ビジネス・実用 - 築地書館作品一覧
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4.5肥満、アレルギー、コメ、ジャガイモ―― みんな微生物が作り出していた! 植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、 同じ働き方をしている。 マイクロバイオーム研究で解き明かされた人体での驚くべき微生物の働きと、 土壌根圏での微生物相の働きによる豊かな農業とガーデニング。 農地と私たちの内臓にすむ微生物への、医学、農学による無差別攻撃の正当性を疑い、 地質学者と生物学者が微生物研究と人間の歴史を振り返る。 微生物理解によって、たべもの、医療、私達自身の体への見方が変わる本。
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4.5
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オスからメスへと性転換するタラバエビ、ウツボの掃除屋アカシマシラヒゲエビ、満月の夜に旅立つオカガニの幼生たち、シオマネキが招くのは潮ではなくメス……原始の時代から海や川や陸上にまで生息し、生業や食料として人びとの暮らしと密接に関わってきたエビやカニなどの甲殻類は、その身近さから世界中で郵便切手に描かれて親しまれてきた。その生態や文化との関わりを、60年にわたって海洋生物研究を続ける著者が紹介。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 庭を使いやすく! 自然の力を活かして! つながりをつくる! 庭で実現するオーガニックな生き方。 無農薬・無化学肥料で暮らしと自然をつなぐ庭をつくるオーガニック植木屋が教える、 あると便利な庭の設備、庭をもっと楽しむコツ、「いざというとき」への庭での備え。 ベランダガーデニングから地域をつなぐコミュニティ・ガーデンまで、 あなたの庭がもっと輝くデザインを提案します。
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5.0若者の参入で持続可能な農業を作り出す! 長年にわたり農政当局の立場から農業経営者と関わってきた著者が、 持続可能な農業のあり方を、データと実例を用いて冷静に前向きに描く。 本書の特色 ①農業による地方創生を徹底解説 ②他産業との所得の比較--主業農家の所得は全世帯平均の1.5倍 ③今後10年以内に農業従事者の4割がリタイアする現実 ④若者の農村回帰と次世代の育成--農業中心の「半農半X」で稼ぐには ⑤生産者と消費者が直接つながれる時代を活かす ⑥ブランド化による需要拡大 ⑦複数販路・IT技術の活用によるコスト削減 ⑧女性の活躍する農業法人は収益力が高い ⑨持続可能な社会づくりに貢献できる農業という仕事
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-アユのことがここまでわかった! 天然アユを増やし、今より釣れるように、 これから先もアユ釣りを楽しめるようにするには、どうしたらいいのか。 川と海が分断され、現在、アユを取りまく環境はいいとは言えないが、 釣り人、漁協関係者、地元住民が一丸となって取り組めば、 天然アユの海からの遡上数向上は決して夢ではない。 アユとアユ釣りをこよなく愛する3人の研究者が、 日本列島の川で生まれ、海に下り、 また川に上って1年間で生涯を終える愛すべきアユの生態から、 アユが遡上する川作り、放流種苗ごとの特徴、 釣果が上がるテクニック、アユ増殖の成功事例まで、 アユに関する最新知見をあますことなく綴った、最強のアユ本。
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4.0地球が、この地面が、どのようにできてきたのか知りたい………… 富裕層の趣味から出発し、聖書の記述を否定し、 サイエンスとしての地球科学を築いた発見の数々と、 その発見をもたらした岩石や地質現象を25章にわたり描く。 古代都市を滅ぼした火山灰 アルプスで発見された古代人アイスマンが語る銅の時代 ナポレオンが考案した錫の缶詰 岩石の水成論と火成論に決着をつけた露頭 鉄隕石が示す惑星の核の組成 ジルコンの砂粒に含まれる初期海洋の証拠 無酸素の地球で形成された縞状鉄鉱層 どんな岩石にも物語があり、 地球の歴史を読み解く貴重な証拠に満ちている。 岩石や地質現象が秘めている魅力的な歴史的・文化的背景、 それらが人間の地球に対する考え方や暮らしをどう変えたのかを、 地質学の謎解きに魅入られ翻弄された人びとの逸話をまじえ、 主な岩石・有名な露頭・重要な地質現象に焦点をあてて解説する。
