陣崎草子作品一覧

  • ウシクルナ!
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    ぼくは四葉四郎。ぼくの住む三段界アパートに、ある日謎のおっさんウシがやって来た! ウシは巨体だし、ウルトラ自分勝手でチョー邪魔な存在。さっさと追い出したいのに、前世の因縁とやらで、わがままお嬢さまのレラミたちといっしょにバンドで日本一を目指すことになってしまった。強烈な個性のキャラクターたちが突っ走る、新感覚・爆笑ウシストーリー!

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  • うっかりの玉
    4.0
    何をしに台所まで来たのかを忘れてしまったばあさまが、家の中に現れた青い着物の女の子から、忘れたものが入った玉を取り戻そうとする表題作をはじめ、おじいさん・おばあさんを主人公にした短編ばかりを集めたこれまでにない童話集です。著者の大久保雨咲氏は、身近な題材を鋭く、そしてあたたかく切り取る注目の童話作家。『うっかりの玉』は、高齢化社会の今こそ、子どもに、そして大人にも読んでほしい、新しい童話の形です。
  • 片目の青
    3.0
    1巻1,155円 (税込)
    片目の青――その存在が、中学一年生の真矢には気になってしかたなかった。真矢は連日、片目犬と出会うために千枚山を訪ねた。そんななか、保健所と猟友会が野犬捕獲に動きはじめたことを知り、クラスメイトの沙雪、壮大も加わって阻止作戦を練ることに。真矢を突き動かしていた大人への反抗心が、青とフリ蔵、クラスメイトとの交流を通じて、いつの間にか大人になりたい、たくましくなりたいという気持ちに変わっていく。
  • 草の上で愛を
    4.4
    1巻1,155円 (税込)
    芝生のグリーンに彩られた、いとおしい日々「この人、カッコイくない?」チイちゃんが指さしたのは、派手なピンク色のヘルメットを小脇にかかえ、これまたピエロの衣装みたいに派手なカラーリングの服を着た男の人が、馬のとなりに立って笑っている写真だった。「いっしょに行かへん?競馬場……」それは今まで友達から受けたどんな誘いよりも新鮮さとおどろきのあるものだった――。
  • たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たまごというのは、もともと、ゆめみがちな食べものでして、にわとりのママから生まれたときから、白いからの中には、ゆめがいっぱい、つまっているのです。  一番人気のゆめは、オムライスです。つやつやの黄色いうすやきたまごになって、オレンジ色のケチャップライスをくるんとつつみこむ。はなやかで、ほこらしげなあの晴れすがたに、だれもがあこがれているのです。  同じママから生まれたタマコ、タマミ、タマエ、タマキの四姉妹も、やっぱり、オムライスをゆめみていました。  しかし、四姉妹を買ったのは、れいぞうこにトマトケチャップどころか、バターも、マヨネーズもおいていない、おばあさんで!?  本気でゆめをかなえるなら、もっと、自分でがんばらなきゃ、とさとったタマキは、れいぞうこをとびだし、ゆめをかなえるたびに出ました。  ながいたびのはてに行きついたのは、「まぼろしのオムライス」をつくるというレストラン小山。しかし、そこで「まぼろしのオムライス」となるためには、力をつくして、オーディションをかちぬかなければならないのです。   はたして、タマキはゆめをかなえることができるのでしょうか!? ●刊行の趣旨  子どもたちが大好きなおいしい食べ物が登場する創作童話を、10人の豪華執筆陣が書き下ろしました。  身近なテーマで、読書に慣れていない子でも読みやすい、小学校低学年向け童話シリーズです。 ●シリーズ「たべもののおはなし」の特色 ・直木賞、野間児童文芸賞受賞作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。 ・誰にとっても身近な「食べ物」がテーマなので、本を読む習慣のないお子さんでも手に取りやすい作品ばかりです。 ・ほぼすべての場面に、人気画家のイラストが入っているので、1、2年生でも一人で読めます。 ・巻末コラムでは、栄養、マナー、文化等について簡単に紹介。食べ物への理解が深まります。 ・朝読にもぴったりのボリュームです。
  • 食べるのだいすき よみきかせ絵本 おこめようちえん
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おこめようちえんの毎日は、楽しいことがいっぱい。ドジョウ先生やタニシ先生から、いろんなことを教わります。やさしい園長先生のもとで守られて、ついに、りっぱなお米になって卒園する日、子どもたちは……。巻末には、米食や稲作についてのやさしい解説つき。子どもたちに食べものに親しんで、たくさん食べて元気に育って欲しいという願いをこめて送ります。実りの秋にはもちろん、卒園シーズンにもおすすめの絵本です。
  • 短歌ください 君の抜け殻篇
    3.6
    「抜け殻の君など見たくないけれど君の抜け殻なら見てみたい」 (ほうじ茶・女・22歳)  テーマごとに募った読者投稿の短歌を人気歌人・穂村弘が講評! 言葉で世界が変わる瞬間を味わえる短歌集。
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
    4.2
    テーマごとに募った読者の短歌を歌人・穂村弘が講評。読めば詠みたくなる、実践的短歌入門。 双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった(こんこん・女・34歳)……歌人・穂村弘が、読者から届いた短歌を選び、講評する『ダ・ヴィンチ』の人気連載30回分が1冊に。読めばおもわず短歌を詠んでみたくなる実践的短歌入門であると同時に、短歌の魅力を際立たせる講評が、言葉のワンダーに触れるエッセイとしても味わえる。
  • つくしちゃんとすぎなさん
    3.0
    小学2年生のつくしちゃんと、おばあさんのすぎなさん。年の離れたふたりが、それぞれの目線で、交互に物語をリレーしていきます。赤ん坊もお年寄りも、外国の人たちも、みーんな手を伸ばせば届くところにいるんです。すぎなさんのお庭でとれたハーブや植物でつくったお料理が、とてもおいしそう!
  • YA! アンソロジー 秘密
    3.5
    いつも廊下ですれ違う名前を知らないあの子にだって、教室で明るく振る舞うあのクラスメイトにだって、秘密はあるのかもしれない--物語が交差する、YA!アンソロジー第3弾。区立四葉中学校を舞台に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪と、講談社児童文学新人賞受賞作家たちが、秘密を抱えた少年少女を描きます。誰にも知られたくないと思う一方で、誰かに理解してほしいと願ってしまう秘密の正体とは?

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