エッセイ・紀行作品一覧
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-それは「家族」と呼ばれるのだろうか。ユダヤ人の夫。日本人の妻。ペルーからきた赤ん坊。異なる三つの旅券をもった男と女が、子どもと大人が、アメリカの小さな町で一つの「チーム」を組んで暮らしはじめた──。 著者が移り住んだアメリカのさまざまな町で書き綴られた、さりげなくも感動的な暮らしのスケッチ集。1984年刊行の名エッセイ集、待望の新装復刊。 解説:榎本空。 「ヤエルはほっそりした長いからだをして、わたしたちのところへきた。生まれた三日目だった。/生まれたてのみどり児はまるまると肥ってはおらず、手や脚に多くの皺がある。見えないはずの目を大きく見開いて、じっとある一点に焦点を合わせているように見えたりする。それがひどく真剣なまなざしで、「これからはあなたもまじめに生きるんですよ」と、わたしに伝えようとしているのかしらと思ってしまう。」(本文より) 【目次】 ■ペルーからきた私の娘 ■ウィラード盲目病棟 白樺病棟の「高砂」 かげりもない、ペネイの夜ふけに ボランティアたちの晩餐会 スパゲティかぼちゃ 夢 オムライス ヘンリーの運勢判断せんべい ■鯨が生んだ鱒 『アメリカの鱒釣り』の表紙の町 『アメリカの鱒釣り』の表紙の男 はじまりとおわり 連続と不連続 一すじの黒髪と紙屑籠 ペンキ塗るひと たましいの遺産 あとがき 解説 聞くことと聞けぬこと、その奇蹟について 榎本空
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-お金より、名誉より、 「忘れたくない1日」を増やすのが幸せ。 44年間ずっと みんなの「特別な1日」を 作り上げてきた名物添乗員が説く、 あたりまえに過ぎる毎日を「死んでも忘れたくない1日」に変える 「旅」のススメ。 これまで44年間、4万人の旅に同行し、「毎日を輝かせるお手伝い」をしてきた平田進也さん。 亡くなったお父様の言葉と、44年間の添乗の経験から 「あの世に持っていけるのは思い出だけ。忘れたくない1日をどんどん積み重ねて、 持ちきれないほどの思い出を増やすことこそ、幸せに生きること」と実感しているそうです。 44年間の旅を通して、 「いつまで生きてしまうかわからない時代だから、なるべく省エネ、節約で生きる」のではなく、 「せっかく寿命が伸ばせる時代に生まれたのだから、 自由な時間の増えるシニアこそ、『1日、1日を大事な思い出に変えて生きる』ほうがいい」と 思うようになったそうです。 人は、日常の中ではなかなか「大事な1日」をつくることはむずかしい。 でも、旅に出れば、「せっかくなら」とチャレンジしたり、 見たこともないものを見たり、食べたり、新しい出会いがあったりなど、 「思い出に残る1日」を作りやすくなります。 世界1周旅行は遠くとも、まずは日帰りから、1泊からはじめましょう。 カレンダーに「二重丸をつける予定」をいれることで、 その日だけでなく、そこに向かう毎日までも、やりたいことやワクワクであふれる日になるのですから。 読んだ途端、希望に満ちた毎日のスタートラインに立てるような一冊です。 44年の経験で選びぬいた 「日本の食べるべき美味ベスト30」 「死んでも行くべき日本の絶景21」 「日本のベスト温泉20」 「見ないと死ねない! 世界の絶景11」リスト付き!
