BL - 愁堂れな - 完結作品一覧
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-【イラスト付き】城見蓮は高校時代に淡い恋心を抱いていた先輩・沖廣誠実の通う大学に入学した新入生。もちろん告白できずそれでも恋心を諦めきれなかった蓮は、同じ大学に進み、誠実が所属する『映画研究会』に入部する。新人歓迎会で酔った誠実に『お持ち帰り』されキスされる蓮。そこに誠実の弟・義章が「なにやってんの」と現れる。そのまま帰宅した蓮は自分の思いが通じた喜びと、誠実の弟に知られたかもしれない衝撃で、何も手がつかない状態に。そんな彼に誠実が、義章の家庭教師を頼んでくる。実は義章はキスをネタに、蓮を家庭教師にするようにとねじ込んだ、と、義章本人から知らされ、蓮はショックを受ける。「兄貴には近づくな」と言われた蓮は……!?
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3.0
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4.3【イラスト付き】大学二年の幸喜は、1か月前に大学で話しかけられ、桃香と親しくなる。アパートの建て替えで引っ越すことになった幸喜は、桃香に押し切られる形でルームシェアすることに。桃香が借りた部屋へ向かうと、そこは高層高級マンションの一室。そして金髪碧眼のセレブ感あふれる美青年・テオがいた。困惑する幸喜に、ここは婚約者桃香と住むために契約した部屋だと答えるテオ。事情を互いに確認すると、テオは「お互い詐欺にあったようだ」と。警察へ連絡しようと慌てる幸喜に、テオは自分が有名なビジネススクールの日本校の代表であるため、詐欺に遭ったなどと公表されたくないという。そして、「二人で桃香を探し捕まえよう。幸喜もここに住めばいい」と提案され、押しに弱い幸喜はテオの言うとおりにすることに。桃香との会話や、テオが桃香とデートや旅行した場所を訪れ、手がかりを探す幸喜とテオだったが……!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.1【イラスト付き】病院から金子と渡辺が姿を消したとの報を受け、菱沼組総出の捜索が始まる。渡辺が連れ出したとみられたが高沢は違和感を覚え、自らも彼らを探したいという焦燥にかられる。数日後、金子の父・金と一緒の二人が見つかる。二人は何者かに拉致されたという。彼らは、八木沼の監視下に置かれることに。礼を兼ね、八木沼のもとを訪れた櫻内と高沢。八木沼は「偽藤田」を監禁していた。なぜそこまで高沢に対して恨みを抱いているのか……高沢は「偽藤田」と対峙する。「偽藤田」の本名・大塚に聞き覚えがないと答える高沢に思い出せと詰め寄る大塚。「西村警視の口から俺の名は一度も出なかったというのか!」西村の名が出たことに驚く高沢だったが……。
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-【イラスト付き】大船理央は著名な演出家の助手。最近は脚本のたたき台を任されるようになったが、演出家はほぼ手を入れず、理央の書いたものを自分の脚本として発表している。その状況にやりきれなさも感じている。そんな折、元同級生で今や実力を認められている若きプロデューサー・宝生茂東より、演出家に「ハムレット」をミュージカル化の話が持ち込まれ、理央がやることに。宝生は、執筆のヒントになるようハムレット役の新人俳優を向かわせると約束。が、家に現れたのはどう見ても『ハムレット』。全然新解釈にならない、と宝生にクレームを入れると、新人はこちらには向かっていないと言われる。戸惑う理央に「彼」は『ハムレット』本人だといい、理央は信じるように。次第に打ち解けていく理央とハムレットが気が気でない室生は二人を引き離そうとし!?
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4.4【イラスト付き】所轄から念願の警視庁捜査一課に配属となった森野雅人は、駅の階段から落ち、初日から医務室のお世話に。『医務室には「姫」と呼ばれる白衣の天使がいる』と言われ、期待した雅人を手当してくれたのは、『姫』とは呼ばれているが、ワイルドな見た目の医師、姫川雄高だった。治療後、雅人は捜査会議に。二日前、少年の死体が発見されたのだが、性的暴行を受けた形跡があり、セーラー服を着用していた。現場写真を見た雅人は意識を失い、再び医務室に。意識を取り戻した雅人は会議に戻り、姫川も後を追う。そこで雅人は「十四歳のとき、同じ目に遭ったことがある」と告げる。この少年は同様の手口での3人目の被害者で、連続殺人事件であると知った雅人は、自分の事件のカルテを求め、担ぎ込まれた大病院の跡取りで親友の本条のもとを訪ねる。そして本条から、姫川が医者ではなく警察官だったことを知らされ……!?
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4.0「もうこんなに濡らして…君の身体 は本当にいやらしいな」エリート商社マン・花井は、精悍で傲慢なイタリア人モデル・ロレンツォの接待をする。しかしロレンツォ が要求したのは花井の身体だった! 「花。また可愛い声で啼いてみようか」毎日、ホテルや車でロレンツォに情熱的に抱かれ、強烈な快楽でトロトロにされ、身悶える花井。取引なのに、身体だけの関係なのに…次第に花井の心は切なく痛み始め!? 愁堂れな作品中で最もHで淫ら!
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-【イラスト付き】家庭教師を生業とする柊典史は、対人関係があまり得意ではないため、生徒は小 学生のみにしてもらっている。あるときパンフレットの写真を見てぜひ、と柊に 依頼が。小学生ではないが、外国人で、日常会話はできるが漢字を教えてほしい という。家庭教師先を訪れた柊に、金髪碧眼の美青年の“生徒”は、欧州の小国 のプリンス・クリストファーと名乗る。驚く柊だったが、そこにまったく同じ顔 をした男が現れる。双子の兄・ルドルフだった。ルドルフの値踏みするような視 線が少し怖いと感じる柊。やがて、最初にクリストファーから、続いてルドルフ から恋愛アプローチを受け、戸惑う柊だったが……!?