BL - プラチナ文庫作品一覧

  • 聖娼~きよらかな恋人~
    3.0
    かつては天才の名を恣にしたヴァイオリニスト、皓牙の前に突然、文字通り舞い降りてきた清音。皓牙の音色に憧れ続けた天使は、彼に音楽を取り戻して貰うため、ある決意を秘めて来た。だが、事故の絶望から全てを信じなくなった男は、「玩具としてなら傍においてやる」と美しく冷たい瞳で嘲笑い吐き捨てる。恥辱に戦きながらも体を差し出した清音は、熱く爛れる生身の愛撫に蕩け、初めての肉欲に溺れ淫らに啼く。やがて、神との残酷な約束が─! 天刑さえも裂けぬ純真な愛は!?
  • 職員室の最凶のプリンス
    -
    「教師なんだろう? こんなにいやらしく感じまくってどうする」獰猛な眼差しで囁き、巧みな指先で焦らす。イジワルで、でも誰よりも格好よくてセクシーな鬼畜教師・日浦。そんな彼に愛される新人教師・月島は「誘惑するおまえが悪い」と淫らなお仕置きで毎日のように泣かされていた。だけど最近、日浦の様子が変。学内で襲われてのエッチも減ったし……不安な月島にエリート教師・真谷(穏やかなハンサム!)が急接近、そのうえ日浦に浮気疑惑!? 先生たちのイケナイ放課後v
  • 被虐の花嫁は純潔を誘う
    3.8
    「お前は今日から、俺の妻となる」かつて、想いを寄せながらも、自分の弱さゆえに遠ざけてしまった従兄、藤悟から突きつけられた命令。愕然とする吹雪は、緋縄で縛められ、手ひどい快楽で責め嬲られ、泣き喘ぐ! 隠し続けてきた、被虐の性癖を暴かれる恐怖。--だがそれが、藤悟の手で暴かれるのなら? 淫らで、甘美な誘惑に搦めとられ、囚われの身になることを選んだ吹雪。だが、傍にいるほど、藤悟に対する純粋な恋情が募り、自分たちの歪な関係に堪えられなくなって…!?

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  • 君の愛は僕の罪
    -
    ある思いを胸に秘め、桧山崇は、血の繋がらない息子、桂一だけを見つめて暮らしている。幸せな毎日は、突然、桂一から責めるように吐き出された「修一」という名前で崩される。後ろめたさで凍りつく崇を桂一は力でねじ伏せ、怖ろしくて淫蕩な愛撫で嬲っていく。──なぜ? なぜ!? 崇は必死に抗うが、忌まわしい過去を引きずる彼の体は愛蜜で滴り、もっと!もっと!!と男の欲望をねだってしまう! 怒りと、それを凌駕する熱に燃えた桂一の瞳が見つめるのは……

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  • 秘恋は凌辱の褥で
    -
    魔都上海で刺客・月に、指令が下る。当然、男を煽る美貌と躰を駆使して懐に入り、暗殺する…はずだった。財閥総帥・上総は、月を刺客と知りつつ、館へと引き入れた。その剛胆さに戸惑うも、中国人と日本人の血の流れる自分と同様に、国の間で揺れ動く苦悩を、彼に感じ取る。急に愛惜を覚え、一介の男娼としてでも侍りたいと願うが、肌を合わせて体熱を感じ、雄芯を喰い締めた時、切ない彼への恋を自覚した。もう殺せない。だが上総には日本軍からも、危険な男が接近していて…。

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  • 我が儘な食卓
    3.7
    編集者の槇は、昔の恋人芳沢に12年ぶりに再会する。彼は立派なシェフになっていたが、振られた恨みか言葉に棘がある。つい口論になり、押し倒され一方的にイかされてしまう。「相変わらず淫乱。滲み出してんじゃねえか」昔と違う抱き慣れた手つき。確実に性感を擽る舌先。別れた後、誰が彼の下で啼いたのだろう? 喘ぎながら彼の相手に嫉妬する自分に気付く。だが別れた相手に今更縋れない。諦めようとするが、彼のパトロンが現れて…!? 食通好みのまったりコクある復活愛(ハート)

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  • 恋は不埒に
    4.0
    「かなりぽややん」な冴は、母親の再婚で素晴らしく優秀な弟が、突然二人もできてしまった。特に上の恍司は、人見知りな冴のフォローをしてくれて、冴より大人っぽくてお兄さんみたい。でも毎夜、ベッドに潜り込んでくる。寝ぼける冴を巧みにまさぐり、イイ声で啼かせても、最後まではしない。訳を尋ねても、はぐらかして更に肌を撫でてくる恍司に戸惑うが、傷つけようとはしないし、嫌ってほどじゃない。それどころか傍若無人な指先が、臆病な冴の心の何かをこじ開け始めて…!?

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  • 平和のススメ。
    -
    3人で暮らしている幼なじみの俺たち。同じ大学生なのに、一貴はベンチャー企業の若社長で、大樹は人気急上昇中のモデル。そんなスゴい2人が、ごくごくフツーの俺を好きだって!? 今まで平和に暮らしてきたのに、いきなり抜け駆け合戦がはじまってしまった! 一貴はキスを仕掛けてくるし、大樹にも服を脱がされ、あげくに3人でって…う、うそだろ―!?

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  • 暗くなったら抱きしめて
    5.0
    仕事は大忙し。今は恋なんて面倒くさい。そんな理は「男の方が後腐れないぜ」やり手の樫谷に、体中を揉みしだかれてイかされて、とろとろに蕩けてしまう。恋の駆け引きヌキの関係ってイイ。そう思い始めてたら、セックスで勃たなくなっちゃった!! その上樫谷の寿出世話(上司の娘との結婚で栄転!?)に、先に昇進される嫉妬以上の衝撃を覚えた。噂だと笑い飛ばせなかった。なのに樫谷は「俺のがいいだろ?」って、無神経に手を伸ばしてくる。惑乱気味の理は思わず樫谷に…!?

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  • パパは大変!
    -
    「君の乱れた姿が見たい。喘ぎ声を聞きたいんだ…」年下の副社長・高原に甘く囁かれる、バツイチ子持ちの香園寺。迫る彼から逃げて帰宅すると、息子の睦実が先輩(♂)とHの真っ最中だった。二人の仲に反対した香園寺は、言い争いの末、睦実と共に階段から転がり落ち──中身が入れ替わってしまった!? 仕方なく睦実の姿で学校に行けば、先輩からのアプローチをかわすので精一杯。おまけに高原は睦実(体は自分)に迫ってくるしで、もう大変!! 愛に目覚める、パパの受難

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  • 別れごっこ
    4.0
    高校時代に出会い、Hして、切なく別れた冬馬は背が高くていい男。おまけに家は金持ちだった。大人になって再会し、彼を忘れられなかった明生は、押し切られるようにしてヨリを戻す。離れていた時間を取り戻すべく、甘く淫らな同棲生活を……と思いきや、冬馬の思いこみの強さと金銭感覚の違いにキレた明生。「裸にして、ベッドに放り投げて…それしか仲直りの方法を知らないのか」またもや別れを宣言した!? 意地っぱりな男の、ちょっと切なく可笑しい痴話喧嘩 。

