快だ」とぶつけるルシア。 自分は無力だから、抵抗することも愛される努力も訴えることも、すべて無駄だと知っている。 だから無駄なことはする気もない……そう、私はなにもしない。 「殿下は……できることは別にある筈です」 その「なにもしない」ルシアに対して、スヴェンは考え悟るようになる。それはレミリアや王宮内、次期公爵のクライヴを巻き込む。 自身の気持ちを相手に伝えることの大切さや難しさを感じてもらえる、不器用な恋物語。 <作者より> 沢山の作品の中から拙作のページへと跳んでいただき、誠にありがとうございます。 私にとっては初めての電子書籍化で至らない点も多いとは思いますが、大分推敲し、読みやすく致しました。 ファンタジー要素は多いですが、キャラクターの心情がストーリーのメインとなります。徐々に詳らかになっていく事柄の中で、キャラクターの誰かにどこかしらで共感を覚えていただけたら嬉しく思います。 『公爵令嬢はなにもしない(1)』には「婚約とその顛末」~「侯爵令嬢と公爵代理」までを収録
  • 悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~【完全版】1
    完結
    -
    「キアラ、今夜も始めようか」 幼い頃、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出したキアラ。 せっかく憧れの魔法の世界に生まれ変わったんだから、幸せに生きていきたい。誰にも嫌われず、邪魔しないようにしよう、そう思っていたのに、2年前、魔王退治のために召喚された聖女から『キアラは悪役令嬢で、いずれ魔王に加担してこの国を滅ぼすことになる。だからその前に始末してほしい』と言われ何もしていないのに投獄された。 なんとか処刑は免れたものの、代わりに与えられた条件は、第一王子・ユーリとの婚約破棄、一切の魔術学習の禁止、外出禁止、そしてユーリに【魔力の提供をすること】だった。 キアラの身に宿る膨大な魔力を魔王に利用されないため、ユーリに房中術を使って吸収してもらい、その魔力を国防に活用する。 そのためにこの2年間、キアラとユーリは10日毎に体を重ねていた。 しかし一向に解決しない魔王問題に、不安や不満を募らせるキアラ。そんなキアラの気を紛らわせるため、ユーリが一つだけ魔法を教えてくれることに。 ふたりでこっそりと魔法の練習をするうちに、軟禁生活でこじれてしまった関係が良くなっていく。 ところがキアラはある日、実はとっくに魔王は討伐されていたことを知ってしまう…… <作者より> Web投稿R18作品として掲載していたものです。設定や内容など加筆修正しています。 本編だけではなく、ユーリとキアラ過去編ではユーリがキアラと出会ったシーンや、初めての儀式、決意などユーリ視点での物語を、人魚の楽園編は本編終了後の二人のお話が追加となっています。 『悪役令嬢は第一王子に搾取される~魔王討伐までは我慢します~【完全版】1』には「第一話 悪役令嬢は返事をしない」~「第十三話 ユーリとシン様」までを収録
  • 公爵令嬢はなにもしない【完全版】
    完結
    4.8
    王家からの打診を受け、ひとつ年上の第二王子殿下・スヴェンとの婚約者となった公爵令嬢ルシア。 しかしスヴェンには、幼馴染のレミリアという想い合う相手がおり、見目麗しく愛らしいふたりの恋愛は、王宮内で微笑ましく見守られていた。 そのため、ふたりの仲を裂いたと周囲の者から疎まれており、軽微なものとはいえ王子妃教育のために王宮に召されてから、王宮の侍女からのルシアに対する嫌がらせを受ける日々が続いていた。 王宮に来た日に挨拶を交わしたきりで一度も会いに来ていないスヴェンが、ある日突然お茶に誘ってきた。しかもそれは、レミリアから婚約者の責務をちゃんとしろと諭されてのものだった。 「殿下は私になにをお求めですか?」 いまさらルシアとの関係を構築しようと訪ねて来られても、ルシアにその気などまったくない。 仲を引き裂かれて被害者気取りのスヴェンに対して「巻き込まれたのは私だ。ほかの誰かを想っている相手との婚約……ましてやお二人がルシアのために、と別れられても不愉快だ」とぶつけるルシア。 自分は無力だから、抵抗することも愛される努力も訴えることも、すべて無駄だと知っている。 だから無駄なことはする気もない……そう、私はなにもしない。 「殿下は……できることは別にある筈です」 その「なにもしない」ルシアに対して、スヴェンは考え悟るようになる。それはレミリアや王宮内、次期公爵のクライヴを巻き込む。 自身の気持ちを相手に伝えることの大切さや難しさを感じてもらえる、不器用な恋物語。 <作者より> 沢山の作品の中から拙作のページへと跳んでいただき、誠にありがとうございます。 私にとっては初めての電子書籍化で至らない点も多いとは思いますが、大分推敲し、読みやすく致しました。 ファンタジー要素は多いですが、キャラクターの心情がストーリーのメインとなります。徐々に詳らかになっていく事柄の中で、キャラクターの誰かにどこかしらで共感を覚えていただけたら嬉しく思います。
  • くたびれ侍は人質姫を寵愛する【完全版】
    完結
    3.7
    「もう二度と、大切なものは作りたくない」 軻皇国の第二皇子ゴドーは、鍛え抜かれた剣技を持ち軻皇国最強の特別部隊率いていたが、十年前にぱったりと表舞台から姿を消していた。そう、彼はかつて戦場で鬼人と呼ばれ、諸外国から恐れられた男だったのだ。 軻皇国に敗戦したレイジス王国の王女エリシアは、人質同然としてかなり年上のそのゴドーのもとに嫁ぐことになった。 とはいえ、第二皇子への輿入れのはずが、連れていかれたのは山奥の一軒のあばら屋前。ひとり置き去りにされてしまったエリシアが、意を決してそのあばら屋に足を踏み入れようとした瞬間、暗殺者と勘違いされ背後から刀を突き付けられてしまう……! この山奥でひっそりと暮らしているゴドーは、まるで皇子とは思えないくたびれた侍風情の容姿だった。しかしエリシアは、自分に向けられたその静かな殺気と剣技に、なぜか一瞬で心を奪われ恋に落ちてしまう。 ゴドーはこの結婚を迷惑だと言いエリシアを追い出そうとするが、雪が積もり始めた山から降りることはできず、春まで期間限定の共同生活をはじめることに。 不器用だけど優しいゴドーと王女なのに不便な生活を楽しんで過ごすエリシア。 彼の過去と傷ついた心にゆっくりと寄り添ってくれていたエリシアが、ある日刺客に襲われ毒を受け――。 <作者より> 明るくて朗らかなヒロインが、心に深い傷を負って全てを諦めてしまったヒーローの心を癒やすことで、彼がまた前を向いて歩けるようになるまでの物語です。 和洋折衷、まったく文化の異なるふたりが相互理解を深めていくさまや、雪山でのしっとりとしたふたりきりの生活をお楽しみください。
  • 元師匠は抱いてくれない~でも『治療行為』として毎晩淫らにイかされてます~(1)
    完結
    -
    公爵家の娘、エリーことエレオノールは政略結婚により、一回り年の離れた辺境伯オズワルドと結ばれた。 「俺が君を、女として愛することはない」 初夜にそう宣言され落ち込むエリー。 実は、オズワルドとエリーは世界でも希少な『治癒』の力を持っており、かつては師弟関係であったのだ。 オズワルドは自分の弟子であった彼女を思い、白い結婚と認められ離縁できるようになるまでの三年間を過ごすつもりでいた。 一方、実はエリーは幼い頃からオズワルドを慕っていた。どうにか彼に女性として見てもらえるようにならないかと奮闘するが、あっという間に月日が長れる。 残された時間はあと一年。 焦ったエリーは「恋のおまじない」として怪しい占い師(淫魔)に目をつけられて、淫紋を刻まれてしまう……。 「……でも、これをきっかけに先生に抱いてもらえるのでは……!?」 不謹慎にも、エリーは期待するが、そんなにうまくはいかないものだ。 「抱かずとも、絶頂に導くことはできる」 そうしてエリーは決して抱かれることはないまま、夜な夜な絶頂に導かれる……。 <作者より> 元弟子は抱けないというヒーロー×初恋の師匠に抱かれたいヒロインの、とにかくヒロインがヒーローに抱かれたがっているお話です。 淫紋を刻まれてもなお抱かれない……!? じれじれと、エリーの奮闘をお楽しみいただければと思います。 『元師匠は抱いてくれない~でも『治療行為』として毎晩淫らにイかされてます~(1)』には「エリーの政略結婚」~「恋のおまじない」までを収録
  • 宰相閣下の閨指南(1)
    完結
    4.0
    「魔力の高い者ほど年より若く見える」という性質をもつ世界で、常識を超えた魔力をもつ宰相ローラントは、今年で50歳でありながら30歳ほどにしか見えないほど若々しく美しい容貌をしていた。 また、その容姿のせいだけでなく、女性の扱いにとても長けていると周りに思われており、いつも王宮中の女性の熱い視線を集めていた。 そんなある日、性戯に長けているという噂を買われ、ローラントは国王が新たに迎える寵姫に閨の手管を仕込む”夜の教育係”を命じられる。 「まってくれ。どうすれば――」 実はローラントはこれまでただの一人も女性に触れたことがない。 ばれたら大変だと心配するも、幸いなことに、寵姫として迎えられる予定のベアトリスは、素直で何も知らない箱入り娘の美少女だった。 うろたえながらも何とか教本通りに閨指南をこなすローラントだが、ベアトリスの初心な反応に夢中になっていく……。 齢50を過ぎているが体力も精力ともに強かった宰相閣下。はたして彼は、無事にお役目を全うできるのか?彼の遅かりし初恋の行方は!? <作者より> 若くてかっこいいイケオジがアワアワするのが書きたくて、このお話は生まれました。 精一杯虚勢を張ってヒロイン・ベアトリスに夜のご指導をするローラントと、彼の遅かりし初恋をお楽しみいただけたら嬉しいです。 『宰相閣下の閨指南(1)』には「宰相閣下の新たな務め」~「「導き」の始まり」(前半)までを収録
  • 捧げられた生贄は、神様に恋して過ごしています(1)
    完結
    5.0
    この国では三十年に一度、神への生贄に生娘が捧げられる――生贄に選ばれた家には国から名誉と宝石や高額の支度金が支払われる。 慎ましく母娘二人で暮らしていたが母が亡くなり、ある日クラリスの元にデッセル子爵家から迎えが来た。 裕福な貴族や商家の後妻か妾として使うつもりで引き取られ、その間、メイドを孕ませ捨てた子爵である父はもとより、義母、異母姉フローラからは蔑まれ、子爵家のメイドたちからも虐げられる日々を過ごしていた。 そうして過ごした二カ月後、フローラの代わりに生贄に捧げられると決まった。 引き返すことは許されず、みなが見守る中、決死の思いで神域へと続くといわれる大地の裂け目に飛び込んだ。 ――ぽよん、ぽよん。 辿り着いた神域で神が口にしたのは「生贄を必要としていないから帰れ」という言葉。 帰る家もなく、行き場を失ってしまったクラリスは、神であるディエテイルに仕える双子の神使・ルカとリオの口添えもあり、そのまま使用人として神域で暮らすことに。ぶっきらぼうに見えても実は優しく面倒見のいい神に惹かれるクラリスだが、人と神――この恋は叶わない。 人間の体は神域では生きられず、この想いだけを大事にしようしていたクラリスの体は緩やかな毒に蝕まれ始めていた。 前向きで明るい女の子と、なんだかんだで優しい神様の甘々×溺愛な恋のお話。 <作者より> 虐げられて神様への生贄に捧げられる事になっても屈しない明るい女の子と、そんな彼女に惹かれて最終的には溺愛してしまう神様の恋の物語です。 今日よりも明日、そしてその先に広がる未来でも。ふとした瞬間にも恋に落ちて想いを深めてしまう。 二人の恋のお話を楽しんで頂けますように。 『捧げられた生贄は、神様に恋して過ごしています(1)』には「プロローグ」~「第一章 幸せな時間のはじまり」(前半)までを収録
  • 宰相閣下の閨指南【完全版】1
    完結
    4.0
    「魔力の高い者ほど年より若く見える」という性質をもつ世界で、常識を超えた魔力をもつ宰相ローラントは、今年で50歳でありながら30歳ほどにしか見えないほど若々しく美しい容貌をしていた。 また、その容姿のせいだけでなく、女性の扱いにとても長けていると周りに思われており、いつも王宮中の女性の熱い視線を集めていた。 そんなある日、性戯に長けているという噂を買われ、ローラントは国王が新たに迎える寵姫に閨の手管を仕込む”夜の教育係”を命じられる。 「まってくれ。どうすれば――」 実はローラントはこれまでただの一人も女性に触れたことがない。 ばれたら大変だと心配するも、幸いなことに、寵姫として迎えられる予定のベアトリスは、素直で何も知らない箱入り娘の美少女だった。 うろたえながらも何とか教本通りに閨指南をこなすローラントだが、ベアトリスの初心な反応に夢中になっていく……。 齢50を過ぎているが体力も精力ともに強かった宰相閣下。はたして彼は、無事にお役目を全うできるのか?彼の遅かりし初恋の行方は!? <作者より> 若くてかっこいいイケオジがアワアワするのが書きたくて、このお話は生まれました。 精一杯虚勢を張ってヒロイン・ベアトリスに夜のご指導をするローラントと、彼の遅かりし初恋をお楽しみいただけたら嬉しいです。 『宰相閣下の閨指南【完全版】1』には「宰相閣下の新たな務め」~「寵姫の恋」(前半)までを収録
  • 捧げられた生贄は、神様に恋して過ごしています【完全版】1
    完結
    5.0
    この国では三十年に一度、神への生贄に生娘が捧げられる――生贄に選ばれた家には国から名誉と宝石や高額の支度金が支払われる。 慎ましく母娘二人で暮らしていたが母が亡くなり、ある日クラリスの元にデッセル子爵家から迎えが来た。 裕福な貴族や商家の後妻か妾として使うつもりで引き取られ、その間、メイドを孕ませ捨てた子爵である父はもとより、義母、異母姉フローラからは蔑まれ、子爵家のメイドたちからも虐げられる日々を過ごしていた。 そうして過ごした二カ月後、フローラの代わりに生贄に捧げられると決まった。 引き返すことは許されず、みなが見守る中、決死の思いで神域へと続くといわれる大地の裂け目に飛び込んだ。 ――ぽよん、ぽよん。 辿り着いた神域で神が口にしたのは「生贄を必要としていないから帰れ」という言葉。 帰る家もなく、行き場を失ってしまったクラリスは、神であるディエテイルに仕える双子の神使・ルカとリオの口添えもあり、そのまま使用人として神域で暮らすことに。ぶっきらぼうに見えても実は優しく面倒見のいい神に惹かれるクラリスだが、人と神――この恋は叶わない。 人間の体は神域では生きられず、この想いだけを大事にしようしていたクラリスの体は緩やかな毒に蝕まれ始めていた。 前向きで明るい女の子と、なんだかんだで優しい神様の甘々×溺愛な恋のお話。 <作者より> 虐げられて神様への生贄に捧げられる事になっても屈しない明るい女の子と、そんな彼女に惹かれて最終的には溺愛してしまう神様の恋の物語です。 今日よりも明日、そしてその先に広がる未来でも。ふとした瞬間にも恋に落ちて想いを深めてしまう。 二人の恋のお話を楽しんで頂けますように。 『捧げられた生贄は、神様に恋して過ごしています【完全版】1』には「プロローグ」~「第三章 ただ、傍にいたいだけ」(前半)までを収録
  • 元師匠は抱いてくれない~でも『治療行為』として毎晩淫らにイかされてます~【完全版】
    完結
    5.0
    公爵家の娘、エリーことエレオノールは政略結婚により、一回り年の離れた辺境伯オズワルドと結ばれた。 「俺が君を、女として愛することはない」 初夜にそう宣言され落ち込むエリー。 実は、オズワルドとエリーは世界でも希少な『治癒』の力を持っており、かつては師弟関係であったのだ。 オズワルドは自分の弟子であった彼女を思い、白い結婚と認められ離縁できるようになるまでの三年間を過ごすつもりでいた。 一方、実はエリーは幼い頃からオズワルドを慕っていた。どうにか彼に女性として見てもらえるようにならないかと奮闘するが、あっという間に月日が長れる。 残された時間はあと一年。 焦ったエリーは「恋のおまじない」として怪しい占い師(淫魔)に目をつけられて、淫紋を刻まれてしまう……。 「……でも、これをきっかけに先生に抱いてもらえるのでは……!?」 不謹慎にも、エリーは期待するが、そんなにうまくはいかないものだ。 「抱かずとも、絶頂に導くことはできる」 そうしてエリーは決して抱かれることはないまま、夜な夜な絶頂に導かれる……。 <作者より> 元弟子は抱けないというヒーロー×初恋の師匠に抱かれたいヒロインの、とにかくヒロインがヒーローに抱かれたがっているお話です。 淫紋を刻まれてもなお抱かれない……!? じれじれと、エリーの奮闘をお楽しみいただければと思います。
  • 羽より顔で選んだら絶倫軍人を独り占め!?(1)
    完結
    -
