藤龍河 - 小説花丸作品一覧
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-居候させてくれる人を「飼い主」と呼んで寝床を転々としている明るい金髪が特徴の直は、飼い主に捨てられた夜、宝石のように綺麗で美しい六実優輝と出会った。「男と試してみたい」という優輝に応えて一晩寝床を提供してもらい、家事や猫の世話、ベッドでの相手をするかわりにしばらくの間居候させてもらえることに。ところが「飼い猫」として新たな寝床でもうまくやっているはずの直に、優輝は「バイトを探せ」「アパートを借りろ」と真剣に言ってくる。愛人の子として息を潜めて生きてきた直にとって、こんなに真正面から向き合ってくれる人は初めてでどきどきしてしまい――。野良猫男子×堅物リーマンのピュアラブ!(「猫は、金魚鉢の中 第1話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.62に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-梅谷季暉(うめたにすえあき)は大国の主・鳥狩厳季(とがりかねすえ)から一番の寵愛を受けていたが、そのために主に子ができないと考える父たちの画策により、他国への使者に出されている間に姉の蒿雀(あおじ)に立場を取ってかわられてしまう。季暉が知った時には既に蒿雀は懐妊しており、厳季の興味は腹の子だけに向かっていた。寵と共に鳥狩館や梅谷屋敷での立場も失った季暉に対して、同盟国筆頭である三刀田峻延(みとうだたかのぶ)だけは以前と変わらず接してくれることが、唯一の心の支えだったが……。美貌の武将の健気な純愛譚!(「哀花零乱第一話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.49に収録されています。重複購入にご注意ください)
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3.0伊智地家に仕える軍略家・小田月冬政は、同じ家に仕える同い年でもう一人の軍略家・時音に幼い頃から心を寄せていた。しかし時音は、冬政の父と親しく接する一方、冬政とは距離があった。そのことに焦燥感を覚えていた冬政は、戦で父を亡くしたことがきっかけで想いが爆発。時音を無理矢理抱いてしまう。二度と笑いかけてくれないと絶望する冬政だが、その後も素直になれず彼を傷つけてしまうばかりだった。そんな折、冬政は厳しい戦場へと向かうことになり……。(「夢湖月 1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.23に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-自分に自信のない引っ込み思案の英司は、就職活動に失敗したことをきっかけに、宇田木商店街のキャラクターのひとつ、ふさまるという白うさぎの着ぐるみを着て地域のアピール活動をする日々。着ぐるみに入っていてさえ、他人と満足にかかわることが出来ない英司にとって、もうひとつのキャラクター・うたぎさまに入って活動する年上の男・十坂は憧れの存在だ。すぐに落ち込んでしまう自分を優しく励ましてくれる十坂。そんな彼を見ると、英司はいつしか胸がドキドキとし始めて……!? (「うたぎさまのお気に入り♪ 1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.16に収録されています。重複購入にご注意ください)
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