中島信子作品一覧

  • あしたへの翼 おばあちゃんを介護したわたしの春
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    小学六年生の理夢は、認知症のおばあちゃんの介護をしている。お父さんは仕事で家をあけてばかりで、お母さんはおばあちゃんと仲が悪くて家出したのだ。いま大きな問題となっている「ヤングケアラー」を、当事者の子どもの視点から描く問題作。
  • 太郎の窓
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    太郎のお父さんは、いつも太郎に「男らしくしろ」と言っている。でも太郎の心はぜんぜんちがう。男らしくなんてしたくない。太郎という名前が大きらい。ズボンよりも、スカートをはきたいのに......。 心と体のちがいに苦しむ小学生・太郎の、繊細な感情と成長を描いた感動作。 巻末に、トランスジェンダー活動家の杉山文野氏からのメッセージを収録。
  • 八月のひかり
    -
    1巻1,540円 (税込)
    小学校五年生の美貴は、二年生の弟・勇希と、体の弱いお母さんとの三人暮らし。お父さんは離婚したのでいない。勇希はもうお父さんのことを憶えていないようだ。  母子家庭の美貴の家は貧しくて、猛暑の八月だというのにエアコンをつけることもできない。お風呂にも入れず、学校のプール開放でシャワーを浴びることにしている。そして毎日食べるのはキャベツばかり。塩味、マヨネーズ味、カレー味……スーパーのレジで働く母のかわりに、美貴は毎日キャベツを料理して、勇希と二人で食べている。夏休みは給食がないのでつらい。 「どうしてこんな毎日なの? だれのせいなの?」  美貴の問いに、あなたは答えることができますか?  いま大きな問題となっている「子どもの貧困」を、子どもの視点から描いた問題作。

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