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-【韓国の働く女性を中心に圧倒的共感!】 エッセイスト、映画雑誌記者、ラジオパーソナリティ… パラレルキャリアで20年以上奔走し、韓国では読んでいない本、観ていない映画はないといわれるほどの超働きマンなのに、「他人に対して一番羨ましく思うのは社交性」だという内向型著者による、会社員もフリーランスも必読の痛快エッセイ。 「自分を見失わずに、心も体も健やかに、仕事に対する愛情や情熱を失わないためにはどうすればいいだろう」 疲れた一日の終わり、それでも私はまだ仕事とともに進みたい。 「どうやったら疲れずに働き続けられますか?」 「ただやるんです。あまり考えすぎないように気をつけています」 やりたいという気分を盛り上げようと努力したり、やらなくちゃという義務感をモチベーションにしたりしてみようともしましたが、結果として今の私は、ただ「やる」ということに重点を置くのに必死になっています。やると決めたことはただやるのです。気分に任せてもだめだし、無理やり自分に強制してもだめ。私よ、やることにしたんだからこれはやろうよ、という具合に。 これは、社会人として生きていく私が淡々と最善を尽くす方法です。(本文より)
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-異国の歴史や伝統に触れる。それは、知らない自分との出会いです。 今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。「晩年を過ごすのはスウェーデンかフィンランドか、やっぱりラテン系の国でのんびり過ごすのもいいな。そんなことを思っているこのごろです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾! 【内容】 第1章 才能を引き寄せるパリ――フランス 第2章 成熟した大人の国――スペイン、ポルトガル 第3章 個人が行動に責任を持つ国――イタリア 第4章 自由に生きるために――ギリシャ 第5章 北欧三か国の思い出――フィンランド、スウェーデン、ノルウェー 第6章 それぞれの個性が際立つ南米の国――チリ、ブラジル、アルゼンチン
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-そうか、こう考えればよかったんだ! 目の前の「現実」は変えられない。 でも、「どう見るか」は変えられる。 最近ツイてない、仕事で成果が出ない、恋人にふられた、つい愚痴を言いたくなる、 誕生日なのに誰からも誘われない、職場や学校に嫌いな人がいる、やる気が起きない……、 人生には、面白くないことが、たくさん起こります。 でも、それって本当にどうにもならないことでしょうか? たしかに、起きてしまった「できごと」はもうどうにもなりません。 けれども、それをどう解釈するかで、感情はいくらでも変化します。 そう、解釈ひとつで、今いる世界を、そこから続くあなたの時間、人生を、素晴らしいものに変えられるのです。 この本は、日常によくあるシーンに落とし込んで、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、 その視点の持ち方を70個ご用意しています。 読み終わるころには、あなたは大空を舞う鳥のように、自由な視点から、 俯瞰して自分の人生を眺められるようになるでしょう。 DL特典「あなたの世界をガラリと変えるスペシャルしつもん」 ネガティブな状況に陥ったときに思い出してほしい スペシャルな「しつもん」をご用意しました。 スマートフォンに保存して見返したり、プリントアウトして手帳に入れたりと、お守りのようにお使いください。 ※本書は『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え』を再編集した改訂版です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本テレビ系で日曜よる7時58分から放送中の「世界の果てまでイッテQ!」が、初の電子書籍を発売! ロケに同行したスタッフの目を通して、放送ではお見せできなかったエピソードをたくさんつめこみました。 世界中でイッテQ!メンバーが巻き起こす爆笑と感動の旅を、電子書籍でお楽しみください。 今回はラスベガスとグランドキャニオンをめぐった「ガンバレルーヤのアメリカツアー」と「みやぞんが行く ブラジル絶景ツアー」をピックアップ! 放送された内容に加えて、撮影現場のオフショットや絶景をたっぷり掲載。撮影の裏側で何が起こっていたのか? 思いもよらないトラブル、アクシデント、ハプニングも何のその。 旅のすべてが丸わかりの一冊です。
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-東京→NYから京都に移住して3年。いけず、一見さんお断り、おばんざい、和菓子、おみくじ…… “よそさん”が、京都のあれこれに体当たりするエッセイ&ガイド おいしいものが大好きな著者のお気に入りレストラン、おみやげやお祭り、雑貨店などのスポット&商品もカラー写真付きで60軒以上紹介! もくじ はじめに 猫飼うべからず、な街 湧水狂 フードスラング ほんとうの、一見さんお断り 穴をくぐって開運 おーさん、ほーさん 野菜を買いに、大原へ いけずか、否か ソウルフード考 バス悲喜交々 ひとり旅しよう なるほど、ザ祇園祭 年イチの和菓子 もっとも美しい夜 妖怪・塩対応 あれもこれも追いつけない 精進料理バトル おいしい三角買い 手厳しい、おみくじ 京の食材どう食べる? 東西南北礼賛 ◆私の京都、雑マップ 巻末付録 偏愛スポット・ガイド「京都、私ならここ!」 買う SHOPS 食いしん坊が、はずせない店は? 手仕事の道具、どこでなにを買う? ローカルなスーパーって、つい覗きたくなる 「いいもの」に出合えるお店を訪ねたい せっかくだから骨董市へ。いつ、どこ? お漬もの迷子。無添加のおいしいもの教えて パン屋は、ぶっちゃけどこがいいの? 京みやげ・2000円以下・消えもの、希望 食べる EATS&DRINKS 京都ならではの朝ごはんを食べたい 喫茶店はどこがおすすめ? 名建築でお茶してみたい 出町ふたばの豆餅以外に、食べるべき餅は? 昼にずるっと麵をすするなら? ひとり、さくっと飲んで食べる。いい店ある? 京都らしいごはんの選択肢を知りたい 見る ACTIVITIES 人込みって苦手。静かな寺と庭を教えて お祭りって、いいもの? ベストシーズンはいつ?
