十掛ありい作品一覧
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5.0大国・レヴァイン王国は、若き新国王がクーデターから国を奪取し平穏を取り戻そうとしていた。王を支えるのは、繊細な美貌と聡明さを持つ天涯孤独の宰相・ルシアン。政権奪回の際、ルシアンは武勇で高名な『光の騎士団』を率いる騎士団長・ローグに協力を仰ぐが、力を貸す交換条件としてその身体を求められてしまう。王と国のため、ルシアンは彼に抱かれることを決意するが、契約である筈の行為の中でこの上ない快楽を感じてしまった。その上、自分への気遣いや労りを向けるローグの態度に触れるにつれ、いつしか身体だけでなく、心まで惹かれてゆく自分に気付き…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0月を治めている高天原の神・ツクヨミは気高く美しい男神だった。一方、ツクヨミの弟神である三貴子・スサノオは、猛々しく野蛮な振る舞いを見せていた。姉で最高神のアマテラス大御神も、スサノオには手を焼いていた。その姉神の命により、ツクヨミはスサノオを諌めることとなったのだが、スサノオはツクヨミを陵辱しようと襲いかかってきた。屈辱と怒りで震えるツクヨミだったが、いつしかその中にあった甘美な快感に囚われてしまい…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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3.0元士族でありながら、父親が負った借金と母親を守るために、高級陰間茶屋『華菱』に身を売った桐島伊織。多くの客に身をなぶられても、「自分が自分であること」が伊織にとって唯一の誇りであり、生きる希望だった。そこに昔の恋人・長瀬和臣が訪ねてくる。立場の違いに悲しみながらも伊織は喜び、彼と再び逢うことを約束する。しかし、それはある人物によって仕組まれた運命だった…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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5.0異国の血を引く朱璃は遊郭で下働きをしていたが、外見のせいで、仲間から嫌がらせをうける毎日を送っていた。いつものように虐められていた朱璃は、陰間茶屋『華菱』を経営する東條巽に助けられる。自分を救ってくれた巽にほのかな想いを感じた朱璃は、彼の店で働き始めた。しかし、巽にとって自分は商品でしかないことに、朱璃は寂しさを感じていた。そんな中、水揚げの日が決まり、見知らぬ男に抱かれることに朱璃は、巽への想いを諦めようとするが……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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-冷酷非道の王として知られるライオスは、服従を頑として拒む異教徒の預言者・アーロンを服従させるため、自らの城へ攫ってくる。虜囚の身であるにも関わらず、民に慕われ、神のように崇め奉られる美貌のアーロン。一方、暗愚と陰で囁かれる自分とのあまりに違う姿に嫉妬し、ライオスはアーロンを貶めようと決意する。しかし、体を開き快感に涙を流しはしても、アーロンは決して屈しようとしない。その高潔な心にライオスは、徐々に惹かれていくのだが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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