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4.0人間は、人跡未踏の大自然に身をおいたときに、 どのような行動をとるのか。 氷壁とフィヨルドの海岸に囲まれたグリーンランドで、 地質学者は、何を見、何を感じたのか。 地球科学とネイチャーライティングを合体させて 最高のノンフィクションとたたえられたジョンバロウズ賞受賞作。 [原著書評より抜粋] 美しい文学的文章には……真摯な内省と科学的知識の裏付けがある。 『極限大地』に登場するのは、ほぼ前人未踏の大昔の世界だ。 いまや地球の変化は加速する一方だが、太古の時代の神秘がここには未だに残されている。 本書は文学、科学、哲学、詩のすべての要素において、ネイチャーライティングの傑作の資質を備えている。 ごく繊細なタッチによって、美と学問が稀に見るほど絶妙に組み合わされている。 ――ジョン・バロウズ賞審査員評 著者は知覚の性質と人間の精神について熟考したうえで、 グリーンランドの構造のドラマチックな物理的特徴を描写しながら、 長期にわたる遠征で体験したスリリングな冒険を回想している。 ――サイエンティフィック・アメリカン誌 陸地と北極海の境界がぼやけ、凍るように冷たく澄みきった海が広がり、 その鏡のように滑らかな表面を流氷が漂い、静寂が支配する場所を、著者は見事に再現した…… 太古に関するこのストーリーの視点には、ただただ驚かされる…… グリーンランド東部について著者が抱いた鮮烈な印象からは、 サイエンスライターのほとんどとは無縁な試みに取り組んでいることがわかる。 すなわち、自らの快適な空間という領域にとどまらず、未知の領域にまで足を踏み入れている。 ――ネイチャー誌
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3.3緑の地球を支えているのは菌根*だった。 陸上植物の8割以上が菌類と共生関係を築き、 菌根菌が養水分を根に渡し、植物からは糖類を受けとっている。 植物は菌根菌なしでは生きられない。 *---菌類と植物の根の共生現象のこと 内生菌根・外生菌根・ラン菌根など、 それぞれの菌根の特徴、観察手法、最新の研究成果、 菌根菌の農林業、荒廃地の植生回復への利用をまじえ、 日本を代表する菌根研究者7名が 多様な菌根の世界を総合的に解説する。 菌を食べてしまう植物 光合成をやめた植物と菌根菌 枯れ木を渡り歩くタカツルラン 森林土壌から放出されるCO2の鍵をにぎる外生菌根菌 成木と実生の根の間の菌糸ネットワークが実生の成長を左右する などなど、知られざる土の中の不思議な世界へようこそ
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3.7
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4.0「タイムズ」紙サイエンスブック・オブ・ザ・イヤー選出! 「ニューヨーカー」誌2022 年ベストブック選出! 「ロサンゼルス タイムズ」紙 書籍賞 科学 & テクノロジー部門ファイナリスト! キュビットからキログラム、ミリメーターから光の速度に至るまで、計測することは、人間が世界を理解するために発明した強力なツールだ。 科学と社会史に関するこの啓示的な作品で、著者はその隠された世界に飛び込み、 ナイル川の年間を通しての深さを測定することが重要な任務であった古代エジプトから、 フランス革命におけるメートル法という知的起源にまで読者を誘う。 そしてメートル法とインチ・ヤード法との間の驚くほどの対立から、現在のGoogleなどによる「数値化された自己」の時代まで、あらゆる場面で計測がもたらす政治的影響を鋭く捉えており、測定が抑圧と統制のツールとしてどのように使用されてきたかを科学的に探求する。 本書は、計測が、私たちの世界経験とどのように深くかかわっているかだけでなく、計測の歴史が、人類の知識の探究をどのように包み込み、形作ってきたかを、余すところなく描く。