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-ほほえみの国・タイは、ほんのりスリリング!? 得体のしれない生肉料理「ラープヌアディップ」に、雲海を歩く金色のお釈迦様!? 「パ」だけで通じ合えるタイの人々との日常会話。 街も人も、なにもかもが新鮮なおもしろローカル旅を50ページ超の描き下ろしマンガとともに描いた爆笑紀行エッセイ! 〔もくじ〕 プロローグ 第1章 タイへ行こう! タイで買えないもの 安全第二でタイ料理に挑戦! タイ語を話す 食堂でのスマートな注文方法 支払いはカードとキャッシングで タイへは深夜便で “黄金の地”スワンナプーム国際空港 アジア最古の現役空港「ドンムアン国際空港」 空港から市街へ バンコクの足 BTS、MRT、SRT Grabでちょっとそこまで ドミトリー どこか詰めの甘いタイのホステル タイのサービスアパートメント オススメの宿 泰式B&B 泰式B&Bにしかない朝 信頼と愛情の泰式B&B 第2章 タイな日々 ただいま、タイ 暑いタイのシャワー事情 ピピのオンボロ小屋 もし、ヘビに咬まれたら!? タイで最も食べられている魚「プラーニン」 まるまる肥えた野良犬たち マイペンライなムエタイ体験 レンとアップルのフルーツジュース屋 微糖のないタイのコーヒー 得体のしれない生肉料理「ラープヌアディップ」 サバーイな猫たち 早朝の市場というリラクゼーション タイのワンダーランド エピローグ
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気楽に、自由に、自分らしく。 ひとり暮らしは楽しい! 60代以降に見えてきたひとり暮らしの奥深さ。自分らしい暮らしの楽しみ方 年を重ねても人生を楽しんでいる6人のリアルライフ 本書では、60代から90代までの、ひとり暮らしを楽しんでいる 6人のライスタイルをご紹介します。 価値観はそれぞれ、人生もいろいろですが、共通することは、自分らしさ。 そして、毎日ワクワクして過ごしていること。 パソコンを始める。 絵を描き始める。 YouTuberデビューをして日々の暮らしを伝える。 ポジティブな節約を楽しむ。 思い切って移住する。 すぐにできる小さなことから、ちょっとハードルが高いかもと感じることまで、 いろんなワクワクがあるようです。 これからの主役は自分自身。自分の気持ちに素直になれば、 今日も明日も明後日もずっと楽しい! 「ひとりは楽しい! ひとりは最高!」 <本書に登場する6人の方々> 月5万円の節約生活で工夫を楽しむ快適な日々に 紫苑さん(73歳)ブロガー 70歳で退職後、78歳でパソコンデビュー。90代の今、健康であることが幸せ 大崎博子さん(91歳)Xユーザー 10年後にビジョンを合わせると、さまざまな出合いが生まれて、なりたい自分になれる 浅野順子さん(73歳)画家 八ヶ岳の森に暮らして30年。先の心配より今できることを大事にする ウリウリばあちゃん(69歳)YouTuber 陶芸も移住も旅行も、思い立ったらすぐに行動。 我慢しないで好きなことをやるのがいちばん健康にいい 大蝶恵美子さん(87歳)土鍋作家 仕事もおしゃれも暮らしも軽やかに変化を受け入れる。「好き」を私らしく 本田葉子さん(68歳)イラストレーター
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3.0休みなよ、って言われても。 ・休日、何もしてないのに気づいたら夕方になっている。 ・お休みなのに、つい仕事のメールをチェックしてしまう。 ・折角の休みだからと、逆に予定を詰め込み過ぎてしまう。 ・全然休めた気がしないまま、月曜の朝を迎えてしまう。 ・「休みの日って何してるの?」と聞かれるのが怖い。 ――ひとつでも当てはまってしまったあなた、必読です!! 働き方改革時代、ワークライフ「アン」バランスなあなたに贈る、休み方の処方箋(エッセイ・アンソロジー)! 覗いてみません? あの人たちの、休み方。 (執筆者一覧・50音順) 麻布競馬場、伊沢拓司、石井ゆかり、石田夏穂、岡本 仁、角田光代、角幡唯介、くどうれいん、古賀及子、小西康陽、斉藤壮馬、酒井順子、酒寄希望、向坂くじら、佐藤良成、杉本裕孝、高橋久美子、滝口悠生、武田砂鉄、竹田ダニエル、つづ井、年森 瑛、永井玲衣、蓮實重彦、平松洋子、藤代 泉、古川日出男、星野博美、堀江 栞、益田ミリ、宮内悠介、宮田愛萌、吉田篤弘
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4.3ふたり暮らし。書くこと。前を見て進むこと。 日々の手ざわりがあざやかな言葉に変わる。 ロングセラー『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』に続く、注目作家の最新エッセイ集。 【目次】 飛んじゃったサンキャッチャー なまけ神様 大荷物のこころ ほそい稲妻 すばらしい枝 歯とベンツ 泣きながらマラカス クリーニング・キッス 鬼の初恋 蝙蝠・胡麻団子・氷嚢 夜のマンション 夕陽を見せる いやな手 見ていないし、見透かしていない コーヒーと結婚 倒産と失恋 長野さんは陸を泳ぐ へそを出して来た ヤドリギ かわいそうに ミルク 作家みたい 深く蔵す
