小説 - 哲学・思想作品一覧

  • 集英社電子書籍ガイド2015【姜尚中編】
    無料あり
    3.0
    100万部突破の話題作『悩む力』から7年。テレビやメディアで大活躍の政治学者が、困難な時代に生きる人々に贈るメッセージとは。2015年9月時点で集英社より配信されている姜尚中の電子書籍を一挙ためし読みできる無料小冊子です。【収録作】『悩む力』『続・悩む力』『心の力』『【カラー版】あなたは誰? 私はここにいる』『リーダーは半歩前を歩け――金大中というヒント』『増補版 日朝関係の克服――最後の冷戦地帯と六者協議』『ニッポン・サバイバル――不確かな時代を生き抜く10のヒント』『姜尚中の政治学入門』『デモクラシーの冒険』(テッサ・モーリス-スズキ共著)『ナショナリズムの克服』(森巣博共著)『心』『母―オモニ―』『トーキョー・ストレンジャー』

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  • 三浦綾子 電子全集 命ある限り
    値引きあり
    4.0
    『氷点』当選から約10年間の愛を育み、病と闘い、信仰に生きた作家の軌跡を描いた自伝的小説。 1964年『氷点』で新聞の懸賞小説に当選し、旭川で雑貨店を営む一人の主婦の生活は激変した。授賞式、夫の退職、取材旅行、予期せぬ来訪者たち、秘書のこと、弟の死、新しい教会堂の設立など、文筆生活に入って約10年間のさまざまなできごとを通し、愛を育み、病と闘い、信仰に生きた作家の軌跡を描いた自伝的小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、病気との共存について語った一文を収録!
  • 恋する日本語
    3.9
    甘くて切ない、35のちいさな恋の物語 「あえか」「紐帯」「那由他」「玉響」…耳にしたことはあるけれど、意味がよくわからない日本語。たとえば、「赤心」とは「偽りのない心」のこと。「一曲」とは「ちょっとすねる」こと。言葉の意味をひもといてみると、そこには恋人たちの何気ない日常の瞬間が溢れている。日本語の美しい響きと甘く切ない恋心が堪能できる35のショートストーリー。
  • 煉獄
    -
    1巻550円 (税込)
    他国にスパイとして潜入した男が妻と出会い、そして全てを失いながらも地を這いずってまでも自分の野望を成し遂げる。
  • 哲学者
    -
    1巻550円 (税込)
    ダランベールと云う哲学者が亡き妻の面影を探しあぐねいている途中、一人の女性と出会う。彼女は美しい。だがその体に触れれば全てが崩壊してしまいそうだ。そんな哲学者の不器用な恋愛劇を分析心理学の祖ユングを交えながら描く恋愛模様
  • 第二の少年A 狂気の時代
    -
    1巻550円 (税込)
    ここにとある少年がいた。小学校時代に過酷ないじめに遭い、自己を喪失していた少年の心中には憎しみと悔恨しかなかった。そして、18歳の時に少年事件を起こし、監修される。しかしその後少年は立ち上がり、戦場に赴いた。時には人を殺すことが善いことも有り得るが、心のわだかまりは消えない。善と云う観念を喪失した少年の行きつく先には何が待っているのだろうか?
  • 竜の小太郎 第一話
    -
    1~4巻550円 (税込)
    とある町に臆病者の竜の小太郎が住んでいました。彼は毎度のことながらいじめられていました。そんな憂鬱な日々をぶち破るかのように司教様、そしてトーレンと言う青年と出会います。司教様、ディドロさん、ラモーさんたちとのドタバタ騒ぎから怒り、音楽論等を習います。が、脇目で観ていたトーレンは「こいつは只者ではない。」と口に出さずとも気づきます。それから、知見を増やすため世界を回ることをディドロさんは提案します。二人は大喜びで賛成し、旅行の準備に入ります。最終的には旅立ちの前にトーレンに自室を覗かれ、様々な問答をします。しかし頭の良い人はどこか抜けている。いや、ネジが一、二本落ちているというのが正しいでしょう。そんなとんまな二人が繰り広げる世界が今、始まります。人間の根本に根差した陰陽を鮮やかに描き出す自己確立小説の第一弾。
  • 失われた青春
    -
    1巻550円 (税込)
    ポールヴァレリーを下敷きに論攷を勧めながら、戦乱の渦中に突入していく男の物語。自らを殺そうとした女性を貴方は愛せるであろうか?
  • 荒野のおおかみへのレクイエム
    -
    1巻550円 (税込)
    ノーベル文学賞受賞者ヘルマン・ヘッセの反社会的小説「荒野のおおかみ」を感情移入と共に原典は勿論、周辺文献を調べつくして書いた作品。
  • 閨房哲学
    4.0
    老若男女を問わず、放蕩者と呼ばれる者にのみ、この作品が捧げられる。この作品の教えによって、われわれの精神を養い、それにつれて情欲も生き生きとするだろう。情欲の源こそ、幸福にみちびいてくれる唯一のものなのだから。辛らつな対話体で、若い娘に快楽と悪徳の本質を説き、またサドの反社会性の哲学が最も攻撃的、論戦的な形で露呈された希有な著作である。
  • ギリシア・ローマ名言集
    3.9
    カエサルが「賽は投げられた」と言ってルビコン川を渡ったというのは有名だが、出典をみると、カエサルは実はこう言ったのだという。「賽を投げろ」。なぜ後世にそう伝えられたのか-ギリシア・ローマの名句337に原綴・出典を添え、編者が自在に語る。通読しても、ある句を捜して拾い読みしても楽しめる1冊。

