BL - 水名瀬雅良 - 講談社X文庫ホワイトハート(BL)作品一覧

  • 太陽と月の背徳(上)
    4.0
    「自身がどう見られているか、世間知らずな神官殿はまるでご存じないようだ」天帝の葬儀に参列するため、天帝の隠し子である莉央(りおう)を連れてラドルクに向かった美貌の神官・月花(げっか)は、途中でガルトの若き将軍・悠仁(ゆうじん)と再会する。かつては親密な時を過ごしたことがあったふたりだが、いまでは遠い存在である。だが、裏切りと策略が渦巻くなか、月花と悠仁の関係は大きく変化して!?
  • 太陽の雫
    -
    「天帝にこのような不埒な真似をするなぞ、万死に値するな」。世界の象徴として存在するラドルクの若き天帝、莉央(りおう)には身も心も誓い合った男がいた。世界を軍事で我がものとしたガルトの大帝、叡帝(えいだい)だ。だが、互いに国の頂点であるふたりは離ればなれの生活を余儀なくされる。そんなある日、莉央は叡帝の裏切りとも思える噂を耳にしてしまい・・・!?
  • 弁護士成瀬貴史の苦悩
    3.7
    現在、広域暴力団武藤組の顧問弁護士として働いている元特捜部検事の成瀬貴史は、一度は別れた男であり、かつては同僚でもあった相澤喬司と再び恋人としてひとつ屋根の下で暮らすようになっていた。相澤に恋してはいるが、指定暴力団の弁護士を務めている自分の存在は彼のためにならない。そう思い込んでいる成瀬は、相澤からなんとか離れようと画策する。そんなとき、以前、成瀬が有罪にした男が現れて!?
  • 弁護士成瀬貴史の憂鬱
    3.3
    あんたが俺のところまで堕ちてくればいい――。元特捜部検事の成瀬貴史は、ある日、思いがけない男との再会を果たす。それはかつての同僚であり、成瀬が密かに、けれど熱烈に恋していた男・相澤喬司だ。5年前、成瀬はある男の罠にはまり、相澤を守るため誰にもその事実を告げず、広域暴力団・武藤組の弁護士になった。しかし、その秘密を明らかにする1通の手紙が相澤におくられてきて……!?
  • 優しい夜
    3.4
    僕が好きなのは、将臣さんです――。 家族を事故で失い、常磐家に引き取られた津川幸弘は、兄となった将臣から本当の弟のように大切に見守られ、恋人のように甘やかされていた。幸弘もまた、いけないと思いつつ、その気遣いを拒めずにいる。弟ではなく、恋人になりたい……そう願う幸弘は、ある決心をするのだが!? 家族から恋人へ、ふたりの関係が変わり始めた――!

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