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4.0長く愛されている日本初のタウン誌「銀座百点」から生れたエッセイ集。 登場するのは朝吹真理子・いしいしんじ・いとうせいこう・岩松了・内澤旬子・金井美恵子・隈研吾・坂木司・佐藤雅彦・岡田茉莉子・松尾スズキ・湯本香樹美・都築響一・寄藤文平・森絵都・中川李枝子・道尾秀介・高野秀行・西川美和・金子國義・千早茜ら、各界で活躍する46人。 母と映画を見た後に買った木村家のあんぱん、歩行者天国の日に見上げる広い空、給料日は煉瓦亭のカツレツ、今はメニュウから消えた老舗パーラーのフルーツポンチ、伊東屋にしかない憧れの原稿用紙――。 銀座のとっておきの思い出を綴る、おしゃべりを楽しむように読みたい極上エッセイ。 ※この電子書籍は2017年7月に扶桑社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 ※電子書籍版には、宗左近氏の「思い出の街は銀座」は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
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-現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる―― なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる―― 深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。 総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集! 不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ―― ・秋の夕暮れ、桔梗の花 ・古く美しい暮らしは、なぜ消えた? ・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉 ・スープストックで休ませて ・“意識高い系”おんなともだち ・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ ・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc. 現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。 日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに。
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-劇場にはかからない“現場”の物語。 「ニヤニヤ、クスクス。これ、立派な映画作りの教則本です」役所広司 シカゴ国際映画祭観客賞・最優秀演技賞〈役所広司〉ほか、国内外の映画賞で高く評価された『すばらしき世界』は、佐木隆三によるノンフィクション・ノベル『身分帳』を原案に、西川美和監督が初めて原作ものの映画化に挑んだ作品だ。 本書は、原案小説との出会いから、取材と脚本の執筆、撮影から編集など、五年にわたる制作の日々を、監督自ら赤裸々に綴るエッセイ集である。 原案小説との出会い、公的機関による婚活パーティーへの潜入、長く仕事をともにしたスタッフとの別れ、刑務所での対話、『身分帳』のモデルとなった人物の足跡を辿る旅、スタッフが集う撮影前の緊張感、コロナによる編集作業の中断、出演者への思い──一本の映画の企画が立ち上がり、それが完成するまでの過程が監督の思いとともに仔細に描かれ、映画業界を目指す人や映画ファンはもちろん、多くの人に読まれるべき一冊だ。 幼い頃の記憶や街角の風景などのエッセイや、『すばらしき世界』に登場する人物の過去を描いた小説「蕎麦屋ケンちゃん失踪事件」も収録する。 文庫化にあたり、映像業界の変化に鑑み、単行本刊行後の状況を加筆するだけでなく、その後発表された三本のエッセイと、「あとがき」というには内容もボリュームも読み応え抜群の書き下ろしの文章を加えた。まさに、増補決定版! ※この作品は単行本版『スクリーンが待っている』として配信されていた作品の文庫本版です。
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-家族や社会への信頼がなくなり、怒り、惨めさ、悔しさから何もかも投げ出したくなった時があった。引きこもり、統合失調症、発達障害、登校拒否などの壮絶な過去をもつ著者が、自ら発した一つのSOSをきっかけに、人と関わり心を取り戻していく35年間の記録。 当事者から当事者へ、ご家族へ、福祉関係者のみなさんへ――。 誰かの道しるべになることを願い、包み隠さず書かれた魂の叫び。
