柏井作品一覧

  • 黄昏街の殺さない暗殺者
    5.0
    裏社会では名の知れた殺し屋・レヴンは、貴族の文化である「菓子」を市民に広めようとし、自ら店を切り盛りする巷では話題の貴族令嬢・カミーリアから、ある依頼をされる。それは「傍にいて、誰も殺すな」という、奇妙な内容だった。陽の下を生きてきたお嬢様と、闇の世界を這いずってきた暗殺者。死を与える者と、生の笑顔を与える者。まったく別の生き方をしてきた二人は、時に対立しながらも日々を過ごす。 しかし、その裏では国を揺るがす巨大な陰謀が蠢いていた――。
  • 罪の巨人と銀時計のアイア
    -
    天災とも称される伝説の巨神『シン』。心臓部にあるという魔石『時の巨神将』を目指す勇者は、一瞬のスキから巨神の体内へと取り込まれてしまう。  目覚めた勇者は記憶を失い、精霊の加護もなくなっていた。そこに現れたのは、杭が胸を貫き、いつからここにいるのかも分からない、銀時計を持った少女・アイア。二人は勇者の記憶と出口を見つけるため、巨人の心臓部へと向かう。  罠で溢れたダンジョンを進む中、勇者が次の部屋への扉を開くと、突如、何者かに背中を押され、奈落の底へと真っ逆さまに落ちていってしまい──。 「悪いけど、これでおしまいです。さよなら、勇者様――」
  • むいむいたん【電子版限定書き下ろしSS付】
    5.0
    もしゃもしゃ……むいむい。 起きたら、クソでかい芋虫になってました……。 目が覚めたら、芋虫型のモンスターに転生してしまった主人公。 周りでは自分と同類の芋虫型モンスターが葉っぱをむしゃむしゃ食べていた……。 ある日、主人公は他の芋虫が冒険者一向に、あっさりと真っ二つにされる現場を目撃する。 「あ、やっぱ僕ら雑魚モンスターなのね……。って、このままではいつ殺されるか分からないッ! 」。 自分のステータス向上のため、主人公は旅に出ることに。 これは、一匹の芋虫が糸を吐き、葉っぱを食べながら、大きな世界樹を旅する物語である!

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