BL - みずかねりょう - KADOKAWA作品一覧
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3.7「人の本性を香りで嗅ぎ分ける能力」を持つ思羽は、幼い頃、冷遇されていた王子・銀耀を推挙したことで不興を買い、迫害されてきた。しかし数年後、王位の転覆により銀耀が即位して立場は一転。思羽を虐げてきた養父の家に思羽を迎えに来た銀耀は、異能を持つ『香嬪』として後宮の一画を与え、妃のような待遇をしてくれる。「思羽のおかげで使命に目覚めたのだ」と熱い瞳で言い募られ、偽りのない銀耀の真摯な想いに思羽の気持ちは揺れ動くが、後継を巡る陰謀に巻き込まれ…!? 【電子特別版】市川紗弓先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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4.0「君が美味しくなれるように、僕たちが愛を教えてあげる」 このひもじく惨めな現実から逃げ出したい。絶望的な日々を送る孤児のハルの前に現れた吸血鬼の兄弟、アルベルトとフェリクス。二人は幸福な者の血がこの上なく美味と知り、ハルに満たされた暮らしを与える。しかしその味は兄弟を満足させるものではなかった。二人を失望させたことを悲しむハルに、兄弟は極上の餌になるようにと甘美で淫らな愛を教え込むのだが…。
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4.2学生時代のサークルで一緒だった羽鳥と偶然再会した宇田川。同業種最大手企業に勤める羽鳥に、仕事があったら紹介してくれ、と宇田川が言ったのは、ほんの社交辞令のつもりだった。しかし羽鳥の会社から実際に大規模事業へのコンペ参加を依頼される。何かお礼を、と言う宇田川に羽鳥は「恋がしてみたい。付き合ってくれ」と要求し!? かくして始まった、不器用で口下手すぎる羽鳥との週末限定・契約恋愛の行く末は……?
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4.0高校教師の立夏は、身投げする人を助けようとして川に落ち、気づくと獣人や耳と尻尾の生えた半獣半人が住む異世界にいた。不審者として捕らわれ、獣人に襲われるが、館の主人である麗しの東宮・紫藤に助けられ、山荘に匿われることに。そこで、自分の額に「呪禁師」の徴があり、それが獣人を惹きつけるのだと教わる立夏。けれど、それが穢れない者(=童貞)を意味すると言われ、憤死ものの徴に「この徴を消したい」と訴えるが、そのためには純潔を失わなければいけなくて…? 【電子特別版】本編の後日談を描いたあまあまショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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3.9「結婚しよう、アーネスト」 オルレア王国第二王子のアーネストは、類い稀な美貌を持ち、策士としても秀でた曲者として諸外国に知れ渡っていた。ある日、古くからの友人でもあるラスター王国国王のデュランから舞踏会の招待を受ける。そこで突然、お前を王妃にすると宣言されて!? 心を掻き乱すデュランの存在を恨めしく思うアーネストに、デュランはその手を緩めることなく熱く甘く、愛を囁いてきて……v さらに、同著者の既刊本「好きって言えよ」(イラスト:壱也)のお試し読みも特別収録!
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3.8従兄弟の桐が叔父の仕事の失敗で砂漠の国の第一王子の慰みものに!? 大学生の陣は桐を助けるため、彼を連れ去りに来た第二王子・ジアーに歯向かい、桐と共に砂漠の国へと旅立つ。だが、国についてすぐに桐とは隔離され、なぜかジアーと同室で過ごすことに! 桐を助けると躍起になる陣をからかって、ジアーは「助けて欲しければおねだりをしてみろ」と挑発。更には謎の飲み物のせいで体が昂ぶった陣を巧みな手腕で翻弄してきて…。見初められてるのは実は俺!? 異国恋物語! 【電子特別版】本編の後日談を描いたあまあまショートストーリー2本を電子版だけに特別収録! 主役は虎…!?
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3.0手が触れた、その瞬間。 ぼくは、あの人に恋をした。 とある画家に感銘を受け、画家の生まれた国セルマに留学を決めた榎本星流。異国の地で星流は、伯爵家の次男アレクと出会う。アレクは秀でた美しさで周りを翻弄する遊び人として有名な人物だった。星流は、歪んだ恋愛観の裏で必死に愛を求めるアレクと共に過ごすうちに、彼に惹かれていく。しかしアレクは、自分になびいた相手の愛は信用できないと言っていて…。 さらに、同著者の既刊本「愛の鎖で縛られて」(イラスト:周防佑未)のお試し読みも特別収録!
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3.8八年前、身を引き裂かれる思いで愛し合った男と別れた幸は、その苦しみを力に一人前のパティシエになるため努力しショコラ専門店をオープンさせた。やっとすべてを忘れかけた矢先、幸は既婚者となったかつての恋人・紀嗣と再会してしまう。まだ君を愛している――彼の言葉にたやすく心を揺らされる幸。そんな幸の前に、紀嗣の秘書である支倉が現れる。行いの罪深さに苦しむ幸を、支倉は辛抱強く見守り支え続けるのだが……。
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3.6生来の可憐な美貌ゆえに、男でも子を産む「種器」ではないかと疑われてきた僧侶のナイティス。成年を過ぎても発情の兆しがないため、疑いを打ち消してきたある日、ナイティスは憧れの王宮図書館で司書の見習いをすることになる。そこで年下ながら聡明で美しい第三王子・シグレスと出会い、互いに本好きなことで共鳴して親しくなる。しかし、好色な第二王子に目を付けられ、囲われそうになったところをシグレスに助けられるが、その方法は彼の妃として過ごすというもので…? 【電子特別版】魚形青先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! ナイティスとシグレスの甘い日常を描いた後日談「金の光、蒼の香り」