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-シンプル暮らしの達人・pocohahaさんの不要なモノを手放して、心豊かにすっきり暮らす38のアイデア ミニマリストブロガー、ponpocoによる2冊目の著書は、築40年の一軒家で快適&身軽なシニアライフをおくる実の母pocohahaさんの暮らし方について。 “悩む前にまず行動”をモットーに、心身共に身軽な状態で老後を迎えるため、老前整理に取り組む60代のpocohahaさん。 シンプルライフといえば丁寧な暮らしをイメージされる方も多いと思いますが、pocohahaさんの場合は“物事をシンプルに捉えて家事をラクにする暮らし”。 すっきり暮らしたいけれど、ミニマリストのように最小限のモノで暮らすことに強いこだわりはなく、整いつつもそこで暮らす人の毎日が想像できるような、ぬくもりと生活感のある住まいを目指しています。 本書では実際にpocohahaさんが50~60代で行った様々な工夫を紹介。 インテリア、料理、家事、ファッション、美容、実家の片づけ、そして人間関係まで。 読むと「自分もまずやってみよう」とさわやかな勇気を与えてくれる一冊です。 ※この電子版はカラー表示できる端末でご覧下さい。
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-詩人・堀静香による、生活の記録。ほかの誰でもないわたしが今生きていることの、まるごとすべて。 今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。なのに、今しかない。晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。(本文より) 【目次】 せいいっぱいの悪口 みんな魚 さわやかなかぜ 愛も希望も タクトを折る いきすぎた夜 日記 二〇一九年一〇月八日~一〇月一七日 はみだしながら生きてゆく 走馬灯の日々 オールドファッションと鶏皮 マンボウの下半身 日記 二〇二一年九月一〇日~九月二〇日 だれのことも スーと夫 豆を拾う 春がきらい 日記 二〇二二年三月二日~三月三一日 躑躅のマゼンタ、伊勢エビの赤 あーちゃんも あとがき 【著者】 堀静香 1989年神奈川県生まれ。山口県在住。歌人集団「かばん」所属。中高非常勤講師のかたわらエッセイや短歌をものする。著書にZINE『せいいっぱいの悪口』(2019)、ほか晶文社スクラップブック「うちにはひとりのムーミンがいる」連載(2020~2022)。
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-映画監督の毎日は、平凡で、ドラマチック(ときどき爆笑) 血の味がしたランニング、幻のオリンピック・チケット、宣伝地獄からの東京脱出、替え玉受験疑惑……。 数々の賞に輝く映画監督が初めて明かす等身大の素顔 「またオリンピックか。困るんだ、こうしょっちゅうやられては」 にもかかわらず、始まってしまえば猫にマタタビ。手に汗握り、自律神経が狂うほど興奮し、夜中に全ての中継が終わった頃にはぐったりして机に向かう気力も失っている。「勇気を与えられた」はずなのに、いま目の当たりにしたアスリートの万分の一も頑張らずに寝る。お前はバカか、と自分でも思う。(本文より) 西川美和さんといえば、作品を発表する度に国内外で大きな話題と高い評価を得る人気映画監督です。また同時に、小説作品も直木賞候補に選ばれるなど、映画業界という枠を超え、文筆の世界でも名文家として知られています。 これまでも映画にまつわるエッセイ集などを多く刊行されている西川さんですが、本書はスポーツや時事問題など、映画から離れたテーマも数多く、第一線で活躍する映画監督の日常を綴ったものとして、これまでのエッセイ作品とはひと味もふた味も違った表情を見せています。 自身のランニング体験や青春時代の思い出をユーモラスに綴ったかと思えば、コロナ禍でのオリンピックやウクライナでの戦争、ハラスメント問題などに、日常ボケした私たちの心をひと刺しします。西川美和さんってこんなにチャーミングで、こんなに日々の問題に誠実なの!? と驚くことうけあいです。たとえば一日の終わりに一篇ずつ、名エッセイと映画監督の意外な素顔に浸ってみてはいかがでしょうか?
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3.7「留学体験にくらべれば猫の話はまったく些細な、せいぜい日常生活に気晴らしがひとつ加わるような次元のものだと思われるかもしれない。私自身そう思っていた。偶然の成り行きで野良猫を飼い始めたとき、人生の大きな扉が開いたのだとは思いもしなかった……ところが。アメリカ体験が社会的体験だったとすれば、猫体験は内面にかかわる体験だったといえよう。前者では私の視線は水平に、横へ横へと伸び、後者は垂直に内面に下りていく契機となった」(あとがき)猫たちとの共生から生まれる新しい日常生活。その生き生きとした、思いもかけないドラマ(ドタバタ)を愛猫家ならではの視線で描く三篇。さらに、40年前のアメリカ留学の地=ボストンを再訪して往時の出来事や人びととの交友を追想する貴重な体験記。最後の、ドイツ人女性シーギーの辿った悲劇を語るエッセーは重い読後感を残す短篇のようである。
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4.5精神科ひとすじ30数年の医師が、総合診療医として「へき地」に着任!? 50代半ばからの転科・転職活動はハードルの連続。医療スキルを再研修したり(必須!)、車の免許とり直したり(わかる)、武術習ったり(え?)……? 数年かけたよこ道、より道、まわり道の果てに、たどりついたのは北海道の「恐竜の町」。慌ただしくも魅力的なドタバタをつづるセカンドキャリア・ストーリー!