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4.0ジャンクフード大国アメリカでは、肥満と免疫力低下が大量の感染患者を産み、 世界の密飼される工業型畜産が病原菌や、ウイルスの潜在的な培養器となっている。 農業をオーガニックに全面転換すれば生産力が落ち、食肉の値段は跳ね上がり、 増加する人口を養えないと言われてきた。 コロナ禍を契機に、カロリー過多の飽食が問い直され、 農業政策を多品種・地産地消とオーガニック増産にシフトするEUが、 切り札として掲げる武器はハイテク農業ではなく、公共調達による有機給食だ。 栄養素と食物繊維たっぷりの食は免疫力をたかめてコロナ予防にも役立つ。 学習意欲もアップする。 本書は、こうした世界の潮流に逆行する奇妙な日本の農政や食品安全政策に対して、 パンデミックと自然生態系、腸活と食べ物との深いつながりから警鐘を鳴らす。 日本の有機給食の優良事例から一人ひとりが日々実践できる問題解決への道筋を示す本。
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-竿、よいライン、リール、ウェーディング、昆虫とフライ、作家たち。 英国、日本、北米、ロシア、中国――世界の川を釣行して、 答えのない問いを発し続ける悦楽を描き、「人生の時間」の意味を鮮やかに浮き彫りにする。 疑似餌(フライ)を使って魚と向き合うフライフィッシング。 紀元前に始まり今日スポーツとして親しまれるその歴史から、 竿やフライの進化、文学者が好んで描いた釣り、魚に与えるストレスの問題まで、 フライフィッシングがもつ奥深い世界に浸り、自然と深く関わる方法を探る。
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4.0
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-本書は、CBDの潜在的な医療効果に関する科学文献の包括的なレビューであり、 前臨床研究とヒトを対象とした臨床研究の双方からの結果を解説する。 CBD(カンナビジオール)は、大麻草およびヘンプから採れる陶酔作用を持たない化合物で、 ローションやスムージーからグミやペット用おやつに至るまで、さまざまな製品に含まれている。 精神症、不安、疼痛、さらにはがんなどの病状の治療法として宣伝されているが、 これは必ずしも科学的に立証されているわけではない。 本書では、大麻研究の第一人者である3人の研究者が CBDについての科学的なエビデンスを取り上げて その潜在的な医療効果に関する科学文献の包括的なレビューを提示し、 前臨床研究とヒトを対象とした臨床研究の両方から得られた知見を解説している。 結果的に、現在のCBDブームは、 CBDに医療効果がある可能性を示す前臨床動物研究の結果によって、 ある程度裏付けられていることがわかった。 一方、臨床研究は、大麻を使った研究について規定する法規によって妨げられており、 基礎的な動物研究に後れを取っている。 著者らは、CBDの化学的および薬理学的側面、 および大麻に含まれる主要な向精神性化合物であるTHCとの 相互作用について研究が示していることを検証し、 さらに、てんかん、がん、悪心、疼痛、不安、PTSD、うつ病、 睡眠障害、精神症、依存症の治療におけるCBDの有効性に関する最新の情報をレビューする。
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5.0
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-古来、人間は、木を伐ることで樹木の無限の恵みを引き出し、利用してきた。英国の沼沢地の萌芽更新による枝を使った石器時代の木道、スペインの12世紀の手入れされたナラの林、16世紀のタラ漁船のための木材づくり、野焼きによって森を育んだ北アメリカの先住民、日本の里山萌芽林。米国を代表する育樹家が、世界各地を旅し、1万年にわたって人の暮らしと文化を支えてきた樹木と人間の伝承を掘り起こし、現代によみがえらせる。
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3.0ヒトが免疫を獲得していない未知の病原体が、 突如として現れ人間社会を襲うようになった21世紀。 コロナウイルスに限らず、新興感染症の波が次々と襲ってくるのはなぜなのか。 獣医師、疫学者として世界の人獣共通感染症の最前線に立ち続けた著者が、 感染症の培養器となっている工場型畜産から、 感染症を運ぶエキゾチックなペット問題まで、 グローバル化した人間社会が構造的に生み出す 新興感染症とその対応を平易・冷静に描く。
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-人類の歴史が始まって以来、私たちの信仰、科学、芸術、資源の源として存在し続けている鳥類。精神と生命を支えてきたその生物を、人はどのように捉え、利用し、そして保護しようとしているのか。鷹狩りの歴史、ダ・ヴィンチが興味を引かれたキツツキの舌、鳥が部位ごとに持つとされた薬効、海鳥の利用と個体数減少など、1万年以上にわたる人間と鳥の関わりを、イギリスを代表する鳥類学者が語り尽くす。