    「もっと乱れて、俺を求めろよ。お前は、俺だけを見て、俺だけ感じていればいい」 異世界に転生したら、天使のような白く大きな羽の生えた有翼種だったミア。同族の美醜を羽で判断する世界で、ミアは幸運なことに『有翼種的には』超絶美少女だった。 「折角美少女に転生したんだから、できたら自分好みのイケメン(前世基準)をゲットしたい!」 そんな欲望を胸に、国家主催で1年に1度開催されるお見合いに挑んだミア。超絶美少女としてこの世界で高嶺の花的存在のミアは、到着早々たくさんの男性に求愛されるが、正直好みの男性はいない。 そんな時出会ったのは、信じられないほど超絶美形の軍人グレン。顔がかっこいいのはもちろん、イケボで大人なグレンは明らかに自分とは縁がない……かと思いきや、なんとグレンはこの世界では非イケメン認定!? そう、グレンの持つグレーの羽では有翼種の女性からは全くモテないのだ。 ミアに突然声をかけられ、はじめは当然のように警戒したグレンだったが、どうやら本気でアプローチしてきているミアに、徐々に夢中になりのめり込んでいく――。 超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。 甘くドSで絶倫なグレンとの出会いから、爛れた発情期とラブラブな新婚生活まで! <作者より> 濃厚な発情ラブシーンが沢山ありますので、オメガバースものが好きな方、獣人ものが好きな方、ドSなヒーローがお好きな方、軍服がお好きな方、美醜逆転ものがお好きな方、ぜひぜひご覧ください! 独特の美醜感のある世界で、魅力的な女の子(種族的には)が自分好みの超絶男前(種族的には非イケメン)を追いかけたり、いつの間にか逆に追いかけられて甘々に口説かれていたリするラブコメディです! 嬉しいと羽がパタパタ動いたり、悲しいと羽がぺたん、と萎れたりする二人の姿や、物理的にも強いヒロインが活躍したり、いつも余裕のある態度を崩さない危険な男の色香が漂う男前(実はピュア)が照れたり、内心で悶えていたりしながら、ヒロインに振り回される姿を、ぜひぜひお楽しみ下さい! 『羽より顔で選んだら絶倫軍人を独り占め!?(1)』には「プロローグ」~「本編 美形にはいつまでたつても慣れない」までを収録
  • 砂漠の盗賊王と攫われた花嫁(1)
    完結
    -
    「ここから逃げ出してしまいたい……」 オアシスの街、アルマディナで暮らすドゥーヤ族の乙女ナディアは、残虐非道で強欲な権力者に見初められ、今宵まさにその清い身体を奪われんとしていた。 「願い通り、攫いに来たぞ」と彼女の元にあらわれたのは──。 背の高い均整の取れた体躯に見事な金髪と深紅の瞳を持つ、華やかなアラビアンファンタジーの王子様然とした『砂漠の盗賊王』ジャミールだった。 ナディアは、ジャミールと共にアルマディナから抜け出し、夜の砂漠を越え、遊牧民の街シストゥールに辿り着いた。 タフで絶倫で溺愛がすぎるジャミールと結婚し、新しい土地で、甘く幸せな生活を始めたのだが、ジャミールの出生の秘密により――。 溺愛スパダリヒーロー×おてんばお嬢様ヒロインの正統派アラビアンファンタジー! <作者より> 砂漠の熱風やオアシスの清涼感、華やかな衣装や豪華な建築物。大好きなアラビアンファンタジーらしい素敵なものを詰め込みました。 ヒーローヒロインと旅に出るような気持ちで読んでいただけると嬉しいです。 『砂漠の盗賊王と攫われた花嫁(1)』には「プロローグ」~「第一章 砂漠の盗賊王」(前半)までを収録
  • 不遇の占者は青い瞳の騎士に甘く乱される(1)
    完結
    -
    危険な麻薬「ローハ」を取り締まる専門部隊の隊長の王国騎士のウォルトは、摘発のため踏み込んだ屋敷で意識を失った人々と、危うい笑顔で老人を跨いでいた美しい若い女を助けた。 占い師として知らずに雇われ毒されたその女はヴィアといい、天涯孤独の平民だった。 屋敷から助け出された中で唯一助かったヴィアを、ぶっきらぼうながらも優しく慰め面倒を見てくれるウォルトと彼の部下たち。 行くあてのないヴィアは、ウォルトの誘いで騎士団とともに王都へ向かうことを決めた。 旅の最中のある夜のこと、ローハの後遺症としてヴィアの身体は急に火照りだし、快感を欲して疼きはじめる……。 我慢しきれない性衝動を鎮めて欲しいヴィアは、激しくウォルトを求めてしまう――!? 孤児な占い師と王国騎士、釣り合わない二人の恋の行方は……!? <作者より> 過酷な生活をしながらも明るさを失わない占い師ヴィアが、恋に対してだけは臆病になったり後ろ向きになったり。ままならない感情に悩みつつも、自分で進む道を決めて前を向いていく、そんな彼女の恋がどうなるのか見守っていただければと思います。 『不遇の占者は青い瞳の騎士に甘く乱される(1)』には「第一章 偶然の出会い」を収録
  • 不遇の占者は青い瞳の騎士に甘く乱される【完全版】
    完結
    -
    危険な麻薬「ローハ」を取り締まる専門部隊の隊長の王国騎士のウォルトは、摘発のため踏み込んだ屋敷で意識を失った人々と、危うい笑顔で老人を跨いでいた美しい若い女を助けた。 占い師として知らずに雇われ毒されたその女はヴィアといい、天涯孤独の平民だった。 屋敷から助け出された中で唯一助かったヴィアを、ぶっきらぼうながらも優しく慰め面倒を見てくれるウォルトと彼の部下たち。 行くあてのないヴィアは、ウォルトの誘いで騎士団とともに王都へ向かうことを決めた。 旅の最中のある夜のこと、ローハの後遺症としてヴィアの身体は急に火照りだし、快感を欲して疼きはじめる……。 我慢しきれない性衝動を鎮めて欲しいヴィアは、激しくウォルトを求めてしまう――!? 孤児な占い師と王国騎士、釣り合わない二人の恋の行方は……!? <作者より> 過酷な生活をしながらも明るさを失わない占い師ヴィアが、恋に対してだけは臆病になったり後ろ向きになったり。ままならない感情に悩みつつも、自分で進む道を決めて前を向いていく、そんな彼女の恋がどうなるのか見守っていただければと思います。
  • 砂漠の盗賊王と攫われた花嫁【完全版】1
    完結
    -
    「ここから逃げ出してしまいたい……」 オアシスの街、アルマディナで暮らすドゥーヤ族の乙女ナディアは、残虐非道で強欲な権力者に見初められ、今宵まさにその清い身体を奪われんとしていた。 「願い通り、攫いに来たぞ」と彼女の元にあらわれたのは──。 背の高い均整の取れた体躯に見事な金髪と深紅の瞳を持つ、華やかなアラビアンファンタジーの王子様然とした『砂漠の盗賊王』ジャミールだった。 ナディアは、ジャミールと共にアルマディナから抜け出し、夜の砂漠を越え、遊牧民の街シストゥールに辿り着いた。 タフで絶倫で溺愛がすぎるジャミールと結婚し、新しい土地で、甘く幸せな生活を始めたのだが、ジャミールの出生の秘密により――。 溺愛スパダリヒーロー×おてんばお嬢様ヒロインの正統派アラビアンファンタジー! <作者より> 砂漠の熱風やオアシスの清涼感、華やかな衣装や豪華な建築物。大好きなアラビアンファンタジーらしい素敵なものを詰め込みました。 ヒーローヒロインと旅に出るような気持ちで読んでいただけると嬉しいです。 『砂漠の盗賊王と攫われた花嫁【完全版】1』には「プロローグ」~「第三章 ジン」までを収録
  • 羽より顔で選んだら絶倫軍人を独り占め!?【完全版】
    完結
    4.5
    「もっと乱れて、俺を求めろよ。お前は、俺だけを見て、俺だけ感じていればいい」 異世界に転生したら、天使のような白く大きな羽の生えた有翼種だったミア。同族の美醜を羽で判断する世界で、ミアは幸運なことに『有翼種的には』超絶美少女だった。 「折角美少女に転生したんだから、できたら自分好みのイケメン(前世基準)をゲットしたい!」 そんな欲望を胸に、国家主催で1年に1度開催されるお見合いに挑んだミア。超絶美少女としてこの世界で高嶺の花的存在のミアは、到着早々たくさんの男性に求愛されるが、正直好みの男性はいない。 そんな時出会ったのは、信じられないほど超絶美形の軍人グレン。顔がかっこいいのはもちろん、イケボで大人なグレンは明らかに自分とは縁がない……かと思いきや、なんとグレンはこの世界では非イケメン認定!? そう、グレンの持つグレーの羽では有翼種の女性からは全くモテないのだ。 ミアに突然声をかけられ、はじめは当然のように警戒したグレンだったが、どうやら本気でアプローチしてきているミアに、徐々に夢中になりのめり込んでいく――。 超絶イケメン(同族には非モテ)に積極的にアピールする女の子(同族にモテモテ)と、突然超絶魅力的な女の子にアピールされて戸惑うイケメンの織りなすポップでエッチなラブコメディ。 甘くドSで絶倫なグレンとの出会いから、爛れた発情期とラブラブな新婚生活まで! <作者より> 濃厚な発情ラブシーンが沢山ありますので、オメガバースものが好きな方、獣人ものが好きな方、ドSなヒーローがお好きな方、軍服がお好きな方、美醜逆転ものがお好きな方、ぜひぜひご覧ください! 独特の美醜感のある世界で、魅力的な女の子(種族的には)が自分好みの超絶男前(種族的には非イケメン)を追いかけたり、いつの間にか逆に追いかけられて甘々に口説かれていたリするラブコメディです! 嬉しいと羽がパタパタ動いたり、悲しいと羽がぺたん、と萎れたりする二人の姿や、物理的にも強いヒロインが活躍したり、いつも余裕のある態度を崩さない危険な男の色香が漂う男前(実はピュア)が照れたり、内心で悶えていたりしながら、ヒロインに振り回される姿を、ぜひぜひお楽しみ下さい!
  • 首刈り騎士の最愛(1)
    完結
    -
    戦争大好きなリュジ帝国の第七皇女のミゼルカは、唯一娼婦上がりの側室の娘という事もあり幼い頃から冷遇されていた。 目立たないように地味に生きるミゼルカだが、数少ない従者の中で信頼をおいているのは侍女のフローラと護衛騎士のルーベンス。 ルーベンスはリュジ帝国で誰よりも強く、最も戦果を挙げており『首刈り』と呼ばれている実力者だった。 国王や皇太子の護衛騎士も断り、なぜかルーベンスは兄が妹の面倒を見るようにミゼルカを守っていた。 そんなある日、ミゼルカにやっと舞い込んだ縁談はテジミア王国の将軍との政略結婚。それはリュジ帝国がテジミアに戦争を仕掛けたいからだった。 思惑を知っているからこそ、ミゼルカは独りで嫁ごうとしたが、ルーベンスはついてきた……。 不器用だけどまっすぐで強い騎士と優しくてちょっと抜けているお姫様のお話です。 <作者より> 物騒でダウナー系だけど淡々と溺愛するマイペース男子と、地味で平凡だけど優しくて案外逞しい小動物系女子。兄妹のような距離感の主従という、自分の性癖を詰め込んだお話なので楽しく書きました。 少しでもお楽しみ頂けたら嬉しいです。 『首刈り騎士の最愛(1)』には「婚約話、浮上す」~「始まった嫁支度」までを収録
  • 公爵家の双子たち ~クラウディア編~(1)
    完結
    -
    女性向けラノベ クラウディアは幼馴染みで許婚であるエドワード皇子の態度がこのごろ冷たいことに悩み、関係解消を決意する。 別れを告げようとした王宮舞踏会の夜、皇太子死亡の報せを受けたエドワードがとつぜん豹変し、彼女の純潔を散らした。 「クラウディア、子どもがほしいよ、君と僕を永遠に繋ぐ、鎖がほしい……」 エドワードに快楽を教えられ堕とされていくクラウディアの純愛の行方は――? 「霹靂城の公爵令嬢シリーズ」第2弾です。本作は『公爵令嬢メアリーの偽装結婚』で結婚した二人の子供(双子)のお話です。 『公爵家の双子たち ~クラウディア編~(1)』には「プロローグ~デビュー前夜の双子たち」~「ここに孕んで」前半までを収録
  • もう我慢ばっかりしてられない~没落したら獣国の将軍に嫁ぐことになりました~(1)
    完結
    -
    伯爵令嬢のシェリルは、王太子の婚約者である姉の近衛騎士になるために剣の修行に励んでいた。 王や王妃不在のある日のパーティーで、王太子が心を寄せた男爵令嬢ローゼをいじめたという理由で、姉が突然婚約破棄されてしまった。 濡れ衣であったが、姉はすぐさま投獄され、そのまま地下牢の中で亡くなり、翌日に父親も事故で亡くなってしまった。 唯一残った家族である兄と没落した家を守るため、シェリルは、新たに王太子の婚約者になったローゼの近衛騎士として仕えながら、ローゼのいじめに耐える日々を過ごしていた。 迎えた王太子とローゼの結婚式当日。 披露宴会場に乗り込んできた賊の首謀者として疑われ、捕らえられそうになったとき、来賓としてその場にいた獣人の国・フランベルグの国王と、その護衛・コンラートに助けられる。 そのまま口裏を合わせているうちに、シェリルはコンラートと婚約をすることに。 婚約はシェリルを助けるためのその場しのぎだと思っていたら、どうやらコンラートは本気でシェリルとの結婚を望んでいたようで……? <作者より> つらくて苦しくて逃げ出したくても、我慢するしかない。そうした理不尽なことが、たくさんあると思います。 我慢して我慢して積みあげられた重圧に押しつぶされそうになったとき、救いの手を差し伸べてくれる人がいたら……きっと、その人はかけがえのない特別な人になるのではないでしょうか? これは、いじめられ続けたシェリルが自分を必要としてくれるかけがえのない人との出会いを通じて、本来の自分を取り戻していく物語です。もし、興味がおありでしたら、読んでくださると嬉しいです。 『もう我慢ばっかりしてられない~没落したら獣国の将軍に嫁ぐことになりました~(1)』には「第一章 とある近衛兵の憂鬱 一話 すべてのはじまり」~「第一章 とある近衛兵の憂鬱 四話 獣国の将軍」までを収録
  • 異世界で聖なるもふもふのお世話係~夜は私がなでなでされて困ります!~(1)
    完結
    -
    社畜女子がもふもふ聖獣のお世話係となって世界を救う!? いや、あっちの“お世話”もするなんて聞いてません! ブラック企業の社畜として毎晩遅くまで残業三昧の芦原美夜。メンタル闇落ち直前の美夜の唯一の癒しは、動物たちのもふもふ動画だけ。 その日も夜遅くに会社を出た美夜は、真っ白なもふもふの子犬を助けようと道路に飛び出した。 ――はい、どうやら異世界転移してしまったらしい。しかも、もふもふの子犬は異世界で崇められている水の聖獣で、美夜は聖女アーシャとしてその子犬……もとい聖獣様のリオを立派に育てる役目を与えられてしまう。 「社畜から抜けだせた上に、もふもふわんこのお世話ができるなんて!」 喜んでもふもふのリオ様のお世話係として過ごしていたある日、リオが小悪魔系美少年に変身した! しかも、年下とは思えない色気をダダ漏れさせてアーシャに迫ってくる始末。 どうやら“お世話”にはそっちの“お世話”も含まれているとのこと。 さらに、ラテン系マッチョ(元の姿はどう見てもハムスター)、ツンデレ美青年(元の姿はどう見ても垂れ耳ウサギ)のお世話もすることになり、アーシャと3人の美男子の溺愛ハーレム生活が始まる! <作者より> 現実逃避にピッタリ! もふもふに癒され、年下&年上の個性的な男子たちに無条件で愛される、疲れた心と身体に優しいちょっとだけ大人向けのラブコメです。 『異世界で聖なるもふもふのお世話係~夜は私がなでなでされて困ります!~(1)』には「底辺社畜からVIP扱いの聖女になる」~「ウマい話には甘いワナがある」までを収録
  • もう我慢ばっかりしてられない~没落したら獣国の将軍に嫁ぐことになりました~【完全版】
    完結
    3.0
    伯爵令嬢のシェリルは、王太子の婚約者である姉の近衛騎士になるために剣の修行に励んでいた。 王や王妃不在のある日のパーティーで、王太子が心を寄せた男爵令嬢ローゼをいじめたという理由で、姉が突然婚約破棄されてしまった。 濡れ衣であったが、姉はすぐさま投獄され、そのまま地下牢の中で亡くなり、翌日に父親も事故で亡くなってしまった。 唯一残った家族である兄と没落した家を守るため、シェリルは、新たに王太子の婚約者になったローゼの近衛騎士として仕えながら、ローゼのいじめに耐える日々を過ごしていた。 迎えた王太子とローゼの結婚式当日。 披露宴会場に乗り込んできた賊の首謀者として疑われ、捕らえられそうになったとき、来賓としてその場にいた獣人の国・フランベルグの国王と、その護衛・コンラートに助けられる。 そのまま口裏を合わせているうちに、シェリルはコンラートと婚約をすることに。 婚約はシェリルを助けるためのその場しのぎだと思っていたら、どうやらコンラートは本気でシェリルとの結婚を望んでいたようで……? <作者より> つらくて苦しくて逃げ出したくても、我慢するしかない。そうした理不尽なことが、たくさんあると思います。 我慢して我慢して積みあげられた重圧に押しつぶされそうになったとき、救いの手を差し伸べてくれる人がいたら……きっと、その人はかけがえのない特別な人になるのではないでしょうか? これは、いじめられ続けたシェリルが自分を必要としてくれるかけがえのない人との出会いを通じて、本来の自分を取り戻していく物語です。もし、興味がおありでしたら、読んでくださると嬉しいです。
  • 異世界で聖なるもふもふのお世話係~夜は私がなでなでされて困ります!~【完全版】
    完結
    3.0
    社畜女子がもふもふ聖獣のお世話係となって世界を救う!? いや、あっちの“お世話”もするなんて聞いてません! ブラック企業の社畜として毎晩遅くまで残業三昧の芦原美夜。メンタル闇落ち直前の美夜の唯一の癒しは、動物たちのもふもふ動画だけ。 その日も夜遅くに会社を出た美夜は、真っ白なもふもふの子犬を助けようと道路に飛び出した。 ――はい、どうやら異世界転移してしまったらしい。しかも、もふもふの子犬は異世界で崇められている水の聖獣で、美夜は聖女アーシャとしてその子犬……もとい聖獣様のリオを立派に育てる役目を与えられてしまう。 「社畜から抜けだせた上に、もふもふわんこのお世話ができるなんて!」 喜んでもふもふのリオ様のお世話係として過ごしていたある日、リオが小悪魔系美少年に変身した! しかも、年下とは思えない色気をダダ漏れさせてアーシャに迫ってくる始末。 どうやら“お世話”にはそっちの“お世話”も含まれているとのこと。 さらに、ラテン系マッチョ(元の姿はどう見てもハムスター)、ツンデレ美青年(元の姿はどう見ても垂れ耳ウサギ)のお世話もすることになり、アーシャと3人の美男子の溺愛ハーレム生活が始まる! <作者より> 現実逃避にピッタリ! もふもふに癒され、年下&年上の個性的な男子たちに無条件で愛される、疲れた心と身体に優しいちょっとだけ大人向けのラブコメです。