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  • ナースなご奉仕
    -
    藍は、ナース服を着て診療所でバイトをするハメに。そこへ代診の医師として現れたのは、藍が車をぶつけた大病院の御曹司・亨だった!! 負い目があって抵抗できない藍に、亨は悪戯に太ももや腰を触ってくる「すぐに気持ちよくしてあげますよ」さらにナース服を脱がされた藍は、乳首を弄られて全身を甘く疼かせてしまう。男に触られて感じるなんてと動揺する藍だったが、ある日、亨が入院したと知らされて……!? 強気なナースのご奉仕大作戦スタート。

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  • 帝王さまとペットな関係
    3.0
    「闇の帝王」と呼ばれる黄を逮捕するため、遭難者を装い、船に潜入した警察官の操。しかし、傲慢な黄にペットになれと命じられ──「ペットは主人を楽しませるものだ」宝石つきの豪華な首輪をはめられ、黄が望む時にどこででも抱かれるハメに!! おまけに、お仕置きと称して檻に入れられ、淫靡な躾をされてしまう。絶対、黄を逮捕してやる! そう思っていたのに、いつしか彼の愛撫に気持ちよくなっちゃって……!? 可愛いペットのアブナイ潜入捜査 。

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  • 彼と彼氏の事情
    3.4
    親友だった千葉が、なぜか突然、冷たくなってしまった。焦った幸人は思わず「好きだ」と口走るが、「なら、やらせろよ」と千葉は答え…。冷たい視線のなか乱暴に抱かれて、キスひとつしてもらえなかった。絶望感でいっぱいの幸人に、千葉は名前を呼ぶことさえ禁じてしまう。その言葉一つ、視線一つで、心臓が張り裂けそうになる。この強い恋心を、どうしたらいいのだろう…? せつないセンシティブ・ラブストーリー。

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  • 縛って、ください
    3.7
    SM作家の橘に仕える執事・朔也は、主である彼に密かな恋心を抱いていた。叶わぬ想いが苦しくて、橘の傍を離れようとするが―「ずっと俺の奴隷にしようと思ってた」手錠を嵌められ、鎖で繋がれてしまった!玩具に犯され泣き悶える朔也を楽しそうに翻弄する橘は、意地悪な愛撫で焦らすくせに、手ずからお風呂に入れてくれたりと、甘く優しい。“奴隷調教中”のはずなのに、これじゃまるで愛されているみたい…!?確信犯な年下のご主人様×ウブな執事の、SMちっくラブ。

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  • 忠実な部下の淫らな愉しみ
    5.0
    若社長の真紀は、忠誠を尽くしてくれる秘書の水無瀬を信頼していた。しかし、社長の体調管理も秘書の仕事だと言う彼に夜のオフィスで拘束され、屈辱を感じつつも翻弄されてしまう。それからも、隙あらばとオモチャや催淫剤で淫らな愛撫を仕掛けられ──「たっぷりと可愛がってさしあげます」普段のストイックさを脱ぎ捨てた水無瀬は、ちょっとサディストなアブナイ男だった! 反発する真紀だったが、縛られて焦らされる快感はなんだかクセになりそうで……。

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  • ~学園エンペラー~啼かせてみやがれ!!
    3.0
    「お前とは別れる」帝王に冷たく告げられた馨。複雑怪奇な身上の自分と、大財閥の次期総帥である彼では立場が違うと強がるが、ひそかに涙を零した。なのに、振袖姿で連れ出された見合いで、花嫁にと改めて帝王に求愛される。呆然とした馨は──怒り爆発、別れを宣言した!? 「私の妻になれ」傲慢に口説く帝王に捲り上げられた襦袢の下、イけないまま焦らされるが、総帥の座を捨てると言う彼のためにもなおさら素直になれない。啖呵を切って求愛をはねつけ…。大波乱のプロポーズ編。

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  • ~学園エンペラー~脱がしてみやがれ!!
    3.5
    複雑怪奇な事情で、可憐な容姿に似合わず過激な性格となった馨。傲岸不遜な帝王とどうにかラブラブになったものの……「躾のなっていない口だな」馨の過去に嫉妬した彼に、メイド服でご奉仕するハメに! でも、甘いお仕置きに火照る身体とは裏腹に、馨は切なく思っていた。大財閥の次期総帥である帝王と、いつまで一緒にいられるのだろうと。そんな隙を狙った秘密結社の首領・ケントに攫われ、オークションに掛けられてしまい!? コスプレH満載(ハート) 超ゴーマン×超じゃじゃ馬のかけおち編!

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  • 服従のキスは奪わせない
    3.4
    自ら弄った中に雄を穿たれ、イかされる──。議員の悪事を追求する検事の悠斗は、口封じに人身売買オークションへ掛けられることに。座敷牢に全裸で監禁された悠斗を性奴として調教するのは、議員秘書として再会した親友・玲一だった。「おまえの快感すら、俺のものだ」いましめられた性器弄ばれ、悶え啼く屈辱。それでも悠斗は信じていた。彼が時折見せる優しく情熱的な態度に嘘はない、この陵辱は、自分を逃がす機を窺うためのものだと……。美形検事が堕ちた、甘狂おしい愉悦の罠!

