趣味・実用 - エッセイ作品一覧

  • いい顔してる人 生き方は顔に出る!
    4.0
    「あの人はいい顔してる」と言うことがあります。とても魅力的な表現ながら、どういう顔がいい顔なのかわかりにくい面もあります。そこで本書では、写真家荒木経惟さんが、いい顔についてあらゆる角度から論じ、いい顔とは何か、どうすればいい顔の持ち主になれるのかについて、徹底的に語りつくします。アラーキーの呼び名でおなじみの荒木経惟さんは、2010年5月で70歳を迎えます。また、写真家生活も50余年になります。09年に自身のからだに見つかったガンと闘いながらも、過激な問題作を次々と発表されています。一方で、荒木さんが思い入れをもって撮影してきたのは、“顔”です。自身の写真家生活は「顔に始まり顔に終わる」と言い切り、いまなお、『日本人ノ顔』シリーズなどを通し、顔を撮り続けています。顔をテーマにしながら荒木さんのお話は、女性観、男性観、人間観、死生観にまで広がり、この写真家の人間への興味、思索の深さには唸る思いがいたします。政治、社会、文化、芸能、スポーツ……、あらゆる世界で「いい顔」が少なくなったいま、多くの方に読まれ、この国に「いい顔」があふれることを願う一冊です。

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  • あの人の庭から : みんなが憧れる、12人のとっておきの庭。
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 菜園のある庭に、森みたいな庭。テラスに屋上、おおらかな庭に、繊細な庭。あの人の意外な一面も発見できる、個性豊かな12の庭がずらり。それぞれの人生にぴったりと寄り添う庭の、素敵なストーリーも。
  • ウィズ・ザ・ビートルズ
    3.5
    アルバム14枚を語りつくす愛と情熱の書。 ビートルズがレコードデビューしたのは1962年、著者が中学生の時だった。そして、最後のアルバムが出たのが1970年。彼らが駆け抜けた年月は、彼らを追い続けた著者の〈青春〉とぴったり重なっている。ビートルズはどんなに年月が経っても常に現役だ。北極星のように不動の輝きを放ちつづけるロックンロールの神を、ビートルズ評論の第一人者が情熱をこめてリスペクトする。デビューアルバム『Please Please Me』から、最後のアルバム『Let It Be』までのオリジナル・アルバム14枚を完璧に分析し、私的ビートルズ体験を織り込んで自在に語る長篇エッセー。待望の文庫版を電子化。
  • 植田正治 私の写真作法
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀の日本を代表する写真家であり、 《植田調》と評された独自の作風で 世界中から愛された植田正治が 残した唯一の著作。 はじめに 私の写真遍歴 アマチュア諸君へ ちょっとすてきなもの オリジナルプリントと印画紙1 オリジナルプリントと印画紙2 カメラとレンズ 愛すべき「ライカ」 あとがき 初出一覧 目次より 本タイトルは、レイアウト固定型の商品です。 ・フリースクロール(リフロー)型でないので、文字サイズの変更、フォントの変更ができません ・マーカーは付けられません ・テキスト検索はできません ・推奨端末はPCかタブレットです(スマートフォンは推奨いたしません) 以上ご確認のうえご購入ください。
  • 美しく怒れ
    4.4
    「憤り」とは世界に体当たりする情熱である――。グローバル時代の社交術から官僚依存批判、シャツスタイルのススメまで、時代の数歩先を駆け抜けた芸術家による鮮やかな日本論! 岡本敏子による「太郎の眼」収録。
  • 占い師の秘密話
    -
    絶対に当たる占いはあるのか。 占いで何がわかるのか。 占い師は未来が全てわかるのか。 言う通りにすれば全て物事はうまくいくのか。 占いをするにあたって、いろんな不安や疑問があると思います。 占い師をしていて「これってどうなの?」と聞かれたことを、この本にまとめてみました。 占い師の、裏話。 楽しんで頂ければ嬉しいです。
  • 江戸の芸術
    -
    浮世絵に関するものを中心に1920年にまとめて刊行された「江戸芸術論」に、別のところで発表された「浮世絵」「鋳掛松」「為永春水」を加えて新たに編成した荷風の江戸芸術論。「浮世絵」「浮世絵の鑑賞」「鈴木春信の錦絵」「浮世絵の山水画と江戸名所」「泰西人の見たる葛飾北斎」「ゴンクウルの歌麿及北斎伝」「欧米人の浮世絵研究」「浮世絵と江戸演劇」「衰頽期の浮世絵」「鋳掛松」「狂歌を論ず」「為永春水」「江戸演劇の特徴」の13編を収めた。