  • 公爵家の双子たち2(イザベラ編)【完全版】 ~霹靂城の公爵令嬢シリーズ3~
    完結
    -
    『公爵令嬢メアリーの偽装結婚』で結婚した二人の子供である双子のイザベラのお話(霹靂城の公爵令嬢シリーズ3)です。 エドワード皇子のもとへ嫁いだクラウディアとは異なり、自由を満喫しているイザベラ。 嫁ぎもせずに2年間の看護学校を経て久しぶりに屋敷に戻ってきた。 しかし、”いつでも恋人になれる両想いの関係”であった幼馴染のアルバートがただの使用人として慇懃な口調で「執事」然としていることが気に入らない。 しかも、相思相愛のはずなのに、アルバートは身分違いのイザベラを勝手に諦めて、突然、志願し戦争に行くという。 ――まるでわたしから逃げるみたいに……。 どうしても意思が変わらないアルバートに半ば脅すように、キスをねだったイザベラだが結局は意地を張り喧嘩別れのようになってしまった。 そんなある日、アルバートの戦死の報せが届く。 「そんなの嘘よ。アルバートは生きてる!」 そう信じて、身分を偽り従軍看護師として戦地へ赴いたイザベラが見つけたのは、記憶喪失になりイザベラのことをまったく憶えていないアルバートだった。 ※電子書籍書き下ろし番外編『我慢できない皇子』『アルバートの幸福な結論』も収録
  • 首刈り騎士の最愛【完全版】
    完結
    -
    戦争大好きなリュジ帝国の第七皇女のミゼルカは、唯一娼婦上がりの側室の娘という事もあり幼い頃から冷遇されていた。 目立たないように地味に生きるミゼルカだが、数少ない従者の中で信頼をおいているのは侍女のフローラと護衛騎士のルーベンス。 ルーベンスはリュジ帝国で誰よりも強く、最も戦果を挙げており『首刈り』と呼ばれている実力者だった。 国王や皇太子の護衛騎士も断り、なぜかルーベンスは兄が妹の面倒を見るようにミゼルカを守っていた。 そんなある日、ミゼルカにやっと舞い込んだ縁談はテジミア王国の将軍との政略結婚。それはリュジ帝国がテジミアに戦争を仕掛けたいからだった。 思惑を知っているからこそ、ミゼルカは独りで嫁ごうとしたが、ルーベンスはついてきた……。 不器用だけどまっすぐで強い騎士と優しくてちょっと抜けているお姫様のお話です。 <作者より> 物騒でダウナー系だけど淡々と溺愛するマイペース男子と、地味で平凡だけど優しくて案外逞しい小動物系女子。兄妹のような距離感の主従という、自分の性癖を詰め込んだお話なので楽しく書きました。 少しでもお楽しみ頂けたら嬉しいです。
  • 王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです【完全版】
    完結
    4.5
    「現在殿下は9歳頃に精神退行されています」 幼くして王太子グレンオールの婚約者となった公爵令嬢のレティシア。 王太子妃となるため必死に努力してきたレティシアだったが、いつの間にかグレンオールに冷遇され、距離を置かれ、婚姻をも延期をされたことで社交会では不仲の噂が立っていた。そんな中、十八歳になったばかりの夜会で、とある事件が起きた。レティシアが謝罪の手紙を出しても一向に取りあえってもらえず一ヶ月が過ぎていたが、ある日突然王宮に呼び出された。 そこにいたのは、見た目は大人のままなのに、9歳に精神退行してしまったグレンオールだった……!? 「氷の王太子」と呼ばれるほどの表情に乏しいグレンオールが、満面の笑みで両手を広げ、大きな体でレティシアに抱き着いてくるのだ。精神退行の原因も解決策もわからず頭を抱える中、9歳のグレンオールが興味を持ったのは、レティシアのふわふわなおっぱい。  「なんだろ、すごく柔らかいね。ふわふわしてて美味しそう」 興味津々のグレンオールに胸を弄られ、思わず感じてしまうレティシアだったが、その瞬間グレンオールが一瞬元に戻った!? グレンオールが性的興奮を覚えれば元に戻る!という仮説が立てられ、もちろん白羽の矢が立ったのはレティシアで――! <作者より> 初めて書いた物語を書籍化していただけて幸せです。 自分の好きな設定ばかりを詰め込んだお話です。 王太子妃として立派であろうと努力するレティシアと、レティシアへの想いを募らせすぎて拗らせてしまうグレンオール。二人のすれ違いから生まれる物語を楽しんでいただけたらと思います。 書き下ろしで、番外編を書かせていただきました。もう一人の拗らせ男のエピソードも楽しんでいただけましたら幸いです。
  • 王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです(1)
    完結
    -
    「現在殿下は9歳頃に精神退行されています」 幼くして王太子グレンオールの婚約者となった公爵令嬢のレティシア。 王太子妃となるため必死に努力してきたレティシアだったが、いつの間にかグレンオールに冷遇され、距離を置かれ、婚姻をも延期をされたことで社交会では不仲の噂が立っていた。そんな中、十八歳になったばかりの夜会で、とある事件が起きた。レティシアが謝罪の手紙を出しても一向に取りあえってもらえず一ヶ月が過ぎていたが、ある日突然王宮に呼び出された。 そこにいたのは、見た目は大人のままなのに、9歳に精神退行してしまったグレンオールだった……!? 「氷の王太子」と呼ばれるほどの表情に乏しいグレンオールが、満面の笑みで両手を広げ、大きな体でレティシアに抱き着いてくるのだ。精神退行の原因も解決策もわからず頭を抱える中、9歳のグレンオールが興味を持ったのは、レティシアのふわふわなおっぱい。  「なんだろ、すごく柔らかいね。ふわふわしてて美味しそう」 興味津々のグレンオールに胸を弄られ、思わず感じてしまうレティシアだったが、その瞬間グレンオールが一瞬元に戻った!? グレンオールが性的興奮を覚えれば元に戻る!という仮説が立てられ、もちろん白羽の矢が立ったのはレティシアで――! <作者より> 初めて書いた物語を書籍化していただけて幸せです。 自分の好きな設定ばかりを詰め込んだお話です。 王太子妃として立派であろうと努力するレティシアと、レティシアへの想いを募らせすぎて拗らせてしまうグレンオール。二人のすれ違いから生まれる物語を楽しんでいただけたらと思います。 書き下ろしで、番外編を書かせていただきました。もう一人の拗らせ男のエピソードも楽しんでいただけましたら幸いです。 『王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです(1)』には「王太子の将来は私の性的魅力にかかっているそうです」(前半)を収録
  • 私のおデブな旦那様(1)
    完結
    -
    「僕と偽装結婚してくれませんか?」 貧乏な子爵家の令嬢であるソフィアは、困窮する家を助けるため金持ちの老人に売り渡されそうになっていた。悲しい気持ちを吹き飛ばすため、家庭教師の仕事で貰ったなけなしのお駄賃を片手にアイスクリームの屋台へやってきたソフィア。 「「キャラメルナッツマーブルアイスください」」 偶然にも同じアイスを注文したのは、風船のように膨らみ、むちむちと太った大きな男性だった。魔法省の職員だという男はリチャードと名乗った。そのまま一緒にアイスを食べながらソフィアの事情を聞いたリチャードは、あろうことかソフィアに偽装結婚の提案をしてきたのだ。 話をきくと、リチャードも意に沿わない相手との結婚を迫られているらしい。さらに、どうやらお金持ちらしく、ソフィアの実家の為にお金も出せると言う。こんな優しそうな人が、我が家の金ヅルになってしまう……。申し訳ない気持ちでいっぱいのソフィアだったが、リチャードに押し切られる形で偽装結婚の話を受けることに。 そして始まった夫婦生活は、偽りとはいえソフィアにとっては幸せなものだった。常にソフィアに優しく、ソフィアの作ったお菓子を美味しそうに食べるリチャードに、ソフィアは徐々に心を奪われていく。 しかし、リチャードには隠していた本当の姿が――!? 地味で薄幸なヒロインが、実はイケメンなむっちり巨漢ヒーローに溺愛される!? <作者より> 書籍化のお話を頂いたのが、この作品なのは驚きを隠せません。作者としては可愛い話です。ディックとフィフィをよろしくお願いします。 『私のおデブな旦那様(1)』には「1 キャラメルナッツマーブルアイス 」~「10 憂鬱な昼食」までを収録
  • 幼な妻は公爵閣下の寵愛に蕩ける(1)
    完結
    -
    国王の命令で、23歳も年上の元修道士、テリー・ミドルトン公爵と結婚することになったクリスティーナ。 大恋愛の末にテリー・ミドルトン公爵をものにした、と皆に羨ましがられるクリスティーナだったが、実は彼女には大きな秘密があった。 「――本当はわたくしたちの間に、世紀の大恋愛なんて存在しないんですものっ!!」 本当のところ政略的な結婚ではあったけれど、クリスティーナは一目見てテリーの大人の色気に心を奪われたのだ。しかし、そんなクリスティーナの気持ちもつゆ知らず……テリーは優しい夫ではあったが一度たりとも触れようともしない。クリスティーナは人妻だというのに、清らかな乙女だったのだ。 なんとか距離を縮めたい、そして抱いてほしい‼と考えあの手この手でテリーに迫るも、肝心のテリーに避けられ続け……。 ふたりのすれ違いは年の差のせいなのか?それとも……。 不惑を超えたハイスペックで実は絶倫だったオジサマと、可憐なオジサマ好きの令嬢。年の差23歳の不器用な二人が織りなす、甘く蕩ける官能ラブストーリー! <作者より> 2020年に個人出版で発行したイケオジ&童貞がテーマのアンソロジー作品が、商業作品として生まれ変わりました。 約八万字の加筆を施し、溺愛とエロスをたっぷり増量。 年の差&イケオジ愛に溢れた本作を、ぜひご堪能ください。 『幼な妻は公爵閣下の寵愛に蕩ける(1)』には「第一章 お茶会は針のむしろ」~「第一章 望んでください」までを収録
  • 私のおデブな旦那様【完全版】1
    完結
    4.0
    「僕と偽装結婚してくれませんか?」 貧乏な子爵家の令嬢であるソフィアは、困窮する家を助けるため金持ちの老人に売り渡されそうになっていた。悲しい気持ちを吹き飛ばすため、家庭教師の仕事で貰ったなけなしのお駄賃を片手にアイスクリームの屋台へやってきたソフィア。 「「キャラメルナッツマーブルアイスください」」 偶然にも同じアイスを注文したのは、風船のように膨らみ、むちむちと太った大きな男性だった。魔法省の職員だという男はリチャードと名乗った。そのまま一緒にアイスを食べながらソフィアの事情を聞いたリチャードは、あろうことかソフィアに偽装結婚の提案をしてきたのだ。 話をきくと、リチャードも意に沿わない相手との結婚を迫られているらしい。さらに、どうやらお金持ちらしく、ソフィアの実家の為にお金も出せると言う。こんな優しそうな人が、我が家の金ヅルになってしまう……。申し訳ない気持ちでいっぱいのソフィアだったが、リチャードに押し切られる形で偽装結婚の話を受けることに。 そして始まった夫婦生活は、偽りとはいえソフィアにとっては幸せなものだった。常にソフィアに優しく、ソフィアの作ったお菓子を美味しそうに食べるリチャードに、ソフィアは徐々に心を奪われていく。 しかし、リチャードには隠していた本当の姿が――!? 地味で薄幸なヒロインが、実はイケメンなむっちり巨漢ヒーローに溺愛される!? <作者より> 書籍化のお話を頂いたのが、この作品なのは驚きを隠せません。作者としては可愛い話です。ディックとフィフィをよろしくお願いします。 『私のおデブな旦那様【完全版】1』には「1 キャラメルナッツマーブルアイス 」~「25 再会」までを収録
  • 幼な妻は公爵閣下の寵愛に蕩ける【完全版】
    完結
    5.0
    国王の命令で、23歳も年上の元修道士、テリー・ミドルトン公爵と結婚することになったクリスティーナ。 大恋愛の末にテリー・ミドルトン公爵をものにした、と皆に羨ましがられるクリスティーナだったが、実は彼女には大きな秘密があった。 「――本当はわたくしたちの間に、世紀の大恋愛なんて存在しないんですものっ!!」 本当のところ政略的な結婚ではあったけれど、クリスティーナは一目見てテリーの大人の色気に心を奪われたのだ。しかし、そんなクリスティーナの気持ちもつゆ知らず……テリーは優しい夫ではあったが一度たりとも触れようともしない。クリスティーナは人妻だというのに、清らかな乙女だったのだ。 なんとか距離を縮めたい、そして抱いてほしい‼と考えあの手この手でテリーに迫るも、肝心のテリーに避けられ続け……。 ふたりのすれ違いは年の差のせいなのか?それとも……。 不惑を超えたハイスペックで実は絶倫だったオジサマと、可憐なオジサマ好きの令嬢。年の差23歳の不器用な二人が織りなす、甘く蕩ける官能ラブストーリー! <作者より> 2020年に個人出版で発行したイケオジ&童貞がテーマのアンソロジー作品が、商業作品として生まれ変わりました。 約八万字の加筆を施し、溺愛とエロスをたっぷり増量。 年の差&イケオジ愛に溢れた本作を、ぜひご堪能ください。
  • 偽りの双子は愛欲に溺れる(1)
    完結
    -
    ルーナとヘリオは、幼い頃に捨てられた孤児の双子。二人は血の繋がりがある双子であることを唯一心の支えとしており、孤児院での暮らしは貧しかったけれど二人は仲良く暮らしていた。 しかしある日、孤児院を訪れた魔術師によってヘリオが実は貴族の子でありルーナと双子ではないことが証明されてしまった。その事実を知った夜、突然態度を変えたヘリオはルーナの純潔を無理やり奪ってしまう。動揺するルーナに「迎えに来る」と言い残して、ヘリオは魔術師と共に孤児院を去った。 そして五年の月日が経ち、孤児院に姿を現したヘリオ。 「もう『姉さん』なんて呼びたくないんだ」 「私たちは血が繋がってなくても姉弟なのよ?」 血の繋がりがないと分かってルーナに想いをぶつけるヘリオと、弟だと言って拒み続けるルーナ。しかし、ヘリオに押し倒され肌を重ねていくうちに徐々に溺れていき……。 そんなふたりの関係を知り、ルーナを狙う魔術師。姉弟ではないにも関わらず、容姿の似ているルーナとヘリオ。二人の本当の出生の秘密と、恋の行方は――!?  <作者より> あいもかわらず、こじらせド執着男の重たすぎる愛情が大好きです。よろしければお付き合いください。 『偽りの双子は愛欲に溺れる(1)』には「双子の絆」~「唐突な迎え」までを収録
  • 無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~(1)
    完結
    -
    父親の再婚による義理の家族からの虐待を受け、亡き母が最期を過ごした修道院に身を寄せていた無口な令嬢ライラ。 長年放置をされていたが、突如父親が訪ねてきて、修道院への援助と引き換えに、義姉の『魔界招集』の身代わりになってくれと取引を持ち掛けられる。 そうーー魔界から強制されて各国から「健康で未婚の貴族の令嬢」が魔界に差し出されるのだ。 魔族の子供を産むために嫁ぐ……魔界でどんな魔族に娶られるのか命の保証があるのか、何一つわからない。だが、修道院を守るため、そして家族に復讐するために、ライラは身代わりを引き受けることに。 『魔界召集』で転移された日、魔界で力を持つサテュロス族の当主ダリルの妻となった。 一見好色で軽いだけの男に見えるダリルだが、復讐に魔界を利用しようとしているライラの思惑に気づき、彼女を抱くたびに心も体も徐々に暴いていく。 「あんたみたいな体は、薄暗いところで肌がほのかにぼんやり浮かびあがる。それがエロくてぞくぞくするんだよな……」 軽薄に見えて本当は硬派なダリルと、穏やかに見えて苛烈さを内に秘めるライラ。 打算的な関係で良いと割り切っていたはずの二人が、復讐劇をめぐりながら近付いていく短くも濃厚な10日間の物語。 <作者より> 体から繋がってしまう関係が好きです。愛していない男に体をもてあそばれているように見えて、その実甘やかされているシチュエーションはさらに好物です。それを何度も重ね、恐れながらも徐々に心まで甘やかされていく過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。 不遇なご令嬢はみんな各種ハイスぺ男子(ちょっと俺様だとより良い)に幸せにしてもらえばいいと思います。 『無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~(1)』には「プロローグ」~「一日目」までを収録
  • 迷探偵令嬢は怪盗プリンスを捕まえたい!(1)
    完結
    -
    侯爵令嬢のアイリーンが今夢中になっているのは、巷でも大人気の探偵小説『名探偵シャーリー』シリーズだ。アイリーンは、貴族でありながら名探偵になることを夢にみている、まだまだ夢見がちな少女だった。 13歳の誕生日を目前に控えたある日、アイリーンは王妃主催のお茶会に招待される。王太子の婚約者探しを兼ねたお茶会への参加を、興味がないからと嫌がるアイリーン。しかし両親に本をご褒美にするからと説得され、しぶしぶお茶会に参加することに。しかし、そこで目の当たりにした王太子のエドガーに、見事に心を奪われてしまい――!? 『エドガー殿下、なんて素敵なの。するりと私の心を奪ってしまわれた。きっと殿下は、怪盗なのだわ!』 名探偵シャーリーシリーズに登場する怪盗を連想したアイリーンは、こっそりとエドガーを『怪盗プリンス』と名付け、探偵となり彼の素顔を暴くと意気込む。 探偵と名乗りはじめたアイリーンに巻き起こる事件の数々。アイリーンの華麗なる(?)事件解決を知った王太子エドガーは、アイリーンの探偵活動を支援したいと申し出て――!? お転婆迷探偵令嬢と、ちょっぴり腹黒い王子様のミステリーラブコメ! <作者より> 探偵ものではありますが、この作品では凄惨な事件は起こりません。 くすっと笑えて、成長を喜び応援できる、読み終わった後、ハッピーな気持ちになれるような作品を書きたいと思い、この作品を書きました。 この作品を手に取り、読んでくださった全ての読者様へ、感謝申し上げます。 『迷探偵令嬢は怪盗プリンスを捕まえたい!(1)』には「ファイル1 恋心窃盗事件 怪盗プリンス爆誕」~「ファイル4 令嬢ハンカチ窃盗事件 証言と真相」までを収録
