矢島誠 - アドレナライズ作品一覧

  • くりかえす夢
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    1巻495円 (税込)
    一篇読むごとに、得体の知れぬ恐怖にしびれ、総毛立つ興奮を覚える  鏡に映し出される姿は、ときとして驚くような形になって現れるものだ。私とその女も、何事もなければ、万華鏡のように映る刺激的な人体模様に興奮を募らせながら、相手をむさぼりあっていたはずだ。ところが、ちょっとしたはずみで、そのレールから外れてしまった。そして、快楽のかわりに、こんな悲劇が訪れたのだった。あのとき、私はバスルームに入る女を見送って、ほくそ笑んでいた……。(「永遠の目撃者」より)  ミステリの名手が放つ、珠玉のホラー・サスペンス小説5本を収録。電子オリジナル短篇集。 *花いちもんめ――そして誰もいなくなる *くりかえす夢 *悪者(あくしゃ) *永遠の目撃者 *かえらない夜 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 東京「新・山の手」Yの殺人
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    1巻495円 (税込)
    血の海に沈んだ美女は、謎の暗号「ひ・に・み・ず」を残して息を引き取った  死文字(ダイイングメッセージ)「ひ・に・み・ず」を残し、東京世田谷区のマンションで服部綾子が殺害された。四文字の謎を追って、敏腕・狭間研二刑事と新人・大岡進太郎刑事が捜査に着手する。一方、思わぬところから事件に関わることになったデザイナー林田美樹は、友人たちの助けを借りて謎を解明していくが…。  関係者が次々と襲われ、連続殺人事件へと発展していく。逆転に次ぐ逆転、本格暗号ミステリー。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 信州安曇野Mの悲劇
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    1巻495円 (税込)
    死体に残された謎の文字「ちくまがわのうらみ」は何を意味するのか  奈津美は信州松本に本拠をかまえる医薬品メーカー森沢製薬の令嬢だが、わけあって、東京で派遣社員をしながら一人暮らしをしている。そんな彼女が久方ぶりに松本に帰省すると、縁談が用意されていた。気の進まない奈津美は、両親や親類に説得され、やむなく見合いだけは承知したが、その席上、森沢製薬会長の訃報が入った。彼の遺体は安曇野を流れる穂高川の河原で発見され、他殺の線が強いという。そして、死体のそばには「ちくまがわのうらみ」という文字が残されていた…。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 殺人二都物語
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    1巻495円 (税込)
    暗い過去を持つ男と心に深い傷を負った女が殺人事件で交錯する  東京の神田神保町で学生時代を送り、現在も編集者としてそこで働く男の許に、一通の手紙が届いた。それは十四年前の夏の日に起きた悲しい事件について書かれてあった。彼は驚愕した。その事件の真相は、誰も知らないはずだった。彼と、彼が殺した女以外は…。彼は一刻も早く手紙の差出人を始末しなければと思った。十四年前のように、誰にも知られずに…。  殺人者の心理的葛藤、事件を追う女性新聞記者の活躍。二転三転するストーリー、意外な結末…。本の街・神田神保町と、杜の都・仙台を舞台に展開する愛憎のドラマ。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 超高層街殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    容疑者には確実なアリバイが…! 元刑事が執念で殺人事件のトリックを暴く  槌音高く再開発が進む西新宿。この一画にあるエメラルド街のバー『リリー』で、ママ・富田百合子が殺害された。腹部を包丁で刺され、倒れた回転椅子の傍らには割れたグラスの破片が散らばり、カウンターの上には不審なドライヤーがおいてあった。前夜閉店までママと一緒だったアルバイト嬢・友美も間をおかず殺される。『リリー』の常連客で元刑事の高見沢麗男とその助手・立花伊緒は、謎の美女連続殺人事件の解明に果敢に挑戦する。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 長崎の暗号殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    長崎の旧家で起きた不審死には“踏み絵”の謎が関係していた  長崎の旧家で、長男の婚約披露パーティーの最中に、館の主人が「ふみえに…」の言葉を残して死んだ。警察では、過失死か自殺と判断するが、不審に思う家族の依頼を受けて、『誠実探偵社』の面々が真相究明に乗り出す。関係者の話から、主人が他人に内緒で“踏み絵”を購入していたことが分かる。さらに起こる第二、第三の殺人事件。そして、発見された“踏み絵”の裏に残された不思議な言葉はいったい何を意味するのか。好評『死者の暗号殺人事件』に続く、亀浜欧次探偵の名推理。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 金沢・名菓の老舗殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    古都を舞台に描く婚約旅行殺人事件の結末は…?  中谷小百合は、二十四歳のOL。老舗の菓子店『島一』の跡取り息子・桑島亮一との婚約を決めるため、彼の実家がある金沢を訪れた。だが、到着早々『島一』の従業員が浅野川で殺されたと聞かされる。さらに、亮一は“婚約者を金沢に連れてくるな”という脅迫文をうけとっていたと告白した。ふたりは招かれざる客なのか…。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 鎌倉XX(ダブルエックス)の殺人