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  • ELVISと生きる限り As long as I have you
    -
    1巻1,048円 (税込)
    J‐ELVIS・森泰仁の雄叫びを聞いてみなよ!エルヴィス・インパーソネーター・コンテスト優勝、メンフィス名誉市民賞受賞。暗闇の中でR&Rに憧れ、キングの歌に心を癒された、生まれながらの落ちこぼれ野郎がメンフィスを熱狂させる真実のストーリー。

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  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史
    3.8
    本書は、美術を生み出し、求めるときの様々な欲望に光を当て、美術というものをいろいろな観点から眺めたエッセイ集である。扱った作品は、世界的な名作から、通常は美術とは目されない特殊なものまで様々だが、いずれも美術史上の重要な問題につながると思っている。(「まえがき」より)「欲望とモラル」「美術の原点」「自己と他者」「信仰、破壊、創造」という四つの観点から、「美が生まれる瞬間」を探る。<オールカラー>
  • 香と日本人
    3.5
    千四百年前、淡路島にたどりついた1本の流木を島人たちが火にくべたところ、得も言われぬ芳香が。仏教とともに伝えられた「香文化」を知る聖徳太子は「香木」だとすぐに見抜いたといいます。そして千年前、『源氏物語』の時代に人々は「香」で愛情を伝えました。鎌倉時代の武家は香木を兜に焚きしめ、室町時代に香は「香道」という芸道になりました。世界が賞賛する日本文化「香」の物語を、「香文化の伝道師」がわかりやすく綴る癒しのエッセイ。
  • 【カラー版】あなたは誰? 私はここにいる
    3.7
    【電子特別版・カラー画像多数収録!】伊集院静氏、落合恵子氏、千住博氏推薦! ドイツ留学中の著者は、500年前のデューラーの<自画像>から啓示を受けた。「私はここにいる。お前はどこに立っている?」。絵の中の同じ28歳の男は、鬱々とした内面の森をさ迷う在日の青年に、宿命との対峙を突きつけたのだ。30年後、人気美術番組の司会を務めた著者は、古今東西の絵画や彫刻の魅力を次々に再発見していく。ベラスケス、マネ、クリムト、ゴーギャン、ブリューゲル、ミレー、若冲、沈寿官――。本書は「美術本」的な装いの「自己内対話」の記録であり、現代の祈りと再生への道筋を標した人生哲学の書でもある。※電子版に収録されている画像は紙の書籍のものとは一部異なります。【目次】はじめに わたしたちは今、どこにいるのか/第一章 おまえはどこに立っている アルブレヒト・デューラー《自画像》、ディエゴ・ベラスケス《女官たち》《ドンセバスチャン・デ・モーラ》、エドュアール・マネ《オランピア》、イワン・クラムスコイ《忘れえぬ人》ほか/第二章 生々しきもの ギュスターヴ・クールベ《石を砕く人》《世界の起源》、エドュアール・マネ《草上の昼食》ほか/第三章 エロスの誘い グスタフ・クリムト《ダナエ》、エゴン・シーレ《縁飾りのあるブランケットに横たわる二人の少女》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》ほか/第四章 白への憧憬 白磁大壺、長谷川等伯《松林図屏風》、純白のチマ・チョゴリほか/第五章 不可知なるもの マーク・ロスコ《シーグラム壁画》、パウル・クレー《想い出の絨毯》ほか/第六章 死と再生 ピーテル・ブリューゲル《死の勝利》《バベルの塔》《絞首台の上のカササギ》ほか/第七章 生きとし生けるもの 伊藤若冲《群鶏図》《貝甲図》、熊田千佳慕《メスを求めて》《恋のセレナーデ》《天敵》ほか/第八章 祈りの形 アルブレヒト・デューラー《祈りの手》、円空《尼僧》、ジャン=フランソワ・ミレー《晩鐘》ほか/第九章 浄土的なるもの 与謝蕪村《夜色楼台図》、ジャン=フランソワ・ミレー《春》、犬塚勉《暗く深き渓谷の入口I》ほか/第一〇章 受け入れる力 ルーシー・リーの白釉の陶器、ハンス・コパーのキクラデス・フォームの陶器、沈寿官《薩摩焼夏香炉》ほか/おわりに ここで生きる――デューラー《メレンコリア・1》に寄せて アルブレヒト・デューラー《メレンコリア・1》
  • 漢字逍遥
    3.7
    「菊」の音読みを知っていますか? 「月」という字の成り立ちとは? ――漢字の専門家・阿辻博士が軽妙な文章で漢字にまつわる逸話や由来を記したエッセイの数々。身近な漢字を題材に、楽しく読めて学べる一冊。
  • 絆