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5.0
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3.8
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4.5
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-プールの壁に生えている緑色のものから、 ワカメやコンブといった海藻、 植物の体内の葉緑体やシアノバクテリアまで、 知っているようでよく知らない藻類。 だが、地球に酸素が発生して生物が進化できたのも、 人類が生き残り、脳を発達させることができたのも、 すべて、藻類のおかげだったのだ。 この1冊で、一見、とても地味な存在である藻類の、 地球と生命、ヒトとの壮大な関わりを知ることができる。
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-太陽のちょっとした挙動の変化で大飢饉が起こり、人類史が書き換えられてきた。 人びとが崇め、畏れ、探求してきた太陽とは、どういう星なのか。 太陽の誕生から、古代の人々の太陽崇拝と暦の作成、 観測技術の飛躍的な発達により明らかにされていく太陽の組成や活動、 太陽フレアの恐るべき威力、太陽の観測を続ける人工衛星、75億年後の太陽消滅まで。 NASAで任務に就いたこともある、小惑星ホワイトハウスにその名をつけられた英国を代表する科学ライターである著者が、 神話、民俗信仰から最先端の天文学まで網羅して、人類を支配してきた太陽を余す所なく描く。
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3.02020年ライブラリー・ジャーナル誌BEST BOOK選出(サイエンス&テクノロジー部門) 2020年パブリッシャーズ・ウィークリー誌ベスト・ノンフィクション選出 地球上の生物は、常に動いている! 季節ごとに渡りを繰り返す鳥や昆虫、気候変動で生息地を変える動植物、 そして災害や紛争で移動を繰り返す人類。 生物はどのように移動し、繁栄・衰退してきたのか。 その移動は地球環境にどのような影響を与えてきたのか。 彼らの移動は妨げるべきものなのか。 地球規模の生物の移動の過去と未来を、 気鋭の科学ジャーナリストが、 生物学から分類学、社会科学的視点もふまえた広い視野で解き明かす。 ――――― [原著書評より抜粋] 絶えず移動している私たち人間を素晴らしく独創的に活写。 ――ナオミ・クライン(ジャーナリストで作家。『ショック・ドクトリン』の著者) 移民・移入・侵入種に関する誤った物語を暴き、 ヒトの遺伝子には移動しようという他の生き物と共通の衝動が書き込まれている とするすばらしい研究。 ……対象をあくまでも追跡する推理小説であり報道記事であるこの作品は、 著者シャーを世界の果てまで、また歴史の彼方まで連れ出す。 ……話を巡らせながら、ヒトがなぜあちこちへ動き回るのかを語るこの本は ……数ヶ月後の予言も、数年後の予言も等しく的中させそうだ。 なぜなら、本書は何が人類を移動させるのか、 そして、こうした大量移動はより多数が定住しているコミュニティや国家に利益をもたらすのか、 という二つの疑問を発しており、 これらの疑問は私たちの地政学的活動をすでに具体化しつつあるのだから。 ――ガーディアン紙 思慮深く示唆に富む移動擁護論。 ――サイエンス誌 読者を夢中にさせる本書は、ヒトだろうとヒト以外だろうと 今日の移動は地球規模の危機を表すのだという概念に逆らい、 歴史や取材や広範な科学研究をよりどころとして、 移動は「普通に続いている現実」であることを示している。 ――ニューヨーカー誌 反移民政治家たちが不必要で残酷な防壁を造るために データをゆがめ、また誤用している、 そしてまた、私たちが社会的、政治的、生態学的に 大幅に変化した世界に直面するのは避けようがないに違いない、 そうシャーが主張するのはもっともだ。 その結果変化したコミュニティは単に変わるだけでなく、 多くの場合温暖化する世界によりよく適応して繁栄することだろう。 ――ネイチャー誌
