たけうちりうと作品一覧

  • B+ LABEL こゆるぎ探偵シリーズ1 若旦那・空を飛ぶ
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    大正ロマン豊かな小田原を舞台に、様々な職種の6人の若旦那が探偵倶楽部を結成。シリーズ第一弾! 大正時代、長男が家業を継ぐのが当たり前だった頃の、小田原でのお話。 大工の若棟梁・一色祐太朗(いっしきゆうたろう)、酒造屋の小由留木楓(こゆるぎかえで)、荒物屋の善田太郎(ぜんだたろう)、写真館の設楽塙衛(したらはなえ)、鳥屋の邑居郁(むらいいく)、剣道の道場の加納斉彬(かのうなりあき)。楓と斉彬はまだ学生だが、六人とも長男。この大らかな若旦那衆が道楽半分で始めたのが『こゆるぎ探偵倶楽部』である。 新春早々の以来は、小田原中の校長も務めたこともある人格者・伊原木(いばらぎ)教授の浮気疑惑! 相手は外国の御夫人? 後半では、郁が客に届けた鳥たちが籠ごと盗まれる事件が頻発。だが話題は呉服屋の美貌の娘の方に脱線……。 巧手の新シリーズ、ここに開幕!! ※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。 サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。
  • パレット文庫 優しくて冷たい果実 前編
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    老舗料亭をめぐる恋と陰謀。格調高いボーイズラブ小説。老舗(しにせ)料亭『十和田(とわだ)』では、創業百年を記念する会席が盛大に開かれていた。『十和田』の跡取り、十和田通草(あけび)は、フランスでのシェフ修業から、2年振りに戻った大日向創(おびなたはじめ)と、気まずい思いで向き合っていた。二人に何があったのか…。その時、『十和田』に保冷車が突っ込んで、建物はまたたく間に炎上。その騒ぎの中、『十和田』の亭主である祖父・埴輪(はにわ)が倒れ、入院。『十和田』は大ピンチに。老舗料亭を巡る陰謀と、その再建にかける若者たちの情熱を描く感動作。恋あり、陰謀あり、思わず食べたくなる料理あり。文句なく楽しめます!!

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  • パレット文庫 慕情街道1 不忍の恋
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    明治時代の終わり頃の物語――。ひなびた南の島で生まれ育った小鳥遊夏海(たかなしなつみ)は、岬の老樹の根元で絵を描き始め、腕は上達するが、初めて東京の展覧会に出品した自信作は落選。だが、その絵を見たらしい東京の資産家・海棠糺(かいどうただす)が来島し「書生(しょせい)として預かり、本格的に絵を学ばせたい」と申し出る。 単身上京した夏海は、海棠家出入りの骨董(こっとう)商の息子・日景兵部(ひかげひょうぶ)と知り合う。発明や悪戯(いたずら)が大好きで、男にしか興味のない兵部は夏海に惹(ひ)かれ、恋路の右も左もわからぬ夏海も、兵部をモデルにして初めて人物画を描きたいと思う。 だが二人の周囲で二つの悲恋が……そして事件は起こった!!

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  • パレット文庫 弁慶とメロンパン
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    高2で寮生活を送る館林主計(たてばやしかずえ)の趣味はケーキ。寮の厨房(ちゅうぼう)で色々工夫しながらケーキを作り、他の男子生徒たちを喜ばせている。 ある日彼は、抹茶を使ってフランス菓子“マカロン”を作ったのだが、1年の新寮生で、その名字とタッパから“弁慶”とあだ名される剣道部員・武蔵士(むさしあきら)に、「このメロンパン最高!」と言われ憤慨(ふんがい)。一方、田舎(いなか)から出てきたばかりの弁慶は、垢抜(あかぬ)けて小柄で可愛い主計をすっかり気に入ってしまった……。 昔気質(かたぎ)の厳しいケーキ職人である父と主計との確執(かくしつ)、新しい教師象(?)などを練り込んだ、ビタースウィートな逸品をどうぞ召し上がれ!!

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  • パレット文庫 ラブ・セキュリティ
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    純で世事に疎(うと)い高校2年生・高岡秋彦(たかおかあきひこ)が『八十島(やそしま)警備保障』西部支店を訪れたのは、親友・室伏(むろふし)が、社長の八十島鼎(かなえ)と山仲間であり、その人柄と会社の懇切(こんせつ)な対応を説いたからだが、そこには顔は同じでも性格は対照的な双子がいた。支店長で堅実な豊(ゆたか)と、おちゃめで何をやっても長続きしない静(しずか)と。 秋彦の相談内容とは、彼に対する謎(なぞ)のプレゼント攻撃。なぜか留学中の姉夏子(なつこ)の車の中に置いていくのは脈絡なく実害のない物。しかし突然それがグロテスクな物に! 静が調査を開始した。後半は、自ら詐欺師(さぎし)を名乗る誠実な(?)男が高岡姉弟に迫る物語。 ジュニア小説界随一(ずいいち)の筆が冴える!!