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  • ~おっぱぶクラウン~ 王様の遊戯場
    3.0
    雄っぱい好きの癒しの場“おっぱぶクラウン”。その日、ママを務める室山は、乳首突きが特技なオーナー・長谷を警戒していたにも拘わら裸の胸を晒してしまった。すると長谷はその乳首を凝視し、「なんて理想のおっぱいなんだ……!」と歓喜に震えた。以来、日参する長谷に説かれる室山。けれど、どんなに熱心に口説かれても、体(主に乳首)だけが目当てなように思えて……。
  • 皇帝と盗賊
    4.8
    拉致された皇帝シエラは、両性具有である体を晒されたあげく、館に幽閉されていた。守護者であるはずの神の助けもない。だが神の代わりに、館を襲撃した双子の盗賊ラドとエドに助けられる。権力ではなくシエラ自身を望まれ、二人がかりで愛されて知った悦楽と人の温もり。やがてシエラは、二人を従えて帰還し──!
  • 新妻と獣な旦那さま
    3.3
    攻め入った隣国の兵を退け御武王と名乗った銀狼は、褒美として皇族の花嫁を求めた。異国の神だというものの、狼と契りを交わすことに皇族達は怯えた。そんな中、皇族の末端に連なる瑞宝は、自ら嫁ぐ決意をする。そしてこまやかな気遣いを見せる御武王と、徐々に心を通わせていく。だが夜に現れる彼の影だという男に、獣形である御武王を受け入れるためと、淫らに体を開かれて……。
  • 子犬なハニー
    3.0
    過保護な兄の出張中、兄の勤める会社の社長宅へ居候することになった小鷹。鋭い眼差しながら、包容力のある社長・賢信に惹かれて…。
  • 閑雅なエゴイスト~極道学園潜入日誌~
    -
    麻薬調査のため極道が通う極東学園に潜入したが、学園に君臨する生徒会長・東雲に、ネコ可愛がりされてしまう秋哉。一番怪しいのは彼なのに、クールな態度の裏に寂しい素顔が見えて、疑えなくなってしまう。だが突然来訪した東雲の父から衝撃の事実が―。それに打ちのめされ、ひどい言葉を投げかけた秋哉に激昂した東雲は、本性をむき出しにし組み敷く。性感に爪立てる愛撫に啼き咽び、淫らな嬌声を上げさせられても、側にはもういられないと秋哉は思い詰めていて。
  • 狂おしい戒めの虜
    3.0
    金で買われた体。春規は清冽な美貌を喘がせて、運命を呪う。雄の機能を無くした分おぞましい男の獣じみた視線を浴びながら、羞恥にまみれて蜜を滴らせるはしたない己の体を憎む。表向きはその男の秘書として、嬲られ続ける春規は、ある夜、密かに憧れていた冷徹な若きCEO、安芸津に痴態を晒してしまう! 翌日、正気に戻り蒼ざめる春規に、安芸津は「君は二億円で私の物になった」とだけ、告げる。結局安芸津も同じなのか? 絶望する春規に安芸津はまるで―。
  • 小説家はイジワルに恋をつづる
    3.0
    熱海の温泉宿に連れ込まれ、学ランでご奉仕させられて―。必死、でも抜けてる出版社の新人・弘貴は、大人気作家・須賀に「新作のため」懸命に尽くしていた。憧れの先生だから、傲慢な命令にもときめいちゃうし、美しい氷の瞳で見下げられ嬲られてもジュクジュクになっちゃう。でもこっそり原稿を覗くと、熱海も学ランもないエグくて暗い話が。やっぱり学ランは彼の趣味? 何か意味があると信じたかったが、須賀の過去が明らかになると彼は一転…!? ハートフルなおばかラブ。
  • わがまま王子のパルファン
    3.0
    素直でポジティブな祐介が、心の底にしまい込んだ棘。それは、高校時代の尊大な態度と美貌の先輩、鷺宮真理に嬲られ、泣き喘ぎながら恋を知った瞬間の哀しくて苦しい棘だった。8年後、二人は天才パフューマーと会社の命運を背負った営業として、思わぬ再会をする。気づくと、祐介は美しく激しい瞳に射抜かれながら、身悶えする悦楽に蕩かされ─! 蜜で搦め捕るような濃厚な愛撫とは裏腹に、真理は冷ややかに嘲笑いながら「お前が──代償に自分を差し出したんだ」と囁くが!?
  • 詩に濡れるくちびる
    3.0
    『玉門…に、ぴちゃゝと……指を…』薄桃色の唇から淫語が零れた。言葉通り、佳蓉の子爵・千玲の秘所に、遼太郎の指が潜り込む――。書生だった彼は、英国へ渡り大成し、借金の見返りに千玲に猥褻本音読という辱めを課した。以前は潔癖すぎて、英詩を語り合う程親密だった彼の想いを、認められなかった千玲。だが今は卑猥な言葉を発するたびに、躰が熱を帯びる。執着を孕む彼の視線に、身奥を炙られる。そんな淫らな変化が怖い。千玲は渡英し、爵位を捨てても逃げようと企てたが…。
  • 彼と彼氏の秘密
    3.7
    愛してるだけ。誰にも渡せないだけ。そこに潜む、くるおしいまでの執愛と泣きじゃくる純情と蕩け堕ちるいやらしさ。ただ君だけのために。秘密はただ君へ向かっている──。嵐のようなイジメが始まって半月、成海は突然目隠しをされて体育倉庫に連れ込まれた。苦痛だけの凌辱。誰かわからない恐怖。理不尽には屈しないはずの成海が頽れ縋ったのは、家柄と美貌、そして優しさで学園に君臨する裄彦だった。たったひとりの味方。しかし凌辱はエスカレートし成海もまた…!?
  • 雄峰の風、四海の明浪
    -
    聖帝即位直後、山客の明漣は謎の賊に襲われ、都人・飛鷹に助けられる。都へ帰る彼と旅を始めるが、賊はまだ狙っているらしい。飛鷹の迷惑にならぬよう山へ帰ろうとするも、彼の腕が引き留める。「おまえは俺と都へ行く。いいな」絶対的な誘引。同時に桜色の唇を強く吸われ、しなやかな身体に指を滑らされて、快感に明漣は頷いてしまう。だが都に向かうのが、そんなに重要な事なのか。彼を信じたいけど、その後の空々しい態度にも不審が募る。疑問だらけで明漣は逃亡を企てるが…!?
  • 快楽報酬
    3.7
    研ぎ澄まされた美貌と一流の腕を持つ証券会社ディーラー、秦部直弥は、あるクラブで、圧倒的な存在感を持つ斉木にいきなり肌をまさぐられる! 隠していた熱い被虐の肉欲を暴かれ、フルネームと所属する部署名まで言い当てられてしまう。斉木の意図も分からず、ホテルに引きずり込まれた直弥は、羞恥と苦痛の歓びを叩き込まれていく。なんでこんなにイイのだろう? 愉悦で拘束された体の中では灼熱が悶えくるう!! 愛と支配と慾情が絡み合う二人の運命は─?
  • アラビアン・ルビー~紅鳥は夜に舞う~
    -
    情熱の紅髪の踊り子・アイリンを金にあかして買い上げ、初蕾を散らしたのは、王弟・ギルスだった。恩人の借金返済に必死の覚悟のアイリンだったが「踊ってはならぬ」という命令にだけは従えない。踊ることは生きることと同じと抗うと、ギルスに甘く巧みな手練で篭絡された。躰芯を熱い剛直に炙られて、最後の誇りまで熔け落ちる。でもどんな贅沢よりも、自分は踊りたい。訳を話せと詰め寄っても、王の息子捜しに忙しいギルスは、抱きしめるばかりで相手にしてくれなくて…。
  • 彼は閣下に囚われる
    4.0
    制服を乱され嬲られても屈しまいとするルスラン。「強情だな。身体だけでも蕩かしてやる」だがその矜持も、最奥を暴かれ悦楽に堕ちた。癒えぬ傷を抱えた心は、置き去りのまま──。秘密警察長官・ルスランに、公爵のユーリは革命家だと密告があった。ユーリはかつての親友で恋人。しかし彼の裏切りで心を閉ざしたルスランは、冷徹な長官閣下として辣腕を振るう。牢獄へ捕らわれても昂然とするユーリに鞭を振り上げ!? 革命家の情熱×閣下の凍り付いた恋心、すれ違った想いの行方は…?
  • タイムリミット
    3.5
    甘い蜜滴る体で雄を食い締め、貪欲に求める魅惑の副社長・潤一郎。だけど恋人の葛西は仕事人間で、なかなか濃密な時を過ごせない。「もっと愛さないと…リストラしてやる」と、不満な潤一郎だったが、占拠事件に巻き込まれ人質となってしまう。しかもその首謀者は、かつて潤一郎を淫獄に陥れた男。あの時そこから救い出してくれたのは葛西だった。そして今回も必ず──彼を信じ、嬲られても毅然と耐える潤一郎。その愛に応えるべく葛西は…。剛しいら・やまねあやの書き下ろしあり(ハート)
  • 夜とオレンジの果汁
    4.0
    家に帰れない夏以は、友人の別荘で賄いをすることに。そこに完全無欠(性格除く)な譲がいた。泥棒と間違われて、初対面は最悪だったが、つい意識しちゃう位好みのタイプ。その譲が「あんな奴やめて俺に乗り換えろよ」と迫ってきた。焦れる程執拗な愛撫と耳元の熱い吐息が夏以を悶えさせる。思わず愛されてると、勘違いしかけたけれど。ホントは譲の大事すぎて手も出せない、最愛の人の存在には気づいてる。自分は身代わりでしかない。でも伸ばされる指が甘熱く、抗えなくて…。
  • 不誠実でわがままで
    4.0
    天才肌ながら、奔放で無遠慮な物言いをする久坂。そんな彼の下、研修医の目賀田は「こぶたちゃん」と呼ばれ、意地悪にからかわれては振り回されていた。だが目賀田は、久坂の才能を尊敬している。密かに恋してもいたが、地味で不細工な自分が彼に相手にされる訳がないと諦めていた。なのに、その気持ちを弄ぶように「気まぐれだけど抱いてあげる」と、ちょっかいを出され……。

