上木さよ子一覧
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-『この恋、絶体絶命!』―三年前デインの母とテスの父が再婚することになって、ふたりは知り合った。当時デインは結婚に失敗、彼らの両親も挙式直前に事故死した。それ以来、デインが身寄りのないテスの面倒...
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4.4ダネッタは2年前から社長のケイブの秘書として働いている。クリスマスの夜、やどりぎの下で彼にキスされてからというもの、彼女の胸にはくすぐったいような気持ちがうずいていた――プレイボーイともっぱらの...
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3.5バレリーナのメグは生まれ育った町にもどってきた。ここには4年前、彼女と婚約していたスティーブンがいる。お互いに激しい愛を感じていながら、ささいな誤解によって二人は喧嘩し、メグは夢を口実にニュー...
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4.0悪魔的な美貌の黒伯爵に魅入られた、純真無垢な乙女の運命は―― プルーデンスがゴシック小説を書き始めたのは、家から見えるいわくありげな館の佇まいに想像力を刺激されたからだ。その断崖絶壁に立つかつ...
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3.8プルーデンスがゴシック小説を書き始めたのは、ウルフィンガー館のたたずまいに想像力を刺激されたからだ。断崖絶壁に建つかつての大修道院は、今は訪れる人もない。あの荒れ果てた館の中に入れたら、構想...
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-戦から帰還した大領主イアンを待っていたのは、まだ年若い弟の恋わずらいにまつわる騒動だった。よりによって相手の女性は、国王の末子ジョン公の愛人らしい。弟の目を覚ますために宮廷へ赴いたイアンだっ...
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4.0ジェーンは今年の初めに交通事故にあった。車を運転していた父親は亡くなり、同乗していた彼女も体を痛めてしまった。数々のロデオ大会で優勝してきた彼女は、競技生活から引退するほかなくなったのだ。父...
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-天涯孤独のテスは、12歳年上のデインの探偵事務所で秘書をしている。3年前、父が再婚する予定だったデインの母とともに事故死し、途方にくれていたテスを、彼が救ってくれたのだ。ある日、事件に巻き込まれ...
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-愛されないなら、せめてあなたに求められたくて。 地質調査員として働くジェニファーは、モデル並の美貌が災いして内面を見てもらえず、27歳にして男性とまともに付き合った経験がない。そんな彼女がひそ...
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4.0地質調査員として働くジェニファーは、モデル並の美貌が災いして内面を見てもらえず、27歳にして男性とまともに付き合った経験がない。そんな彼女がひそかに心惹かれているのが、同じ会社に勤める保安責任...
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-父の死がきっかけで三人の異母姉と、テキサスで新しい生活を始めた南部育ちのルビー・ジュエルは、奔放な性格と人目を引く美しさのせいでいわれなき中傷を受け、傷ついていた。そんな過去から心機一転、町...
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3.0母親の再婚をきっかけに義理の兄ができたバリー。彼女はその義兄ドーソンにずっと憧れを抱いていた。家族旅行の際にバリーはとうとうドーソンと結ばれ、彼の子供を身ごもるが流産してしまう。そのことをき...
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3.5家柄がよくて利口すぎず、従順でつつましやかで、口答えもせず、見目うるわしい娘。そんな娘がもしもいるなら、結婚を考えてもいい。男爵家の当主チャールズ・デイカーは、故意に、かないそうもない結婚の...
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4.0男爵が求めるのは、お飾りの妻。人形のようなつまらない花嫁……。 “利口すぎず、慎ましやかで、口答えしない、家柄のいい美人。そんな娘がもしもいるなら、結婚を考えてもいい”祖母に結婚をせっつかれてい...
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2.0テキサス州ダラスのオフィスビル。半年前までつき合っていたクインランと、エレベーターに乗り合わせたエリザベスは、気まずかった。強引で魅力がありすぎて一緒にいると怖くなるような人。早く1階に着かな...
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-彼はわたしを守ってくれる。でも、夫のふりまでしないといけないの?■「あなたが心配になるのも当然だった」ローマンの言葉にブリットの声は震えだした。「つまり、わたしの身に危険が迫っているということ?...
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4.0★朽ちかけた礼拝堂の中、メアリーはニックの指から滴る血で署名した。★「わが魂より大事な人」そう言い残して彼は戦場へと発った。メアリーは牧師の娘、ニックはかのヴェイル公爵の息子。ほんの一瞬でも彼...
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3.0忘れることのできなかった誓い。守られることのなかった誓い……。 メアリーは牧師の娘、ニックはかのヴェイル公爵の子息。彼女は身の程知らずの恋とは知りながら、ほんの一瞬でも彼に愛され、たとえ正式で...
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-★おまえは一生を狼として過ごすがよい!秘密を打ち明けしそのときは・・・・・・・★すべては、ほんの一瞬の出来事から始まった。十字軍遠征からの帰路、不思議な瓶の封を開けたロルフは、魔女の怒りにふれ...
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3.0★婚姻無効は認めぬぞ。婚礼の翌朝、証拠を確認するからな!★父亡きあと領地アノシーを女手ひとつで守ってきたメリサンド。そして、仲違いしていた父の訃報を聞き、荒れ果てたサイェルヌの地に戻ってきたク...
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4.0父亡きあと領地アノシーを女手ひとつで守ってきたメリサンド。父親の訃報を聞き、サイェルヌの地に戻ってきたクイン。どちらも正式な領主となるには、地域を統轄支配する大領主に認められなければならない...
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-恋い慕う彼に求婚された娘は知らなかった。 自分が“藁くじの花嫁”であることを。家業を大規模に営むマクレーン兄弟には、そろそろ跡継ぎが必要だった。 とはいえ結婚願望などない彼らは、ほうきから抜いた...
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4.5弟とともに牧場を経営しているルークは、殺風景でむさ苦しい男所帯に、いいかげんうんざりしていた。母親が亡くなって3年、そろそろ女手が必要だ。手っ取り早いのは、兄弟のどちらかが花嫁を迎えること。だ...