BL - 麻々原絵里依 - ディアプラス文庫作品一覧

  • 君を抱いて昼夜に恋す
    NEW
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    彫師の八束は、付近を預かる博徒の口利きで男をひとり預かることになる。最初の晩、男、源太は唐突に夜這いをかけてくる。その手に熱を上げつつも「抱くなら彫らんぞ」と告げると源太は引き下がったが、実のところ八束の心にこそ彫りたいという欲が生まれていた。だが美しいが情がないと亡き師に評された己の彫り物では、源太の野性に喰われてしまう。葛藤する八束は……? 博打打ち×彫師の大正仁侠ロマンス。
  • 太陽はいっぱいなんかじゃない
    完結
    5.0
    物心ついた時から、ただ一人だけを愛してきた。指に触れることさえ許されず、思いを込めた眼差しを交わすだけ。だがその唯一の人が、別な相手と新しい未来を選んだ。そんな訳で、すべてを投げ捨て議員としてスタートしたものの、白州英知の心は空っぽだった。だが、英知のその昼行灯を許さぬ有能な秘書・四郎が、英知の心の扉をこじ開け、風と光を教えてくれた。二人が手探りで探す未来とは……!? 「ドリアン・グレイ」シリーズ、スピンオフ!!
  • 色悪作家と校正者の純潔
    4.7
    ポストに白い封筒を、大切にそしてどこかうれしそうに微笑みながら投函する正祐の姿を目撃した大吾は、まったくもって面白くない。時は夏至、文壇は賞レースのまっただ中、ただでさえ不愉快な時期なのに。「私は手紙が好きです」。恋人はそう言って、三ヵ月もそっと文通を続けていたらしい。しかもその相手ときたら……!? 書き下ろしでは、二人の舌戦の俎上に夏目漱石が。書を愛するすべての人に贈る、大人気シリーズ第三弾!!
  • 色悪作家と校正者の多情
    5.0
    「あなたを殺してしまいたい。いいえ――私は今、あなたに殺してほしいのです」。恋を知り、揺らぐ感情をひとつひとつ覚えていく正祐。一方大吾には、当然過去の恋と別れがあった。大吾が以前つきあっていた年上の女性作家の存在を知り、正祐は……。 人気シリーズ第四弾!!
  • 色悪作家と校正者の貞節
    4.8
    今日も今日とて行きつけの「鳥八(とりはち)」で酒を味わい、本の話と旨い肴に舌鼓をうつ大吾(だいご)と正祐(まさすけ)。――人気の時代小説作家とその校正者だった。思いがけず恋に落ち、口喧嘩を繰り返しながらも誰よりも互いを理解し強く惹かれ合うようになった二人だったが、そんな彼らの前に宇宙人のような新人作家が現れる。しかもそいつは、正祐を専属に囲いたいと言い出して……!? 書き下ろし「色悪作家と校正者の弟」も収録!!
  • 色悪作家と校正者の初戀
    5.0
    大吾の口から、最近担当となった別な校正者への褒め言葉を聞き、自分がすべてを担当することはできないとわかってはいたものの、苛立ちと複雑な思いを抱える正祐。そんな正祐に、同僚の篠田を通し、同業者同士の飲み会の話が持ち上がる。そこには、問題の「校正者」が……!? 大人気シリーズ最新巻!!
  • 色悪作家と校正者の不貞
    4.5
    実はファンだったが絶対近づくまいと思っていた人気作家・東堂大吾(とうどう・だいご)に、その校正担当者・正祐(まさすけ)は行きつけの居酒屋でつい声をかけてしまった。心の支えでさえあった大切な大好きなキャラが、彼の新刊の中で死んだことが許せなくて。「今殺したいくらいあなたが憎いです」。自分の正体を隠していた正祐だが、ある日ついに大吾にバレてしまい……。書を愛する、水と油、対照的な二人の、ビブリオ・ラブコメ!!
  • 色悪作家と校正者の別れ話
    4.7
    「私、あなたとお別れしたく存じます」。年中喧嘩しつつもそれでも睦まじく過ごす二人なのに、突然こぼれ出た正祐の言葉。それは、本と大吾を愛するが故のものだった。愛を知り人の心の機微を学んでいく正祐と、愛を深くする大吾の関係は、ついに「同棲」へと……!? 「色悪作家と校正者の別れ話」、「色悪作家と校正者の同棲」、掌篇「色悪作家と校正者の朝顔」の三篇を収録した、傲岸不遜な色悪作家×本を愛する美人校正者の人気シリーズ第五単!!
  • 王子ですが、お嫁にきました
    4.3
    満月の夜、泉に飛び込んで強く願えば望みの場所へ行ける――伝説を信じ《願いの泉》に飛び込んだ王子アシェル。間近に迫った婚儀を前に、一度でいいから本気の恋がしたいと願った彼が辿り着いたのは、《げんだいにほん》の警察官・葉室岳の独身寮の風呂場だった。一方、突然現れた金髪碧眼の王子様に不信感いっぱいの岳。自分が運命の恋の相手のわけがないと拒絶するけれど……? 異世界トリップ・ロマンス。
  • 兄弟ごっこ
    4.4
    二十七歳の若き准教授・理人(りひと)は、勤務先の大学に招聘された著名な経済学者・瑠璃川(るりかわ)と親しくなった。瑠璃川は十八年ぶりに再会したかつての義兄で、初恋の相手。いつまでも燻り続け、忘れられない初恋と決別するために近づいたはずだった。なのに瑠璃川の秘密を知ったことで思いがけず添い寝をする仲となり、再び恋が芽生えてしまう。けれど、理人は瑠璃川の恋愛対象外。元義兄に抱いた叶わぬ二度目の恋に、理人は……?
