宮下充正一覧

  • 運動するから健康である
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 およそ三〇年前に、運動生理学の分野において大いなる足跡を残したアメリカのペーター・カルポヴィッチ博士はデカルトの名言を「われ動く。ゆえに、われ在り。」に変えるべき時代だと主張した。私が指導を受けた猪飼道夫先生もそれを引用して、機械が人間の作業能力をスポイルする事態に至ることに対し、強い警告を発しておられた(猪飼、一九六七)。  このような発言は、からだを動かすこと、すなわち「運動」を主たる研究対象とする体育学・スポーツ科学を専攻した者にとっては当然なのかもしれない。  本書は、多くの人たちが、何かの目的をもって運動するのではなく、それ自体を目的として運動するようになることを願って、運動発現の主体である筋肉の活動についての研究成果を基盤として、運動することを解説しようとしたものである。筆者の意図が理解されれば幸いである。(「はじめに」より) 目次 はじめに 1 運動するから健康である  1 運動習慣のない人は成人病にかかりやすい   運動不足症とは/運動しない人は死亡率が高い/運動しない人は心臓病にかかりやすい/スポーツ選手だった人は長生きである  2 運動すると成人病が予防できる   重力に逆らって運動する/全身運動の必要性/エアロビック・エクササイズとアネロビック・エクササイズ/一二週間ウォーキングの成果 2 運動するから丈夫に育つ  1 いまの子どもは弱くなっている   飼育三年、体育一八年/運動能力の低下が進行している/肥満化傾向が進み、成人病の芽ばえがみられる/運動しなくなった子ども  2 適当な運動指導の重要性   子どもに運動を指導する/成長に合わせたトレーニング 3 運動するから強くなる  1 鍛えれば変わる筋肉   筋肉は変わりやすい/速筋線維と遅筋線維/「力強さ」か「ねばり強さ」か  2 からだを鍛える方法   「力強さ」を鍛える/「ねばり強さ」を鍛える 4 運動するから健やかに老いる  1 年とともに衰える運動能力   カ強さ/ねばり強さ  2 年をとっても改善される運動能力   実験室的実験の結果/ 「お年寄りの健康教室」の効果/マスターズ競技に出場する人たち 5 運動をすすめる  1 ウォーキングから「里山歩き」   ウォーキングでは歩幅がポイント/「里山歩き」とは/(以下略)  2 ジョギングから市民マラソン   アメリカ人は走る/ジョギングでの障害/(以下略)  3 水中運動からマスターズ水泳   水中ウォーキングのすすめ/ゆっくり泳ぎのコツ/(以下略) 参考文献 [付録](略)
  • 子どものからだ
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    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最近の子どもは,体は大きくなったがひよわになったとよく言われる.その要因は何か.わが国の児童の置かれた総体的な運動環境を問い直す一方,最新の体力科学の研究成果をふまえ,発育期の子どものための科学的な体力づくりの基礎知識を提供する. 目次((1)(2)……の詳細は略した) はしがき Ⅰ 子どものからだ  1 今の子どもの特徴――なぜどう変わったのか――/ からだの外観の変化/ からだの能力の変化/ 文明に蝕まれる子どもの心身/ 子どもと教育/  子どもと体育  2 家庭に潜在する発達を阻害する要因/ 子は親の鑑/ 主婦の運動不足/ 機械化と身体の適応/ 子どもの運動の必要性/ 親の活動的生活が必要  3 学校に潜在する発達を阻害する要因  (1)環境の変化と教育内容の再検討)  (2)突然死と学校教育  (3)学校体育での性差の取扱い  4 社会に潜在する発達を阻害する要因  (1)スポーツからドロップアウトさせるもの  (2)スポーツ参加を妨げるもの  5 子どもと野外教育  (1)求められるソフトウェアの充実  (2)学校教育との関係をめぐって  6 男と女  (1)性差を生み出す要因  (2)性差――戦前・戦後の比較 Ⅱ 教育とからだ  1 学校における身体教育の位置  (1)「知育・徳育・体育」再考  (2)「体力」再考  (3)体育に課せられる態度の育成  2 からだの教育可能性について  (1)「変わる」と「変える」  (2)「変えられないこと」と「変えられること」  3 トレーナピリティ・その実証  (1)エネルギッシュになること  (2)上手になること  4 有効な働きかけの至適時  (1)効果的な時期と効果的でない時期  (2)上手になるための練習/手のあつかいが上手になること  (3)力強さのトレーニング  (4)ねばり強きのトレーニング  5 年齢に応じた体力づくり/ 動きの調整の練習/動きの拡大のトレーニングと練習/ 動きの持続のトレーニング 参考文献 あとがき

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