  • 偽りの双子は愛欲に溺れる【完全版】1
    完結
    -
    ルーナとヘリオは、幼い頃に捨てられた孤児の双子。二人は血の繋がりがある双子であることを唯一心の支えとしており、孤児院での暮らしは貧しかったけれど二人は仲良く暮らしていた。 しかしある日、孤児院を訪れた魔術師によってヘリオが実は貴族の子でありルーナと双子ではないことが証明されてしまった。その事実を知った夜、突然態度を変えたヘリオはルーナの純潔を無理やり奪ってしまう。動揺するルーナに「迎えに来る」と言い残して、ヘリオは魔術師と共に孤児院を去った。 そして五年の月日が経ち、孤児院に姿を現したヘリオ。 「もう『姉さん』なんて呼びたくないんだ」 「私たちは血が繋がってなくても姉弟なのよ?」 血の繋がりがないと分かってルーナに想いをぶつけるヘリオと、弟だと言って拒み続けるルーナ。しかし、ヘリオに押し倒され肌を重ねていくうちに徐々に溺れていき……。 そんなふたりの関係を知り、ルーナを狙う魔術師。姉弟ではないにも関わらず、容姿の似ているルーナとヘリオ。二人の本当の出生の秘密と、恋の行方は――!?  <作者より> あいもかわらず、こじらせド執着男の重たすぎる愛情が大好きです。よろしければお付き合いください。 『偽りの双子は愛欲に溺れる【完全版】1』には「双子の絆」~「何気ない会話」までを収録
  • 迷探偵令嬢は怪盗プリンスを捕まえたい!【完全版】1
    完結
    -
    侯爵令嬢のアイリーンが今夢中になっているのは、巷でも大人気の探偵小説『名探偵シャーリー』シリーズだ。アイリーンは、貴族でありながら名探偵になることを夢にみている、まだまだ夢見がちな少女だった。 13歳の誕生日を目前に控えたある日、アイリーンは王妃主催のお茶会に招待される。王太子の婚約者探しを兼ねたお茶会への参加を、興味がないからと嫌がるアイリーン。しかし両親に本をご褒美にするからと説得され、しぶしぶお茶会に参加することに。しかし、そこで目の当たりにした王太子のエドガーに、見事に心を奪われてしまい――!? 『エドガー殿下、なんて素敵なの。するりと私の心を奪ってしまわれた。きっと殿下は、怪盗なのだわ!』 名探偵シャーリーシリーズに登場する怪盗を連想したアイリーンは、こっそりとエドガーを『怪盗プリンス』と名付け、探偵となり彼の素顔を暴くと意気込む。 探偵と名乗りはじめたアイリーンに巻き起こる事件の数々。アイリーンの華麗なる(?)事件解決を知った王太子エドガーは、アイリーンの探偵活動を支援したいと申し出て――!? お転婆迷探偵令嬢と、ちょっぴり腹黒い王子様のミステリーラブコメ! <作者より> 探偵ものではありますが、この作品では凄惨な事件は起こりません。 くすっと笑えて、成長を喜び応援できる、読み終わった後、ハッピーな気持ちになれるような作品を書きたいと思い、この作品を書きました。 この作品を手に取り、読んでくださった全ての読者様へ、感謝申し上げます。 『迷探偵令嬢は怪盗プリンスを捕まえたい!【完全版】1』には「ファイル1 恋心窃盗事件 怪盗プリンス爆誕」~「ファイル14 王宮連続窃盗事件 捜査一日目」までを収録
  • 無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~【完全版】1
    完結
    -
    父親の再婚による義理の家族からの虐待を受け、亡き母が最期を過ごした修道院に身を寄せていた無口な令嬢ライラ。 長年放置をされていたが、突如父親が訪ねてきて、修道院への援助と引き換えに、義姉の『魔界招集』の身代わりになってくれと取引を持ち掛けられる。 そうーー魔界から強制されて各国から「健康で未婚の貴族の令嬢」が魔界に差し出されるのだ。 魔族の子供を産むために嫁ぐ……魔界でどんな魔族に娶られるのか命の保証があるのか、何一つわからない。だが、修道院を守るため、そして家族に復讐するために、ライラは身代わりを引き受けることに。 『魔界召集』で転移された日、魔界で力を持つサテュロス族の当主ダリルの妻となった。 一見好色で軽いだけの男に見えるダリルだが、復讐に魔界を利用しようとしているライラの思惑に気づき、彼女を抱くたびに心も体も徐々に暴いていく。 「あんたみたいな体は、薄暗いところで肌がほのかにぼんやり浮かびあがる。それがエロくてぞくぞくするんだよな……」 軽薄に見えて本当は硬派なダリルと、穏やかに見えて苛烈さを内に秘めるライラ。 打算的な関係で良いと割り切っていたはずの二人が、復讐劇をめぐりながら近付いていく短くも濃厚な10日間の物語。 <作者より> 体から繋がってしまう関係が好きです。愛していない男に体をもてあそばれているように見えて、その実甘やかされているシチュエーションはさらに好物です。それを何度も重ね、恐れながらも徐々に心まで甘やかされていく過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。 不遇なご令嬢はみんな各種ハイスぺ男子(ちょっと俺様だとより良い)に幸せにしてもらえばいいと思います。 『無口令嬢の秘密は魔族に優しく暴かれる~両想いまでの10日間~【完全版】1』には「プロローグ」~「六日目」(前半)までを収録
  • 愛の為ならしかたない(1)
    -
    「さあ、反撃を始めましょう」 婚約して十年。幼い二人は穏やかだけれど確実にはぐくんだ愛を芽吹かせたはず……侯爵令嬢アイリーン・カサンドラは王太子レオンの婚約者であり、彼の成人を機に結婚するはずだった。しかし成人を目前にして、王太子の心はほかの女性に奪われ、大勢の前で王太子から婚約解消宣言を受けた。 ――それは、ほかならぬアイリーン自身が選んだ道だった。そう、すべては愛する国の為――。 わかっていたはずなのに取り乱してしまう心。この原因を、アイリーンは許さない。猟犬と呼ばれているカサンドラ侯爵家の所以を思い知るがいい! 陛下を巻き込んで反撃を行った結果、継承権を手放し国を出たはずの、王弟キースに王位が回ってきた。 王位継承に変わりはいれど「王太子妃」に代わりはいないと受け入れる。 二人っきりになり、キースに所詮レオンでなくて良かったのだなと問われ、アイリーンはごまかし続けていた本音を思わずこぼしてしまう。 『勝手に甘やかすさ。妻をいかに甘やかすか、夫の腕の見せ所だろう』『まだ、婚約もしていませんわ』『その為の努力は惜しまんよ――俺は、あなたの心がほしいーー』そんな会話の中で泣きつかれ眠ってしまったアイリーン。一回り以上も下の娘の泣き顔に惚れたキースは翌日より動き出す……。 年上で俺様な王弟殿下の溺愛ぶりに振り回されながらも、真実の愛を見出し幸せになるお話。 <作者より> はじめまして。自分の好きを好きなだけ詰め込み、好き勝手に書きなぐったお話です。 どいつもこいつも恋に生き愛に生きる脳筋ばっかりで、ドタバタ騒がしい困った子達ですが、それで彼らは幸せなので諦めましょう。愛の為ならしかたないのです。 わたしの性癖の盛り合わせのようなお話ですが、あなたにも愛していただけたら嬉しいです。 『愛の為ならしかたない(1)』には「第一章 愛の為ならしかたない プロローグ」~「第一章 愛の為ならしかたない 03 二人と独りと一人とヒトリとひとり」までを収録
  • 五年で私を愛せなければ離縁してください(1)
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    伯爵家の三姉妹――聡明な姉と可憐な妹の間に挟まれている次女は容姿も頭脳も平凡。 そんなコルネリアにある日、婚約の打診が入った。 お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。 トントンと話が進み、わずか数カ月という異例の婚約期間の末に式を迎えるが、その間に顔を合わせたこともなく、初めて彼の声を聞いたのは結婚式での誓いの言葉だった。 「申しわけないが、貴女を愛することはない」 式を終えて、初めて二人きりとなった初夜で彼が放った一言。 何の理由もなしに平凡な私を欲する人間がいるわけがない……自身でもそう思っていたコルネリアだが、だからといって初夜でそういわれて許せるかといえば別の話。 シュテファンが婚約を申し込んできた真意を知り、逆に仕返しをしてやろうと強く決心をするコルネリアは、今すぐに離縁をするのではなく、ある条件を提示する。 「五年の間に私を愛せなかった場合は離縁してください」 生まれ育った環境から、恋愛感情を知らなかったコルネリアとシュテファンの不器用な恋物語。 <作者より> マイナスから始まった二人の結婚生活。 けれどお相手にも新生活にも不満はない。嫌がらせも受けるけれど、人気者と結婚した宿命。 そう思っていたけれど、たまりにたまったストレスと夫からの心ない言葉にヒロインは激怒します。 夫にも嫌がらせをしてきた令嬢達にもやり返す! 自分のやり方で! そんな少し捻くれたヒロインと、実は純情ヘタレなヒーローの恋愛です。 『五年で私を愛せなければ離縁してください(1)』には「突然の婚約と婚姻 1」~「知りたくなかった真実 4」までを収録
  • 好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました(1)
    -
    父親の借金のせいで、ものすごく貧乏な伯爵令嬢アンネリカ・フローレス。 彼女は密かに、同級生で公爵令息のディラン・ファイザバードに思いを寄せていた。しかし、家のために学院を卒業する一年後、隣国の三十歳も年上のお金持ちの男の元に嫁ぐことが決まっていた。 それにディランにはすでに秘密の恋人がおり、その恋人は実は王太子の婚約者の公爵令嬢であったので、眺めるだけで満足していた。 ある日、王太子が公爵令嬢の浮気を疑っているという噂が出る。 王太子を欺くため、ディランがカモフラージュの恋人役を探し始めたという話しを立ち聞きしたアンネリカは、自ら立候補し、見事ディランの恋人役に内定。 どうせ好きでもない人の元に嫁がなくてはいけないなら、最後の期間くらい好きな人と過ごしたい。一年で一生分の思い出を作るんだから! そう思って始まった恋人役。最初はそっけなかったのに、アリバイのためのデートや交流を重ねていくうちに、だんだんとディランの様子がおかしくなり……。 まっすぐでポジティブ思考の鈍感娘アンネリカと、日に日に彼女に執着していく実は危険な男ディランの、ちょっとアブナイ恋のお話しです。 <作者より> ヒロインに執着する、ちょっと危険なヒーローを書きたくて生まれた作品です。紳士的に見えたヒーローが次第にヒロインに執着するとともに病んでいくのに対し、全くヒーローの気持ちに気がつかないヒロイン。 そんな二人の恋の行方を楽しんでいただければ嬉しいです。   『好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました(1)』には「恋人役、ぜひ私にやらせてください」~「二人でお出かけをすることになりました」までを収録
  • 好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました【完全版】1
    4.5
    父親の借金のせいで、ものすごく貧乏な伯爵令嬢アンネリカ・フローレス。 彼女は密かに、同級生で公爵令息のディラン・ファイザバードに思いを寄せていた。しかし、家のために学院を卒業する一年後、隣国の三十歳も年上のお金持ちの男の元に嫁ぐことが決まっていた。 それにディランにはすでに秘密の恋人がおり、その恋人は実は王太子の婚約者の公爵令嬢であったので、眺めるだけで満足していた。 ある日、王太子が公爵令嬢の浮気を疑っているという噂が出る。 王太子を欺くため、ディランがカモフラージュの恋人役を探し始めたという話しを立ち聞きしたアンネリカは、自ら立候補し、見事ディランの恋人役に内定。 どうせ好きでもない人の元に嫁がなくてはいけないなら、最後の期間くらい好きな人と過ごしたい。一年で一生分の思い出を作るんだから! そう思って始まった恋人役。最初はそっけなかったのに、アリバイのためのデートや交流を重ねていくうちに、だんだんとディランの様子がおかしくなり……。 まっすぐでポジティブ思考の鈍感娘アンネリカと、日に日に彼女に執着していく実は危険な男ディランの、ちょっとアブナイ恋のお話しです。 <作者より> ヒロインに執着する、ちょっと危険なヒーローを書きたくて生まれた作品です。紳士的に見えたヒーローが次第にヒロインに執着するとともに病んでいくのに対し、全くヒーローの気持ちに気がつかないヒロイン。 そんな二人の恋の行方を楽しんでいただければ嬉しいです。   『好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました【完全版】1』には「恋人役、ぜひ私にやらせてください」~「ディラン様の従兄弟に会いました」までを収録
  • 愛の為ならしかたない【完全版】1
    -
    「さあ、反撃を始めましょう」 婚約して十年。幼い二人は穏やかだけれど確実にはぐくんだ愛を芽吹かせたはず……侯爵令嬢アイリーン・カサンドラは王太子レオンの婚約者であり、彼の成人を機に結婚するはずだった。しかし成人を目前にして、王太子の心はほかの女性に奪われ、大勢の前で王太子から婚約解消宣言を受けた。 ――それは、ほかならぬアイリーン自身が選んだ道だった。そう、すべては愛する国の為――。 わかっていたはずなのに取り乱してしまう心。この原因を、アイリーンは許さない。猟犬と呼ばれているカサンドラ侯爵家の所以を思い知るがいい! 陛下を巻き込んで反撃を行った結果、継承権を手放し国を出たはずの、王弟キースに王位が回ってきた。 王位継承に変わりはいれど「王太子妃」に代わりはいないと受け入れる。 二人っきりになり、キースに所詮レオンでなくて良かったのだなと問われ、アイリーンはごまかし続けていた本音を思わずこぼしてしまう。 『勝手に甘やかすさ。妻をいかに甘やかすか、夫の腕の見せ所だろう』『まだ、婚約もしていませんわ』『その為の努力は惜しまんよ――俺は、あなたの心がほしいーー』そんな会話の中で泣きつかれ眠ってしまったアイリーン。一回り以上も下の娘の泣き顔に惚れたキースは翌日より動き出す……。 年上で俺様な王弟殿下の溺愛ぶりに振り回されながらも、真実の愛を見出し幸せになるお話。 <作者より> はじめまして。自分の好きを好きなだけ詰め込み、好き勝手に書きなぐったお話です。 どいつもこいつも恋に生き愛に生きる脳筋ばっかりで、ドタバタ騒がしい困った子達ですが、それで彼らは幸せなので諦めましょう。愛の為ならしかたないのです。 わたしの性癖の盛り合わせのようなお話ですが、あなたにも愛していただけたら嬉しいです。 『愛の為ならしかたない【完全版】1』には「第一章 愛の為ならしかたない 第一章 プロローグ」~「番外編 鬼の居ぬ間に、花のまにまに。 01 朝告げ鳥が今日もうるさい」までを収録
  • 五年で私を愛せなければ離縁してください【完全版】
    4.1
    伯爵家の三姉妹――聡明な姉と可憐な妹の間に挟まれている次女は容姿も頭脳も平凡。 そんなコルネリアにある日、婚約の打診が入った。 お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。 トントンと話が進み、わずか数カ月という異例の婚約期間の末に式を迎えるが、その間に顔を合わせたこともなく、初めて彼の声を聞いたのは結婚式での誓いの言葉だった。 「申しわけないが、貴女を愛することはない」 式を終えて、初めて二人きりとなった初夜で彼が放った一言。 何の理由もなしに平凡な私を欲する人間がいるわけがない……自身でもそう思っていたコルネリアだが、だからといって初夜でそういわれて許せるかといえば別の話。 シュテファンが婚約を申し込んできた真意を知り、逆に仕返しをしてやろうと強く決心をするコルネリアは、今すぐに離縁をするのではなく、ある条件を提示する。 「五年の間に私を愛せなかった場合は離縁してください」 生まれ育った環境から、恋愛感情を知らなかったコルネリアとシュテファンの不器用な恋物語。 <作者より> マイナスから始まった二人の結婚生活。 けれどお相手にも新生活にも不満はない。嫌がらせも受けるけれど、人気者と結婚した宿命。 そう思っていたけれど、たまりにたまったストレスと夫からの心ない言葉にヒロインは激怒します。 夫にも嫌がらせをしてきた令嬢達にもやり返す! 自分のやり方で! そんな少し捻くれたヒロインと、実は純情ヘタレなヒーローの恋愛です。
  • 狂犬へ捧ぐ恋のうた(1)
    -
