福井新聞社作品一覧

  • 大飯原発再稼働 暗闇から明日が見えるか 立地県紙・福井新聞の論説
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     日本の国論を二分した原発再稼働問題は2012年7月1日、大飯3号機の原子炉起動で、新しい局面に入った。「国策」としての原発と40年以上にわたり向き合ってきた福井県は政府の場当たり的対応に振り回された。福井新聞は「見据えるべきは『国家論』の前にまず『地域論』である」と、立地県紙の視点で、再稼働問題の本質に迫ろうと論じてきた。2011年3月11日の東日本大震災、福島原発事故から大飯3号機起動までの論説を1冊にまとめた。

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  • 川 生命の水脈
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3万本の川が流れているという「川の国」ニッポン。水に恵まれ豊かな暮らしが生まれてきたがそれは危険との背中合わせの暮らしでもある。治水への意識と取り組みは高まってはいても、地球温暖化で狂った気象が想定外の豪雨をもたらし、各地に洪水を引き起こす。2004年夏、福井県は福井市を中心に豪雨の大きな被害を受けた。この福井豪雨をきっかけに福井新聞取材班が各地を飛び回り「川」を考えた。被害防止だけでなく、川の存在する意味を地域の視点から、地球環境へと広げていのちの源をあらためて見つめ直した。

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  • 立地から全停止 大飯再稼働問題の深層
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    大飯原発3,4号機が再稼働するのか。それともこのまま日本の原発が停止したまま2012年の暑い夏を迎え得るのか。福島第一原発事故で大きく揺らいだ原子力発電所への信頼。日本全体に安全性への不安が広がり、稼働中の発電所が次々と停止。2012年5月ついに国内の原発は全停止した。猛暑で電力不足が予測される中、大飯再稼働問題に注目が集まる。半世紀原発と向き合ってきた福井県の地元自治体、住民と長年原発の電気を使ってきた近隣の滋賀、京都、大阪との温度差も大きい。大飯再稼働問題の奥に張り巡らされている根っこを探った。

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  • 里山発いのちの環 福井新聞コウノトリ支局から
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    福井県の里山に「福井新聞コウノトリ支局」はある。開発や農業の現代化によって絶滅した「コウノトリ」の名前を冠した支局に記者が暮らし、農業をしながら、社会をみつめた連載「里山発いのちの環(わ)」。生き物の命を育む水田の役割や、過疎が進む集落の今を見つめ、さらに、種(たね)の品種改良や遺伝子組み換えの現場、消えゆく伝統野菜の現場を訪ねた。農薬を使わない農業の理念、消費者の役割も考えながら、たどり着いた豊かな社会とは。環境に対する考え方やかかわり方は、生きてきた「環境」によって千差万別。今を生きる人間にとって、環境や自然とどうかかわっていくことが「よりよい」のか。
  • 親鸞なう 750年の時を超えて
    5.0
    1巻1,571円 (税込)
    日本の仏教の中で最も信者が多い浄土真宗。その宗祖親鸞が没後750年を迎え、人間の奥深さ、思想の大きさがあらためてクローズアップされている。平安末期から鎌倉時代へ、社会が激しく揺れ動いた時代に生まれた親鸞の思想、教えは、先行きが見えない混迷の現代の新たな道しるべとなっている。親鸞が21世紀にどう生き、どう生かされているのか。福井新聞社取材班が真宗王国と呼ばれる福井県をスタート地点に、北海道から九州まで国内を飛び回って取材した。作家の五木寛之氏、宗教家の山折哲雄氏、島田裕己氏ら研究者や文化人を大勢インタビュー、東日本大震災の被災地では、宗教の役割を考えた。好評重版中の印刷本をフルカラー化し動画も加えた。

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  • 地元のプロが教えるベストポイント 福井の海釣りー入門編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サオの選び方、リール、糸、針、重り、ウキ、えさなど「海釣りの基本」から始まり、防波堤釣り、船釣り、磯釣り、砂浜釣り、ルアー釣りの「実践編」をイラストを中心にきめ細かく説明。福井県内の釣りポイント69か所をきめ細かな地図とイラストで紹介している。釣った後のワンポイントアドバイスも楽しい。1988年に発行された本だが、釣り入門の極意は色あせない。

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  • 辞令!コウノトリ支局員を命ず
    完結
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     「辞令!コウノトリ支局員を命ず 里山に暮らした新聞記者の挑戦」は福井県越前市で実現したコウノトリ放鳥をめぐるノンフィクション。  絶滅したコウノトリを福井に呼び戻そうと、2009年に始まり、14年に新聞協会賞を受賞した福井新聞社「みらい・つなぐ・ふくい」プロジェクトの全記録。  越前市白山地区の「福井新聞コウノトリ支局」を拠点に、無農薬のコメづくりに挑みながら環境に関する取材を繰り広げた支局記者の書き下ろし。  44年前、傷ついたコウノトリを保護した越前市の里山の人々。その空にコウノトリが再び舞う日のために、地域の人たちは何に取り組んできたのか。住民と心を通わせながら奮闘した記者たちの7年間をつづりました。
  • 全記録 大飯原発再稼働 「3.11」から起動までの479日
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    「安全」と「危険」の両極の論理に支配されながら、2012年7月1日、関西電力大飯原発3号機が起動した。「3.11」以降、世論や政府・政権党内にも「依存」「脱依存」の二項対立が顕在化。無責任ともいえる発言が立地自治体を混乱させ続けた。国内の原発は次々と止まり、5月には50基すべてが停止する「原発ゼロ」の事態となった。福島原発事故から原子炉起動まで、原発再稼働問題に揺れた立地県紙の記事を一冊にまとめた「記録集」。