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  • 可愛くて、どうしよう?
    3.9
    世界一可愛い! そう断言できるほど、宇雪は幼馴染みの嵐のことが可愛くてならない。恋心を自覚してはいたが、無邪気にくっついてくる彼に避けられるのが怖くて、気持ちを抑え込んでいた。なのに、庇護すべき存在だと思っていた嵐が、いつの間にか自分から離れて進路を定めていると知りショックを受ける。おまけにキスされ触られて、嵐の思わぬ男らしさに怯えて泣いてしまい……。

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  • 転げ落ちた先に
    3.8
    全裸で、抱かれた痕跡を残す身体──酔い潰れて目覚めた翌朝、鈴木は愕然とした。かつては美貌と才能で女王様扱いされていた。けれど身体を壊して、すっかり面変わり。身の回りにも無頓着に過ごす自分に、今更欲情する男などいないはずだった。その部屋の主・渥美は新任の上司で、有能な男前。なんで俺!?と真意が分からずにいたが、以来、強引ながらも甲斐甲斐しく構われて……。

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  • くろねこ屋歳時記 壱の巻
    3.9
    1~2巻628円 (税込)
    Canna Comics『くろねこ屋歳時記』に続く、小説版『くろねこ屋』!路地裏に佇む邸宅内にある、隠れ家カフェくろねこ屋。美味しいお茶や食事が楽しめる瀟洒な店内からは、素敵な庭が望めます。店長のヒイラギは生真面目でポーカーフェイスだが、実は不器用なだけ。恋人であるオーナーのネコヤナギは、そんな彼が愛しくてならないようで……。パティシェのタンジーと高校生エイスケの初々しい恋などの他、四コマ漫画も収録。あたたかな恋が彩る歳時記をどうぞ──。

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  • 不埒なおとこのこ
    3.7
    官能小説編集者の鈴浦は、ホテルで目覚めて愕然とした。全裸であらぬところが痛い、そして隣には年下の小説家・柊が寝てる!? 彼の背中に縋って揺すぶられた記憶に蓋をして、なかったことにしたい鈴浦だったが、その素っ気ない態度にしょんぼりする柊に罪悪感が募る。その上、無邪気なのか確信犯なのか判別できない意味深な彼の言動に翻弄され、不覚にもときめいてしまい……。

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  • 銀狐の想い人
    3.0
    十二年ぶりに帰郷した潮は、初恋の相手・慧と再会する。白狐信仰のある村で、銀髪ゆえに狐神の子と噂されていた潮に慧は屈託なく接してくれた。かつて潮はそんな彼に恋し、拒絶されたのだ。再会した慧を前に潮は、なおも色褪せない恋を自覚する。けれど神子を務める彼は素っ気なく、諦めずに会いに行く潮に、自分を忘れて村を去るなら、一晩だけ好きにしていいとまで言って……。

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  • 地角の衆生
    4.0
    夜ごと仲間を探して啼いていた鵺は、人間に足を射られてしまう。ところがその人間は、痛みと怯えで泣く鵺を連れ帰り、手当てをしてくれた。その人間、寛慶は鵺を厭わなかった。傍に置いて、頭を撫でたりしてくれる。ずっと欲しかった温もりが嬉しくて、鵺は彼の傍にいたいと思い始める。そして、寛慶もまた癒えない寂しさを抱いていると知った鵺は、思わず彼を抱きしめて……。

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  • 恋の味
    3.8
    初めて訪れた酒場で店主の丈太郎と出会った芳人。人見知りなはずだったが、その料理を食べた途端すっかり彼に懐いてしまった。それほど好みの味だったのだ。その後、自然と休日を共に過ごし、食事を作ってもらうようになっていく。年下なのに、さりげない気遣いをする丈太郎との時間が嬉しくて仕方なかった。そんな時「あなたと、つきあっているつもりだから」とキスされて……。

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  • 兎島 ~黒と白のうさぎ~
    3.8
    六年前に突如体が男でもあり女でもあるものへと変異し、祟りを噂され生まれ育った島を出た白兎。帰郷後、幼なじみの道郎との淫夢に罪悪感を感じていたが、彼に求められ夢中になった。だが、妖しい青年・黒兎に同胞と呼ばれ、快楽に耽る夢を見て不安に苛まれる。やがて白兎は、黒兎が多情多淫の神で自分の中に封じられていると知った。その黒兎が目覚めようとしているらしく……!?

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  • ご褒美には恍惚ミルクを
    4.0
    サウスボーン伯ウィリアムは、資産家の佐貫から相続税肩代わりの申し出を受ける。だがその代価は、「おっぱいミルク」だった。実はウィリアムの乳首は、絶頂と同時に白い液体を滲ませるのだ。佐貫は、至福の味であるそれを追い求めてきたという。搾乳機で執拗に乳首を刺激され、彼の目前で射精してしまったウィリアム。屈辱のあまり佐貫を追い返したものの、支払いの目処は付かず…。

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  • きみのハートに刻印を
    3.4
    やられた……最高だよ、俺の子猫ちゃんは!カリノ製薬の打錠室に勤める草太は、「俺の子猫ちゃん」と呼んで何かとちょっかいを出してくる研究員の梅枝が嫌いだ。けれど、大きなプロジェクトに共に携わり、仕事への真摯な姿勢が格好いいと思い始めた。そんな時に告白されてキスをされ、その切なげな表情に彼の本気を知る。大切にされていることにも気づいて、面映ゆいが嬉しかった。なのに、梅枝の裏切りが発覚して……!?

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  • 裏を返せば…!
    3.7
    塾の事務員である南雲は、鬼軍曹と渾名される数学講師の本郷が苦手だ。本郷は授業中以外は優しいのだが、南雲にだけはいつもあたりが強いのだ。けれど男に殴られていた本郷を助けたところ、彼に自分はゲイで南雲のことが好きだと、驚くべき告白をされた。おまけにMでつれなくされるのが嬉しかったらしい。てっきりドSだと思っていた彼に「しつけてください」と言われても……!?

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  • 愛を囁くピアニスト
    5.0
    配達先で、麗しい王子のような桜若に一目惚れした生花店の北川。「町のお花屋さん」である、自分のフラワーアレンジメントを気に入ってくれたのも嬉しかった。仕事を依頼されて桜若が人気ピアニストだと知るが、北川にとって彼は可愛い魔性の男でしかない。煽ってはぐらかす桜若に翻弄され、気持ちは高まるばかりだった。そして晴れて両思いに! ところが、桜若はバリタチで……!?