    妹から押し付けられたウェディングドレスに出来心で袖を通した夜。 突如として背後に現れた謎の腕により、夏目凛子は異世界である万果に引きずり込まれる。 そこで告げられたのは、存在するだけで死の気配『穢れ』を振りまく危険な男、カノエの花嫁となることだった。 カノエと同じ部屋にいても近づいても平気な凛子は、その存在自体が多くの人に死を与える『穢れ』そのものであり、戦闘力が高いがゆえの国を守る最強の兵器でもあると恐れらるカノエにとってとても稀有な存在だった。 凛子が対話を図ろうとすると赤面してまともに喋れなくなるカノエ。元の世界に戻ることもできないため、仕方なしに同じ部屋で過ごし、カノエの身の回りの世話をするなかで彼を少しずつ知っていく……。 そしてある事件をきっかけに知ることとなった、自分が万果に呼ばれた本当の意味と役割とはーー。 <作者より> 孤独で救われないはずだった状況の人をゆっくり確実に幸せにすること、またヘタレがもじもじしている様子の何とも言えない良さを表現することを目指して書きました。 楽しんで頂けましたら幸いです。 『狂犬へ捧ぐ恋のうた(1)』には「はなよめの章 一」~「はなよめの章 六」までを収録
  • 嫌われ聖女は嘘がつけない~国外追放されましたが、私は隣国で幸せに暮らします~(1)
    -
    王太子の婚約者として、神事『聖泉礼拝』の役を引き受けているパトリシアは、めったに笑うことがない。 それは、聖泉礼拝の儀式を遂行する上で「嘘をつくことができない」からであった。そう、愛想笑いですらも嘘とみなされるのである。 美しく上品でどこか不思議な雰囲気を持つ彼女が無表情でいると冷たく見えてしまい、そのことで「心根が醜い」「陰気で性悪」「傲慢極まりない悪役令嬢」と陰口を叩かれ、王妃や王太子、他貴族からも冷遇を受けていた。 真面目に毎日の儀式や王妃教育に励むパトリシアは、敬虔な聖女そのものであったが、王太子は決して彼女のことを認めようとしない。 それどころか、聖泉礼拝を軽視し、パトリシアの従妹である令嬢ロザリーの可愛らしさや天真爛漫さを褒め称え、いつもパトリシアに当てこするのだった。 たまりかねて王太后に泣きながら辛い胸の内を話すが……、ある日ついに王太子から婚約破棄をした上で隣国の第四王子クロードと新たに婚約させ、国外追放すると言い渡された。 従妹ロザリーのことや婚約破棄を憂うことなく「やっとこれで解放される、自由だ」と内心喜ぶパトリシア。 一方、突如婚約話が上がったクロードは婚約者候補を見るために隣国から訪ねてきた。 クロードは噂で聞いていた女性と異なる素の彼女を見てそのまま連れて帰ることを決める。 自身の役割をひたむきに果たしてきたヒロインが、虐げられてきた国から追放されるも、隣国の王子の元で幸せを掴む物語。 <作者より> 誰かのちょっとした意地悪や、ずるい駆け引き、身勝手な執着、憎悪といった、濃密な人間ドラマが見どころの作品です。 そんな中で、物語後半に登場するクロード殿下は、飄々としたキャラクターで、自由の象徴でもあります。ヒロインが彼に惹かれ、初々しいやり取りをする場面が、個人的に気に入っています。 『嫌われ聖女は嘘がつけない~国外追放されましたが、私は隣国で幸せに暮らします~(1)』には「笑わない女」~「壁の花」までを収録
  • 落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる(1)
    -
    広報代理店に勤める27歳、黒瀬ちえ。 ちえはクライアントから何度も担当替えを言い渡された、いわゆる「落ちこぼれ社員」。 折れそうになった心を癒そうと田舎に帰ったのだが、突然吹いてきた突風により海に放り出されて溺れてしまう。 死を覚悟したその時、水中に現れた光の塊が近づいてきた。 ――助けてくれたのは異世界からきたという豪快な男、シン。彼はちえが命を絶とうとしたと勘違いして異世界に一緒に来いと誘ってきた。 「ネガティブで自信のないあがり症の私」は、知らない世界でイチからチャレンジするチャンスがもらえるならと、異世界に飛び込んだ。 見たことも聞いたこともない土地で、彼女が持っているのは、広報の知識のみ。 シンに支えられ、友人もでき新しい職場で初めてやりがいを見つけられたと思っていたら――皇帝陛下の指南役って、とんでもないブラック案件では!? 皇帝陛下は良い人なのに、書記官のエドワードは癖がある……どうしよう!! <作者より> 小説を書いてみたい、とふと思い立ち、初めて書いた作品がこの「落ちこぼれ広報コンサル、異世界で成り上がる」です。 この物語の主人公は、誰からも振り返られるような美女や才女ではありません。スポットライトを当てているのは、「頑張っているのに、なぜだか報われないお仕事女子」。そんな彼女が異世界での様々な出会いを通じて、自分自身と向き合い、成長していくさまを軽いタッチで描きました。「ツンデレイケメン」との恋愛もみどころのひとつです! 戸惑いながら、右も左もわからない状態で頑張る主人公「ちえ」のように、小説の「し」の字もわからない作者も、七転八倒しながら書いた作品です。毎日のお仕事に悩む皆さんに贈る「異世界成長物語」、是非お楽しみください。 『落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる(1)』には「第一章 勘違いから始まる大冒険? プロローグ」~「第二章 未知の世界、ネトピリカへ テルメトス」までを収録
  • 狂犬へ捧ぐ恋のうた【完全版】1
    -
    妹から押し付けられたウェディングドレスに出来心で袖を通した夜。 突如として背後に現れた謎の腕により、夏目凛子は異世界である万果に引きずり込まれる。 そこで告げられたのは、存在するだけで死の気配『穢れ』を振りまく危険な男、カノエの花嫁となることだった。 カノエと同じ部屋にいても近づいても平気な凛子は、その存在自体が多くの人に死を与える『穢れ』そのものであり、戦闘力が高いがゆえの国を守る最強の兵器でもあると恐れらるカノエにとってとても稀有な存在だった。 凛子が対話を図ろうとすると赤面してまともに喋れなくなるカノエ。元の世界に戻ることもできないため、仕方なしに同じ部屋で過ごし、カノエの身の回りの世話をするなかで彼を少しずつ知っていく……。 そしてある事件をきっかけに知ることとなった、自分が万果に呼ばれた本当の意味と役割とはーー。 <作者より> 孤独で救われないはずだった状況の人をゆっくり確実に幸せにすること、またヘタレがもじもじしている様子の何とも言えない良さを表現することを目指して書きました。 楽しんで頂けましたら幸いです。 『狂犬へ捧ぐ恋のうた【完全版】1』には「はなよめの章 一」~「おくがたの章 狗と見上げる異界の花」までを収録
  • 落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる【完全版】1
    -
    広報代理店に勤める27歳、黒瀬ちえ。 ちえはクライアントから何度も担当替えを言い渡された、いわゆる「落ちこぼれ社員」。 折れそうになった心を癒そうと田舎に帰ったのだが、突然吹いてきた突風により海に放り出されて溺れてしまう。 死を覚悟したその時、水中に現れた光の塊が近づいてきた。 ――助けてくれたのは異世界からきたという豪快な男、シン。彼はちえが命を絶とうとしたと勘違いして異世界に一緒に来いと誘ってきた。 「ネガティブで自信のないあがり症の私」は、知らない世界でイチからチャレンジするチャンスがもらえるならと、異世界に飛び込んだ。 見たことも聞いたこともない土地で、彼女が持っているのは、広報の知識のみ。 シンに支えられ、友人もでき新しい職場で初めてやりがいを見つけられたと思っていたら――皇帝陛下の指南役って、とんでもないブラック案件では!? 皇帝陛下は良い人なのに、書記官のエドワードは癖がある……どうしよう!! <作者より> 小説を書いてみたい、とふと思い立ち、初めて書いた作品がこの「落ちこぼれ広報コンサル、異世界で成り上がる」です。 この物語の主人公は、誰からも振り返られるような美女や才女ではありません。スポットライトを当てているのは、「頑張っているのに、なぜだか報われないお仕事女子」。そんな彼女が異世界での様々な出会いを通じて、自分自身と向き合い、成長していくさまを軽いタッチで描きました。「ツンデレイケメン」との恋愛もみどころのひとつです! 戸惑いながら、右も左もわからない状態で頑張る主人公「ちえ」のように、小説の「し」の字もわからない作者も、七転八倒しながら書いた作品です。毎日のお仕事に悩む皆さんに贈る「異世界成長物語」、是非お楽しみください。 『落ちこぼれ広報コンサル女子、異世界で成り上がる【完全版】1』には「第一章 勘違いから始まる大冒険? プロローグ」~「第四章 新しいブランドをさらに盛り上げるために ヘッドハンティング」までを収録
  • 嫌われ聖女は嘘がつけない~国外追放されましたが、私は隣国で幸せに暮らします~【完全版】
    3.3
    王太子の婚約者として、神事『聖泉礼拝』の役を引き受けているパトリシアは、めったに笑うことがない。 それは、聖泉礼拝の儀式を遂行する上で「嘘をつくことができない」からであった。そう、愛想笑いですらも嘘とみなされるのである。 美しく上品でどこか不思議な雰囲気を持つ彼女が無表情でいると冷たく見えてしまい、そのことで「心根が醜い」「陰気で性悪」「傲慢極まりない悪役令嬢」と陰口を叩かれ、王妃や王太子、他貴族からも冷遇を受けていた。 真面目に毎日の儀式や王妃教育に励むパトリシアは、敬虔な聖女そのものであったが、王太子は決して彼女のことを認めようとしない。 それどころか、聖泉礼拝を軽視し、パトリシアの従妹である令嬢ロザリーの可愛らしさや天真爛漫さを褒め称え、いつもパトリシアに当てこするのだった。 たまりかねて王太后に泣きながら辛い胸の内を話すが……、ある日ついに王太子から婚約破棄をした上で隣国の第四王子クロードと新たに婚約させ、国外追放すると言い渡された。 従妹ロザリーのことや婚約破棄を憂うことなく「やっとこれで解放される、自由だ」と内心喜ぶパトリシア。 一方、突如婚約話が上がったクロードは婚約者候補を見るために隣国から訪ねてきた。 クロードは噂で聞いていた女性と異なる素の彼女を見てそのまま連れて帰ることを決める。 自身の役割をひたむきに果たしてきたヒロインが、虐げられてきた国から追放されるも、隣国の王子の元で幸せを掴む物語。 <作者より> 誰かのちょっとした意地悪や、ずるい駆け引き、身勝手な執着、憎悪といった、濃密な人間ドラマが見どころの作品です。 そんな中で、物語後半に登場するクロード殿下は、飄々としたキャラクターで、自由の象徴でもあります。ヒロインが彼に惹かれ、初々しいやり取りをする場面が、個人的に気に入っています。
  • 無自覚巫女はうっかりみんなを魅了する【完全版】1
    -
    ダムノニア皇国に皇子が誕生した日、魔女は皇子ウィノックにある「三つの予言」を授けた。それから25年――。 衣食住がかろうじて満たされた中で慎ましく生きる、天涯孤独の巫女ウルスラ。18歳になるウルスラは、皇国を襲う瘴気を払う巫女として日々真面目に瘴気浄化にいそしんでいる。 ある日、対立する異教に聖女が降臨した。 それに対抗するため、総大司教猊下の命により、召喚された聖女とともに皇帝ウィノックのいる王宮で生活しながら浄化活動をすることになった。 王宮でも周囲の評価など全く気にせず、毎日瘴気浄化に奔走する純粋で真面目なウルスラ。その人柄と姿に、同行する騎士たちは皆ウルスラの虜になっていく。 一方で美しい聖女にばかりかまけ、ウルスラの力を軽んじていた皇帝ウィノック。巫女の実力を自身の目で見ようと巡回に同行するが、いつの間にかウィノックもウルスラに魅了されてしまい――!? <作者より> ラブな話を書いても最終的にコメディになってしまうので、割と安心安全なお話を書いています。 小説の系統はほのぼのハピエン中心ときどきDEATH系。「小説家になろう」に生息中です。 『無自覚巫女はうっかりみんなを魅了する【完全版】1』には「プロローグ」~「神力」までを収録
  • 異世界もふもふ幼稚園(無認可)(1)
    -
    玄関を開けたら、獣人の世界と繋がっていた!! 部屋ごと異世界転移してしまったらしいOLの里緒菜。だが不思議なことに、部屋の中では電気もガスも水道も普通に使える。冷蔵庫の中身や日用品も使っても翌日には補充され、スマホも検索機能だけは使える……これって、働かなくても生きていけるんじゃ!? 里緒菜は思い切って異世界に足を踏み出す。 ある日家のそばで出会ったもふもふな獣人の兄妹は、ふたりきりで留守番をしていた。周りを見渡せば、親が仕事から帰るのを寂しそうに待つ小さな子どもたちがあちこちにいたのだ。 貧富の差があるこの世界では、シッターを雇える人は少ないと言う。異世界でどうやって生計をたてようか考えていた里緒菜は、そんな子供たちのために安い価格で幼稚園を開くことを思いつくが、そもそも未経験だし前途多難……。そんな時、イケメンな獣人騎士のロイと出会う。やたら里緒菜を気にかけてくれるロイの後押しもあり、まずは初めての入園希望者が決まった。  もふもふの子どもたちに癒される、ほのぼの異世界転移ストーリー! <作者より> とにかく癒し重視で出来上がった作品です。恋愛要素はちょい少なめです。 『異世界もふもふ幼稚園(無認可)(1)』には「第一章 玄関が異世界に繋がっていました 」~「第二章 もふもふ騎士様」(前半)までを収録
  • 腹黒魔術補佐官とお見合い結婚します(1)
    -
    家柄重視の魔術師界。一般家庭生まれのナリアは、国立魔術総合研究機関で働く二級魔術師だ。 日々、研究の邪魔をされたり嫌みを言われたり、苦労しながらもやりがいを持って仕事一筋に取り組んでいた。ある日、舞い込んできたお見合い話の相手は敵対する第一研究室の室長補佐官であり一級魔術師のバート。祖父が名誉魔術師である魔術師一家の次男と家柄も良い。 胡散臭い笑みが鼻につくうえ何を考えているのかよくわからないバートだったが、何度かデート重ねるうちに、聡明なところも、腹黒いけど正直にものを言うところも、ナリアは嫌いではないと気付く。 そして正直なところ、第一研究室長の補佐官であるバートと結婚すれば、今後もっとやりたかった仕事ができるのだ。 「僕たち結構、相性いいと思うんですけどねぇ」 ロマンチックではないけれど、こんな結婚もありかもしれない。トントン拍子に話は進むが、最後に体の相性確認をしないかとバートに言われ……!? お互いを知ったり裏切ったり、じれじれもだもだしたりを経て、ナリアとバートが仮初め夫婦から本当の夫婦になるまでのお話。 <作者より> 好意を自覚できなくてドツボにはまるヒーローが好きです!  これまでもそんな作品ばかり書いてきましたが、この作品は特に、「胡散臭い笑みを浮かべるヒーロー」が書きたい、という熱い気持ちで書き始めました。たくさんの方にお読みいただいたことで、このような機会をもらえてとてもありがたく思っています。読者さんの心臓がぎゅうっとなって、悶えて楽しんでいただけたら嬉しいです。 『腹黒魔術補佐官とお見合い結婚します(1)』には「私がお見合いですか!?」~「第一研究室 ウィルフレッド・クラークは観察する」までを収録
  • 無自覚巫女はうっかりみんなを魅了する(1)
    -
    ダムノニア皇国に皇子が誕生した日、魔女は皇子ウィノックにある「三つの予言」を授けた。それから25年――。 衣食住がかろうじて満たされた中で慎ましく生きる、天涯孤独の巫女ウルスラ。18歳になるウルスラは、皇国を襲う瘴気を払う巫女として日々真面目に瘴気浄化にいそしんでいる。 ある日、対立する異教に聖女が降臨した。 それに対抗するため、総大司教猊下の命により、召喚された聖女とともに皇帝ウィノックのいる王宮で生活しながら浄化活動をすることになった。 王宮でも周囲の評価など全く気にせず、毎日瘴気浄化に奔走する純粋で真面目なウルスラ。その人柄と姿に、同行する騎士たちは皆ウルスラの虜になっていく。 一方で美しい聖女にばかりかまけ、ウルスラの力を軽んじていた皇帝ウィノック。巫女の実力を自身の目で見ようと巡回に同行するが、いつの間にかウィノックもウルスラに魅了されてしまい――!? <作者より> ラブな話を書いても最終的にコメディになってしまうので、割と安心安全なお話を書いています。 小説の系統はほのぼのハピエン中心ときどきDEATH系。「小説家になろう」に生息中です。 『無自覚巫女はうっかりみんなを魅了する(1)』には「プロローグ」~「愛情」までを収録
  • 腹黒魔術補佐官とお見合い結婚します【完全版】
    4.9
    家柄重視の魔術師界。一般家庭生まれのナリアは、国立魔術総合研究機関で働く二級魔術師だ。 日々、研究の邪魔をされたり嫌みを言われたり、苦労しながらもやりがいを持って仕事一筋に取り組んでいた。ある日、舞い込んできたお見合い話の相手は敵対する第一研究室の室長補佐官であり一級魔術師のバート。祖父が名誉魔術師である魔術師一家の次男と家柄も良い。 胡散臭い笑みが鼻につくうえ何を考えているのかよくわからないバートだったが、何度かデート重ねるうちに、聡明なところも、腹黒いけど正直にものを言うところも、ナリアは嫌いではないと気付く。 そして正直なところ、第一研究室長の補佐官であるバートと結婚すれば、今後もっとやりたかった仕事ができるのだ。 「僕たち結構、相性いいと思うんですけどねぇ」 ロマンチックではないけれど、こんな結婚もありかもしれない。トントン拍子に話は進むが、最後に体の相性確認をしないかとバートに言われ……!? お互いを知ったり裏切ったり、じれじれもだもだしたりを経て、ナリアとバートが仮初め夫婦から本当の夫婦になるまでのお話。 <作者より> 好意を自覚できなくてドツボにはまるヒーローが好きです!  これまでもそんな作品ばかり書いてきましたが、この作品は特に、「胡散臭い笑みを浮かべるヒーロー」が書きたい、という熱い気持ちで書き始めました。たくさんの方にお読みいただいたことで、このような機会をもらえてとてもありがたく思っています。読者さんの心臓がぎゅうっとなって、悶えて楽しんでいただけたら嬉しいです。
