徳江守作品一覧

  • 小選挙区比例代表並立制って何?なんて今更恥ずかしくて聞けない10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき この本では、日本の選挙制度をわかりやすく説明しようと思う。誰でも、政治家を選んで、多くの票を獲得した人が当選するぐらいは知っているだろう。 しかし、日本の国政選挙である、衆議院議員選挙と、参議院議員選挙の制度は、現在、小選挙区比例代表並立制という、少しわかりづらい制度だ。小選挙区制という、選挙区から一人選ぶ制度と、比例代表制という、政党名を選ぶ制度をあわせたものだ。 小選挙区なら、当選した議員が、そのまま議席を得る。至極、シンプルな制度だ。比例区では、そう簡単にはいかない。政党に投票された得票率に応じて、議席を配分しているのが、この制度だ、 たくさんの票を得た候補者を当選させる制度と、政党の得た票を議席に配分する制度。それぞれ特徴あるのだが、なぜ、わざわざ二つの制度を並立させる必要があるのか。どちらかだけの方が、シンプルで、有権者もわかりやすい。現に、世界では、小選挙区制か、比例代表制のどちらかのみを採用している国が、多数を占めている。日本のように、複数制度を混合させているのは、わずかしかない。 多いから正しいとは言わないが、疑問に思った人はいないだろうか。今回は、この制度をひもといて、少しでも選挙のことを知ってもらえれば、ありがたい。
  • 選挙なんて気軽に行けばいい。選挙制度を知ろう。選挙って行かなきゃいけないの?10分で読めるシリーズ
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    まえがきより 政治や選挙というと、遠い世界の話のように受けとる人がいる。確かに、国がどう、外交がどうと大きな話も扱う。しかし、国政であれば、税金、エネルギー、注力する産業、年金制度など、生活に関わる問題を扱っている。一方、地方であれば、もっと身近な問題を扱っている。犯罪だって、ゴミや環境の話だって。これらが、遠い話と受けとれるのだろうか。そんな話はどうでもいいという人もいるだろうし、忙しいという人もいるだろう。はたまた、行ったところで変わらない、誰が誰かわからんと思う方もおられるだろう。今回は、そういった、選挙に対し、懐疑的になっておられる方に、不肖ながら、その穴を突かせていただきたい。 選挙に行ったほうがいい理由。選挙って何だ?という話。選挙と投票に関して。選挙以外の政治参加についても触れて、政治や選挙に縁遠い方々に対して、それが意外に、身近なものであるということ、気軽なものであることをわかっていただければ、幸いである。これを読んで、行ってみようかな、と思っていただければ、これほどうれしいことはない。

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