小説 - 太田蘭三 - KADOKAWA作品一覧

  • 赤い渓谷 顔のない刑事・追跡行
    4.5
    警視庁捜査一課第二係は継続捜査係である。迷宮入り事件を粘り強く捜査する特捜刑事・香月功は、休暇で登った奥秩父・甲武信岳で、男女の死体を発見した。当初は豪雨下の遭難死と思われたが、香月は不審を抱き、単独捜査を開始した。やがて、死体発見現場を捜索中、精巧なニセ札を発見。香月は容疑者を捜し戦中にドイツから持ち込まれたザンメル印刷機を追うが…。警察小説の金字塔「顔のない刑事」シリーズ第3弾!
  • 一匹竜の刑事 顔のない刑事・決死行
    4.5
    警視庁捜査一課・継続捜査係の特捜刑事・香月功は、秋風の吹き始めた北アルプスの単独行を開始した。大手商社専務の一人娘が謎の失踪を遂げたのだ。やがて、山小屋に残された筆跡から、娘とパーティを組んでいた男が広域暴力団秋葉組組員と判明。一方、同時期に秋葉組の対抗組織で潜入捜査官が殺害され、香月は潜入を命じられた。背中に一匹竜の刺青を彫り込んだ香月に、巨大組織が立ちはだかる。いよいよ佳境のシリーズ第4弾!
  • 尾瀬の墓標 顔のない刑事・単独行
    3.3
    冬の白い眠りから目覚めた晩春の尾瀬で、拳銃で撃ち抜かれた男女の死体が発見された。男は現職の刑事、女は水商売に従事していた。2人は心中か、それとも……。捜査一課長の特命を受けた香月功は、ただちに捜査を開始。やがて女の背後に暴力団の存在が浮かび上がるが、直後、行方を追っていた容疑者の男が熱海で死体で発見された!事件に巨大な陰謀を感じ取る香月。警察手帳(オフダ)を持たない“顔のない刑事”の捜査の行方は? 大人気警察小説シリーズ第2弾!
  • 美人容疑者 顔のない刑事・特捜介入
    -
    ラスベガスのカジノの借金取り立て人・石黒が都内で刺殺され、現金1億8千万円が消えた。容疑者が愛染小夜子と知り、特捜刑事・香月功は驚愕する。彼女とは旅先で出会い、一夜の情を交わしていた。「彼女が犯人のはずがない」──そう信じた香月は独自捜査を開始するも、直後に石黒から取り立てを受けていた代議士の秘書が殺され、今度は1億3千万円が奪われる! 連続殺人の恐るべき真相とは!? 絶好調警察小説シリーズ第11弾。
  • 歌舞伎町謀殺 顔のない刑事・刺青捜査
    -
    消えた警視庁幹部の娘・亜美を捜せ――特捜指令を受けた、警察手帳を持たない刑事・香月功。亜美が、新宿を縄張りとする暴力団高蔵組の組長代行と同棲していることを突き止めた香月は、歌舞伎町での潜入捜査を開始する。折しも高蔵組は、新宿に進出してきた関西系暴力団猿橋組と抗争状態にあった。報復合戦の裏を探る香月だったが、やがて伊豆大島で竜の刺青を背負った男の死体が発見されると、事件は思わぬ展開を見せ……?
  • 発射痕 顔のない刑事・囮捜査
    4.0
    拳銃密売情報を掴んだ特捜刑事・香月功は、暴力団・阿井津組への囮捜査を開始する。銃を使った強盗殺人が続発する中、香月は密売ルートを追うが、情を交わした美貌の女組長が敵対組織に拉致されてしまい!?
  • 恐喝山脈 顔のない刑事・極秘行
    -
    谷川岳の一ノ倉沢で宙吊りで発見された男の遺体。それが事件の発端だった。男──岩崎は特捜刑事・香月功の高校時代の山仲間だったのだ。不審死に恐喝と殺人の臭いを嗅ぎ取った香月は、相棒の今日子と共に極秘捜査に乗り出す。一方、失踪した新宿柏木署長の娘の捜索を命じられた香月は、娘が出演していたというAVを手がかりに暴力団を捜査。しかし直後、新たな殺人に遭遇し……。大人気警察小説シリーズ第10弾!
  • 富士山麓 悪女の森 顔のない刑事・潜伏捜査
    -
    奥多摩の山荘で美術商・鳥居の刺殺体が発見された。鳥居は詐欺師の春原から時価二億円の仏像を預かったまま失踪中だった。特捜刑事・香月は極秘捜査を開始するが、奥多摩湖に女性の全裸死体が浮かび……。
  • 緊急配備 顔のない刑事・隠密捜査
    -
    サービスエリアで大型観光バスが突如消失――暴力団がらみの捜査で大阪へ向かった特捜刑事・香月功は、奇妙な事件に遭遇した。すぐに付近一帯に緊急配備が敷かれるも、バスの行方は掴めず、やがて運転手が死体で発見された。香月は美貌の相棒・今日子とともに捜査を進めるうちに、背後で蠢く中国マフィアの存在に辿り着く。そこに香月のかつての恋人が現れ…!? 暴力と謀略がうずまく世界を生きる“顔のない刑事”シリーズ第17弾!
  • 緋い鱗 顔のない刑事・緊急指令
    -
    元警視監・浜本邸の鯉が斬殺され、傍らに脅迫状が。護衛を命じられた特捜刑事・香月功は浜本夫妻と共に立山黒部バスツアーに同行する。直後ツアー客を巡る連続殺人が……警察小説の金字塔、シリーズ第12弾!
