横田南嶺作品一覧

  • 二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう 生きるための禅の心
    5.0
    禅寺として有名な鎌倉の円覚寺、その境内の一番奥には小さな掲示板があります。管長である著者は、毎月この掲示板に、詩人坂村真民の詩から抜粋した言葉を書きつけています。坂村真民は「念ずれば花ひらく」や「二度とない人生だから」といった有名な詩をのこした仏教の心を伝える詩人です。その詩の言葉に著者自身が救われた経緯があり、訪れる方に広くお伝えするために書いているのです。「紙とペンを貸してください。あの言葉を書き留めたい」と頼み込んでくる方や、「あの言葉に救われました」と言う方もあらわれて、やはり坂村真民の詩の言霊の強さ、深さにあらためて驚きます。本書は、坂村真民の詩を通して、生きるとは、愛するとは、家族とはといった人生の様々な問いに答えるものです。いま、この瞬間苦しんでいるのはあなたひとりではありません。二度とない人生だからこそ、全身全霊でいつくしみ、全力で生き切る。そんな生きてゆく本当の意味をやさしく解き明かします。ぜひ、座右に置いていただきたい一冊です。

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  • 二度とない人生を生きるために いつでも どこでも 精一杯
    -
    二人の人生の達人が語り尽くす36時間の対論。異例の若さで京都の花園大学・総長に就任し名僧の誉れ高い鎌倉の名刹・円覚寺の横田南嶺管長と、イエローハットを創業し「掃除道」を大成した「日本を美しくする会」相談役・鍵山秀三郎氏の魂の対論集。内容は、「天分を知る」「人生を穏やかに生きるコツ」「坐禅と掃除の真髄」「困難に遭遇したときの不動心の持ち方」「激動の時代を生き抜く智慧」「人間力を高める先人の智慧」「リーダーとしての人間力を磨く」「人を育てる要諦」「人を伸ばすコツは」「人は死んだらどうなるのか」「幸せな死の迎え方」「孤独の中を生きる術」「二度とない人生を思い通りに生きるために」など、人生と禅の叡智が満載の内容です。閉塞感に覆われ先の見えない今日。自分の生きる意義と居場所を失った現代人に、「人間はいかに生き死ぬべきか」を教えてくれます。多くの人たちの乾いた心に沁み込む本です。
  • 不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)
    4.0
    コロナ禍で突如我々の行動や存在を縛ることになった「不要不急」の四文字。「何が“要”で“急”なのか」、今も多くの人が頭を悩ませている。この難題に、十人の仏教者が挑む。「不要不急」を切り捨てて何のための人生か? 大切なものを他人に決めさせてもいいのか? 「生死事大」「無常迅速」「自利利他」など、仏教の智慧を駆使して、苦境と向き合うヒントを提示する。混迷の時代を生き抜くために必読の十人十色の不要不急論。

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