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  • パレット文庫 夢に囁く天使の声
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    安積裕三(あさかゆうぞう)、32歳。K県警M署捜査課の冴えない刑事だ。元県警本部長の娘の建築デザイナーと結婚したが、東京への通勤が大変と、3歳の娘を連れ実家に戻って3年。所轄(しょかつ)ではバイク使用のひったくり事件が多発。被害者の1人が死亡した。加えて、磐井(いわい)係長が目をかけていた分署の小林巡査が、弟の双子を虐待(ぎゃくたい)したと自首、双子は入院。磐井に内偵(ないてい)を頼まれた安積の前に、分署に派遣された若き警部補(ほ)・祁内(きない)が現れた。取調べを行った安積だが、小林に罪人の雰囲気(ふんいき)はなく、カメラ撮影を含む性的虐待の供述で何かを匂(にお)わせる。その後祁内は、相棒として不思議な力で安積を導いてゆく。心の襞(ひだ)を情趣(じょうしゅ)豊かに描く祁内の物語、感動の最終章!!

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  • パレット文庫 君の心に天使の輪
    4.0
    ある企業の研究所に天才的科学者がいた。諏訪久信(すわひさのぶ)、29歳。専門はナノテクノロジー。彼は研究以外のことは何もできず、対人恐怖症。五年間、彼の面倒を見、恋人だったのが五歳上の研究員・最上修司(もがみしゅうじ)だ。久信に代わり表側に出ていた彼は共同研究者と見なされ、アメリカの大学からオファーが…。彼は久信の最新研究を携えての渡米(とべい)を決意し東京のホテルに、だが久信に緊急事態! ホテルの接客係(コンシェルジュ)姿の祁内(きない)は人智を超えた力で修司の良心に訴え…!? 技術重視の新進カメラマンが。祁内の導きで動物への愛情に目覚めてゆく感動の物語も収録! 慈愛に満ちた摩訶(まか)不思議な存在・祁内が活躍する愛のファンタジー登場!!

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  • パレット文庫  騎士とプリンス
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    森住将人(もりずみまさと)がチェスの勉強のためアメリカに留学して二ヵ月が過ぎた。ボストンに異動した葛城瑛(かつらぎえい)は、二人だけの甘い時間を過ごすため、日曜日ごとに将人の所へ帰ってくる。 そんなある日、古沢侑哉(ふるさわゆうや)が突然日本からやって来た。以前対戦した将棋の名人が将人を探しているらしい。侑哉は将人のマネージャーになると宣言する。ところが、瑛が『ブラックエッグ事件』というやっかいな事件に巻き込まれる。頭脳明晰な侑哉がたてた作戦は…!? 感動のシリーズ最終話!!

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  • パレット文庫  騎士とビショップ
    4.0
    5年前、13歳の僕、森住将人(もりずみまさと)は18歳の葛城瑛(かつらぎえい)を好きだった。混じりけなしに好きだった。そして、瑛の突然の離日。5年ぶりに瑛から電話があった。やっと瑛の笑顔を記憶の引き出しから追い出したところだったのに。けれど5年という歳月が、何ひとつ物事を解決してくれていないのだと僕は悟ったのだった。今、僕はチェストーナメント、ジュニア部門・個人戦では負け知らず。チェス国内戦トーナメント直前の瑛との再会に、僕は動揺する。

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  • パレット文庫  騎士とテロリスト
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    森住将人(もりずみまさと)はチェスの国内ジュニアチャンピオンで18歳。5年前からアメリカにいる葛城瑛(かつらぎえい)を愛していた。瑛に誘われて留学した将人は、到着早々瑛がボストンへ職場が異動したことを知り愕然とする。日曜日の午後、3時間位しか逢えないのだから。瑛の仕事の都合で数週間逢えなかった将人は不安になり、瑛を尋ねて瑛の昔の恋人、ロバートと彼の娘と共にボストンへ向かう。そして途中立ち寄った放送局で放送局ジャックに遭遇し、人質にとられる。

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  • パレット文庫  騎士とサクリファイス
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    森住将人(もりずみまさと)はチェスの国内ジュニアチャンピオンで18歳。5年前にアメリカへ行ってしまった葛城瑛(かつらぎえい)を愛していた。突然の瑛の一次帰国で、将人の心は再び瑛に捉われる。瑛の招待で交換留学生として渡米した将人は、ステイ先のクラヴィス家の10歳の少年、レニーから48時間ハンガーウォークラリーの挑戦を受ける。ラリーが開始されて36時間、将人の体力は限界に近づきつつあった。朦朧とする意識の中で、将人は瑛のことを思っていた……。

