小河原亮作品一覧

  • エルネミアの棺 異相界の凶獣
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    破壊と滅びをもたらす凶獣の正体とは?盗掘屋のフェンリスは遺跡を探索中に、驚くべきものを発見した。それは棺に横たえられた少女であった。少女はある使命を達成するために魔法の力で、千年の時間を眠り、現代に蘇ったのだ。少女の使命は一つの文明を滅ぼしてしまう凶獣の復活を阻止することだった。だが、彼女の末裔ともいうべき人々の野望から、凶獣は復活してしまった。迫る凶獣。逃げまどう人々。使命を帯びて復活した少女だけでは凶獣・ガルドゥーガを倒すことはできない。だが、フェンリスには凶獣を倒す秘策があった…。本格ファンタジーの超新星、対馬正治渾身のデビュー作!第7回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作品。
  • 疑似人間メルティア  わたしの中の魔獣
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    「せっかく手に入れた新しい器―喰われてたまるか」数分前まで姉ユピテルだったはずの銀色の獣は無表情に少年を見下ろしていた…。はぐれ異術師の少女ユピテルと弟ラッセル。気の強い姉と気弱な弟の二人が軽い気持ちから引き受けた擬獣退治が姉弟の運命を大きく変えてしまった。なんと、退治したユピテルと退治されたメルティアが合体してしまったのだ。昼はユピテル、夜は疑似人間メルティアという存在になった彼女(ら?)は奇妙な事件に巻き込まれる。最初は単なる連続猟奇殺人と思われていた事件が、この世界の覇権をめぐる闘いへと転がり出していく。

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