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4.0※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スパイスカレーのプロフェッショナルが、世界各国を旅して出会った究極のカレー&スパイス料理を語り尽くす。 インドのフィッシュカレーで人生観を覆され、 ラオスではナマズの卵で作るショッキングピンクのカレーに舌鼓。 マレーシアのインド人街で「苔」が決め手のカレーに唸り、 フランスでは幻のミックススパイス「忘れられた宝」とご対面。 22カ国の探訪記と33の本格レシピを収録したフォトエッセイ。 ※フォトグラファーとしても活躍する著者によるカラー写真を豊富に掲載。
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-【内容紹介】 金メダルをとってもなお、僕が泳ぐのをやめない理由。 全盲スイマー、木村敬一の努力と覚悟。 【著者紹介】 [著]木村 敬一(きむら・けいいち) 1990年、滋賀県に生まれる。日本大学文理学部卒業。同大学大学院文学研究科博士前期課程修了。 2歳の時に病気のため視力を失う。小学校4年生で水泳を始め、2012年ロンドンパラリンピックで銀・銅2つのメダルを獲得し、2016年リオ大会では銀・銅合わせて4つのメダルを獲得する(日本人最多記録)。2021年東京大会では自身初となる悲願の金メダルを獲得する。東京ガス株式会社人事部に在籍。日本パラリンピアンズ協会(PAJPAJ)の理事も務めている。 著書には『闇を泳ぐ全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。』(ミライカナイ)がある。 【目次抜粋】 はじめに――「尖らない生き方」のすすめ ■第1章 僕にとって壁とは 01 僕の目玉は幸せ者だ 02 プールのなかには障がい物もない。だから、迷子にだってならない 03 両目が見えなくたって、僕には、両手、両足がある 04 誰かに憧れることこそ、夢の実現への第一歩 05 完全な環境なんて存在しない。与えられた環境で戦うだけ 06 水泳は、僕にとって学びの場 07 「目が見える」ということは、僕にとってはもはや特殊能力なのだ 08 生まれながらの障がいによって、僕は「心のブレーキ」を手に入れた 09 誰にだって、自分なりの「武器」がある。僕の武器は「障がい者である」ということ 10 「小さな成功体験」によって、どんどん自分自身が好きになっていく ■第2章 肩ひじ張らずに生きていく 11 硬くならず、ゆるく生きていこう 12 「肩ひじ張らない生き方」を目指す 13 置かれた場所で咲きましょう 14 つらいことのその先には、楽しい未来が待っている 15 気楽な思いで神仏にすがるのもあり 16 夢中になれるものがあると、人生は楽しくなる 17 いつの間にか重い荷物が持てるようになっていた 18 逃げたいときには、とことん逃げ続ければいい 19 抵抗しても変えられない出来事には、ただ困っていればいい 20 うまくいかなかったら、すぐにやめる ■第3章 困難に直面したらどうする? 21 待っているだけではダメ。能動的に自分からアクションを起こす 22 「仲間がいるから頑張れる」は、マンガだけの話じゃない 23 できるかできないかじゃない、やるかやらないか 24 根拠はないより、あったほうがいい 25 プレッシャーは成功への吉兆 26 人も社会も急には変わらない。だから僕は小さな積み重ねで変えていく 27 「怖さ」は、慣れで簡単に克服できる 28 「自分の求めるもの」と「他人の求めるもの」は違う 29 トータルで「勝ち」なら、目の前の「負け」も気にならない 30 モチベーションはそんなに高くなくてもいい ■第4章 誰もが幸せな社会であるために 31 世界は広い。そして、地球にはすごい人がたくさんいる 32 みんなそれぞれ、自分の軸を、アイデンティティを持っている 33 共生社会とは、それぞれの違いを知り、その違いを楽しむこと 34 受け入れなくてもいい、まずはただ「知る」だけでいい 35 知らないことが多すぎる。だから楽しい。だからやってみる 36 異世界に飛び込むことで、その道のプロへの敬意も高まる 37 「感動ポルノ」が役立つならば、僕はそれでも構わない 38 特定の人からべらぼうに愛されるより、万人にそこそこ愛されたい 39 憧れの人はたくさんいるけれど、それでもやっぱり、僕は僕だ 40 隣の芝生は青くない ■第5章 人生はいろいろあるから面白い 41 面白いからやる、不必要だからやらない 42 オリンピックには才能と努力が必要、パラリンピックには運と努力が必要 43 覚悟を決めるときは、勇気を出すとき 44 ときには「どうかしている状況」も大切 45 辛いこと、大変なことも、いつか糧になるから大丈夫 46 壊す、迂回する、乗り越えるで、目の前の壁を超えていく 47 続けている限りは、叶わない夢なんてない 48 人生に苦労しすぎると、ひねくれた性格になる!? 49 「やったことがある」が増えると人生は楽しくなる 50 好きな言葉は「戦略的撤退」 おわりに――僕が本当に伝えたかったこと