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  • 狼たちの遊戯
    4.3
    警察学校で学ぶ巡警試補生ソジュンのルームメイトとなったのは、曰く付きのマフィアの御曹司ユーリであった。蠱惑的な彼の存在感に、ソジュンは気圧されそうになる。けれど凄惨な過去を捨て巡警試補生として新たな人生を歩もうとするソジュンは、それに屈するわけにはいかなかった。たとえ、サディストな本性をあらわにしたユーリに犯され、屈辱の中で被虐の性を暴かれても──!

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  • 今日も明日も会いたくて
    3.6
    弁当店の浅緋は、お客の黒崎が気になる。背も高く格好いいのになんだか挙動不審で、そのギャップが可愛く思えてしまうのだ。ある日、思いがけず黒崎への想いを自覚した浅緋は、彼がゲイで恋人でなくても体を重ねると知り、つい「俺でもいいじゃん」と誘ってしまう。なのに羞恥と混乱で泣き、逃げ出してしまった。傷ついたような黒崎の表情に、どうしていいか分からなくて……。

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  • 追いかけようか?
    3.7
    無口で無愛想なカフェ店員の立花は、常連客の西条に告白した。何の期待もしていなかった。ただ、この想いを伝えたかっただけ。だからその後も懸命に平静を装っていたのに、なぜか西条は何かと構ってくる。食事に誘われたりと、一緒にいられるのは嬉しいけれど、からかわれているようでつらい。「好きにならなければよかった」精一杯詰ってみても、西条はなんだか嬉しそうで……。

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  • ここにいようよ
    3.6
    日和が一人で切り盛りするたいやき店の裏の家に、朗らかな笑顔のカメラマン・陸が引っ越してきた。住み着いていた野良猫の親子をその大きな手ですっかりなつかせた陸は、やがて店を手伝ってくれるようになる。将来への不安に駆られていた日和だったが、一回り年上の陸に甘やかされ、自分が彼の手で撫でられる猫になったような気がした。陸の手はあたたかくて、気持ちよくて……。

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  • 剣の誇り
    -
    理想の世を築くため、そしてなによりも恩人の山科のため鷲尾は誇りを抱いて刀を振るってきた。次の任務は、異国の武器商人であるレキシントンの護衛となり、彼が敵となる場合は斬ること。しかし──「愛人になるというのなら、傍においてあげようか」鷲尾の誇りを嘲笑うレキシントンに、辱められてしまう。務めを果たさんと屈辱的な快楽に耐える鷲尾に、レキシントンは……。

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  • だけど、ここには愛がある
    3.5
    ナルシストの佐宗は自分が一番好き。それを知った上で付き合う悠馬は、ウエディングドレス姿で陶酔する佐宗に抱かれて写真を撮らされたりと、振り回されてばかり。けれど、佐宗自信の次、二番目に好かれていればいいと思うほど、彼のことが好きだった。なのに、佐宗の従弟がが居候したことで二人の仲がぎくしゃくし出した矢先、その嗜好を理解し彼に好意を抱く人物が現れて……。

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  • かわいい彼
    3.5
    親友の弟である高校生の朋久と同居することになった作家の日和。もどかしいほどに遠慮がちだった朋久が、一生懸命に自分を慕い、屈託のない笑顔を向ける度に愛しさが募っていく。だが可愛いと思っていた彼のキスに翻弄され、男としての想いを告げられても、過去のトラウマから自らの気持ちを認めることができなかった。それでも、真っ直ぐに想いを伝えてくる朋久の瞳に抗えず……。

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  • 積木の恋
    4.4
    恵まれない生い立ちから恋愛詐欺師となった蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。加賀谷と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こるが……。

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  • こわくて優しい天使長様
    3.8
    天使長ルシフェルの養い子ノエルは、天使でありながら、黒髪に黒い翼を持って生まれてきた。忌み嫌われるノエルをルシフェルだけが守り、愛してくれる。ルシフェルもまた、無条件に信頼を寄せるノエルに癒されていたのだ。互いが唯一の存在として寄り添っていたが、天使長の権威を損ねるとしてノエルが天界を追われ、翼を折られてしまう。ルシフェルは激怒したあげく──!?

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  • ラブ・ブラッド―テンペストの到来―
    3.0
    ?諏家に居候することになった杏理は、善神の眷属クルースニク──両性具有で、生き血と男の精により飢えを癒す存在であった。悪神の眷属クドラクを征する使命をおび、狙われやすい特別な血脈である?諏家の三兄弟を守るためにやって来たのだ。だが、月齢に影響される体は飢えを覚え始める。長男イシュトに体の秘密を知られてしまうと、貪婪な性欲は抑えきれず……。

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  • されどご主人様
    3.4
    養父である魔法使いの師匠を亡くしたカレルは、ひとりぼっちの寂しさに耐えかね、傍にいてくれる使役を創ろうとする。しかし、現れたのは寝惚けたような全裸の男! 主従契約は交わしたものの、スヴェインと名乗った彼は使役らしからぬ態度でカレルに触れてくる。ご主人様であるカレルを「可愛い」と言い張るのには戸惑うけれど、その温もりに抱かれて眠るのは心地良くて……。

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  • 偏愛メランコリック
    3.9
    出版社に勤める敦彦は、人形作家・夏目錬三郎との仕事にうんざりしていた。溺愛する人形に瓜二つだという敦彦の顔に異常な執着を見せる夏目は、ことあるごとに愛を囁き身体に触れてこようとする。理解できない言動と人形恐怖症に悩まされる敦彦だったが、人形を壊してしまった代償として、夏目と寝てしまう。後悔する敦彦に対し、一途で天然な夏目の愛情は暴走し始めて……。

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  • きみは王子様の恋人
    3.0
    華やかな笑顔と人当たりの良さで、「王子」の異名を持つ羽住は、後輩の奈津川を避けていた。かつての家庭教師である羽住を追いかけて入社してきた奈津川は、ことあるごとに愛の告白をしてくるのだ。煩わしいはずなのに懐いてくる大型犬のような眼差しを眩しく感じてしまい、そんな自分に苛立つ羽住。ふたりきりの残業中、初めて聞くような切ない声で告白され、キスをされて……。

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  • 誘い
    3.3
    親の再婚により弟となった洸貴と同居を始めた有也は、彼への恋心を押し殺すのに必死だった。だがある日、酔った有也は洸貴に介抱され、キスされた。普段は有也を邪険にする洸貴が、正体をなくしたその肌に触れ欲情している──。込み上げる歓喜と背徳の想いに怯えた有也だったが、翌朝、酒に弱く酔うとすぐ寝てしまって記憶がないと、洸貴を誘うような嘘を口にしてしまい……。

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  • ふたりのはなし。
    4.2
    元同級生で今は仕事仲間、そして恋人同士となった飛馬と海東。「絶対に幸せにしてやる」そう言って、海東の長かった片思いを受け入れた飛馬だったが、新たな関係に踏み出そうとして困惑する。恋人ってなんだ──? 海東は変わらずキスをするだけ。それ以上は触れてこようとしない。友だちだった頃には信じられた海東の心がわからなくなり、苛立ちを募らせ不安に陥った飛馬は……。

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  • 彼をさがして
    4.0
    エリートサラリーマンの勝倉に拝み倒され、恋人となった容姿も性格も地味な相馬。つきあい始めて一年、徹底的に甘やかされた相馬は、我が儘な女王様のようになっていた。そんな中、下僕扱いしていた勝倉が事故に遭い、記憶を失ってしまう。さらに優しくてヘタレだった勝倉は、相馬を見下し、傲慢で性格も最悪な男に豹変していた。だがそれが勝倉の本性だったと知り――!?