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5.0大規模林業と小規模林業が共存して持続可能な森林経営を行なっているオーストリア。 そのカギは、徹底した林業専門教育、地域密着のエネルギー供給をはじめとする 土地に根ざした地域主体の小規模林業・林産業と多様な支援体制にあった。 日本の農山村が、地域の自然資源を活かして経済的に自立するための実践哲学を示す。 「森林豊かな長野県、そして日本。 そこには、林業の土台となる哲学が必要です。 学びと自治の力を育み、林業県を目指す長野県だけでなく、日本の森林・林業政策の参考になる一冊です。 森林・林業や山村地域で活躍している多くの実務者、行政関係者、学生の皆さんに推薦します。 長野県知事 阿部守一」
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3.0「学びの意味」が激変する現在、 学習指導要領に則った画一的な教育から離れ、 学びの深さが変わる異年齢集団学習を取り入れた、 生徒の主体的・対話的な学びができる、 民主的な小さな学校が、続々と出来ている。 世界の先進的な自由学校を取材し、 自らも大阪でオルタナティブスクールの運営に携わる著者が、 生徒数200人以下の小さな学校を実現するための 立法、制度作りから教育構想までを平易に解説する 「スモールスクール提言」。 [推薦のことば] ポスト・コロナ時代の教育はどんな教育になるのだろう? 「元に戻さない」と多くの人は言うけれど、 「どのように?」と問われると、途方に暮れてしまう。 しかし本書には、新たな時代に求められる教育の在り方と方向性が描かれている。 ユネスコ等がリードし、SDGsを実現するための教育でもある ESDの特徴である「変容」「統合」「刷新」のすべてがここにある。 ―――永田佳之(聖心女子大学教授) 8つの読者層 1 子育て中の親 2 小学校・中学校・高校の先生 3 教師になろうと思っている学生 4 自分たちで学校を創ろうと思っている人 5 過疎化や少子化で学校閉鎖に直面している学校の保護者や管理者 6 大学生の教育に携わる教員、教育学研究者 7 文科省、自治体の教育行政に携わる人 8 教育に関する立法に携わる政治家
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3.8
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-日本の農地の25%を有機農業に、それ以外の全農地も化学肥料や農薬を削減する----日本でも生物多様性の激減と気候危機に適応した農政転換がおこっている。とはいえ、有機農業面積はわずか0.5%。病害虫や雑草が多い日本では、ゲノム編集技術やドローン、AIといったハイテク技術の実装がなければ不可能だというのが世間一般の見解だ。 実際には欧米はもちろん、日本以上に高温多湿なインドや台湾などでも有機農業は広まっている。そのカギは、4億年かけて植物と共進化してきた真菌、草本と6000万年共進化してきたウシなどの偶蹄類にある。 本書は、最先端の研究を紹介しながら、土壌と微生物、食べ物、そして気候変動との深い関係性を根底から問いかける。世界各地で取り組まれる菌根菌を活かした不耕起自然農法や自然放牧での畜産の実践事例は、「一度失われた表土再生には何百年もかかる。化学肥料や有機堆肥がなければ農業はできない」という通説を見事に覆していく。 腸活や健康を考えれば有機農産物はコスパがいい。川下の消費者意識がカギと、国をあげて有機学校給食を推進するデンマーク。森林、海、農地の循環と地域経済再生のコアに土づくりを据える大分県臼杵市。篤農家が在野で開発した農法を横展開して、流通や消費を総合的にガバナンスすればどうなるか。「有機」こそが、日本の食べ物を担う、あたりまえの農業であることがわかるだろう。
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4.1土が文明の寿命を決定する! 文明が衰退する原因は気候変動か、戦争か、疫病か? 古代文明から20世紀のアメリカまで、土から歴史を見ることで社会に大変動を引き起こす土と人類の関係を解き明かす。
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5.0富士山麓山中湖畔に広がる、東京大学演習林「癒しの森」ここを舞台に人と森とをつなぐプロジェクトが始まった。楽しいから山に入る、地域の森の手入れをする、薪をつくる、「癒し」を得ながら森に関わる、誰でも親しめる森をつくる………。みんなでできる森の手入れが暮らしや地域を豊かにする。これまでの林業を乗り越えるきっかけとなる、森林と人をつなぐ画期的な第一歩。
