小説・文芸 - 求む、妻シリーズ作品一覧

  • 夫に片思い
    4.0
    フローリストのホリーは、銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めた。平凡なだけの女になぜ興味があるのか疑問に思いつつも、彼の目に宿る情熱に賭けてみることにした。それでも、自分は本気の相手ではないと心のどこかで感じていた。リチャードは亡き妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの?★形だけの妻が欲しい三人のリッチな男性が、理想の花嫁を探しに結婚紹介所に登録します。さて、どんな出会いが待っているのでしょうか。★
  • 結婚という名のビジネス 求む、妻 III
    4.0
    結婚相手紹介会社〈求む、妻〉を営むナタリーのもとに、ある日、新しい客が訪れた。会社経営者なのに兵士のように見えるその男性マイクは、一カ月後には結婚していたいという。仕事に必要な便宜上の結婚であり、すぐに離婚するつもりだとも。偽りの結婚に相手は紹介できない。ナタリーは断ったが、マイクは、花嫁への報酬として二百万ドルを提示してきた。そんな大金があったら、両親の借金を返済してあげられるのに……。ナタリーは気がつくと、自分でも信じられないことを口走っていた。「わたしではどうかしら?」
  • 情熱だけの関係 求む、妻 II
    3.5
    結婚披露宴で、アラナは夫リースの友人とダンスを踊っていた。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所〈求む、妻〉を通じて愛情抜きの結婚をしたアラナは、リースにとって、飾り物の妻でしかなかった。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日、アラナは交通事故に遭い、夫の記憶を失ってしまったからだ。

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