  • 異世界もふもふ幼稚園(無認可)【完全版】
    5.0
    玄関を開けたら、獣人の世界と繋がっていた!! 部屋ごと異世界転移してしまったらしいOLの里緒菜。だが不思議なことに、部屋の中では電気もガスも水道も普通に使える。冷蔵庫の中身や日用品も使っても翌日には補充され、スマホも検索機能だけは使える……これって、働かなくても生きていけるんじゃ!? 里緒菜は思い切って異世界に足を踏み出す。 ある日家のそばで出会ったもふもふな獣人の兄妹は、ふたりきりで留守番をしていた。周りを見渡せば、親が仕事から帰るのを寂しそうに待つ小さな子どもたちがあちこちにいたのだ。 貧富の差があるこの世界では、シッターを雇える人は少ないと言う。異世界でどうやって生計をたてようか考えていた里緒菜は、そんな子供たちのために安い価格で幼稚園を開くことを思いつくが、そもそも未経験だし前途多難……。そんな時、イケメンな獣人騎士のロイと出会う。やたら里緒菜を気にかけてくれるロイの後押しもあり、まずは初めての入園希望者が決まった。  もふもふの子どもたちに癒される、ほのぼの異世界転移ストーリー! <作者より> とにかく癒し重視で出来上がった作品です。恋愛要素はちょい少なめです。
  • 愛玩人形にはお手入れが必要です(1)
    -
    万能と謳われる『人形』、しかしその本来の用途は性処理用の『愛玩人形』だった。 友人セストルの勧めで、領主の仕事を手伝ってもらうために『人形』ザンニを買うことになった小領主エルミーニア。 彼女は優秀で美しい彼に仕事の手伝いを頼むが、ザンニは従順ながらもどこか冷たい目で彼女を見つめてくる。 人形の本来の用途を知らないエルミーニアと、性処理の道具として消費されることを厭悪するザンニ。 互いの認識の噛み合わなさに違和感を覚える中、ある日彼女は彼の抑え難い欲求を目にしてしまう。 そう、性玩具として彼には欲求を発散させ、慰めるという意味での手入れが必要だったのだ――。 プライドが高い美男×無垢な鈍感女が互いの身体に触れ合いながら惹かれ合っていく、甘々なラブストーリー! <作者より> 本作の作者、りりっとです。たぶんはじめまして。 プライド激高男が無様に純真無垢な鈍感女に絆され落ちていく話、それが「愛玩人形にはお手入れが必要です」でございます。 最初は勘違いコントを繰り広げる男女のラブコメを書く予定だったのに、気付けばそんな内容に。そして電子書籍化までしていただけてとても光栄です。高慢な人形ザンニが鈍感領主エルミーニアにくそデカ感情を抱いて抑えきれない欲望に振り回される話をお楽しみいただけたら幸いです。 そういえばセストルは初期設定では「セスト」という名前で、三文字だとザンニと紛れるので「セストル」になった経緯があります。胡散臭いが服を着て歩いている謎のお助けキャラ、セストルお兄さんもよろしくおねがいします。 『愛玩人形にはお手入れが必要です(1)』には「第一章 高圧的な目をした人形」~「第四章 放蕩者がやってくる」までを収録
  • 気弱なぽっちゃり超えの令嬢は婚約者から一途に愛される(1)
    -
    名家の伯爵家令嬢ではあるが、ぽっちゃりを通り越した体型のせいで社交界で陰口の的となっていたライラは、ある日の夜会で暴漢に襲われかけたところを伯爵令息のオーランドに助けられる。 醜聞を避けライラの名誉を守るため、オーランドの提案で二人は婚約することに。 助けてもらった時に一目で恋に落ちたライラだが、オーランドの態度は二人きりになってもこちらを見もせず、全く話をしない、とても婚約者とは思えないものだった。 見目の良くない、名家の娘という肩書以外に誇れるものは何もない自分なんかではなく、オーランドには本当に好きな人と結婚して幸せになってもらいたい、とライラは婚約を白紙にもどすことを決意。 だがせめてその前に、初恋の人との素敵な思い出をつくりたいと、ダイエットを始める。 周りの協力を得ながらダイエットにも成果が出始め、ライラはだんだん自分に自信を持っていく。 一方、オーランドがよそよそしい態度だったのは、ライラが好きすぎて直視できなかったからだとわかり……。 <作者より> 人づきあいを苦手とする少女が、勘違いで暴走しつつ周りの人に手を貸してもらいながら成長し、恋愛が成就するその時まで突っ走ります。 初恋の甘酸っぱさや胸のときめき、そしてままならない苦しさやもどかしさを主人公のライラと一緒に感じていただけたら幸いです。 『気弱なぽっちゃり超えの令嬢は婚約者から一途に愛される(1)』には「私の婚約者」~「彼の優しさと私の決意」(前半)までを収録
  • 明星の騎士は今宵王妃を抱く(1)
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    輝くような美貌の持ち主で、「明星(みょうじょう)の騎士」と呼ばれていた王国近衛騎士のカラフは 夏のある日、王から「地方で静養中の王妃の護衛任務」を命じられる。 一年前に嫁いできた王妃は幼いころからの知り合いであり、冷めきった夫婦関係から笑顔をなくしていく王妃を、カラフは密かに心配していた。 王命に従い静養地へ向かったその日の夜、カラフは手紙で「夜のお誘い」を受ける。 女官か誰かだろうと誘いを受け入れ、部屋に訪れた人物を招き入れたカラフだったが、なんと訪れてきたのは王妃だった。 「幼い頃からお慕い申しておりました。どうか今夜一晩だけ、あなたのものにしてください」 一度は拒否をするも、王妃の切実な想いに心打たれたカラフは、甘く熱い夜を過ごす。 一晩限りの関係だったはずが、お互いのことが頭から離れず、二人は禁断の関係に溺れていく。 そうして夏の間、激しく求めあった二人だが、静養地から戻り「王妃」と「護衛騎士」の関係に戻ったはずだった… …。 <作者より> 本作品は決してロマンティックな恋愛小説ではありません。顔だけが取り柄の騎士と、苦労知らずの王妃が不倫にはまっていく作品です。 彼らを応援するも、蔑むも、読者様にお任せしたい……そんな一風変わった作品になっております。果たして彼らの許されざる恋の先には、どんな結末が待っているのか。ヒューマンドラマとしてもお楽しみいただければ幸いでございます。 『明星の騎士は今宵王妃を抱く(1)』には「第一章 明星の騎士と王妃」~「第二章 最初の愛、最初の悦び」までを収録
  • 明星の騎士は今宵王妃を抱く【完全版】
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    輝くような美貌の持ち主で、「明星(みょうじょう)の騎士」と呼ばれていた王国近衛騎士のカラフは 夏のある日、王から「地方で静養中の王妃の護衛任務」を命じられる。 一年前に嫁いできた王妃は幼いころからの知り合いであり、冷めきった夫婦関係から笑顔をなくしていく王妃を、カラフは密かに心配していた。 王命に従い静養地へ向かったその日の夜、カラフは手紙で「夜のお誘い」を受ける。 女官か誰かだろうと誘いを受け入れ、部屋に訪れた人物を招き入れたカラフだったが、なんと訪れてきたのは王妃だった。 「幼い頃からお慕い申しておりました。どうか今夜一晩だけ、あなたのものにしてください」 一度は拒否をするも、王妃の切実な想いに心打たれたカラフは、甘く熱い夜を過ごす。 一晩限りの関係だったはずが、お互いのことが頭から離れず、二人は禁断の関係に溺れていく。 そうして夏の間、激しく求めあった二人だが、静養地から戻り「王妃」と「護衛騎士」の関係に戻ったはずだった… …。 <作者より> 本作品は決してロマンティックな恋愛小説ではありません。顔だけが取り柄の騎士と、苦労知らずの王妃が不倫にはまっていく作品です。 彼らを応援するも、蔑むも、読者様にお任せしたい……そんな一風変わった作品になっております。果たして彼らの許されざる恋の先には、どんな結末が待っているのか。ヒューマンドラマとしてもお楽しみいただければ幸いでございます。
  • 愛玩人形にはお手入れが必要です【完全版】1
    5.0
    万能と謳われる『人形』、しかしその本来の用途は性処理用の『愛玩人形』だった。 友人セストルの勧めで、領主の仕事を手伝ってもらうために『人形』ザンニを買うことになった小領主エルミーニア。 彼女は優秀で美しい彼に仕事の手伝いを頼むが、ザンニは従順ながらもどこか冷たい目で彼女を見つめてくる。 人形の本来の用途を知らないエルミーニアと、性処理の道具として消費されることを厭悪するザンニ。 互いの認識の噛み合わなさに違和感を覚える中、ある日彼女は彼の抑え難い欲求を目にしてしまう。 そう、性玩具として彼には欲求を発散させ、慰めるという意味での手入れが必要だったのだ――。 プライドが高い美男×無垢な鈍感女が互いの身体に触れ合いながら惹かれ合っていく、甘々なラブストーリー! <作者より> 本作の作者、りりっとです。たぶんはじめまして。 プライド激高男が無様に純真無垢な鈍感女に絆され落ちていく話、それが「愛玩人形にはお手入れが必要です」でございます。 最初は勘違いコントを繰り広げる男女のラブコメを書く予定だったのに、気付けばそんな内容に。そして電子書籍化までしていただけてとても光栄です。高慢な人形ザンニが鈍感領主エルミーニアにくそデカ感情を抱いて抑えきれない欲望に振り回される話をお楽しみいただけたら幸いです。 そういえばセストルは初期設定では「セスト」という名前で、三文字だとザンニと紛れるので「セストル」になった経緯があります。胡散臭いが服を着て歩いている謎のお助けキャラ、セストルお兄さんもよろしくおねがいします。 『愛玩人形にはお手入れが必要です【完全版】1』には「第一章 高圧的な目をした人形」~「第十九章 想いに身を委ねる夜」までを収録
  • 気弱なぽっちゃり超えの令嬢は婚約者から一途に愛される【完全版】
    4.0
    名家の伯爵家令嬢ではあるが、ぽっちゃりを通り越した体型のせいで社交界で陰口の的となっていたライラは、ある日の夜会で暴漢に襲われかけたところを伯爵令息のオーランドに助けられる。 醜聞を避けライラの名誉を守るため、オーランドの提案で二人は婚約することに。 助けてもらった時に一目で恋に落ちたライラだが、オーランドの態度は二人きりになってもこちらを見もせず、全く話をしない、とても婚約者とは思えないものだった。 見目の良くない、名家の娘という肩書以外に誇れるものは何もない自分なんかではなく、オーランドには本当に好きな人と結婚して幸せになってもらいたい、とライラは婚約を白紙にもどすことを決意。 だがせめてその前に、初恋の人との素敵な思い出をつくりたいと、ダイエットを始める。 周りの協力を得ながらダイエットにも成果が出始め、ライラはだんだん自分に自信を持っていく。 一方、オーランドがよそよそしい態度だったのは、ライラが好きすぎて直視できなかったからだとわかり……。 <作者より> 人づきあいを苦手とする少女が、勘違いで暴走しつつ周りの人に手を貸してもらいながら成長し、恋愛が成就するその時まで突っ走ります。 初恋の甘酸っぱさや胸のときめき、そしてままならない苦しさやもどかしさを主人公のライラと一緒に感じていただけたら幸いです。
  • ドMな元彼がドS社長に!?~囲い込まれて逃げられません!~(1)
    -
    「踏んでくれ!」 この人になら初めてを捧げてもいいかもしれない……そう思った恋人はドン引きレベルのドMだった。 小道具が陳列された部屋で懇願する彼に恋心は消え去り、大学院生だったゆりあは勢いでイタリアまで逃げてしまった。 それから二年。ポスドクとしてイタリアで研究三昧、恋愛とは無縁な日々を送っていたところ、両親に将来を心配されて渋々日本で就職することに。楽しく研究に勤しんでいたはずが、新しく就任した社長が別れたドMな元カレの典雅!? しかも今度はドSになっていた!? 自然消滅したはずが、別れていないと主張する典雅は、この会社への就職も裏で仕組んでおり、さらには両親を言いくるめ結納も済ませたと言う始末。そんな横暴な典雅から逃げては捕まり、結局公私ともに甲斐甲斐しく世話をされてしまう。気づいた時には完全に外堀を埋められていたゆりあ。 どうしてこうなった!? そう思いながらも、餌付けされ、大好きな仕事の環境を整えられ、ついには快楽まで教え込まれてどんどん逃げられなくなっていく――。 研究大好きなリケジョと変態ドS社長のエッチでドタバタなラブコメディ! <作者より> ちょっと笑える変態さを目指しました。変態なヒーローに振り回されつつも自分のしたい研究を頑張るヒロインと、そんなヒロインを支えようとするヒーローをお楽しみ頂ければ幸いです。 読み終わる頃には、ヒーローの変態さにすっかり慣れてしまっている事でしょう。 『ドMな元彼がドS社長に!?~囲い込まれて逃げられません!~(1)』には「プロローグ」~「恋はホルモンの仕業」までを収録
  • 黒伯爵の結婚事情(1)
    -
    幼いころに両親を亡くし、祖父に育てられたステラは、直系の一人娘として婿をとりクレイトン男爵家を継ぐはずだった。 ところが唯一の肉親である祖父亡き後、遺言状を持った叔父と弁護士が現れ、会ったこともない義理の叔父が後継者に決まったと告げられる。 祖父直筆の遺言状であることを確認し、継承権の放棄には納得するも、祖父から生前聞いていた内容とは異なる内容で動揺を隠せないステラに、さらに追い討ちをかける予想外の一言が落とされた。 「ステラ、お前はすでに結婚しているのだ」 すでに婚姻書が締結されており、嫁ぎ先の相手は『黒伯爵』と呼ばれる怪しげな噂のあるネイサン・カーライル。 葬儀からわずか一週間で伯爵家へ向かうことになり、屋敷に到着しても、普段からめったに人前に姿を現わさないというネイサンの迎えはなく……。 使用人たちの様子から歓迎されてはいるようだが、同じ屋敷に住んでも、旦那様には一向に会えなくて――。 これは、いつの間にか結婚していた令嬢が、顔も知らない旦那様と心を繋いでいくお話。 <作者より> 「幸せな政略結婚」をテーマに書きました。 無自覚両片思いの二人が距離を縮めていく様子を楽しんでいただければ! 『黒伯爵の結婚事情(1)』には「令嬢の困惑」~「ウォーレス領」までを収録
  • 冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~(1)
    -
    冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~(1)』には「序章」~「第一章 第二話 動きだす運命」(前半)までを収録
  • ドMな元彼がドS社長に!?~囲い込まれて逃げられません!~【完全版】1
    3.0
    「踏んでくれ!」 この人になら初めてを捧げてもいいかもしれない……そう思った恋人はドン引きレベルのドMだった。 小道具が陳列された部屋で懇願する彼に恋心は消え去り、大学院生だったゆりあは勢いでイタリアまで逃げてしまった。 それから二年。ポスドクとしてイタリアで研究三昧、恋愛とは無縁な日々を送っていたところ、両親に将来を心配されて渋々日本で就職することに。楽しく研究に勤しんでいたはずが、新しく就任した社長が別れたドMな元カレの典雅!? しかも今度はドSになっていた!? 自然消滅したはずが、別れていないと主張する典雅は、この会社への就職も裏で仕組んでおり、さらには両親を言いくるめ結納も済ませたと言う始末。そんな横暴な典雅から逃げては捕まり、結局公私ともに甲斐甲斐しく世話をされてしまう。気づいた時には完全に外堀を埋められていたゆりあ。 どうしてこうなった!? そう思いながらも、餌付けされ、大好きな仕事の環境を整えられ、ついには快楽まで教え込まれてどんどん逃げられなくなっていく――。 研究大好きなリケジョと変態ドS社長のエッチでドタバタなラブコメディ! <作者より> ちょっと笑える変態さを目指しました。変態なヒーローに振り回されつつも自分のしたい研究を頑張るヒロインと、そんなヒロインを支えようとするヒーローをお楽しみ頂ければ幸いです。 読み終わる頃には、ヒーローの変態さにすっかり慣れてしまっている事でしょう。 『ドMな元彼がドS社長に!?~囲い込まれて逃げられません!~【完全版】1』には「プロローグ」~「ドア・イン・ザ・フェイス」までを収録
  • 黒伯爵の結婚事情【完全版】
    4.8
    幼いころに両親を亡くし、祖父に育てられたステラは、直系の一人娘として婿をとりクレイトン男爵家を継ぐはずだった。 ところが唯一の肉親である祖父亡き後、遺言状を持った叔父と弁護士が現れ、会ったこともない義理の叔父が後継者に決まったと告げられる。 祖父直筆の遺言状であることを確認し、継承権の放棄には納得するも、祖父から生前聞いていた内容とは異なる内容で動揺を隠せないステラに、さらに追い討ちをかける予想外の一言が落とされた。 「ステラ、お前はすでに結婚しているのだ」 すでに婚姻書が締結されており、嫁ぎ先の相手は『黒伯爵』と呼ばれる怪しげな噂のあるネイサン・カーライル。 葬儀からわずか一週間で伯爵家へ向かうことになり、屋敷に到着しても、普段からめったに人前に姿を現わさないというネイサンの迎えはなく……。 使用人たちの様子から歓迎されてはいるようだが、同じ屋敷に住んでも、旦那様には一向に会えなくて――。 これは、いつの間にか結婚していた令嬢が、顔も知らない旦那様と心を繋いでいくお話。 <作者より> 「幸せな政略結婚」をテーマに書きました。 無自覚両片思いの二人が距離を縮めていく様子を楽しんでいただければ!
