八島游舷作品一覧

  • Genesis この光が落ちないように
    4.0
    日本SFを牽引する注目の書き手による最新作6編。全編書き下ろし。第13回創元SF短編賞受賞作を収録。創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」が12,000ダウンロードを記録した八島游舷。『神々の歩法』が話題、日本初の動画配信SFシリーズを生み出した宮澤伊織。《ユア・フォルマ》シリーズで人気、今回初の短編小説に挑んだ菊石まれほ。『マインド・イーター』で知られ、人間と音楽と宇宙をテーマに描いた水見稜。『感応グラン=ギニョル』でデビュー、注目の怪奇幻想SF作家・空木春宵。三選考委員絶賛の第13回創元SF短編賞受賞者・笹原千波。ベテランから日本SFの未来を担う新鋭まで、6人の作家が集結!/【目次】はじめに/八島游舷「天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺」/宮澤伊織「ときときチャンネル#3【家の外なくしてみた】」/菊石まれほ「この光が落ちないように」/水見稜「星から来た宴」/空木春宵「さよならも言えない」/笹原千波「風になるにはまだ」〔第13回創元SF短編賞受賞作〕/第13回創元SF短編賞選考経過および選評/ちいさなあとがき/編集部より
  • 天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2022-
    -
    第9回創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」。長編化される同作品の序章部分を先行発表。佛理学の成果たる六勝寺計画が進められていた。完成の暁には、これら星寺は巨大な飛塔となって天を駆ける。瀬戸内の島で建造中の尊勝寺では、大勢の見学者を招いて駆動実験が開始された。二千の寺から集められた祈念は、しかし佛理爆発を引き起こす。これを封印するため命を賭して志願したのは、のちに法勝寺の管長となる巌真ら三人の僧であった。話題をさらった創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」の前日譚となる、驚天動地の仏教SF。※本電子書籍は、『Genesis この光が落ちないように』(東京創元社 2022年9月30日初版発行)に掲載の「天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺」のみを電子書籍化したものです。『Genesis この光が落ちないように』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • 天駆せよ法勝寺-Sogen SF Short Story Prize Edition-
    4.1
    巨大な九重塔・法勝寺は、仏教発祥の星・閻浮提を代表する星寺にして最新鋭航行機能を備えた飛塔である。三十九光年離れた星の大仏の御開帳に向かうため、七名の宇宙僧を乗せ、四十九日の旅に出るが……飛行中の法勝寺を怪異現象が襲う。日経「星新一賞」と「創元SF短編賞」を連続受賞した新鋭が放つ、驚天動地の仏教スペースオペラ! 加藤直之によるカラー挿絵2点を収録。*本電子書籍は、『年刊日本SF傑作選 プロジェクト:シャーロック』(創元SF文庫版 2018年6月29日初版発行)に掲載の「天駆せよ法勝寺」のみを電子書籍化したものです。『年刊日本SF傑作選 プロジェクト:シャーロック』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • 時は矢のように-Time : The Anthology of SOGEN SF Short Story Prize Winners-
    -
    22日後に全人類の意識が停止することが、世界最新の生体コンピューターによって予知され、ひとつの研究所に対策が託された。彼らは「全人類を加速させる」ことで人類の延命をはかろうとするが……。まったく新しい終末の姿。第9回創元SF短編賞を「天駆せよ法勝寺」で受賞した著者が贈る時間SF短編。※本電子書籍は、『時を歩く 書き下ろし時間SFアンソロジー』(創元SF文庫 2019年10月31日初版発行)に収録の「時は矢のように」のみを電子書籍化したものです。『時を歩く 書き下ろし時間SFアンソロジー』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • 時を歩く 書き下ろし時間SFアンソロジー
    -
    【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈時間編〉には松崎有理(第1回正賞)、空木春宵(第2回佳作)、高島雄哉(第5回正賞)、門田充宏(第5回正賞)、石川宗生(第7回正賞)、久永実木彦(第8回正賞)、八島游舷(第9回正賞)の7名の傑作を収録。正統派のタイムリープものから、古典落語をモチーフにした幽霊譚、全人類がみなバーチャル世界で生きる未来での引っ越し騒動まで。2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家たちが贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「未来への脱獄」松崎有理/「終景累ヶ辻」空木春宵/「時は矢のように」八島游舷/「ABC巡礼」石川宗生/「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」久永実木彦/「ゴーストキャンディカテゴリー」高島雄哉/「Too Short Notice」門田充宏/ちいさなあとがき
  • Final Anchors
    -
    サンフランシスコの交差点で2台の車の衝突まで0.5秒。人間の反応時間ではもはや間に合わず、相手の車両以外と通信する時間もない。車載AIたちによる「最後の審判」が始まる。すなわち、どちらの車両が強制停止アンカーを打ち込み自己破壊するか。確実に一方を生かすが、一方を殺す、通称「ファイナル・アンカー」。2台のAIは、自らの搭乗者を救うため、またより大きな目的のために人間を差し置いて議論する――そして、最後に出される答えとは? 創元SF短編賞受賞「天駆せよ法勝寺」で話題の新鋭による、第5回日経「星新一賞」グランプリ受賞作のオリジナル・ロング・バージョン!

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