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  • 禁縛
    4.2
    緊縛師の龍地のもとを歌舞伎役者の草矢が訪れる。梨園の御曹司である草矢は、縛られることへの欲望を秘めていたのだ。女形として美しくあることを求められる自分を縛り上げ、追い詰めて崩してくれる龍地を草矢は欲さずにはいられなかった。だが、肉体だけでなく、魂までも縛り包み込む絶対的な支配に恍惚となった草矢は、名門の柵からの解放と同時に龍地に縛りつけられ……。

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  • 明日、恋する祈り
    4.3
    誰もが振り返るような美青年なのに極度の人見知りである琉生は、SNSで運命の出会いをした。素敵な容姿と目映いオーラを纏った『なるみ』というアバターに! あの人と付き合えたら――などと妄想しつつ彼と親しくなっていく琉生だったが、偶然入ったカフェで、店員・竹端に内心怯えつつもドキドキしてしまう。強引だが優しい竹端と憧れのなるみと、揺れる気持ちに琉生は……。

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  • ふるえる恋の声
    3.8
    極度のあがり症の高校生・深澤由樹には好きな人がいる。相手は自分と正反対の自由奔放な同級生の境浩之。遠くから眺めているだけでよかったのに声が好きだと言われ、境と友人のような関係が始まる。けれど境を前にすると喋ることすらできず、近づかれると逃げてしまう始末。そんな自分に嫌気がさしていた由樹は、偶然境の想い人の存在を知り、彼の前で涙を零してしまい――。

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  • 彼に棲む獣
    3.0
    人と交わり、変化する獣をテーマとするものばかり集めた図書館を手伝う千佳也は、無愛想な利用者の凱が気になって仕方がない。ある日、得体の知れない化け物に変貌した知人に襲われ凱に助けられた千佳也は、彼の異能を目の当たりにする。先祖が喰らった獣神のなれの果てが身の内にいると教えられるが、その「獣」は千佳也の匂いに惹かれ、凱の理性をも危うくさせるらしく……。

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  • 夢から醒めた恋人は
    3.8
    金持ちの男性の『愛人』をしている笠原良は、現在の雇い主である鳴海佳哉との関係を終わらせようと考えていた。傲慢で、仕事にしか興味のない最低な男――そう思っていた矢先、鳴海が突然記憶を失ってしまう。一刻も早く記憶を取り戻すために協力を余儀なくされる良だが、別人のように優しい鳴海にひどく困惑する。やがて、記憶のない彼に好意を抱いている自分に気付くが……。

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  • 手錠
    2.3
    救急外科医の松浦は、突然男に攫われる。その男・祐司に連れて行かれた廃ビルの一室には、彼が忠誠を誓う兄貴分の毛利が撃たれて横たわっていた。脅されるままに処置を施した松浦だったが、解放されず、祐司と手錠で繋がれてしまう。繋がれたまま食事をし、風呂に入って眠る――やがて、常に繋がれたその異常な関係を異常と思わない、奇妙な熱がふたりの間に生まれていき……。

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  • フェチなふたり
    -
    天然で色事に疎い藤田京介は、スキンシップ過剰な男・葛西英士にナンパされる。笑顔に魅せられ、誘われるままデートに応じるが、英士の体臭を嗅ぐとなぜか身体が熱くなって興奮がおさまらない…! 逞しい腕に触れられて愛を囁かれ、発情を抑えられなくなった京介は、英士への恋心を自覚する。急な展開に戸惑いつつも一夜を共にするが、英士の秘密を知ってしまい――!?

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  • これで終わりと思うなよ
    3.0
    セクハラによって勤め先をクビになり、やる気をなくしたデザイナーの新原。香水店の店長・国枝に突然「惚れてもいいか?」と告白されても、小綺麗な外見だけに惹かれたのだろうと、喧嘩っ早い性格のまま撃退していた。懲りずに迫ってくる国枝に辟易としていた新原だったが、彼が惚れ込み、立ち上げる香水ブランドのデザインを任せたいと望んだデザイナーが自分だったと知り……。

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  • 秘密の幼なじみ
    3.0
    全寮制の男子校に在籍する織人は、生徒会長の大河と幼馴染み。けれどそれは秘密だった。呉服店の息子である織人は、着物姿だとしっとり美人なのに制服だと地味に見えてしまうので、大河と親しくすると彼のファンクラブの反感を買いかねないのだ。人目を憚りながらも、織人は大河が自分にだけ見せる優しい表情を見るのが好きだった。ところが傍迷惑な転校生がやって来て……。

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  • 狼たちの秘密
    4.6
    猟奇犯罪専門チームの刑事・ソジュンは、マフィアの幹部であるユーリと愛人関係にあった。被虐的なソジュンとサディズムを隠しもつユーリは、互いの複雑な立場と感情を受け入れ、逢瀬を重ねていた。一方で繁華街で起きた凄惨な殺人事件の捜査に追われるソジュンは、ユーリの助言をもとに犯人に近づいていく。そして犯人の加虐性に気づいたソジュンはある人物と接触し――!?

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  • 愛欲契約
    3.3
    クスリを盛られたモデルの譲加を助け、疼く体をまさぐって犯した男・海良。所属事務所の新たなオーナーとして譲加の前に再び現れた彼は、「君を、作り変えたい」と、愛人契約を持ちかけてきた。先の仕事への焦燥からそれを受け入れるが、海良はまるで愛しているかのように譲加に尽くし、可愛がることを歓びとする。体奥を掻き回される悦楽と共に、心までも乱された譲加は……。

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  • さみしがりな腕の中
    3.7
    雨宿りに入ったガレージで眠りこんでしまった実守は、有名玩具メーカー社長・宰堂の屋敷で目を覚ます。世話になったお礼に家事をすることになり、子供の頃から大切にしているぬいぐるみが宰堂の手がけたものだと知る。嬉しくなる実守だが、玩具を心底嫌っているという宰堂に戸惑う。しかし宰堂のそっけない優しさに触れるうちに、もっと彼のことを知りたいと思い始めて…。

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  • 誘惑スイッチ
    4.0
    北斗サイエンス研究所主任の恭祐は、潔癖で融通のきかない性格。一方、部下の伊永は男前で実力もある人気者。妙に恭祐を慕ってくる彼だが、コンプレックスを刺激されるので気に入らない。ところが、社員旅行で行った神社で不思議な光を浴びてから、恭祐の体に異変が。なぜか、伊永を見ると発情してしまう!? いつの間にか彼を誘惑している自分に気づき、恭祐は愕然とするが――?