    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 武田双雲が考え、悩み、壁にぶち当たり、時には喜びを感じながら4年間書き続けた50余りの書と言葉を集めた本。世界の方にもメッセージが届きますよう、今回も英語訳と中国語訳を掲載されています。
  • 幻想の彼方へ
    5.0
    シュルレアリスムは今世紀最大の芸術運動といわれている。アンドレ・ブルトンに導かれて早くからこの世界に関心を持ちつづけていた著者は、その豊かな鉱脈から心ひかれる作品を数多く発見し、みずからの気質を映し出す鏡とした。60年代には、そのシュルレアリスム絵画をめぐって数多くのエッセイが書かれたが、本書はそれらをまとめたもので、『幻想の画廊から』につぐエッセイ集である。

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  • 心をひとつに響かせる! 市立柏高校吹奏楽部
    5.0
    1巻990円 (税込)
    毎年数々のコンクールで輝かしい成績を収めている市立柏高校吹奏楽部。一公立高校の吹奏楽部が短期間に飛躍し、長年強さを保ちつづけている理由を、その指導者が自ら語る!

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  • 骨董掘り出し人生
    4.5
    カネのない辛さにも、ニセモノをはめられるのにも、古伊万里をひろめたのにも、すべてに意味がある……。「開運!なんでも鑑定団」の名物鑑定士が、流転の少年時代、つらい修行時代を振り返る。失敗も人との出会いも、すべて自分の糧に……骨董を掘り出すように、人生も掘り出してきた著者の実践的骨董修行記。目利きの成り立ち、ホンモノとニセモノの見分け方、真のお宝のみつけ方など、実践から生まれた豊かな知恵と生きるヒント。骨董に限らず中島美学の神髄が満載。

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  • Coloratura
    -
    1巻1,826円 (税込)
    田中彩子フォトエッセイ。 彼女の声は100年にひとりといわれるハイ・コロラトゥーラ(一般的なソプラノより遙か高音域)。「美人すぎるソプラノ歌手」「かわいすぎるオペラ」として、世界で注目を集めている。 京都府北部の普通の家庭で育った田中さんは、幼い頃からピアノを習い、高校の進路相談では「将来はピアニストに」と音大を志望していた。ところが、手が小さく、1オクターブに届かない。そんなとき恩師が声楽の道へ誘った。高校卒業後、18才で単身ウィーンへ渡るものの留学して4年、日本の友人らが次々と就職していくなか、田中さんはドイツ語の辞書を片手に、精神的にも金銭的にもツライ日々を過ごした。それでも夢をあきらめず、前を向いて歩いていたある日、転機が訪れた―― 本書は、田中さんの半生を写真とともに綴る。アジア人に厳しいといわれる欧州のオペラ界で、どのように彼女が階段を上がっていったのか。また32才の女性として、家族、友人、健康や美容、恋愛…と、どのように向き合ってきたのかが綴られる。 【ご注意】※この作品はカラーのページを含みます。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 新版 囲碁名言集
    -
    「のぞきにつがぬバカはなし」「裾あき囲うべからず」など、囲碁には独特の格言・金言があり、いずれも陥穽に落ちこむことをいましめる合理性がある。文壇本因坊として知られた著者が、盤面を人生に見立て軽妙に語った名著。

