検索結果

  • 夜明けのキスと蜜色の恋
    4.7
    七歳下の周からアプローチを受け続ける千冬は、いつも余裕の態度で彼の好意をかわす。一定のラインよりこちら側に彼を踏み込ませずにいるのだ。自分にはつきあうつもりはない、もうあきらめてほしいと、周に伝えなければならないのはわかっている。千冬の辛い過去が心の枷となり、誰とも恋人になる気はないからだ。でも、今の二人の距離感が心地よくて、恋人未満の周との関係を手放したくないと思い―。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 聖女の罪咎
    4.3
    一年前の嵐の夜、修道女のエレオノールには秘密ができた。怪我をした見知らぬ男に、純潔の誓いを立てた身を穢されたのだ。誰にも知られなければ、このままの暮らしを続けられる──修道女をやめても行く場所がないエレオノールは、あの日の恐怖と恥辱を誰にも話すことはできなかった。しかし、彼女の罪を知るただひとりの男と再会して……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 花は秘密の夜に惑う
    4.0
    自分が伯爵の娘だったなんて! 突然の話に、身寄りのないフェリシアは耳を疑うしかなかった。亡きフェルトン伯爵と、かつて彼の屋敷のメイドだった母の間に、フェリシアは生まれたらしい。初めて訪れた伯爵家で自分を迎えてくれた子爵である義兄のレヴィは、震えがくるほどに秀麗な美貌の持ち主だ。初対面の彼女に対し、彼は冷ややかな悪意を向けてきて──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 恋人にはなれない
    4.5
    七年ぶりに、年下の幼なじみの征司と再会した有。見つめていると赤くなってしまいそうなほど、大人になったスーツ姿の征司はいい男だ。かつて有は、征司から好かれていると思っていた。有が中学時代の征司を男同士の関係に引っ張り込んだとき、彼が応じてくれたからだ。しかしそれは有の独り善がりでしかなく、大学進学を機に征司には縁を切られていて──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 無愛想な媚薬
    4.4
    ある事情から広大な農地に囲まれた町に出向になった節は、都会暮らしの今までとはあまりにも違う環境に、引っ越し一日目にしてくじけそうになる。新しい人間関係に不安を抱きはじめたとき、社宅の母屋に人が住んでいるのに気づく。引っ越しの挨拶に母屋へ出向いた節の前に、風呂上がりで半裸の男が現れた。長身で筋肉質な男の身体から目が離せなくなり──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 夢は甘やかな口づけにまぎれて
    4.6
    宿屋を営む夫婦に拾われたコレットには記憶がない。しかし、旅の途中だという国王軍のシャルルにブランシュと呼ばれ、彼女は行方不明になっていた男爵家の娘なのだと告げられる。そして、彼女を王都に連れ帰るとシャルルは言う。記憶が戻らないまま出発することになった彼女は、道中の宿屋で、シャルルに淫らな方法で身体を確かめられ──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 六条伯爵令嬢の艶事
    4.3
    学友の家でピアノを弾く馨と出会った寧子は、漆黒の髪に端正な顔立ちの彼から目が離せなくなる。もっと彼の演奏を聴きたいという彼女の気持ちがいつしか恋心へと変化する中、馨にも寧子をいとしく想う気持ちが芽生えてくる。しかし、馨には独逸留学が控えている。それに、侯爵家の清澄が寧子に興味を持ちはじめ──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。

最近チェックした本