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    1巻495円 (税込)
    古都鎌倉の旧家に隠されたXXの謎とは? 「八八○×・八八○×」  意味不明の数字を残して、長野から鎌倉へ旅立ち、消えた男。さらに、彼の行方を追った女性編集者が失踪した。彼女を捜すべく、伝統工芸の鎌倉彫・第二十六代柴宮家を訪れたルポライターの北沢瞬一は、男の訪問を確認したが、新たに柴宮夫人の絞殺事件を知らされた。  柴宮家の娘・早紀子と真相究明に乗りだす北沢。だが、二人の前に第二、第三の殺人が…。謎の数字が解き明かされた時、意外な犯人像が浮かび上がる。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 時の殺意 京都
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    1巻495円 (税込)
    京都・仙台を遮断する“時刻表の壁”を破ることはできるのか…? 「はんにんは、きょうと…」  京扇子の老舗『扇美堂』の職人が謎の言葉を遺して殺された。折から建都千二百年記念に湧く京都で個展開催中の新進写真家・志麻星也は、この事件で、『扇美堂』の娘でかつての恋人・美寿々にまで容疑が及んだことを知り、真相解明に乗りだす。さらに、彼の個展から消えた写真と第二の殺人の符号が…。  二つの死を結ぶ奇妙な糸と、古都に錯綜する時間の罠。犯行を不可能にする時刻表の壁に挑む志麻の前に、大きな謎が立ちはだかる。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 名古屋殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    捜査の行く手で起きる謎の殺人、その影に三十年前の伊勢湾台風が…  名古屋城内での中年男性の変死体と仁四郎作の陶器が発見された。その陶器は三十年前清洲で起きた惨殺事件の現場から盗まれたものであった。事件は犯人寺本が伊勢湾台風で水死したため、被疑者死亡で解決していた。だが、寺本の母親の不可解な死から、急転、捜査中の事件は意外な方向へと進んでいった…。その黒い渦は、やがて、陶芸界の重鎮、重原惣平から独立を許された、堀田光一とその恋人・聡子の二人を巻き込んでいく。  三十年の歳月を経て、いま、名古屋城内に、信じられない犯人の素顔と驚愕のどんでん返しが待っていた…。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 「六大都市」Kの殺人
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    1巻495円 (税込)
    日本各地に送られたバラバラ死体! 猟奇殺人は警察への挑戦か?  東京、大阪、名古屋、札幌、神戸の大学や警察署に送られてきた、女性のバラバラ死体と脅迫状。そして、京都駅に到着した急行「きたぐに」の寝台から首が発見されたのは、脅迫状が指定した五月十七日夜十一時のことだった。鑑識の結果、六大都市で発見された死体は同一人物と判明。被害者・福富名美の周辺を捜査する、京都府警の熱血漢・上原恭平刑事の前に、四年前に同じ「きたぐに」で起きた不可解な事件と田口明子の自殺が浮かびあがってきた。  妹の無残な死を追う姉・真美子と上原刑事の行く手に、第二、第三の殺人が発生する。そこに意外な犯人の素顔が…。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 霊南坂殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    東京・名古屋・京都を結ぶ謎の殺人事件を解くカギは…?  東京・霊南坂に隣接するホテルで、遺書を残して女性が自殺した。ウエディングベルを夢みた同級生の死に、疑惑を抱く松田弘美は、その背景を探りはじめる。さらに二日後、京都のマンションで、元刑事が墜落死した。事故死として処理されたが、この決定に不満を持つ上原恭平刑事は、ある事実から秘かに真相究明に乗り出した。  二つの事件が、名古屋で繋がった時、六年前に同じ手口で葬られた、サラリーマンの死が浮かんできた。巧妙に仕組まれたトリックに、弘美と上原の挑戦は続く…。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • シンデレラエクスプレス殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    新幹線の座席に置かれたバラバラ死体の手首は何を意味するのか?  日曜日の東京発最終新大阪行きの『ひかり』。この新幹線は、週末を東京の恋人とともに過ごし、この便で帰るとぎりぎり夜十二時の鐘が鳴る前に関西に戻れることから、「シンデレラエクスプレス」と呼ばれていた。  この列車から切断された女性の左手首が発見された。発見者のコンパニオン・喜多村亜紀と櫛田範子は否応なく殺人事件に巻き込まれてしまう。そして亜紀のもとに届いた謎の手紙の意味とは何なのか。  やがて事件は意外な結末をむかえることに……。本格推理ミステリ長篇。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 「北斗星」0文字の殺人