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  • 随想――バレエに食われる日本人――
    2.7
    日本のバレエを知りたい人へ! 医者になるつもりが、食うや食わずの生活ながらもバレエの道にのめり込む! ダンサーとして多くの作品に主演する一方、日本の風土に根ざした創作バレエを発表。海外バレエ団にも振り付けるなど、経験も豊富な著者が、日本のバレエ60年を振り返る。 バレエ・ダンサーやバレエを志す若い人達・バレエ鑑賞にも貴重な一冊である。

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  • 拙者は食えん!―サムライ洋食事始―
    3.9
    幕末~明治初期、初めて「洋食」に出会ったサムライたち。「ボートル(バター)塗りつけ、油ばかり」、それでも開国のため、ひたすら我慢して食べ、挙句の果ては「いかなる事の報いか。神仏に祈るほかなかりけり」……。日本人と洋食との邂逅がこれほど劇的だったとは! 読み出したら止まらない面白歴史エッセイ!

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  • たった1枚の紙で、「運命の彼」はあらわれる!(大和出版) 最速で最高の幸せをつかむ61のルール
    4.0
    今すぐ本気で出会いたいあなたへ。魔法のマリッジ・シートで「出会い」も「ゴールイン」も思いのまま!「エッセンシャル占星術」で1500人以上を幸せに導いてきた著者が贈る「最高に幸せになれる相手と最短で結ばれる」方法。「セッション後1カ月で運命の出会い。1年2カ月で結婚しました!」「シングルマザーでしたが、みやびさんのアドバイスで自信が持て、幼なじみの彼にアプローチ。今では幸せな家庭を築いています」「みやびさんのアドバイスで、あらゆることがストンと腑に落ちました。お付き合いしていた彼とは先月婚約しました」……「出会った!」「結ばれた!」「幸せになった!」喜びの声続々。

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  • チェリーココの WONDERFUL DAYS
    無料あり
    5.0
    「私はどんなささいな日でも 楽しみを感じることができるような人になりたい 明るい笑いをふりまけるような人に」 ――――『11/楽しみ』より おかっぱヘアに大きなリボンがかわいい女の子のスムと、ウサギのココ、犬のハッピーが紡ぎ出す、ほのぼのとしたものがたり。 作者・バラエティスムが、多様なストーリーと表情を持つ幼いころの自分と、お父さんからもらったうさぎのぬいぐるみ、お母さんからプレゼントされた犬をモチーフに、楽しくて心温まる日常のエピソードを描いた作品です。 ピュアな気持ちが溢れるスムの表情と、カラフルキュートなイラストに添えられたポエムに、心がぽかぽか温まります。 あなたにも“チェリーココ”からの幸せが届きますように。 「LINE」のスタンプでおなじみ! ‘チェリーココ’のとっても可愛いアートブック バラエティスム ‘チェリーココ’のキャラクターデザイナー兼イラスト作家として活動中の彼女の本名は、朴・スミ。しかし、彼女の幼い頃からの友達は今でも、スミではなく‘スム(Sum)’というニックネームで呼ぶそう。現在は‘バラエティスム(Varietysum)’というペンネームで、多様なストーリーと表情を持つ幼い頃の自分を‘スム(Sum)’というキャラクターにして、少しの変化にも敏感、ちょっとしたことでも笑いが絶えない、そんなピュアな女の子の物語‘チェリーココ’を描いています。
  • 茶の本
    -
    岡倉天心は明治の美術批評家で、日本美術学校(今の東京芸術大学)を創立して初代の校長になった。のちには横山大観らと日本美術院を設立して、日本美術の発展と海外への紹介に力をつくした。そうしたなかで彼が英文で書き、アメリカの出版社から出した日本美術論、東洋美術論がこの「茶の本」。あくまでも「わかりやすさ」を念頭に周到になされた苦心の翻訳である。