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  • 猫のためいき。
    3.8
    雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎は格好いいのに泣き虫で、雅は彼をその孤独から守りたいと思い始める。心をほどきながら、ふたりは少しずつ想いを寄せていくが……。

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  • 恋をするには遠すぎて
    3.9
    チャラい高校生の袖崎陣は、地味で無口でオタクなクラスメイトの外舘翔馬が大嫌い。目障りに思い、陰湿な嫌がらせを繰り返すが、無反応な外舘に苛立ちは募るばかり。そんな中、袖崎は外舘と2人きりで夏休みの補習を受けることになってしまう。いやいや参加していたはずが、恋バナにすら赤面する外舘の初心で小動物みたいに可愛い一面にときめき、キスしてしまい……!

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  • 愛犬生活
    -
    大型ワンコ系高校生・千里と一緒に暮らすことになった一弥は、嬉しそうに尽くしてくれる彼と過ごすうちに、惹かれていく自分を否定できなくなっていく。しかし、千里が男の自分を好きになることはないと知る。それでも千里を幸せにしてやりたい。一弥は金銭事情で千里が諦めている大学進学を実現させようと、彼の父親に抱かれ、資金を出してもらうという条件を呑んだが……。

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  • オレンジドロップ
    3.3
    対人恐怖症の優也は、近所の居酒屋で働く倫太郎の無邪気さが一番恐い。しかし、道で酔いつぶれた優也は彼に拾われ、無理矢理デートさせられることに。しかも帰り道に突然キスされ、今まで以上に倫太郎を意識してしまう。狙ったかのように優也の前に現れる彼に徐々に慣れ、自分にだけ笑いかけてほしいと思い始めた矢先、二人の過去に繋がりがあったと知って――。

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  • 淫愛の甘い罠
    3.3
    「金が返せないなら、玩具になって働け」ある朝、勤め先のドアを開けた晴樹に突きつけられたのは、傲慢な男・久鬼からの命令だった。 知らぬうちに会社は倒産し、莫大な借金を押しつけられていた事実――。愕然とする晴樹は捕らえられ、卑猥な調教を受けることに! 激しい淫虐に晒され、羞恥と屈辱の中で憎しみを募らせる毎日だったが、ふとしたことから、彼が自分に向ける、熱を帯びた視線に気づいてしまう。玩具に過ぎない自分に、なぜ? 混乱する晴樹に、さらに「危機」が訪れて…!?

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  • 恋の疵痕~PAIN OF HEART~
    4.0
    地方病院で燻る天才心臓外科医の侑弥は、駆け込んできた男性に愕然とした。かつて自分に愛を囁き、手酷く捨てていった貴将だったのだ。謝れば赦そうと思った。だが彼は悪びれるどころか、睨んでくる。その上経営難の病院に融資する代わりに、侑弥の体を要求してきた。傲慢さに唇噛みしめたが、院長の義父の為に頷かざるを得ない。だが急いた様に最奥をまさぐられ、猛々しく貫かれると、封印してきた彼への思いが堰を切って溢れ出そうになり…。いつまでも心疼かせる恋、再び。

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  • アンチスウィート&ハニー
    4.0
    仕事は有能、でも童顔上等な陽一郎は、天才的な味覚を持つ各務というイケメンの部下を持つことに。彼と組んでのデザート開発に張り切るが、突然キスされてしまう。怒ろうにも、食べた菓子の成分を知るためとにっこり言われては嫌とは言えない。更に「あなたの味を知りたい」と押し倒されて、全身舐め回されちゃって!? でも抱き締められて心地よくて。だがある日各務が、ライバル会社社長の息子だとの噂が!? 混乱した陽一郎は、彼を呼び出して!? スウィートHな書き下ろし付●

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  • 素直でいられる恋の確率
    3.8
    その瞬間に蘇る恋心――。無駄に高いプライドを抱えたガラスのエリートの京弥は、遠恋が嫌で別れた年下の恋人・歩武に、ケアンズ空港で再会してしまった。そのまま大好きだった肉厚の唇に、キスを奪われ肌に激しい欲情を刻み込まれて、以前にまして歓喜する自分に気づく。だが翌朝見つけた結婚指輪。彼はもう他人のモノだった。なのに。歩武はしばしば現れ、京弥に誘いをかける。抗いきれない自分が許せず、嘘の恋人をでっち上げるが、強引な歩武は京弥の服をむしり取り…!?

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  • ジンクスのゆくえ~ピアスの約束~
    3.0
    カードも、車も家も差し押さえ!? お坊ちゃま育ちの春喜は、父の会社の倒産で突然一文無しに。捨て猫の様に蹲りかけたら、見かねた阿木が、無骨な手を差し伸べてくれた。彼にもデザイナーとして苦い過去があり、ほっとけねぇと春喜を助けてくれたのだ。幸せのジンクスにピアスの穴を開けた時も、痛みにベソかく春喜を撫でさすってくれた。その手が優しくて、優しすぎて、背中を熱いモノが駆け上がる。息が詰まるような疼きに彼の服を掴んだら、一層優しく抱き寄せられて…!?

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  • 灼熱の疾風にさらわれて
    4.0
    年若い王子ディリのアプローチを、躱し続ける医師・氷室。二人は医療キャンプに押し入った盗賊に捕らわれ、砂漠に置き去りにされてしまった。ディリの指示の下、救助を待つが、彼は頭に怪我を負ってしまう。それでも氷室だけを気遣い、恋い焦がれる彼が切なくて「一度だけだ」とその身を投げ出した。愛蜜を啜り最奥を曝け出しながらも、過去を清算しきれない氷室は、本心を渡せない。どんなにディリが熱く穿ってきても…。だが二人の救出に、アノ猊下や殿下達まで動きだし…!?

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  • マリンポリスは恋に濡れそぼつ
    -
    海上保安庁の新米潜水士・一海は、バディの蒼海に現場で邪魔とばかりに扱われ、自身のひたむきさまで嘲られ、大激怒。だが夜うなされる彼が、潜水士を辞めたがっていると気づく。本当は彼が任務を愛してると知り、そんな彼に憧れる一海は、どうにか疵を癒したかったけれど、蒼海は「だったら慰めろよ。お前の身体で」と、強引に貫いた。陵辱のような愛撫。それでも荒んだ彼の眼差しに、一海は悲しみを隠し通した。そして痛めつけられた身体で訓練に出るが…。海上で深めあう熱愛

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  • とけちゃうくらいに好きだと言って
    -
    だって、腕に閉じ込めてクリームみたいにふわあまな体を舐め濡らすと、泣き喘いでもっとって縋りついてくるくせに! 高栖涼はクールな美貌の人気俳優。岡崎浩也は年上のキュートな瞳のモデル。一分の隙もないほど愛し合ってるけど、秘密。”浩也だけいればいい”子供な涼は、何か我慢しているオトナな浩也の気持ちが時々掴めず、悔しく悲しい。その上あるきっかけで忙しくなった浩也に、堪らなく不安になる。どこにもいかないでッ…。気持ちが追いつかない涼は、浩也の心を試すように思わず─!?

