九州大学大学院教授・日本交通心理学会事務局長志堂寺和則作品一覧

  • 大切な親に、これなら「決心」させられる! 免許返納セラピー
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 講談社の「高齢ドライバー1700万人と歩む」シリーズの「黄本」。  池袋で乗用車が暴走し、母子2人の尊い命が奪われたり、高齢ドライバーによる交通事故があとをたたず、連日、ニュースでもこれらの対策が論じられている。高齢ドライバー(65歳以上)は過去10年間で約2倍に増加し、現在なんと1700万人以上。75歳以上でも513万人が運転免許を保有。また、75歳以上の運転者による死亡事故について、全体に対する構成比は上昇傾向にあり、平成28年は全体の13.5%を占めている(内閣府「交通安全白書」)。早期の免許返納を促す声が上がる一方で、運転免許がアイデンティティだった親世代からの理解が得られず、家族関係が悪化したり、切り出せないケースが多い。  本書は高齢ドライバーを親にもつ子供たち世代(30から50代)へ向けた日本初となる「大切な親を加害者にしないための」免許返納マニュアルブックである。 自分の親は安全運転ができているのか? 返納を考えるのはいつからが適切なのか? そのために子供たちが準備するべきことは何か? 自尊心を傷つけずに検討してもらうためにはどんな方法があるのか? といった家族と当事者の気持ちにそったアドバイスから、行政や自治体の取り組み、自主返納後の生活の試算方法などまでケアしていく。  また、切り取って本人に渡せる「返納のお願いBOOK」も収録。  監修は九州大学大学院教授であり、日本交通心理学会事務局長もつとめる志堂寺和則が担当。 <項目例> ・運転免許の自主返納とは何か? ・被害者のみならず、加害者の親族の未来も一瞬で変える ・高齢ドライバーの事故は当事者の命も奪う ・高齢者に多い事故の特徴とその原因 ・あなたの親は大丈夫? ・返納をすすめるべきかの判断マニュアル ・運転免許にこだわる親世代の心の正体 ・親のタイプによって説得のしかたを考えよう ・強引な説得は家族関係をボロボロにしてしまう ・すぐに返納してもらいたいのか、10年後なのか? ・同居している家族が説得する場合の方法と注意点 ・遠くに住む家族が説得する場合の方法と注意点 ・ポイントは「返納後の生活」に安心してもらえるかどうか ・返納すると外に出なくなるって本当? ・返納すると老人扱いされるって本当? ・返納すると自信がなくなるって本当? ・返納するとお金がかかるって本当? ・行政の取り組みと、今後の展望 ・各自治体の取り組みの紹介 ・「ここまで頑張った!」返納に成功した家族のレポート ・「何が悪かったのか?」失敗してしまった家族のケース ・「返納」ではなく「卒業」へ ほか

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