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    1巻495円 (税込)
    血文字の暗号? 残されたダイイングメッセージの謎を解け!  ベンチャー企業の女社長・美川葉子の元に一本の電話が入った。ソフトウエア会社を経営している婚約者の丸山利貴が、寝台特急『北斗星一号』の個室で何者かに殺害されたという。  腹部を刺され息絶えた丸山は、自らの血を使ってダイイングメッセージを残していた。しかし、その血文字は「犯人は、」と書かれたまま途絶えていて……。本格推理ミステリ長篇。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 倉敷・白壁小路殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    謎の飛び降り自殺を遂げた美人OL、そして迷宮のような人間関係… 「その親は、捜査に難癖をつけ、事故死として倍額の保険金をもらおうと企んでいるんじゃないのかね?」  保険調査員・篠塚洋司は、倉敷中央警察署の警部補の言葉に強い反発を覚えた。一人娘を失った遺族の悲しみを、あまりにも理解しない無神経さに、激しい怒りが胸に湧き上がってきた。  東京在住のOL・木内亜希子が、深夜の倉敷のマンションから謎の飛び降り自殺を遂げた。この事件に不審を抱いて調査を開始した篠塚だったが、次第に迷宮のように不可解な人間関係に巻き込まれていく。  彼女の死は、本当に自殺なのか、それとも…。詩情豊かな白壁の街・倉敷を舞台に描く傑作旅情ミステリ。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 平泉・義経伝説殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    義経と静御前の伝説が招いた密室殺人の謎とアリバイ崩し  東京渋谷のマンションで、妊娠6ヵ月の若い女性が殺された。岩手県観光振興会東京事務所に勤めていた彼女が交際していた相手は、岩手県平泉に住む男だった。警視庁の瀬戸際警部が捜査を開始すると、被害者の女性は義経を名乗る人物から脅迫を受けており、殺される直前に不可解な行動をしていたことがわかった。  そして、義経の側室だった静御前に関する資料が発見され、平泉町で史跡の世界遺産登録を推進する動きが高まるなか、第二の殺人が…。みちのくの古都・平泉を舞台にした傑作旅情ミステリ。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 元人気アイドル・紅林真紀の事件簿(1) 函館・追憶の殺人海峡
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    1~3巻495円 (税込)
    青函連絡船に秘められた想い出が、連続殺人を呼ぶ!  1億2000万円を持って失踪した夫のことで相談にのってほしい、と友人の塚田夢子に頼まれ、函館にやってきた元アイドルスター紅林真紀。その彼女が、函館港に浮かんだ絞殺死体の第一発見者になってしまう。被害者は失踪中の塚田の知り合いで、額に奇妙な数字が記されていた。さらに数日後、東京湾の運河から塚田の水死体が見つかり、額に同じような数字があった。東京と函館をつなぐ連続殺人に隠された真相を、真紀が追う。だが、第三の殺人事件が起こったあと、犯人らしき男は密室の中で自殺してしまった…。  芸能界を引退した元人気アイドルが活躍する旅情ミステリー、第1弾! ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 死者の暗号殺人事件
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    1巻495円 (税込)
    手紙に遺された「暗号」が示す、殺意の証明と意外な真犯人 「ふじをでるふじにふじさんをくわえる。  この言葉の謎が解けたら、それに新湯富士と小佐渡富土を乗せて。  そうすれば、ある一つの場所が分かるはず」  事務所開きしたばかりの探偵社に、差出人のない郵便が届く。自殺とされている美山紀美江の死に不審を抱く調査依頼だった。それには、謎めいた手紙が同封されており、中に書かれた暗号を解読すれば、すべての謎が解けるという。  差し出し人はいったい誰なのか、そして紀美江の手紙にある大金のありかを示す暗号の意味は? 興味をそそられた所長の亀浜欧次は調査に乗り出すが、その先々で関係者が殺されてしまう。そして、ついに暗号が解かれ、事件は一挙に解決したかに見えたが…。本格推理ミステリ長篇。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 鉄道捜査官(1) 殺意のスーパーあずさ2号
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    1~3巻495円 (税込)
    通勤ラッシュで混雑する新宿駅のトイレで、血まみれの刺殺死体が発見された!  朝の通勤ラッシュで混雑する新宿駅。そのトイレで、血まみれの刺殺死体が発見された。被害者は長野県諏訪市から出張してきた中年のビジネスマンで、『スーパーあずさ2号』で着いた数分後に殺されたらしい。新宿東署に設置された捜査本部には一課の腕きき刑事たちが顔を揃えたが、鉄道警察隊から派遣された特別捜査係の新米刑事・川久保にとっては、生まれて初めての殺人事件の捜査であった…。  錯綜する謎と凶悪犯人を追う若き捜査官の活躍を描いた長篇ミステリ、「鉄道捜査官」シリーズ第1弾! ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。

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