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  • ドビュッシーとの散歩
    3.7
    ドビュッシーの作品を私たち日本人が弾くと、どこかなつかしい感じがする――。ドビュッシーの演奏・解釈の第一人者にして、モノ書きピアニストとして知られる著者が、偏愛する40曲あまりのピアノ作品に寄せたエッセイ集。その音楽の先進性や東洋趣味、怪奇幻想そして演奏する喜びを、軽やかな文体で綴る。
  • PIED PIPER DAYS
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    日本のロックの貴重な証言者にして 豊富な知識で数々の名盤を紹介してきた ポップスの水先案内人によるマジカルな音楽体験記70年代はシュガー・ベイブ~ティン・パン・アレー~細野晴臣のマネージャーとして、80年代は伝説のレコード・ショップ、パイドパイパーハウスの店主として、国内外の音楽シーンを見つめてきた長門芳郎による初の回顧録。シュガー・ベイブ誕生秘話、未発表作品も含むティン・パン・アレーの関連作やコンサートにおける数々の逸話、小説にも登場し流行の最前線といわれたレコード・ショップの店頭での出来事、渋谷系勃興前夜の東京の音楽シーン、さらに取材、招聘やプロデュース、リイシューを通じた海外ミュージシャンとの交流などが、貴重な写真や資料をまじえて丹念に綴られる。関連作を紹介するディスク・ガイド付き。
  • 久石譲 音楽する日乗
    3.7
    1巻1,386円 (税込)
    久石譲が綴った「文字になった音楽」。 宮崎駿監督や北野武監督の映画音楽の作曲家として知られる久石譲氏は、コンサートのチケットは発売と同時に完売、作曲した曲は中国、台湾などのアジアをはじめ、ヨーロッパなどでも演奏される名実ともに日本を代表する音楽家です。  その久石氏が、クラシック音楽を中心に、音作りや演奏活動から発想の源や思索の原点などについて執筆。特に近年、力を入れているクラシック音楽の作曲と指揮については、その難しさを含め、楽しさ、醍醐味、指揮してわかることなど幅広いエピソードが綴られています。また、氏の原点ともいえる現代音楽を、「現代の音楽」としてあらたに作曲し、演奏、伝え、拡げていくための、格闘にも似た営為を、日常の何気ない思いもはさみながら描写しています。  作曲家であり指揮者、そしてピアノ奏者で、エンターテインメントを知り抜いた久石氏だから創り出せるクラシック音楽、そして「現代の音楽」。その新鮮かつ素晴らしい体験を、コンサート会場と本書で味わってください。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 藤森照信×山口晃 日本建築集中講義
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先生役に路上観察的視点をもつ建築家・藤森照信氏、聞き手兼ツッコミ役に気鋭の画家・山口晃氏。その二人が、「集中講義」の名のもとに日本各地の名建築を見学し、発見や建築の魅力を語り合います。建築の魅力はもちろん、見学のさなかの珍道中や二人の愉快な妄想など、山口画伯のエッセイ漫画と対談とでたっぷり伝えます。時に大マジメに、時にユーモアたっぷりに、教養と雑談を交じえつつ繰り広げられる二人の掛け合いはまさに「爆笑講義」。寺社、茶室、城、住宅...知っているようで知らない日本の伝統建築の魅力を、二人の独特の視点から再発見!
  • フレンチ狂日記 FLASHBACK 1978―1992
    -
    1巻1,152円 (税込)
    すべてはこの時からはじまっていた…。シャンソンからフレンチ・ポップス、そしてゲンスブールまで、現代のフレンチ・ブームの原点を探るフレンチへの旅。共同通信社92年刊「さよならゲンスブール」の改題。