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  • 空から見た 新 福井の海釣り
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 航空写真による福井県の海釣りのガイドブック。磯(いそ)釣りのメッカとされる越前海岸や若狭湾沿岸のベストポイントをフルカラーの空撮写真にイラスト、説明文を加えてで紹介している。 1994年に発刊された「福井の海釣り」の改訂版。ベストポイントは前回よりも8地点増えて189ポイントと充実した。越前加賀海岸国定公園・若狭湾国定公園となっている福井県の美しい海岸線の記録集でもある。

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  • 大王がゆく 継体天皇即位1500年
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    1巻838円 (税込)
    まさに謎の大王。  越前か近江か、育った地域もわかっていない。  亡くなった年齢も年も2説ある。系譜もあいまいだ。  大和の王権の混乱期に地方からさっそうと登場した継体天皇。  日本書紀と古事記の記事は全く違っている。  継体天皇の即位から1500年たった2007年、日本書紀で郷里と記された福井県から古代史の謎に挑んだ。1月から半年にわたった連載で取材した研究者は森浩一氏、水谷千秋氏ら60人以上。吉村武彦氏、白石太一郎氏らを招いてシンポジウムも開いた。真の継体陵といわれる今城塚古墳など国内の関連地や、ゆかりの深い韓国の百済の故地を訪ね歩いた。研究は進んでもまだ巨大な謎が残ったままの継体天皇を知る上で欠かせない本をより読みやすく電子書籍化した。

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  • 敦賀気比 伝説始まる
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     2015年春の第87回選抜高校野球で北陸勢初の優勝を成し遂げた敦賀気比高(福井県敦賀市)。ナインが優勝を決めた喜びの瞬間、初戦から決勝までのハイライトシーンをはじめ、アルプススタンドの歓喜の様子など数々の感動を163枚の写真で振り返る一冊。  福井新聞に掲載した各試合の戦評や勝負のポイントとなった記事、紙面画像や号外、取材記者のコラムなども収録。決勝戦の相手東海大四高の地元、北海道新聞が報じたニュースも取り上げた。  大会後、地元の敦賀凱旋の様子や2014年秋の県大会、北信越大会、明治神宮大会の公式戦記録も収録。感動の一投一打が鮮明によみがえります。
  • ナホトカ号事故から船首回収まで 重油汚染
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 穏やかな年明けを迎えた1997年、正月が終わった1月7日、日本海で遭難したロシアタンカー「ナホトカ号」の船首は福井県三国町(現坂井市)の海岸に大量の重油とともに漂着した。海岸は真っ黒な重油で埋め尽くされ、強い刺激臭とともに「死の海」になろうとしていた。海を守ろうと県内はもとりより全国からボランティアが集まり手作業で重油をすくい上げた。1月の船首漂着から4月の撤去まで、環境汚染への熱い戦いで日本海がよみがえるまでの記録集。

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  • 20世紀ふくい群像 上
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の20世紀は「人」の世紀だった。小さな福井県にも世界をリードする研究者が現れた。文壇や演劇会の重鎮、リーダーも現れた。地域の発展に人生を捧げた隠れた偉人もいる。21世紀の暮らしに今なお影響を与え続ける人もいる。文学、美術、映画、科学…さまざまな分野で20世紀に金字塔を打ち立てた人たちの最も輝いた瞬間をとらえた「列伝」。福井新聞創刊100周年記念の連載を出版した。上巻は与謝野晶子と競った薄幸の歌人「山川登美子」、二・二六事件のターゲットになった首相「岡田啓介」、コシヒカリを生んだ「石墨慶一郎」ら50人を取り上げた。

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  • 文庫版「ほがらかな探究 南部陽一郎」
    5.0
     なぜノーベル賞がもらえないの? 世界の物理学者がやきもきした南部陽一郎さんがついに2008年物理学賞を受賞した。同時受賞の増川敏英さんは「先生と一緒に受賞できるのは、最大の喜びです」と涙ぐんだ。教え子の小柴昌俊さんは「ずいぶん遅くなったけど生きてるうちに出てよかった」と電話した。5年か10年後にすごさがわかるという新理論を次々と発表し物理学会をリードしてきた南部さんは、受賞直後全世界からの取材攻勢に対し、故郷の「福井新聞」にだけ単独取材を許した。遊び心いっぱいで「人をからかう天才」(小柴さん)の南部さんの人となりと発想の秘密を、増川、小柴2人のノーベル賞受賞者や、脳科学者の茂木健一郎さんらのインタビューも交え解き明かした。「自発対称性の破れ」など南部理論もわかりやすく解説した。新しい物理学理論が玉手箱のようにぎっしりと詰まっている南部さんの人柄に迫った。2009年に発行した「ほがらかな探究」を読みやすい電子書籍にした。

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  • ほがらかな探究 南部陽一郎
    5.0
     時代を進みすぎてノーベル賞が追いつけなかった南部陽一郎氏が2008年ついに物理学賞を受賞した。「最大の物理学者」(益川敏英氏)「遅すぎた。何十年前にもらってもおかしくない」(小柴昌俊氏)という南部さんにシカゴで密着取材し、ビジュアルな本に仕上げた。
  • Let’s Enjoy! 福井の海釣り
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福井県内のフィッシングポイントの最新情報や、地元釣具店が勧める仕掛けやコツなどを紹介した図版集。サビキや投げ釣りといった基本的な仕掛けから、近年人気のエギング、カゴ釣りなどイラストと写真入りで分かりやすく解説。ポイントごとに、狙える魚種と最適な釣り方も紹介している。 フィッシングポイントは、漁港や防波堤周り、砂浜など72カ所の最新マップを掲載した。駐車場やトイレの位置、ファミリー、初心者向けなど釣り場の特徴のほか、月単位で釣れる魚種の一覧表を付けるなど、初心者にも分かりやすい内容になっている。

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