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-ドイツで知り合ったエリートエンジニアの彼氏が、ある日突然、「女装」をはじめた——!! 結婚願望が強かった私・石野リサは途方に暮れるが、彼の女装欲求を受け入れ、交際を続けることに。一方、自分の“目覚め”を自認した彼・うさぎ君はヘアケアやメイク、体毛の処理にも熱心で、どんどんキレイになっていく……。女装はするけどココロは男? SEXの対象は女? トイレはどっち? ああ、私たちいったいどうなるの!? トランスジェンダー・性自認(Gender Identity)・LGBTQに関する問題がたびたびニュースになる昨今の日本で、当事者のパートナーは、どんなことに戸惑い、どう対峙していったのか。日常に存在する多様性の理解を深めながら、思わずくすっと笑ってしまうエピソードを4コマ漫画&イラストとともに綴る、LGBTQ考察エッセイ。 改めて多様性やLGBTQについて、“身近なこと”として見つめ直すきっかけとなる一冊。そう、あなたのフツーはフツーじゃないかも。
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3.0独学の愉しみ 数学、哲学、語学、音楽etc.─カテゴリーを超え、書店やWEBは、 人々の向学心をくすぐる膨大な「独学アイテム」であふれている。 なぜ我々は学びたいのか? デジタルツールの進化により、 あらゆる知識が瞬時に引き出せる今、学ぶことの意味はあるのか? 様々な独学スタイルを考え、学びの魅力・意味をさぐる。 Part1 独学の真髄を味わう 読書猿/独学者を阻む薄い壁 吉田 武/独学とは再帰なり――選ばれし者から選びし者へ ウスビ・サコ/自力で学ぶ「自学」のすすめ 澤井康佑/大金不要、ネイティブ無用――独学最強の英語学習法 鎌田敬介/日本の「仕事人」をとりまく独学環境 志村真幸/独習者、南方熊楠の驚異の記憶力 青い日記帳/独学だからこそ身につく――いちばんやさしい美術鑑賞術 永江 朗/独学本のススメ Part2 私の独学、私と独学 佐藤 優/独学の秘訣――記憶を再現するためのノート術 柳川範之/苦しい学びは続かない 石塚真一/独学の漫画家、独学のサックスプレーヤーを描く 岡部恒治/社会人のための数学独学法 深川峻太郎/私はなぜ相対性理論を独学したのか 角幡唯介/冒険と独学 黒田有彩/宇宙飛行士になるための独学 特別再録/立花 隆 知的好奇心のすすめ 【kotobaの人】岡島喜久子 インタビュー あらゆる立場の人がフラットに話すことからイノベーションは生まれる 【kotoba Special】 田崎健太/いま一番聴きたい法話 「H1法話グランプリ」に寄せて 【連載】 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 水野和夫/資本主義の超克 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 高橋秀実/ことばの番人 今尾恵介/珍名バス停探訪記 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 大野和基/未来を語る人 葉月けめこ/時代うた――詞人のことば 高橋源一郎/失われたTOKIOを求めて 中野香織/スポーツとファッション おほしんたろう/おほことば 【kotobaの森】 著者インタビュー/北村紗衣 『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』 大村次郷/悠久のコトバ 山口 進/人は何を食べてきたか 町山智浩/映画の台詞
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-ママでも現役!元なでしこの出産育児奮闘記。 2020年3月3日、プロサッカー選手の岩清水梓さんは、32時間におよぶ難産の末に男の子を出産しました。 女性アスリートにとって、妊娠・出産は現役引退とイコール。日本のスポーツ界ではそれが当たり前という暗黙の了解があり、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)の守備の要としてワールドカップ優勝やオリンピックでの銀メダル獲得などを成し遂げてきた岩清水さんも、一度は引退の思いを家族に打ち明けました。 しかし、彼女にはかなえたい夢がありました。 「わが子を抱っこして、ピッチに入場したい」 一転して現役続行を決意した彼女は、育児休養期間を経てプロサッカーの舞台に帰ってきて、2024年現在も日テレ・東京ヴェルディベレーザの一員としてプレーを続けています。 本書は、2021年に発足したWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)で、初めて出産を経て試合に復帰した選手となった岩清水梓さんの出産と子育て、そして“職場復帰”の記録です。 ときに真剣に、ときにユーモアたっぷりに激動の日々をつづった全編描き下ろしのエッセイに加えて、家族や、クラブスタッフ、チームメートといった彼女を身近でサポートし、応援してきた人々のスペシャルインタビューも掲載。 これは、女子サッカー界を代表するトップアスリートの話でもあり、どこにでもいるひとりのママの話。 すべての働くママたちや、結婚・出産後も好きな仕事を続けて自分らしく生きていきたいと願う女性に、共感と勇気を感じてもらえる1冊です。 ※この作品はカラーが含まれます。 (底本 2024年3月発売作品)
