今岡清 - ボイジャー・プレス作品一覧

  • 手間のかかる姫君——夫、今岡清が選ぶ栗本薫短篇集
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    1巻561円 (税込)
    栗本薫の担当編集者であり、また夫でもあった今岡清が、個人的な思い出深い作品を集めた作品集。 栗本薫の担当編集者であり、また夫として30年以上に渡り生活を共にした今岡清が、個人的な思い出深い作品を集めた作品集。江戸川乱歩賞受賞で華々しく文壇デビューしたのち、初めてSF-マガジンに登場した「ケンタウロスの子守唄」、ふざけ散らしたユーモアSFでありながら文明批評でもある「エンゼル・ゴーホーム」、日常の会話から書き始められたものの中断していた原稿の発見された「手間のかかる姫君」、マンガ家に憧れていた栗本薫の唯一のマンガ作品「日々是好日」ほか六篇を収録。 【目次】 序 ケンタウロスの子守唄 エンゼル・ゴーホーム パソコン日記 手間のかかる姫君 滅びの風 日々是好日 解説 【著者】 栗本薫 1953年東京生まれ、2009年に病没。1977年に群像新人文学賞評論部門を、1978年に江戸川乱歩賞を受賞して文壇デビュー。1981年には吉川英治文学新人賞を受賞。小説は栗本薫名義で、評論などその他の活動は中島梓名義で発表する。正伝130巻、外伝22巻のグイン・サーガ・シリーズ始め、SF、ミステリー、時代小説、耽美小説などさまざまなジャンルに渡る400点を越える著作が刊行された。 今岡清 1948年横浜市生まれ。『S-Fマガジン』(早川書房)の元編集長。編集者として星新一、小松左京、筒井康隆らの作家の作品を手掛け、また神林長平、大原まり子らの新人を育てる。作家の栗本薫は妻。栗本薫の遺作『グイン・サーガ』の続編プロジェクト監修者。天狼プロダクション代表取締役。ジャズシンガー。 天狼プロダクション: http://tenro.music.coocan.jp/index.html
  • 始まりは頻尿 PSA44からの前立腺がん闘病記
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    前立腺がんに罹患し放射線照射、ホルモン療法により治癒にいたるまでの日々を明るく描くエッセイ。 頻尿に悩まされて訪れた医院で、念のためと前立腺がんのためのPSA検査を受けたところ基準値4.00のところを44.0もあることが判明する。さっそく専門病院に紹介されさらに精密な検査を受け、前立腺がんの疑いは確定してしまった。しかも恥骨への転移まで発見されて始まる治療の日々。場所が場所だけに発生する失禁、脱糞事故などのさまざまな苦労を、Facebookに投稿した記事をまじえつつ赤裸々かつ脳天気につづった異色の闘病記。 【目次】 プロローグ 青天の霹靂 金的設置 放射線照射の日々 未完のエピローグ 【著者】 今岡清 1948年横浜市に生まれる。SFマガジン(早川書房)元編集長。編集者として大原まり子、神林長平らの新人を育てる。作家の栗本薫・中島梓は妻。早川書房を退社した後はパソコン誌に寄稿するほかインタビューや翻訳などを手掛ける。その後、中島梓が演劇製作のために設立した天狼プロダクションの社長となる。現在は天狼プロダクションから栗本薫・中島梓の本を中心に電子書籍を出版するかたわら、ジャズ・シンガーとして活動している。

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