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  • 中国古典一日一言
    4.6
    1巻620円 (税込)
    先人の英知の結晶である中国古典指導者の心得から処世の知恵に至るまで、ビジネスマンが気軽に読め、かつ実践に役立つ珠玉の言葉、365篇を平易に解説。

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  • 改訳 父と子
    -
    1840年代の無用人は70年代のニヒリストに脱皮した。伝統を否定し進歩も否定し、あらゆる権威を徹底的に否定し去るバザーロフは死に臨み神をも否定する。新旧両陣営の騒然たる非難の嵐の中からゆらめき出たロシア・インテリゲンチャの巨大な映像は、歴史の遠心力を排して、新しい典型に化した。
  • やさしいダンテ<神曲>
    3.6
    腐った役人、裏切り者のお金持ち、嘘つきの宗教者。みんなそろって地獄堕ち。迷える中年ダンテ。詩人ウェルギリウスの案内で地獄を巡り、考えた。死んだらどうなるの? 地獄に堕ちるのはどんな人? 地獄の底には誰がいる? 暴食、吝嗇、浪費、自殺、賭博、偽善、追従、魔術、エトセトラ。キリスト教は悪をどう捉えるか? ダ・ヴィンチもミケランジェロも読んで学んだヨーロッパの大著を、やさしくユーモラスに読み解く。
  • モンテーニュ 随想録
    4.0
    この思想家が特記されるのは「私は何を知っているか」という命題から出発し、予断、断定、差別、高慢を排し、そのため『随想録』は事柄を並置、対比することに徹し、エッセーという新しい叙述方法が生み出された。

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  • 漱石のことば
    3.6
    ミリオンセラー『悩む力』の著者が、夏目漱石没後100年の年に、満を持して“名言集”に挑戦。漱石の平易な言葉は、今なお私たちに深い智慧をもたらしてくれる。「可哀想は、惚れたという意味」「本心は知り過ぎないほうがいい」「すれ違いは避けられぬ」「みんな淋しいのだ」「病気であることが正気の証」「嘘は必要」「一対一では、女が必勝」「頭の中がいちばん広いのだ」「片づくことなどありゃしない」。半世紀以上にわたり漱石全集を愛読してきた姜尚中が、密かに会得したこれらの“教訓”とともに、148の文章を紹介。本書は、混迷の21世紀を生き抜くための座右の書である。【目次】序章 残念な人生へのやさしい讃歌/第一章 かくも「私」は孤独である 【自我】/第二章 「文明」が人を不幸にする 【文明観】/第三章 たかが「カネ」、されど「カネ」 【金銭観】/第四章 「人の心」は闇である 【善悪】/第五章 「女」は恐い?! 【女性観】/第六章 「男」は男らしくない?! 【男性観】/第七章 「愛」は実らぬもの?! 【恋愛観】/第八章 「美」は静謐の中にあり 【審美眼】/第九章 とかくに「この世」は複雑だ 【処世雑感】/第一〇章 それでも「生きる」 【死生観】/終章 上り坂の向こう側へ/あとがき
  • 読書の方法~なにを、どう読むか~
    3.3
    「なにに向かって読むのか」「どう読んできたか」「なにを読んだか、なにを読むか」。偉大な思想家・詩人であり、また類まれな読書家でもある著者が、読書をとりまくさまざまな事柄について書いた、はじめての読書論集成。長年における著者の思索の軌跡、思想の背景が存分に詰まった、「知」の巨人による異色の読書論。