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3.7こんな時代だからこそ、ひとりの収入にたよっていては危険です! 不況でお給料が下がっても、増税で手取りが減っても、年金や政府が頼りにならなくても、 時代に合わせて工夫をし、二人で力を合わせて年収600万円以上を確保し、この先行きの見えない厳しい時代を生き抜いていきましょう! 年収600万円あれば、家賃の高い都市の中心部でも、子どもを育て、自己投資や二人の将来への貯金もすることができます。 けれども、年収600万円は多くもあり少なくもある金額。昭和の時代遅れなライフスタイルのマネープランでは、破たんする可能性もあります。 時代遅れのライフスタイルとは「家と車を買いなさい。生命保険にたくさん入りなさい」。 「夫が外で働き、妻は家庭を守る。年金はお国と会社に守ってもらう」というもの。 年金すらも自己責任になっている現代で、昔と同じようなライフスタイルは御法度です。 これからは、夫婦二人の腕が試される時代です。発想を180度変えて、二人で稼ぎ、何にどうやってお金を使うかを真剣に考えていく必要があります。 本書では、夫婦で年収600万円を稼ぎ、豊かに暮らすためのお金の管理術を豊富なケーススタディーとともに解説。 二人のお給料の上手な管理方法をはじめ、支出カットの目のつけどころ、貯金や投資の方法、保険や住宅に対する戦略、 教育費や老後資金のつくりかたなど、すぐに実行できる二人のお金のコツをたくさんご紹介します。 そして、本書を使って二人にピッタリのマネープランを計画し、「この先何が起きても大丈夫!」と安心できるようなお金の体制をつくっていきましょう。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長野県上伊那農業高校校長を最後に退職した著者は、農業に趣味にと充実した生活を送る。 自然に囲まれた日々を綴ったエッセイを通して、豊かな老後を過ごすコツを語る。 【目次】より 一 高齢化社会を生きる 二 幸せの方程式 三 死に至る道 四 自然とともに生きる 五 田舎暮らし 今と昔 六 夢の続き 七 多様化の時代を生きる 八 政治の貧困 九 豊かな時代の教育 一〇 趣味が人生を豊かにする 一一 食文化 一二 農に生きる暮らし 終わりに (※本書は2020/04/28に鬼灯書籍より刊行された書籍を電子化したものです。)
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僕はよく、ものをもらう。モンゴルの絨毯、鹿の角、大家さんの柚子、あの人の言葉……。もらったものは買ったものより捨てにくいし、何かをもらうと何かをお返ししたくなる。なぜだろう? もう会えない誰かや目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる――。『ぼくのお父さん』『マンガ ぼけ日和』の矢部太郎が贈る、新作コミック。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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-行列に並んで観る絶景も悪くないが、そこで生活する人々の呼吸を聞き、その土地と対話する姿勢に感動を覚えた。——又吉直樹 話題作『ドライブイン探訪』の著者が、各地の「観光地」を巡り、日本の近代の歩んできた足跡をたどる傑作ノンフィクション・エッセイ。旅とは、生活とは、歴史とは、世界とは、生きることとは。 絶景のなかに、何を見るか。 わたしたちの目は、絶景を見慣れている。どんなに美しい景色でも、1時間、2時間と見惚れることは稀で、しばらく眺めたあと、写真を撮って立ち去る場合がほとんどだ。わたしたちは、ちゃんと景色を見つめられているだろうか? 絶景を前に立ち止まり、目を凝らすことで、見えてくる姿がある。じっと耳を澄ますことで、聴こえてくる声がある。そんな偶然の出会いに、「ささやかな未知」が詰まっている。ここではないどこかに、わたしとは違う人生を生きている誰かがいる。そんな誰かを想像することは、世界に触れようとすることであり、それこそが「観光」なのではないかと、僕は思う。(「あとがき」より)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マッチして、デートして、好きになって、 ダメになって、ふりだしに戻って―― 日本で愛を探したわたしは、誇り高き干物女になった。 パリ出身 アラサー Tinder歴5年 フランス女子のリアル・トーキョー日記 外国で現地のことばを話せるようになる近道は恋人をつくること――。 ワーキングホリデーで東京にやってきたヴァネッサは、マッチングアプリで日本男子との出会いを重ねる。 刹那の恋、未遂の恋、本気の恋、スワイプするたび見えてきたのは、この街独特のデートのお作法や恋愛のルール、結婚観、女子の楽しさ生きづらさで……。 フランスで話題を呼んだエッセイ!
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