渡辺京二作品一覧

  • 文藝春秋2024年4月号
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    ■■■大特集 日本地図から「新しい戦前」を考える■■■ ◎金正恩は習近平に支配されている マイク・ポンペオ ◎なぜ台湾有事が日本の危機なのか 本松敬史 ◎中国軍の侵攻を退ける唯一の方法 李喜明 ◎知能戦・文明戦・死者ゼロで台湾統一をやる 劉明福 ◎世界大乱から二〇二八年の希望へ 中西輝政 ◎尖閣諸島のために戦略的臥薪嘗胆を 垂秀夫 【コロナワクチン 後遺症の真実】 ◎福島雅典 【小説 SMAPと震災の3・11】 ◎鈴木おさむ 【祝 学習院ご卒業】 ◎悠仁さまと愛子さま世代に新しい選択肢を 野田佳彦 ◎愛子さま「就職」を決めた家族会議 友納尚子 ◎プーチン会見録を読み解く 佐藤優 ◎占い師と政治家 中園ミホ  ◎日大病は治らない 和田秀樹 ◎JAXA再挑戦の365日 山根一眞 ◎半導体列島が補助金ラッシュに沸いている 泉谷渉 ◎サム・アルトマンのヤバい革命思想 橘玲 ◎羽田衝突事故の死角 後編 柳田邦男 ◎松本人志はなぜテレビを支配できたか 赤石晋一郎 ◎睡眠障害を克服した「鎌田式7カ条」 鎌田實 ◎師弟対談 佐渡ヶ嶽満宗×琴ノ若傑太 ◎芸術家の兄弟対談 村上隆×村上裕二 ◎中学受験は何のため 高瀬志帆×おおたとしまさ 【連載】 ◎最終回 菊池寛 アンド・カンパニー 鹿島茂 ◎新連載 お笑い社長繁盛記 太田光代 ◎秋元康ロングインタビュー  ◎有働由美子対談 柚月裕子

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  • 逝きし世の面影
    4.4
    1巻2,090円 (税込)
    昭和を問うなら開国を問え。そのためには開国以前の文明を問え。幕末から明治に日本を訪れた、異邦人による訪日記を読破。日本近代が失ったものの意味を根本から問い直した超大作。
  • 維新の夢 ──渡辺京二コレクション1 史論
    5.0
    『逝きし世の面影』の著者渡辺京二は、日本近代史の考察に、生活民の意識を対置し、一石を投じてきた思想家である。その眼差しは表層のジャーナリズムが消費する言説の対極にある。本巻には、西欧的な市民社会の論理では割り切ることのできない、大衆の生活意識にわだかまる「ナショナル」なものを追求した「ナショナリズムの暗底」、明治国家への最大の抵抗者としての西郷隆盛を常識的定説から救抜する「逆説としての明治十年戦争」、北一輝と日本近代の基本的逆説の関連を問う「北一輝問題」など、日本近代史を根底から捉え返すことを試みた論考を集成する。
  • 幻影の明治
    3.5
    時代の底辺で変革期を生き抜いた人びとの挫折と夢の物語から、現代を逆照射する日本の転換点を描き出す。『逝きし世の面影』の著者による、明治150年の今年必読の評論集。
  • 原発とジャングル
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    原発に象徴されるのは現代の科学物質文明で、ジャングルに象徴されるのは物質文明に侵されていない民の生活。ジャングルの民は豊かではないが、共同体の信頼のもと朗らかに暮らしている。文明か未開か、進歩か後退か、という二元論ではなくて、便利さや科学の進歩を肯定しながら、真の仲間を作ることが可能か。 近代の意味を様々な角度から考えてきた著者が、エヴェレット『ピダハン』、カルロ・レーヴィ『キリストはエボリに止まりぬ』、ハンナ・アーレント『人間の条件』など、さまざまな書物をひもときながら、近代の普遍的な問題を問う。
  • 増補 近代の呪い
    4.0
    『逝きし世の面影』の著者による生きづらさの根源を問う講義録。スタジオジブリ「熱風」掲載のインタビュー「近代のめぐみ」を収録。
  • バテレンの世紀
    4.3
    1巻2,816円 (税込)
    大航海時代、日本もまたグローバルプレーヤーだった。世界が海で繋がった世紀を、ポルトガル海上帝国の構築、イエズス会の積極的布教、信長・秀吉・家康や諸大名ら権力者の反応、個性的な宣教師、禁教、弾圧、島原の乱、鎖国というキリスト教伝来をめぐる出来事を軸に、壮大な文明史的視点で振り返る「渡辺史学」の到達点!
  • 民衆という幻像 ──渡辺京二コレクション2 民衆論
    5.0
    冬の夜、結核療養所で聞こえた奇妙な泣き声。日中衰弱しきって運び込まれた母娘は、朝を待たずに逝った。それを知った著者は、娘の体をさする瀕死の母親のやせた腕を幻視する──「小さきものの実存と歴史のあいだに開いた深淵」、それは著者の原点にして終生のテーマとなった。近代市民社会と前近代が最深部で激突した水俣病闘争と患者を描く「現実と幻のはざま」、石牟礼道子を日本文学に初めて現れた性質の作家と位置付けた三つの論考、大連体験・結核体験に触れた自伝的文章など39編からは、歴史に埋もれた理不尽な死をめぐる著者の道程が一望できる。
  • 無名の人生
    3.8
    「成功」「出世」「自己実現」など、くだらない――。名著『逝きし世の面影』の著者、初めての語りおろし。戦前の最先端都市、大連で少年期を過ごし、その後の熊本への引揚げですべてを失い、戦後を身ひとつで生きぬいてきた著者が「自分で自分の一生の主人であろう」とした半生を元に語る幸福論。

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