氷堂れん - ハニー文庫作品一覧

  • 夜伽の苺は男装中~皇太子の内憂白書~
    4.7
    誰かに欲しいと望まれても、きちんと断るんだよ? 王位目前の皇太子 v 男装の旗騎士の娘 国内視察でクレニエの町を訪れた皇太子ルシアンは領主である侯爵の刺客を警戒し、安全な食料の提供手段として土地に詳しいクレセンス家の三男クラールスを臨時の小姓に任命する。しかしクラールスというのは仮の名前。本当は正真正銘の女の子、クラーラで…。わけあって性別を明かせない上に身分違い…萌した恋心を封印しお世話係を務めるクラーラだったが、あろうことかルシアンに夜伽を命じられて!?
  • 王女の降嫁~秘密の鳥と騎士団長~
    3.7
    わたくしを奪ってください。 繊細で危うげだった王女――が、憧れの黒騎士に押しかけ降嫁!? 双子の妹アルシアの葬儀で出会った騎士レオルディド。五年の歳月が過ぎ、騎士団長となった彼へ降嫁が決まったエメリーヌだが、彼女には秘密が。王族のみが持つ女神の力の中でも厄介視されるそれは鳥に意識を同調するというもの。政略結婚の駒にもなれない王女と臣下の形式的な婚姻と思われる中、通例を破り王宮から彼の砦に移ったエメリーヌ。「断れない王命」だったはずのレオルディドにも変化が…。
  • おヨメさまは天空の守護剣士
    4.4
    わたしは強い奴の言うことしか聞かない 女性上位の国の女剣士が草原の王に拘束されて…!? 女性上位の国のアーシャを捕虜とした草原の王キリク。 並の男より強く、不遜でありながら抱けば甘く乱れる美貌の剣士に心奪われて…。 噂でしかなかった女性上位の国、通称・天空の国。同胞の仇をとるため攻め入った草原の王キリクは、剣士のアーシャを拘束する。一目で魅了されたキリクに対し、アーシャは強く美しく不遜で…。「もう容赦しない、きっちりおまえを躾けてやるっ」砂漠火食鳥と喩えられる女剣士を我がものにすべく抱けば、アーシャは愛らしくも激しくキリクを翻弄する。いつか惚れさせる――そんな男の純情は届くのか!?
  • 秘蜜調教
    3.0
    冷たい侯爵の激しく熱い愛 レオニダを壊していいのは、ヴィルジリオだけ――。 無償の愛で奉仕する乙女と、哀しき美貌の侯爵 修道院の施設からレオニダを「救い出して」くれたのは、神々しいまでの美貌を持った侯爵、ヴィルジリオだった。貴族の生活を夢想する十九歳の乙女に突きつけられたのはしかし、妾腹の子である彼の形ばかりの爵位を確かなものにする手駒という事実。けれどどんな冷たい言葉をぶつけられても、美しいヴィルジリオがくれる快感は禁断の果実よりも甘く、レオニダを悦楽と信仰に似た愛の淵へといざない…。
  • 未亡人ではありません!~有能王太子様の(夜の)ご指南係に指名されました~
    4.5
    俺に閨のご指導を賜ってくださるそうだな 災厄の星に支配された侯爵令嬢と厳格な王太子 幼い頃から王宮に出入りし、将来を誓い合うほど王太子グレイルのお気に入りだったエリーゼ。しかしわけあって従兄と結婚し、わけあって未亡人となると、最悪の人違いで『王太子の閨の指導係』にされてしまう。結婚は実は夫の同性愛指向を隠すためで、初めてのご指導係の夜に処女を捧げたのも、想い続けていたのも貴方なのだと告げられないまま、初恋をこじらせたグレイルの執着は増していく一方で…。

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