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  • 楽園の花びら 花盗人のくちづけ
    -
    「王子でなんか、いたくない」阿斗里は心の中で呟く。陰湿な悪意が渦巻く宮中で、彼はただひとりの腕に護られ危うい均衡に揺れていた。だが、その唯一の近侍、隼人に「王子でなければ、あなたの元にいる理由がない」と言われ!? 更にその時、刃を光らせた男達に襲われる! 落馬し気を失った阿斗里は目覚めた途端、昏い熱を孕んだ瞳の隼人に痛いほど抱き締められる。隼人は、驚きと甘い動悸で混乱する阿斗里の唇を柔く噛み、胸の尖りを焦らすようにねぶり……!!

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  • したたる花の純情
    -
    6歳の細い体に悲しみと淋しさを詰めた馨児を暖めたのは、小さな小さな赤ん坊、穂積だった。心を尽くし仕えるべき華族のお世継ぎは、馨児の秘密の宝物になった。忠臣として一生を終えるはずだった、それでよかったのに、穂積が16歳の時、全てを変える事件が起こる! やがて、甘い瞳で甘い躰で蕩けるような劣情を誘う穂積に、馨児はその肢体も隠された心も舐め尽くし、啼き濡らしたい激情に駆られる。全てを奪い抱きつぶしたい!! 慈しみと欲望の果てに馨児は、ただ穂積のために……!?

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  • 夜籠花嫁
    4.5
    淫乱。涙と愛蜜にまみれひくつく弓槻を責め立て、高智は冷酷に囁く。かつて、幾久しく愛しいと熱く口づけた、甘い唇で─。国が変わろうとした時代。理不尽で凄惨な幽閉生活の中、藩主の最後の嫡子、高智は弓槻だけを見つめて生きていた。弓槻も、家臣以上の真心と無垢な体の全てで高智へ仕えた。だが突然、弓槻は高智を裏切り出奔する! 数年後、二人は男娼と娼館主として再会するが、弓槻は高智など知らぬと言い張り、激昂した高智に!? 愛情も憎しみさえも燃え上がるただひとつの、恋。

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  • 一夜花嫁
    3.7
    華族の血を引きながらも、男娼となった知秋。その夜の客は、売られる前に一夜だけ想いを交わし肌を合わせた英国貴族のヒューだった。「君に焦がれる想いで頭がどうにかなりそうだった」恋しいぬくもりとつながる楔が欲しくて、とろけだす体。狂おしいほどの激情で貪られ、切なさが募る。しかし、堕ちたこの身では彼の名を傷つけると、知秋は身請けの申し出をはねつけた。夜毎通ってくるヒューだったが、頑なな拒絶を繰り返す知秋についに…? 貴族と男娼──残酷なまでに一途な、純愛。

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  • 愚かしくも愛おしく
    3.0
    1巻628円 (税込)
    三年前恭之が振った秀一が、次期社長として現れた。年下の純情な恋人だった男は、「愛人として囲ってやる」と傲慢に恭之を抱いた。恭之はその変貌に戸惑うが、熱い瞳に激しい愛情を感じ逆にかつての想いが蘇る。好きで振ったんじゃない、全部秀一のため。今もこの腕を振り解かなくてはと思うが、狂おしい程の執着が嬉しくて身体は蕩け堕ちていく。そんな時、若い秀一を疎む専務が、二人を陥れようと動き出し…。大企業でまき起こる、男の矜持を賭けた恋。

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  • 傍迷惑なロシアンブルー
    -
    1巻628円 (税込)
    強面のマル暴刑事・冠城が命じられたのは、ロシアの大財閥の庶子、真守・アレクサンドルの護衛という筋違いな仕事。護衛とは名ばかりの子守りに、困惑を隠せない。だが正体不明の襲撃者から真守を護ったことで、ワガママな言動の奥に隠された孤独を知り、庇護欲を掻き立てられる。「オヤジを惑わしてくれるな」苦い笑みで濁したものの、真守は肉親から与えられなかった愛情を求め、彼の気をひきたい一心から強力な媚薬に手を出してしまう。無垢な媚態に煽られた冠城は…!?

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  • 夜に溺れるキスをして
    4.0
    1巻628円 (税込)
    初恋の垣内に、高3の夏一度だけ抱かれた。痛みさえ甘く、汗の匂いも愛おしかった―。極道の子で、夜の街で生きてきた比永。あの夏の記憶を抱いた心は、固く閉じたまま…。だが比永絡みの犯罪に垣内の教え子が巻き込まれた。比永は単身乗り込むが、催淫剤を打たれてしまう。頬に快感を滲ませ悶える様子に、垣内は「クスリのせいにして、溺れちまえばいい」震える欲望を扱き、熟れた蕾を剛直で穿った。その熱さに、比永は疚しさを感じつつ蕩かされて…。想うばかりにすれ違う恋。

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  • 跪いてキスをして
    3.5
    1巻628円 (税込)
    最奥の楔に、望まない快感が疼き上がる…。 一流ビジネスマン・敦也のホストを見下す傲慢を、上玉と狙うNo.1のリョージだけが見抜いた。「お高くとまってたって、一皮剥けば俺らと同じさ」嬲られ喘がされ、自分の淫らさを知らしめられたが、今更生き方は変えられない。愛されなかった過去を消すには、エリートでいるしかないのだ。だが敦也の決意を覆すように、彼は再び手を伸ばしてくる。抗うべきだが、自分にはない奔放な眼差しに何故か囚われて…。せめぎ合うプライドと恋情。

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  • 甘い罪の果実
    4.0
    無実の父を救うため―。智章は屈辱的な取引に、唇を噛んで頷いた。己の妄執に戦き捨てた恋人、今は凄腕弁護士の和臣に、淫らに剥かれ、腹いせの奉仕を強いられる。だが蕾を散らし嬲る彼の酷薄な笑みに、心は疼き、傷つけ合うような情交にも、智章ははしたなく躰を火照らせた。自分を誰より知る指先が、甘い嬌声に煽られて、さらに熱く肌をまさぐると感じるのは、錯覚なのか…?そして煩悶の最中、裁判の妨害を企んだ者が、和臣に…!!

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  • 欲しがりな唇
    4.0
    そんなに笑ってると、疲れないか」過去のトラウマにより、笑顔で本心を隠してきた実晴は、隣に住む官能小説家・黒川の一言が忘れられなかった。彼のことをもっと知りたい。実晴は、傲慢なまでに自信に溢れる黒川に惹かれていく。しかし、言葉の行き違いからベッドに押さえつけられ──「そんなに物欲しそうな貌して誘うなよ」黒川に触れられると、体が熱く潤んで疼き出す。なにより、触れ合う肌の温もりが心地よくて……? いたいけな純愛 。

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  • 跪いて愛を誓え
    3.3
    探偵の広伸はかつての同級生・玲一に再会し、変わらない美貌に魅せられる。だが、玲一は冷酷なヤクザとなっていた。衝撃を受けなぜと問うが「俺と寝たら、教えてやってもいい」と、挑発的な笑みと共にくちづけられ、拒絶される。恋情を自覚した広伸は諦めきれず…。「おまえを守りたい」真っ直ぐに想いをぶつけてくる広伸。けれども玲一は、愛というものを信じられない。彼を愛おしいと思う己の想いさえも。だからこそ広伸を遠ざけようと…。愚直なまでに真摯な心を捧げ、跪いて誓う愛。

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