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  • 日本はなぜ敗れるのか 敗因21ヵ条
    4.5
    マネー、外交、政治……このままでは日本は再び敗れる! 戦時中フィリピンで生死を彷徨い捕虜となった評論家・山本七平。戦後三十年、かつての敗因と同じ行動パターンが社会の隅々まで覆っていることを危惧した筆者が、戦争体験を踏まえ冷徹な眼差しで書き綴った日本人への処方箋。北朝鮮の核保有など、国際的緊張の中に放り込まれた日本が生き残るために知らなければならないこと。執筆三十年後にして初めて書籍化された、日本人論の決定版。
  • 初期ノート
    -
    昭和20年、敗戦。その衝撃は早熟な文学青年の精神を粉々にした。混乱のなか訪れたのは死よりも辛い虚無であった。しかし、立ち上がらなければならない。二度と過(あや)またないために。「世界」を捉える方法の獲取(かくしゅ)に向けて、思考は零(ゼロ)から自力で開始される。純粋に痛切に綴られる詩人の初源の魂の叫び。壮大な思想の出発点を為す極寒に燃える言葉たち。歴史的著作!

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  • 金子兜太 いとうせいこうが選んだ「平和の俳句」
    4.3
    俳句の達人をうならせた平和のうた352句。 東京新聞・中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の朝刊1面に一日一句が掲載中の人気企画「平和の俳句」が一冊の本になりました。 連載が始まったのは、戦後70年にあたる2015年。その前年に、現代俳句の第一人者である金子兜太氏と、作家のいとうせいこうさんは語り合います。 戦争体験を、また体験していないけれど戦争体験をどう考えるかということ、平和を願う気持ちを、俳句にしてはどうか。 それを新聞で募集して載せたらいいのではないか--と。 言葉の力に期待したふたりの声かけにこたえ、2015年末の時点で5万7000通の「平和の俳句」が寄せられました。 下は3歳から上は106歳まで、日本だけでなく世界中から、ドキドキする俳句が集まったのです。 この本では、2015年に選ばれた352句を一挙掲載。 選者ふたりによる選評や対談記事もあわせて掲載! いとうせいこうさんは、この投稿を「軽やかな平和運動」と呼んでいます。 “戦後”が71年、80年、100年、永遠へと続くよう、あらためてこの年に選ばれた「平和の俳句」を、ぜひまとめて、声に出して読んでみてください。
  • ゲーテとの対話 上
    4.2
    1~3巻990~1,034円 (税込)
    人生を貪欲に生きぬいたゲーテ。その最晩年の汲めども尽きぬ言葉の数々に満ちた対話の記録。

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  • 神曲 地獄篇
    4.0
    一三〇〇年春、人生の道の半ば、三十五歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、生き身のまま地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る。地獄の門をくぐり、永劫の呵責をうける亡者たちと出会いながら二人は地獄の谷を降りて行く。最高の名訳で贈る、世界文学の最高傑作。第一部地獄篇。
  • 無常
    5.0
    今も昔もわれわれの美意識や倫理観の奥底には「無常」が生きている。女流文学に登場する「はかなし」が歴史の転換とともに「無常」へと姿を変える。「無常」はよく言われるような「色はにほへど散りぬるを」といった感覚的・心理的なものではなく、日本中世に盛んになった大乗仏教のなかから生まれた形而上学が発見したものだった。「かげろふの日記」から始まり「平家物語」を経て「正法眼蔵」へといたる精神の歴史と、「無常仏性」に表わされる道元の哲学を明らかにした名著。
  • 悲劇の解読
    5.0
    「批評の言葉はいま停滞する時代の厚い層の中を通過している。」80年代へむけて批評の現在を告知する『批評について』を序に、著者が青年期に心から没入し読みふけった太宰治、小林秀雄、横光利一、芥川龍之介、宮沢賢治についての論考を収める。ここには日本の近代における秀れた資質の演じた悲劇が、生涯と作品を通して克明に読み解かれている。文庫化に際し、さらに補筆修正がなされた。
  • 漱石の『猫』とニーチェ : 稀代の哲学者に震撼した近代日本の知性たち
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ニーチェ思想が近代日本の知識人に与えた衝撃を鮮やかに描く労作。「近代」に直面した樗牛、漱石、新渡戸、安倍能成、朔太郎、芥川らの苦悩と自己救済の格闘の様が浮き彫りにされる。

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