  • 冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】1
    3.5
    冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】1』には「序章」~「第二章 第五話 人質と桂花の玉佩」までを収録
  • 初恋を自覚した黒皇子 婚約破棄された令嬢を甘やかす【完全版】1
    4.0
    幼いころから王太子妃になるべく教育を受けてきた侯爵令嬢アイシャは、従姉妹であり義妹に奪われ婚約破棄を言い渡された。 その一カ月後、大国を統べる皇国の皇太子で別名「黒皇子」と呼ばれるジルクライドは聡明で美しく婚約者が不在のアイシャに「私の妃に」と政略結婚を申し込む。 引く手あまたのはずの彼から自分が選ばれた理由を悟り、政略結婚を引き受けたアイシャは婚約者として一緒に皇国へ向かった。 皇国へ帰途する中や王宮で一緒に過ごすうちに、アイシャの聡明さはもとより、芯の強さや内に隠されたかわいらしさにどんどん心惹かれるジルクライド。半年前に亡くなった婚約者への気持ちとはことなり、自分が初めて恋に落ちたこと、実はひとめぼれだったことを自覚する。 誠実で凛々しいジルクライドはアイシャを大事にし、やがて二人の気持ちは通じ合う。 「俺の命がある限りお前を守るのは俺の役目だ」 そう誓い合った日からほどなく、婚約を阻害しようとする者の罠にかかり、強力な媚薬を盛られたジルクライド。 迎える初夜の儀式で処女でなければ婚姻が不履行になる。二人はどうなるのか――。 <作者より> 大人向け王道恋愛ファンタジー小説を目指しました。 アイシャに一目ぼれしても最初は気づかず、自身の立場と理性で冷静に接する中で、彼女のなにげない優しさや気遣いに触れ、また自分にも物怖じしない性格を知ったことで、気持ちを抑えられなくなった完璧な男性が、愛してもらおうとあがく黒の皇子ジルクライドと、一度は婚約を解消されたもののジルクライドの本気の求婚に心を満たされ、彼の想いに応えようと精一杯努力する侯爵令嬢アイシャのお話です。 『初恋を自覚した黒皇子 婚約破棄された令嬢を甘やかす【完全版】1』には「婚約者に捨てられた令嬢、隣国の皇子に求婚される」~「黒皇子、婚約した令嬢を甘やかす」までを収録
  • 苦手な幼馴染騎士の戦利品になったんですけど!!(1)
    -
    成人を過ぎても縁談の決まらない第一王女セシリア。ある日、ずっと口をきいていなかった10歳年上の幼馴染バッカスがやってきて、とんでもないことを告げられる――それは、戦利品としてバッカスの元へ降嫁することだった!? 彼は10年前までセシリアの護衛騎士だったが、とある事件をきっかけに護衛から離れていた。その後の戦争での功績から英雄と称されていたが、実際の彼の生活は荒れ、すっかり酒と女にだらしなくなり、まるで荒々しい野獣のような男になっていたのだ。 家族のように大好きだったはずなのに……成長するにつれ人が変わっていくバッカスをセシリアは苦手になっていた。 わけもわからぬままバッカスの屋敷に連れていかれ、いきなりドレスを脱がされそうになるが、あらわになったその肌には、二人が離れてしまうきっかけとなった過去の傷が……。 ワケあり姫と騎士は、過去に向き合い再び心を通わせることができるのか――。 <作者より> 互いには互いしかいないと思っていた、護衛騎士と姫。彼らを引き裂く事件によって、二人は心身ともに傷ついてしまいます。家族のように慕っていた少女セシリアを護れなかった過去から、彼女自身を安全な場所へ避難させ、自身が様々な汚れ役を買うことを決めたバッカスは、何も語らず一人で影で彼女を支え護り続けていました。 そんな二人が結婚することになり、まだ終わっていなかった事件、互いの傷と真実に向き合いながら、徐々に想いを復活させていく物語です。 作者の大好きな二人の物語をどうぞよろしくお願いいたします。 『苦手な幼馴染騎士の戦利品になったんですけど!!(1)』には「序章」~「第二章 戦利品になった翌日、初めての……」(前半)までを収録
  • 異世界でまったり子ども食堂はじめます!~ラーラはみんなの大先生~(1)
    -
    『子どもは、どんな世界でも最高の宝物』 幼稚園教諭として働きながら、夜は子どもたちが集まる食堂で手伝いもしている伊原夢花。 ある日、幼稚園に刃物を持った男が侵入し、夢花は子どもたちを守ろうとして刺されてしまう。 死んでしまったはずの夢花だったが、目覚めるとラーラ・フィアロという金髪の少女に転生していたのだった。 ラーラの両親はすでに亡くなっていたが、彼らが進めていた学校が出来上がったと隣国からの連絡を受ける。 ラーラは教師であった亡き両親のことを知るため、隣国へ向かうことに。その国では食材はあるのに調理の文化が著しく発展しておらず、美味しい食事を知らない育ち盛りの子どもたちと出会ったラーラ。なかには犯罪に手を染める子どもまで……。 そんな子どもたちの居場所を作るため、ラーラは両親が建てた学校で『子ども食堂』を始めることに。すると、その噂を聞きつけた若き国王のウォルトが、子ども食堂を訪ねてきて――!? 食事を通して子どもたちに関わるラーラの優しく強い想いに、人々の心が動かされていく──。 <作者より> 子ども好きな幼稚園教諭ヒロインが転生した先で子ども食堂を開き、温かく美味しい食事で人々の心を動かしていくほっこり優しいお話です。br> 『異世界でまったり子ども食堂はじめます!~ラーラはみんなの大先生~(1)』には「命を張った幼稚園教諭」~「異世界子ども食堂の開店です!」(前半)までを収録
  • 泣き虫悪役令嬢、婚約破棄がんばるもんっ!(1)
    -
    甘くキスされたって、優しくされたって、この婚約は絶対に破棄しなくちゃ……だって、このままじゃ……絶対にいや!! そう思って、マドレーヌは破棄に向かって奔走し無難に学園生活を送り、卒業式またはその前に婚約破棄を円満に迎えるだけのはずだったのに――。 ヒーローのヴィークは、代々王宮で宰相を務めるエリート一族である。かたやマドレーヌは伯爵家とはいえ貧乏であり、ヒロインでもない。 マドレーヌが6歳の婚約直前、自分は18禁乙女ゲームの悪役令嬢に転生し、最後に断罪される悪役令嬢に転生していることを思い出す。しかも断罪された後には、処刑、幽閉、娼館送り、高齢貴族の慰み者のルートしか残っていない。 婚約を破棄するためマドレーヌが奮闘すればするほど、ヴィークの溺愛ルートにはまっていってしまうのはなぜ? しかも、本来のヒロインの様子もおかしいし、ほかの攻略対象者もなんだか記憶にあるゲームの中とは違うような……。 焦るマドレーヌ、自分の描く未来とはどんどん異なる方へ進んでいってしまう!! この結末は、いかに?! <作者より> 今、人気の異世界物語。悪役令嬢を題材に少しでも楽しめる話を描いてみました。 気負いなく気軽に読んでいただけけると幸いです。 『泣き虫悪役令嬢、婚約破棄がんばるもんっ!(1)』には「第一章 覚醒した悪役令嬢」~「第三章 すれ違う想いと揺れる心」までを収録
  • 初恋を自覚した黒皇子 婚約破棄された令嬢を甘やかす(1)
    -
    幼いころから王太子妃になるべく教育を受けてきた侯爵令嬢アイシャは、従姉妹であり義妹に奪われ婚約破棄を言い渡された。 その一カ月後、大国を統べる皇国の皇太子で別名「黒皇子」と呼ばれるジルクライドは聡明で美しく婚約者が不在のアイシャに「私の妃に」と政略結婚を申し込む。 引く手あまたのはずの彼から自分が選ばれた理由を悟り、政略結婚を引き受けたアイシャは婚約者として一緒に皇国へ向かった。 皇国へ帰途する中や王宮で一緒に過ごすうちに、アイシャの聡明さはもとより、芯の強さや内に隠されたかわいらしさにどんどん心惹かれるジルクライド。半年前に亡くなった婚約者への気持ちとはことなり、自分が初めて恋に落ちたこと、実はひとめぼれだったことを自覚する。 誠実で凛々しいジルクライドはアイシャを大事にし、やがて二人の気持ちは通じ合う。 「俺の命がある限りお前を守るのは俺の役目だ」 そう誓い合った日からほどなく、婚約を阻害しようとする者の罠にかかり、強力な媚薬を盛られたジルクライド。 迎える初夜の儀式で処女でなければ婚姻が不履行になる。二人はどうなるのか――。 <作者より> 大人向け王道恋愛ファンタジー小説を目指しました。 アイシャに一目ぼれしても最初は気づかず、自身の立場と理性で冷静に接する中で、彼女のなにげない優しさや気遣いに触れ、また自分にも物怖じしない性格を知ったことで、気持ちを抑えられなくなった完璧な男性が、愛してもらおうとあがく黒の皇子ジルクライドと、一度は婚約を解消されたもののジルクライドの本気の求婚に心を満たされ、彼の想いに応えようと精一杯努力する侯爵令嬢アイシャのお話です。 『初恋を自覚した黒皇子 婚約破棄された令嬢を甘やかす(1)』には「婚約者に捨てられた令嬢、隣国の皇子に求婚される」~「黒皇子、恋を自覚する」までを収録
  • 異世界でまったり子ども食堂はじめます!~ラーラはみんなの大先生~【完全版】
    4.0
    『子どもは、どんな世界でも最高の宝物』 幼稚園教諭として働きながら、夜は子どもたちが集まる食堂で手伝いもしている伊原夢花。 ある日、幼稚園に刃物を持った男が侵入し、夢花は子どもたちを守ろうとして刺されてしまう。 死んでしまったはずの夢花だったが、目覚めるとラーラ・フィアロという金髪の少女に転生していたのだった。 ラーラの両親はすでに亡くなっていたが、彼らが進めていた学校が出来上がったと隣国からの連絡を受ける。 ラーラは教師であった亡き両親のことを知るため、隣国へ向かうことに。その国では食材はあるのに調理の文化が著しく発展しておらず、美味しい食事を知らない育ち盛りの子どもたちと出会ったラーラ。なかには犯罪に手を染める子どもまで……。 そんな子どもたちの居場所を作るため、ラーラは両親が建てた学校で『子ども食堂』を始めることに。すると、その噂を聞きつけた若き国王のウォルトが、子ども食堂を訪ねてきて――!? 食事を通して子どもたちに関わるラーラの優しく強い想いに、人々の心が動かされていく──。 <作者より> 子ども好きな幼稚園教諭ヒロインが転生した先で子ども食堂を開き、温かく美味しい食事で人々の心を動かしていくほっこり優しいお話です。
  • 泣き虫悪役令嬢、婚約破棄がんばるもんっ!【完全版】
    2.0
    甘くキスされたって、優しくされたって、この婚約は絶対に破棄しなくちゃ……だって、このままじゃ……絶対にいや!! そう思って、マドレーヌは破棄に向かって奔走し無難に学園生活を送り、卒業式またはその前に婚約破棄を円満に迎えるだけのはずだったのに――。 ヒーローのヴィークは、代々王宮で宰相を務めるエリート一族である。かたやマドレーヌは伯爵家とはいえ貧乏であり、ヒロインでもない。 マドレーヌが6歳の婚約直前、自分は18禁乙女ゲームの悪役令嬢に転生し、最後に断罪される悪役令嬢に転生していることを思い出す。しかも断罪された後には、処刑、幽閉、娼館送り、高齢貴族の慰み者のルートしか残っていない。 婚約を破棄するためマドレーヌが奮闘すればするほど、ヴィークの溺愛ルートにはまっていってしまうのはなぜ? しかも、本来のヒロインの様子もおかしいし、ほかの攻略対象者もなんだか記憶にあるゲームの中とは違うような……。 焦るマドレーヌ、自分の描く未来とはどんどん異なる方へ進んでいってしまう!! この結末は、いかに?! <作者より> 今、人気の異世界物語。悪役令嬢を題材に少しでも楽しめる話を描いてみました。 気負いなく気軽に読んでいただけけると幸いです。
  • 苦手な幼馴染騎士の戦利品になったんですけど!!【完全版】1
    3.3
    成人を過ぎても縁談の決まらない第一王女セシリア。ある日、ずっと口をきいていなかった10歳年上の幼馴染バッカスがやってきて、とんでもないことを告げられる――それは、戦利品としてバッカスの元へ降嫁することだった!? 彼は10年前までセシリアの護衛騎士だったが、とある事件をきっかけに護衛から離れていた。その後の戦争での功績から英雄と称されていたが、実際の彼の生活は荒れ、すっかり酒と女にだらしなくなり、まるで荒々しい野獣のような男になっていたのだ。 家族のように大好きだったはずなのに……成長するにつれ人が変わっていくバッカスをセシリアは苦手になっていた。 わけもわからぬままバッカスの屋敷に連れていかれ、いきなりドレスを脱がされそうになるが、あらわになったその肌には、二人が離れてしまうきっかけとなった過去の傷が……。 ワケあり姫と騎士は、過去に向き合い再び心を通わせることができるのか――。 <作者より> 互いには互いしかいないと思っていた、護衛騎士と姫。彼らを引き裂く事件によって、二人は心身ともに傷ついてしまいます。家族のように慕っていた少女セシリアを護れなかった過去から、彼女自身を安全な場所へ避難させ、自身が様々な汚れ役を買うことを決めたバッカスは、何も語らず一人で影で彼女を支え護り続けていました。 そんな二人が結婚することになり、まだ終わっていなかった事件、互いの傷と真実に向き合いながら、徐々に想いを復活させていく物語です。 作者の大好きな二人の物語をどうぞよろしくお願いいたします。 『苦手な幼馴染騎士の戦利品になったんですけど!!【完全版】1』には「第一章 戦利品になった日」~「第六章 戦利品と騎士は過去の呪縛に対峙する」までを収録
  • 運命の番は甘く惹かれ合う(1)
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    異性に触れることが出来ない特殊な体質のリーリアは、女神の結界に守られた集落で、ひっそりと日々を過ごしている。 幼い頃から恋に憧れる彼女は運命の人を切望していたが、18歳になった今ではもうとっくに諦めていた。 けれど、いつものように息抜きに訪れた泉で見慣れない人を見つけた。 褐色の肌に不思議な瞳をした青年のルカ。彼はリーリアを自分の運命の相手である「番」だと言う。 戸惑うリーリアに強引に口づけたルカはそのまま……。 無垢で素直なリーリアと、そんなリーリアを愛してやまないルカ。運命的な出会いをした二人は本当の恋を知っていく――。 お互いが溺愛執着カップルの甘い恋のお話。 <作者より> 無垢な美少女がとろとろに愛される話を書きたい!と楽しく書きました。 褐色ヒーローはとても良いです。初々しくも激甘い、異文化交流恋愛をお楽しみくださいませ♪ 『運命の番は甘く惹かれ合う(1)』には「プロローグ」~「甘いキス」(前編)までを収録
  • 攫われ姫は、拗らせ騎士の偏愛に悩む(1)