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-【日本でも街中に出没するクマが話題になっている今、非常にタイムリーな1冊】 『スミソニアン・マガジン』の2022年お気に入り本に選出! 都市はいかにして野生動物たちにとって魅力的な住みかとなったのか? 道を横切る二足歩行のクマ、 巣のライブ配信中に子猫を獲ってきてヒナに与えるワシ、 動物園のコアラを連れ去ったピューマ――。 リスやコウモリなどの小型動物から大型猛獣まで、 人工的なものの象徴である都市が 思いがけず野生動物を引き寄せることになった理由を歴史的に振り返り、 駆除か保護かの二元論ではない共生への道を探る。
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4.3「サンデータイムズ」ベストセラー。タイムズ紙、オブザーバー紙「今年読むべき1冊2020年」に選出。人はなぜ土に触れると癒されるのか。庭仕事は人の心にどのような働きかけをするのか。世界的ガーデンデザイナーを夫にもつ精神科医が、夫とともに庭づくりを始めてガーデニングにめざめ、自然と庭と人間の精神のつながりに気づく。さまざまな研究や実例をもとに、庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。
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-私たちの脳内には860億個のニューロンがあり、 ニューロン同士が正確に繋がることで、コミュニケーションを取っている。 ニューロンとニューロンの繋がりは、ケガや病気によって変化してしまう。 また、成長の過程で繋がりが正常に発達しなかったり、全く形成されなかったりすることもある。 そうした事態に陥ると、脳機能に混乱が生じて、 自閉スペクトラム症、うつ病、統合失調症、パーキンソン病、 依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など 精神疾患の原因となる。 こうした脳の混乱がどのように生じるかを研究し、その治療法の可能性を探ることは、 私たちの思考、感情、行動、記憶、創造性がどのようにして脳で生み出されているのか、 その解明にも繋がっていく。 神経科学者たちの研究成果、精神疾患の当事者や家族の声、治療法の歴史を踏まえながら、 ノーベル賞受賞の脳科学の第一人者が心の病と脳を読み解く。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 卵をオスに産み渡すハナタツのメス、 孵化まで口の中で抱卵する魚、 卵を1ヶ月間抱え育てるカニ、 魚の頭に寄生し繁殖するカイアシ類、 岩に花弁状に産みつけられた巻貝の卵塊、 2匹が交互に交尾するウミウシと、 生殖器を突き刺すべく絡み合う雌雄同体のヒラムシ……。 海の小さな生き物たちの、求愛と交接、産卵・孵化から保育、そしてクローン繁殖まで。 想像を超えた驚きの繁殖行動をオールカラーの生態写真で紹介。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 好奇心と観察力が高まれば、散策がもっと楽しくなる。子どもから大人まで使えるネイチャー・ジャーナリング・ガイド。自然の中で、見たり聞いたり拾ったりした事や物を、絵と文章で綴るアメリカ発の自然観察記録──ネイチャー・ジャーナリング。ナチュラリストで芸術家、そして教育者という多彩な顔をもつ著者による、自然と向き合い、つながるための理論から、描き方の具体的な手法まで。
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-80パーセント以上の陸上植物は菌根菌という菌類(カビの仲間)と共生している。 菌根菌が土の中に張り巡らせた菌糸で集めたリンやミネラルを植物に渡し、植物が光合成で作ったカーボンを菌に渡すというパートナーシップは、植物が陸上進出した4億5000万年前から続いていると考えられている。 しかしこの関係は、自分に利益をもたらさない相手には容赦なく制裁を加えたり、相手をだますことで「寄生」したりするシビアさももっているのだ。 次々に版を重ねている『菌根の世界』につづき、菌と植物のきってもきれない関係を気鋭の研究者12名が全10章とコラムでさまざまな角度から描き出す。
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