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  • ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄道マニアとして有名なホリプロマネージャーの南田裕介が、寝る間を惜しんで、北へ南へ東へ西へ。雨に耐え、暑さに耐え、雪に耐え、絶滅危惧車両を追いかけた愛と涙と笑の物語が完成しました! 恋愛よりも仕事よりも「つい」鉄道ダイヤを優先させてしまう男の性が詰まった一冊です。最近、熱中するものがないな、と思っているそこのアナタ、必読ですよ! 撮影:原田圭介 鉄道写真:南田裕介、杉山裕美、杉山貴紀、鉄道博物館、Railstation.net 主婦と生活社刊
  • 僕が大人になったら 若き指揮者のヨーロッパ孤軍奮闘記
    3.9
    1巻610円 (税込)
    「大人になったらベルリン・フィルの指揮者になりたい」小学校の卒業文集に書いたその夢を叶え、2011年5月、ついに世界最高峰の指揮台に立った著書。本書は、いまや『題名のない音楽会』などでもおなじみの著者が、若き日に欧州の名門オーケストラに単身挑み、世界的指揮者へと成長していくまでの記録。突然の曲目変更で徹夜、ひと癖もふた癖もある天才演奏家に苦悩、プレッシャーで眠れぬ夜……さまざまな壁にぶつかりながらも、夢に向けて努力を続ける姿がみずみずしく描かれており、ファンならずとも大きな勇気をもらえる1冊。文庫オリジナル。「このエッセイを書いていた時代というのは、いよいよ僕がヨーロッパというクラシック音楽の本場を舞台に、さまざまな世界中のオーケストラと出会い、時には肩肘張ってでも、『なんとか指揮者としての仕事をやっていけるぞ!』と、自分に言い聞かせていた時だったように思います。数々のヨーロッパのオーケストラを相手に、無我夢中で頑張っていたこの数年間がなければ、今の自分はなかったでしょう」(「まえがき」より抜粋)

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  • 文字に聞く
    4.0
    「日本近代書道の父」と称される日下部鳴鶴の流れをくむ鳴鶴流第四代を継ぐ書家の著作。「字書きは文字学者でなければならない」という師匠の教えに従い、漢字の成り立ちなどについても研鑽を積み、それをまとめたのが、この一冊だ。  章立てがユニーク。「歩く文字、走る文字」「鷲づかみにされた心」「漢字でない漢字」「誠の花を学ぶ」「点は一生」の5章からなる。表意文字である漢字の意味や文字の誕生や変遷をたどり、漢字の魅力や書への思いや書聖、王羲之についても筆を進める。  書家の文字エッセーといった趣。「○(まる)」は三画で意味は四角であるなど、日ごろ接しているものだけに、改めて親しみが湧いてくる。だが、それだけではない。書の修行では「横棒三年、縦棒十年、点は一生」という。「先生になるにはその上にきちんとしたまるが書けなければならない」と、「○」の難しさも強調する。  文字と人間のかかわりは深く、歴史的にはたくさんの言語や文字が発生しては時代とともに消滅したり、大きく変化してきた。そうした中で、漢字だけが生き長らえているのは、漢字が表意文字であるという強みを持ち、書体は変わりながらも本質的には意味が変わらなかったことが大きいという。  それゆえに、中国では何千年も前の詩や文献を現代でも同じように読むことができ、それが古典的教養となって根付いている。漢字には、何千年と受け継がれてきた人類の知恵が秘められているということなのだ。 「意味を持つこと」が漢字の命であるという著者の指摘は新鮮に響く。読みやすく、手軽な漢字の入門書といえ、「漢字が嫌いだ」という人でも楽しく読める。
  • 40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵
    3.9
    1980年代、バンドブームで青春時代を送ったオーケンも、気づけば40代! いまも熱いライブを見せつつ、ぶっちゃけ40代ロッカーの人生ってどうなのよ!? 収入、健康、家庭、育児など、大人ロッカーズの“リアル”をオーケンが聞く!

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