  • 密葬海流 顔のない刑事・内偵指令
    -
    盛夏の津軽海峡に、新宿署の赤瀬刑事の死体が浮かんだ。自殺に見られたが、特捜刑事・香月功は独自に捜査を開始する。香月は事件の背後に謎の女と暴力団の存在があることを掴むが、新たな事件が起こり……。
  • 消えた妖精 顔のない刑事・追走指令
    -
    三年前に盗まれた時価二億円のエメラルド<森の妖精>を追う特捜刑事・香月は、新宿歌舞伎町に潜入。窃盗事件の犯人の愛人に取り入り、身体を重ねるようになる。事件の全貌に近づく香月がやがて辿り着く、衝撃の真相とは!?
  • 顔のない刑事
    3.3
    奥多摩で発見された女の全裸死体。それが事件の始まりだった。北多摩署の香月功刑事は、女と死の直前に関係していたことから被疑者として取り調べを受けた。容疑を晴らすべく、香月は警察手帳を返上、〈顔のない刑事〉として捜査を開始した。だが、女の生前の足取りを追い、ある暴力団に接触したところ、香月は捕らえられてしまった。直後、白昼に第2の殺人が……!太田蘭三の代表作にして、警察小説の金字塔!
  • 蛇の指輪 顔のない刑事・迷宮捜査
    -
    元刑事の遠沼が拳銃を盗み失踪した。彼を追う特捜刑事・香月功は、“蛇の指輪”をした暴力団幹部に急襲される……何故か東西の暴力団も彼を追っているという。遠沼とは何者なのか? 人気シリーズ第18弾!
  • 鮫と指紋 顔のない刑事・特捜行
    3.0
    八丈島沖で漁獲された鮫の胃から見つかった人間の左手――それが事件の発端だった。指紋照会の結果、暴力団員横堀好男のものと判明。特捜刑事・香月功と相棒の志賀今日子は潜入捜査を開始した。横堀がかつて抗争相手の組員を射殺していたことから、香月は両組織が縄張りとする新宿歌舞伎町に乗りこむ。だがその裏には、財界をも巻きこむ恐るべき真実が隠されていた……。警察小説の金字塔と名高い人気シリーズ第9弾!
  • 死に花
    3.5
    「葬式は人生最後の花道、最後のイベントだ」――そう言って自らの葬式の総合演出・プロデュースに取り組んでいた源田金蔵が急死した。菊島真ら五人の老人ホームの仲間が見守るなか、つつがなく葬式は進行しているかに見えたが、火葬の際に奇妙な事件が発生した。北多摩署の捜査から意外な真実が判明し、大きな衝撃を受ける菊島たち。「老い先はわずかだ。死に花を咲かせよう」と一念発起し、彼らは人生最後の大バクチに出ることを決意するが……。「老い」の概念を根底から覆す、痛快エンターテインメント小説!
  • 潜行山脈 顔のない刑事・突破行
    4.0
    身代金1億円の小切手を伝書鳩で運ばせるという前代未聞の誘拐事件。国会議員氏家一孝は娘を奪還するため犯人の要求を呑んだが、娘は還らなかった。直後、小切手を換金した金融業者が殺害され、継続捜査係の特捜刑事・香月功は捜査を開始。だが、新たに相棒となった志賀今日子と共に娘の意外な過去を掴んだ矢先、2人に捜査中止命令が下った……。果たして娘と犯人の行方は? 快調の人気警察小説シリーズ第8弾!
  • 断罪山脈 顔のない刑事・潜入行
    3.0
    戦時中、指揮官の加賀山に母と妹を惨殺された玉城は、四十数年を経て復讐を果たそうとしていた。だが、有力政治家になっていた加賀山はすでに何者かに殺害され、玉城は逮捕されてしまった。一方、警視庁捜査一課の香月は、暴力団絡みの殺人事件を追い潜入捜査を進めていたが、加賀山事件を調べていた記者が不審死を遂げたことを同級生から聞き、玉城の冤罪に気づく……。警察小説の金字塔“顔のない刑事”シリーズ第6弾!
  • 蝶の谷殺人事件 顔のない刑事・脱出行
    3.0
    警視庁捜査一課の香月功は、警察手帳(オフダ)を持たない刑事として特命を帯びている。ある時、かつての同僚・菊岡の死体が野尻湖に浮かんだ。菊岡は暴力団捜査係の刑事だったが、黒い噂がたっていた。事件の捜査を開始した香月。直後、蝶の谷と名高い茅ヶ岳山麓で、蝶蒐集家の死体を発見、その妻は広域暴力団幹部の愛人でもあった。やがて、香月は愛人に近づくが、逆に組に捕らわれてしまった。決死の脱出を試みる香月の運命は? 大人気警察小説シリーズ第5弾!
  • 逃げた名画 顔のない刑事・密捜行
    3.0
    白昼の東京駅新幹線ホームでマシンガンが乱射され4人が死傷した。被害者は暴力団組員と舞台女優伊衆院朋子。だが、この事件はさらなる殺人への布石だった……。特捜刑事・香月は単独捜査を開始、朋子の兄で画商の寛治が、フランス名画と共に失踪している事実を掴んだ。しかも絵画は暴力団が売却を依頼したいわくつきの品だった。捜査の途上、ふたたび殺人が起こり、罠に嵌められた香月の運命は? 人気シリーズ第7弾!
  • 待てば海路の殺しあり
    -
    西東京銀行でテロまがいの事件が発生。推理作家・釣部渓三郎は、新宿で銀行に押し入った男と偶然に遭遇する。数日後、駿河湾で釣りを楽しむ釣部は、その銀行に勤めていた女性の死体を釣り上げてしまった。

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