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ4 番外編 野原のロマンス
    3.0
    小田原(おだわら)中二年の廼原偲(のはらしのぶ)は物理部所属。ラジオ作りや通信技術に熱中する。そんな彼だが、文芸部部長・小由留木楓(こゆるぎかえで)先輩に憧(あこが)れてもいた。しかし箱根(はこね)にある実家の老舗(しにせ)旅館の危機を知り、休学を決心。跡取りの兄が出奔(しゅっぽん)し板前(いたまえ)が辞め、父が病(やまい)で倒れたのだ。別れる前、楓に想いを伝えたいと勇む偲だが……。 偲の実家・廼原楼(のはらろう)の新しい板前はすぐに見つかった。料亭で働いていたが、国見恭一(くにみきょういち)という男との浮気がバレ、料理への妥協(だきょう)を許せず板長(いたちょう)と喧嘩(けんか)ばかりして店を追い出された真田斗志(さなだとし)である。斗志と若旦那(わかだんな)・偲は惹(ひ)かれ合い、経営も軌道に乗りかけた頃、別れたはずの斗志の元恋人・恭一が現れ……!?

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ3 若旦那・危機一髪
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    第一話。“本業”の剣道より詩を好む加納(かのう)は、地元小田原(おだわら)の詩作会に出席、うさん臭げな若い詩人・荻原赤華(おぎわらせっか)に気に入られてしまう。生真面目(きまじめ)で善人そのものの加納を案じたのは楓(かえで)だ。調査では、赤華はかなり身持ちが悪いらしい。果たせるかな、加納が出奔(しゅっぽん)してしまう。愛すべき友の運命は…!? 第二話。楓が行方不明になってしまった。酒造会社の御曹司(おんぞうし)なので身代金(みのしろきん)目的の誘拐(ゆうかい)とも考えられたが、その手の脅(おど)しもない。笠生和尚(りゅうしょうおしょう)からヒントを得、“最強のお手伝い”小由留木(こゆるぎ)家のサトが突飛(とっぴ)な作戦で動き出した…!  登場人物の人間味が読む者の胸に響く、大好評大正ロマン! 第三弾!!

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ2 若旦那と愉快な仲間たち
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    第一話。桜の季節、依頼が持ち込まれた。大手茶問屋の茶葉が蔵から盗まれているらしい。疑われているのは店員で元極道(ごくどう)の坂谷安斎(さかたにあんさい)。善田(ぜんだ)は極道に含むところがあり、安斎が怪しいと主張。銭湯で腰の低い彼を見かけた加納(かのう)は安斎の無実を唱える…。 第二話。写真館の塙衛(はなえ)は、箱根(はこね)に行く某国(ぼうこく)大使に随行(ずいこう)するように依頼を受けるが、大使が愛犬を連れて行くと聞き、犬嫌いの彼は悩む。結局、欧州(おうしゅう)に留学する善田の壮行会も兼ねてメンバー六人が箱根に…。だが、大使の愛犬が行方(ゆくえ)不明となり、加納に嫌疑が…!? 大好評の、大正ロマン溢(あふ)れる『こゆるぎ探偵シリーズ』第二弾!!

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  • パレット文庫 こゆるぎ探偵シリーズ1 若旦那・空を飛ぶ
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    大正時代、長男が家業を継ぐのが当たり前だった頃の、小田原(おだわら)でのお話。 大工の若棟梁(わかとうりょう)・一色祐太朗(いっしきゆうたろう)、酒造屋の小由留木楓(こゆるぎかえで)、荒物屋の善田太郎(ぜんだたろう)、写真館の設楽塙衛(したらはなえ)、鳥屋の邑居郁(むらいいく)、剣道の道場の加納斉彬(かのうなりあき)。楓と斉彬はまだ学生だが、六人とも長男。この大らかな若旦那衆が道楽半分で始めたのが『こゆるぎ探偵倶楽部(くらぶ)』である。 新春早々の以来は、小田原中(おだわらちゅう)の校長も務めたこともある人格者・伊原木(いばらぎ)教授の浮気疑惑! 相手は外国の御夫人? 後半では、郁が客に届けた鳥たちが籠(かご)ごと盗まれる事件が頻発(ひんぱつ)。だが話題は呉服屋の美貌(びぼう)の娘の方に脱線……。 巧手の新シリーズ、ここに開幕!!

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