  • さらってよ
    3.8
    初めて好きになった先輩・平尾を相手に、ずるずると都合のいい恋人を演じていた三木。平気なふりをしながらも平尾の身勝手さにひっそりと傷ついている三木の心の慰めになっているのが、仕事先で知り合った年上で穏やかな有元だ。初めに自棄で有元に関係を迫って失敗して以来、有元は困った顔をしつつも三木を拒まない。そんな付き合いが心地よかったのに、突然有元に抱きしめられ……? ずるくて切ない大人の恋。
  • すき
    4.1
    小説家の瑛斗(えいと)が恋をしたのは、デビュー時からの担当編集者・井上。 仕事だから優しくしてくれるとわかっている相手に間違って告白して以来、瑛斗はいたたまれない毎日を送っていた。 そんなある時、井上が小さな娘を一人で育てていると知る。 相手のプライベートに踏み込む気まずさを覚えつつも、可愛い少女との交流に心和ませる瑛斗。 そして井上への思いをもますます募らせてゆくうちに……?厄介な大人たちの純愛!
  • スパイシー・ショコラ~プリティ・ベイビィズ~
    4.0
    母親に捨てられた彼方(かなた)は、教会内の養護施設で ひとつ年上の亨(とおる)や秋守(あきもり)らと兄弟のように育った。 ずっと亨に片思いをしていたが、彼は秋守と結ばれてしまう。 深く傷ついた彼方は少しでも気分を変えようとパリへ旅立つ。 誰も自分を知らない街で、ある秘密の憂さ晴らしをしていた彼方は、 ひょんなことから有名ショコラティエであるパトリックに貸しを作ってしまい――?パリを舞台におくる、セミスウィート・ロマンス。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • デートしようよ
    4.0
    女子に免疫のない年下の幼馴染・詠介から、デートの予行演習を頼まれた紘斗。詠介とは、二年前に彼氏との濡れ場を目撃されて以来交流が途絶えていた。そんな幼馴染の頼みを無下にもできず、紘斗は悪ノリした姉たちに完璧に女装させられ、デートに付き合う羽目になる。けれど詠介の予想以上の物馴れなさに呆れつつも、その純粋さと優しさにときめいてしまい……? 草食男子×肉食男子の年下攻ラブ・プラクティス。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • ドリアン・グレイの禁じられた遊び
    4.7
    作家・白洲絵一(しらすえいち)。本名・神代双葉(かみしろふたば)。かつて捨てたその本当の名前を、若い愛人であるところの時代小説作家・伊集院宙人(いじゅういんそらと)は、大切に呼ぶ。二人は、うっかり撮られた写真のおかげで、全世界的に認知された恋人同士だ。だが、訣別したはずの過去、長く思い続けた初恋の人が、何もかもを投げ捨て、双葉の前に再び姿を表し求愛する。白州英知(しらすえいち)――かつて双葉が名前を奪ったその男に、果たして宙人の勝ち目はあるのか……!?
  • ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱
    4.7
    容姿端麗な文壇の寵児、現代文学文学の旗手、そして人気作家・東堂大吾の天敵でもある白洲絵一は戸惑っていた。つまらないパーティの後、塞ぐ気持ちを晴らすため飲みすぎ、翌朝ホテルで裸で目覚めると、自分を腕に抱いていたのは、眩暈を起こすような謎の日本語を操る金髪のおバカ作家で……!? 殺意を胸に再び彼、伊集院宙人と会うことにした絵一だったが……。「色悪作家と校正者」シリーズ、スピンオフ!!
  • プリティ・ベイビィズ(1)
    3.9
    教会内の養護施設で育った享、秋守、伊吹、彼方と、主教・凛太郎の息子・梗一。彼らは、凛太郎が引き受けた厄介事を秘密裏に処理すべく集まっていた。コンビを組む伊吹の跡をつけ、教会に来た新米刑事・主税は、彼らの不審な行動に疑念を抱く。だが、直後に運命の相手と出会い……!? 一方、享は最近様子がおかしい秋守の、物言いたげな表情が気になって――。ワケありな男たちが繰り広げるラブ・コンフュージョン!!
  • HEAVEN
    4.0
    紀宏は、かつて肉体関係を持っていた小栗と街で七年ぶりに再会した。彼女と婚約したばかりにもかかわらず、昔と変わらぬ小栗に身も心も翻弄されるうち、紀宏は彼を忘れられなかった自分に気付く……。激しく切ないラブ・インパクト!!
  • ホーム・スイートホーム~プリティ・ベイビィズ~
    4.3
    沢木との偶然の出逢いから一年半。同じ相手と二度寝ない主義の梗一(きょういち)が、沢木とは三度身体を重ね、日曜ごとに彼が教会に通うのを許してしまっている。 だが梗一は誰とも深い仲になる気はない。 きちんと拒絶しなくてはと思っていたある日、梗一の発言に激怒した沢木が、ぱったり姿を見せなくなってしまう。 気になりつつも自分から連絡はできずにいた梗一だが、そんな時、父・凛太郎(りんたろう)が倒れ!? 年下ワンコ沢木は、鉄壁のクールビューティ・梗一を落とせるのか!? プリベビシリーズ、ついに完結!!【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

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