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    「ヴェロニカ姫との結婚など絶対にありえません」 カルム王国の第五王女ヴェロニカは社交界デビューの日、ずっと想いを寄せていた守護騎士ルーファスが、仲間の騎士にそう話すところに出くわしてしまう。そして彼が理想とする女性は、亜麻色の髪にエメラルドの瞳を持つ女性だと言う。 さらに、まさにその見た目をした女性ジュリアを、ルーファスがダンスに誘うところを見て、ヴェロニカは自分が失恋したのだと知った――。 ヴェロニカをまるで恋人のように扱い、大切にしてくれていたルーファス。それがいつか愛情に変わると、ヴェロニカは勘違いしていたのだ。 この恋に終止符を打つためルーファスを護衛から外したが、ルーファスはそれに納得しなかった。むしろ、今まで以上に恋人のように接され困惑してしまう。 ルーファスの気持ちがわからぬまますれ違い続ける二人。ある日、ヴェロニカの兄である第二王子がそんな二人を見てある事を提案するが――。 <作者より> お読みいただきありがとうございます! 応援してくださった皆様、またこの作品が出るまで支えてくださった担当者様、絵師様、本当にありがとうございます。 ルーファスの名前が決まるまで悩んだ日々が懐かしいです。元々ヴェロニカ様の名前は決まっていたので、悩みまくりました。 じれったくも盛大にすれ違う二人。お楽しみにいただけたのなら幸いです。またお会いできる機会がありますように。 『攫われ姫は、拗らせ騎士の偏愛に悩む(1)』には「第一章 第一話 初恋は実らない」(前半)を収録
  • 異世界女子、精霊の愛し子になる(1)
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    ある日突然、異世界に落ちてしまった女子大生の皆川千早。 落ちた場所はどうやらえらい人のベッドの上で、しかも情事の真っ最中!? 捕らえられた千早は牢屋に放りこまれ尋問を受けるが、言葉は通じず、拷問を受ける日々に絶望する。やがて熱をだした千早は別の牢屋へと移されたが、そこにいたのは薄汚れた黄金のたてがみをもつライオンだった――。 檻の中で自然とそのライオンと寄り添いながら過ごしていたある日、ライオンの身体に小さな棘を見つけた千早。それを抜いた瞬間、突然優しい光に包まれた。 「いこうか。我が契約者」 ライオンの正体は、精霊が住まうこの世界の精霊王レスタ。呪いを受け牢に入れられていたが、その呪いを千早が解いたことで、あれよあれよと千早はレスタの契約者になってしまう。精霊王の契約者となり、扱いが一変した千早。本当に異世界に来てしまったことを実感し落ち込むが、レスタや精霊たち、多くの仲間と出会い、強く生きていく千早。 動物の姿を模した精霊たちが住まう世界で、精霊王レスタと異世界女子が絆を育み、深く心を結ぶ物語。 <作者より> たとえ姿形が違っても相手を想う気持ちは変わらない、相手を好きになるのに容姿は関係ないという考えを柔らかく表現した作品です。 モフモフは正義。使命も身分もない成人しているけれどまだ親の庇護下にいた主人公が、少し厳しくもリアルな異世界に居場所や大切なヒトを見つけます。雄ライオンに抱きつきたいと思う方、大歓迎。 『異世界女子、精霊の愛し子になる(1)』には「異世界女子、精霊の契約者になる」~「異世界女子、精霊にいたずらされる」(前半)までを収録
  • 建築デザイナーの執愛 ~意地悪な彼は甘い恋に二度落ちる~(1)
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    「俺に抱かれたいなら、自分で脱げよ」 望まぬ相手との結婚を控えた平凡なOLの彩奈は、せめて純潔は初恋の元カレ、英人にささげたいと考えていた。 そんな時高校の同窓会が開かれることに。英人に会うため同窓会に参加した彩奈。十年ぶりに会った英人は学生時代の夢を叶え、海外で活躍する新進気鋭の建築デザイナーになっていた。 無事再会し、彩奈の一夜の誘いに応じてくれた英人だったが、当時彩奈に手ひどく振られたことを責め、冷たくあしらいながら乱暴に抱こうとする。そんな英人にに慄きつつも、だんだんと彩奈は英人の愛撫に疼きを感じ始める。 しかし、彩奈が処女だと分かり事情を知った英人は突然その態度を甘く蕩けさせるように変えて……。 青春時代の甘い恋が、英人の執着心に火をつけ再び燃え上がる――。 <作者より> ヒロイン彩奈は、高校生であっても辛い状況に立たされます。それと同時に、ヒーローの英人の将来を思いやり別れる決断をします。 彩奈の状況を知らず、別れを選択する英人。そんな二人は、十年後に再会しお互いの想いが再燃する。意地悪なようで優しい英人と、冷たいようで愛に溢れる彩奈。 ちょっと強引な英人に引っ張られながらも、身体を重ねるごとに愛が深まっていく二人の王道・再会愛ストーリーです! 『建築デザイナーの執愛 ~意地悪な彼は甘い恋に二度落ちる~(1)』には「第一章 同窓会で再会」~「第二章 二人の出会い」(前半)までを収録
  • モブなのになぜか推しの恋人になりました(1)
    5.0
    憧れの葉山学園に入学することに浮かれていた楠紗雪。可愛い制服を見ていると、突然ここが前世でプレイしていた大好きな乙女ゲームの世界で、葉山学園はゲームの舞台だということに気がついた。でも自分が転生したのはゲームに全く登場しないモブキャラだったのだ! だけど……前世で最推しキャラだった響くんがいるかもしれない……!! 愛してやまない推しキャラに会えるかもという期待に、いてもたってもいられなくなった紗雪は、彼が働いている喫茶店になりふり構わず飛び込んだ。 目の前に存在する推しに感極まり泣き出してしまう紗雪だったが、響くんは優しく慰めてくれた。そんな推しの優しさに感動していた紗雪だったが、帰り際の響くんの言葉に耳を疑った――!? 「俺と付き合う?」 最推しキャラの響くんの押しの強さに、言いくるめられバイトすることになったり、恋人になったりと、あれよあれよと本来ヒロインが通るはずのルートをたどる。次々に登場する攻略対象やサブキャラたち。しかし驚くことに、その中に自分以外の転生者が……!? モブなのに顔面偏差値がやたら高い主人公が、優しくて甘くてちょっとSな最推しに溺愛される学園ラブストーリー! 『モブなのになぜか推しの恋人になりました(1)』には「推しに会いに行きました」~「顔合わせ」(前半)までを収録
  • 悪役令嬢(ラスボス)の友人ですが、隠しボスが溺愛してくる!(1)
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    社畜として過ごす38歳の瑠奈。アラフォーで独身、友達もいないしもはや恋愛も面倒くさい。 ある日、仕事で疲れ切った瑠奈は目の前にやってきた電車に――飛び込む夢から目を覚まし、飛び起きたのはルナ。 ほっとしたのもつかの間、夢の中の「瑠奈」は前世の自分で、転生して9歳の伯爵令嬢として生活していたことに気づく。 そして自分は前世でプレイしていた18禁乙女ゲームの悪役令嬢(ラスボス)……の友人、いわゆるモブキャラであることを思い出した。 このままゲーム通りに進めば、悪役令嬢とともに凌辱エンドという最悪の展開が待っている。どうにか回避しなければ……そうだ、このままインドアライフを送ってゲームのキャラと関わらなければいいんだ! しかしその作戦もむなしく、13歳になってもだらけきっていたルナは、父親に無理矢理学園に入学させられてしまう。 悪役令嬢、攻略対象、ヒロイン……学園内の主要キャラとは関わらず過ごし、あと1年で卒業という時だった。 後輩の美青年レヴィに勉強を教えることになったルナ。ゲームに登場していないレヴィの正体は、まさかの悪役令嬢の弟!? そんな隠しボス知らない! 溺愛しないで! こっちは前世も含めて何十年も処女なんだから~! モブに生まれ変わったはずなのに、悪役令嬢の弟(隠しボス)にうっかり溺愛されてしまった! 平凡に暮らしたいヒロインがゲームの世界で奔走する、エッチでポップなラブコメディ! 『悪役令嬢(ラスボス)の友人ですが、隠しボスが溺愛してくる!(1)』には「『私』と『私』の出会いからそれに至るアレコレ」~「そろった主要人物一覧とどうしてそうなった? な話」(前半)までを収録
  • 悪女ですが!? ~婚約をぶち壊して、王の寵姫を狙います~(1)
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    もう男なんて信じない! 昔、結婚を約束した幼馴染みに捨てられた経験から、男性不信となったディーナ。 裕福な商家から一転、借金生活となった彼女は、自分と弟を養うべく、逆に男を手玉にとる術を学び、その美貌を生かした悪女として生活をしていた。 ある日、ディーナのところへ、ある男を手玉に取ってほしいとの依頼が舞い込む。 高額な報酬につられ、ひとまず話を聞いてみるとなんと隣国オリスデンの王の寵姫となって、王と公爵令嬢の婚約を破棄させてほしいという内容だった。 しかも、依頼は婚約者の公爵令嬢本人からで、婚約破棄をしたい理由が「王がロリコンだから」!? 失敗して王の不興を買えば、処刑される可能性だってある。 それでもお金のため、弟のために、反対を押しきり依頼を受ける決意をしたディーナは侯爵家からの迎え、イルディと共に隣国へと向かった。 早速、オリスデン王へのお目通りをするも、王は婚約者の公爵令嬢を溺愛していて全く入り込む余地がない。 はたしてディーナは、王の心を虜にできるのか…!? <作者より> キャラクター全員が、書いていて楽しかった作品です。 明るいコメディを目指しました。四人の心の揺れを楽しんでいただけたら嬉しいです。 『悪女ですが!? ~婚約をぶち壊して、王の寵姫を狙います~(1)』には「第一章 とんでもない依頼 (1)予想外の依頼」~「第二章 寵姫戦開始! (1)戦闘開始!」までを収録
  • 悪役令嬢(ラスボス)の友人ですが、隠しボスが溺愛してくる!【完全版】1
    4.0
    社畜として過ごす38歳の瑠奈。アラフォーで独身、友達もいないしもはや恋愛も面倒くさい。 ある日、仕事で疲れ切った瑠奈は目の前にやってきた電車に――飛び込む夢から目を覚まし、飛び起きたのはルナ。 ほっとしたのもつかの間、夢の中の「瑠奈」は前世の自分で、転生して9歳の伯爵令嬢として生活していたことに気づく。 そして自分は前世でプレイしていた18禁乙女ゲームの悪役令嬢(ラスボス)……の友人、いわゆるモブキャラであることを思い出した。 このままゲーム通りに進めば、悪役令嬢とともに凌辱エンドという最悪の展開が待っている。どうにか回避しなければ……そうだ、このままインドアライフを送ってゲームのキャラと関わらなければいいんだ! しかしその作戦もむなしく、13歳になってもだらけきっていたルナは、父親に無理矢理学園に入学させられてしまう。 悪役令嬢、攻略対象、ヒロイン……学園内の主要キャラとは関わらず過ごし、あと1年で卒業という時だった。 後輩の美青年レヴィに勉強を教えることになったルナ。ゲームに登場していないレヴィの正体は、まさかの悪役令嬢の弟!? そんな隠しボス知らない! 溺愛しないで! こっちは前世も含めて何十年も処女なんだから~! モブに生まれ変わったはずなのに、悪役令嬢の弟(隠しボス)にうっかり溺愛されてしまった! 平凡に暮らしたいヒロインがゲームの世界で奔走する、エッチでポップなラブコメディ! 『悪役令嬢(ラスボス)の友人ですが、隠しボスが溺愛してくる!【完全版】1』には「『私』と『私』の出会いからそれに至るアレコレ」~「へし折りたかったのにフラグを立てていた……だと……!?」(前半)までを収録
  • 悪女ですが!? ~婚約をぶち壊して、王の寵姫を狙います~【完全版】1
    5.0
    もう男なんて信じない! 昔、結婚を約束した幼馴染みに捨てられた経験から、男性不信となったディーナ。 裕福な商家から一転、借金生活となった彼女は、自分と弟を養うべく、逆に男を手玉にとる術を学び、その美貌を生かした悪女として生活をしていた。 ある日、ディーナのところへ、ある男を手玉に取ってほしいとの依頼が舞い込む。 高額な報酬につられ、ひとまず話を聞いてみるとなんと隣国オリスデンの王の寵姫となって、王と公爵令嬢の婚約を破棄させてほしいという内容だった。 しかも、依頼は婚約者の公爵令嬢本人からで、婚約破棄をしたい理由が「王がロリコンだから」!? 失敗して王の不興を買えば、処刑される可能性だってある。 それでもお金のため、弟のために、反対を押しきり依頼を受ける決意をしたディーナは侯爵家からの迎え、イルディと共に隣国へと向かった。 早速、オリスデン王へのお目通りをするも、王は婚約者の公爵令嬢を溺愛していて全く入り込む余地がない。 はたしてディーナは、王の心を虜にできるのか…!? <作者より> キャラクター全員が、書いていて楽しかった作品です。 明るいコメディを目指しました。四人の心の揺れを楽しんでいただけたら嬉しいです。 『悪女ですが!? ~婚約をぶち壊して、王の寵姫を狙います~【完全版】1』には「第一章 とんでもない依頼 (1)予想外の依頼」~「第三章 不吉な予言 (9)懐かしい面影」までを収録
  • 異世界女子、精霊の愛し子になる【完全版】1
    5.0
    ある日突然、異世界に落ちてしまった女子大生の皆川千早。 落ちた場所はどうやらえらい人のベッドの上で、しかも情事の真っ最中!? 捕らえられた千早は牢屋に放りこまれ尋問を受けるが、言葉は通じず、拷問を受ける日々に絶望する。やがて熱をだした千早は別の牢屋へと移されたが、そこにいたのは薄汚れた黄金のたてがみをもつライオンだった――。 檻の中で自然とそのライオンと寄り添いながら過ごしていたある日、ライオンの身体に小さな棘を見つけた千早。それを抜いた瞬間、突然優しい光に包まれた。 「いこうか。我が契約者」 ライオンの正体は、精霊が住まうこの世界の精霊王レスタ。呪いを受け牢に入れられていたが、その呪いを千早が解いたことで、あれよあれよと千早はレスタの契約者になってしまう。精霊王の契約者となり、扱いが一変した千早。本当に異世界に来てしまったことを実感し落ち込むが、レスタや精霊たち、多くの仲間と出会い、強く生きていく千早。 動物の姿を模した精霊たちが住まう世界で、精霊王レスタと異世界女子が絆を育み、深く心を結ぶ物語。 <作者より> たとえ姿形が違っても相手を想う気持ちは変わらない、相手を好きになるのに容姿は関係ないという考えを柔らかく表現した作品です。 モフモフは正義。使命も身分もない成人しているけれどまだ親の庇護下にいた主人公が、少し厳しくもリアルな異世界に居場所や大切なヒトを見つけます。雄ライオンに抱きつきたいと思う方、大歓迎。 『異世界女子、精霊の愛し子になる【完全版】1』には「異世界女子、精霊の契約者になる」~「異世界女子、宗教とハーレムと自分の心を知る」までを収録

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